泉こなたの消失9

そうじろう「だからキョンキョンもこなたのこと、忘れないであげてくれ」
キョン「はい」
そうじろう「あぁ・・・ははっ、こんな時に冗談言ってる場合じゃないが、
       ララァの心境だ・・・キョンキョン・・・時が見えるぜ
       ・・・もうお別れみたいだ・・・じゃーな、キョンキョン」
キョン「そうじろうさん!!」
そうじろう「あぁそうだ、ながもんがこの後、公園に来るように言っ・・・よ・・・
      は・・・やく・・・行っ・・・」
キョン「そ、そうじろうさん!!」


それから俺は急いでいつもの公園へとやって来た
そこに・・・長門はいなかった
そこには、ただ呆然と突っ立ったままの
こなたがいた



キョン「こなた!」
こなた「キョンキョン・・・」
キョン「こなた!!」
俺はもうこなたの名を呼ぶ事しか出来なかった
こなた「キョンキョン、私消えちゃうんだって・・・
     キョンキョンと離ればなれになっちゃうんだって・・・」
キョン「こなた・・・こなた・・・」
こなた「キョンキョン・・・泣いてるの?」
キョン「・・・泣いてるよ」
こなた「ダメだよキョンキョン、私まで泣いちゃうよ
     泣かないように、我慢してるのに・・・」
キョン「・・・」
こなた「私、キョンキョンに告白したとき、本当に怖かった・・・
     嫌われちゃうんじゃないかって思って・・・
     それにハルにゃんがいたから・・・」
キョン「・・・こなた」
こなた「でも、キョンキョンは・・・キョンキョンは私を選んでくれた」
キョン「・・・」
こなた「ずっと、ずぅーーーーーっと一緒にいられると思った・・・でも・・・でも!!」

こなたの感情が、まるで時限爆弾のように爆発した

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最終更新:2007年07月27日 21:42
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