泉こなたの消失4

なにか違和感を感じたのは、今日の昼、
こなた達と弁当を食べていた時のことだった・・・

7/18(水)
団長様は、また頬杖をついてグラウンドを眺めていた
キョン「いつも、退屈そうだな」
ハルヒ「・・・」
最初の挨拶はだいたいシカトだ
そしてハルヒは一方的に話し出す
ハルヒ「キョン」
キョン「??」
ハルヒ「あんたさ・・・この世界とは別に、平行して存在する世界があると思う?」
キョン「パラレルワールドか?あるのかもしれんが、
     あったとしても、俺達には認識できないんじゃないか?きっと・・・」
ハルヒ「平行して存在する世界があったとして、
     その二つが合わさった時、世界はどうなるのかな?」
キョン「わからんな、実際になってみないと」
ハルヒ「・・・・・・つまんない」



午前の授業が終わり
楽しい楽しいお弁当タイム・・・になるはずだったのだが
俺はちっとも楽しくなんかなかった
楽しいという感情よりも、
何かがおかしい・・・という感情が、
俺の心を支配しているからだ

俺の目の前には4人が、いつもと変わらず楽しそうに
お弁当を食べているようだが、
いつもと違うところがある
上手く言い表せないが・・・
なんだか見た感じが変わっているような気がする・・・
まるで、まるで空に浮かぶ蜃気楼を見ているような
実体の無いホログラムを見ているような
そんな感じなんだ・・・

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最終更新:2007年07月27日 20:57
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