泉こなたの憂鬱Ⅲ-10

こなた「キョンキョン、恥ずかしいの?ねぇ、恥ずかしいのぉ?
     それに目線がえっちぃ方に向いてるよ~?」
キョン「どうせ俺はえっちぃよ」
こなた「キョンキョン」
キョン「んー?」
こなた「大好きだよぉー」
キョン「・・・俺もだよ」
まったく・・・こんなチンケなデパートで言うことか?
決して嬉しくないわけじゃないがな
グイグイ、グイグイ
そんなに身体を押し付けるなよ、恥ずかしくて死んじゃうだろーが

それにしても本屋を出てから妙に甘えん坊になった気がする・・・
あっ!

「あたし見たんだ、キョンキョンとハルにゃんが腕組んで歩いてるの・・・」

お見舞いに行ったときの、こなたの言葉がよみがえる



あの日、雨が降った日
こなたはここで、俺とハルヒが不思議探索と称し買い物してたのを目撃したんだ
そうか・・・
だからこなたは初デートはここに行きたいと言ったんだ
ここじゃないと、いけなかったんだ
だからこんなに俺に寄り添っているんだ・・・
こなた・・・こなた・・・

キョン「こなた」
こなた「なーに?」
キョン「キスしても・・・いいか?」
こなた「え?こ、こんなとこで?人がいっぱいいるよ?」
キョン「イヤか?」
こなた「あう~・・・それ卑怯だよぉ」
俺はこなたに合わせ少しかがんだ・・・
そしてそのまま・・・


沈黙である・・・だが最近二度ほどあった嫌な沈黙ではない
こなた「キョンキョン」
キョン「?」
こなた「こりゃーちょっと・・・は、恥ずかしすぎるね////」
キョン「同感だ////」

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最終更新:2007年07月27日 20:27
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