1-535 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/11(水) 00:19:39.53 ID:oUWmUwrrO
――朝
キョン「うーっす……」
国木田「あ、キョンおはよー」
谷口「オッス、キョン……ってなんだよいつもより酷い顔してるなw」
キョン「お前に言われたか無いわ……寝不足なんだよ……フアアァ……」
かがみ「(キョンったらホント眠そうね……何か有ったのかしら?
…悩みとか有るのかな?……そうよ!こう云う時こそ元気付けてあげなきゃ!よ、よーし…///)」
かがみ「キョ、キョンおはy ハルヒ「ちょっとキョン!遅刻ギリギリで登校なんて朝からたるんでるわよ!!」
かがみ「ぁ………。」
キョン「あーもう全面的に俺が悪かったから朝からそんなわめかんでくれ……」
ハルヒ「団長様に向かってその態度は何!?大体アンタわね――」
かがみ「………」
1-538 2007/07/11(水) 00:24:26.27 ID:oUWmUwrrO
――昼休み
かがみ「キョン、お弁当作り過ぎty ハルヒ「キョン!今日のお昼はSOS団全員で学食よ!拒否は認められないからね!!」
キョン「ちょ…!ハルヒ、俺自分の弁当が――って引きずるな引きずるな!首が首が絞まっt……」
かがみ「………。」
――放課後
国木田「じゃあね、キョン」
谷口「んじゃなー」
キョン「じゃな国木田、谷口チャック開いてるぞ?
ん?どうしたかがみ?」
かがみ「あ、あのね?///よよよ良かったらいいいい一緒にかかか帰r ハルヒ「キョン!先に部室行ってるわよ?!来なかったら死刑だからね!!」
キョン「やれやれ…悪いなかがみ、行かなきゃ死刑みたいなんで俺も行くわ、んじゃまたな!」
かがみ「っ………なんでっ……!」
542 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/11(水) 00:31:12.23 ID:oUWmUwrrO
――部室内
ハルヒ「よーし!じゃあ今週の土曜も市内探索で決定ね!」
みくる「涼宮さんご機嫌ですね♪」
ハルヒ「当然よ♪なんたってね――」
古泉「いやしかしホントにご機嫌で何よりですよ」
キョン「そうか?どの道俺の財布が絶望的状況になるのは目に見えてるのだが……」
古泉「ふふっ…こちらの方に請求して頂いても構いませんよ?
必要経費として倍返しぐらいはなんて事有りませんから、なんなら僕の体で払っt(ry キョン「王手」
――昇降口
こなた「あれ?かがみんは?(=ω=.)」
つかさ「なんか『先生に呼び出しされちゃって長くなりそうだから先に帰っといて』だって」
みゆき「そうなんですかぁ…でも先に帰っちゃって大丈夫でしょうか?」
こなた「ダイジョブダイジョブ(=ω=.)
かがみんにはいざって時に助けてくれる白馬の王子様がいるんだよん♪」
つかさ「え、えええぇ~!?だだだ誰誰ぇ~?!」
こなた「んっふっふっふ♪秘密じゃよ(=ω=.)」
みゆき「素敵ですねぇ♪」
544 [] 投稿日:2007/07/11(水) 00:43:41.43 ID:oUWmUwrrO
――教室
なんでなんでナンデ
なんでこっちを向いてクレナイノ?
かがみ「キョン……くん……」
アナタは涼宮さんが好きなの?
ワタシノ事はドウ思ってルの?
スズミヤサン………
ナンデいつモあなたバッカリなんデキョンクンを独リ占めスルの?
アナタハ何をヤッテも許されるノ?
キョンくんをドウ思ってルノ?
ワタシハキョンクンガ……
かがみ「…大…好き……」
ソウ アナタナンカヨリモ
かがみ「…キョン…くンが…ダイ…好キ……」
547 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/11(水) 00:47:51.57 ID:oUWmUwrrO
――部室
キョン「チェックメイト」
古泉「コレは参りましたね……」
みくる「ド、ドンマイですっ!」
長門「八連敗……」
ハルヒ「古泉君も情けないわね!キョンなんかに何連敗も、良いわ!今度私が地獄の特訓を施してあげる!!」
古泉「それはそれは喜んで御指導御鞭撻願いたい所ですね……っと、すいません電話が…ちょっと失礼します」
ハルヒ「?バイト先かしら?」
キョン・みくる「……?」
長門「………」
古泉「………すいません涼宮さん、急なアルバイトが入ってしまいまして……」
ハルヒ「そう、いつも大変ね、なら仕方ないわ!時間も時間だし今日は早めに解散しましょ!ハイ解散!」
古泉「………」
キョン「おい古泉……一体どう云う事だ?それとも単に普通のバイトでも始めたのか?」
古泉「そうだったらどれだけ気が楽だったでしょうか……ハッキリ言います。
閉鎖空間が発生しました。それも極近くで」
559 名前:一応ここまで[] 投稿日:2007/07/11(水) 01:01:26.76 ID:oUWmUwrrO
長門「情報統合思念体の方でも閉鎖空間発生を感知した」
キョン「うおっ!長門何時の間に!?」
長門「但し以前から発生していた閉鎖空間とは明らかに異端的な物」
古泉「ハイ、そちらの情報は組織にも伝わっています、超小規模ながら空間内部構造は現実の構成とは全く違う別次元が広がっているらしいんです……」
キョン「でもここ最近のハルヒは…」
古泉「そう、最近では上機嫌が続いて身体的にも精神的にも安定が続き長期間閉鎖空間が発生する事は有りませんでした。
そして今現在の彼女の状態を見る限りどう考えても閉鎖空間が発生する原因が考え付かない……」
キョン「ならどうして……そうだ!近くに発生したとか言ったな?何処に有るんだ?」
古泉「それは……」
長門「県立北高校」
キョン「ハ?!」
長門「閉鎖空間は県立北高校に発生した」
古泉「……更に驚かないで下さい、閉鎖空間が発生した場所と云うのは…」
長門「県立北高校、一年五組――貴方と涼宮ハルヒのクラス…」
キョン「Ω<な、なんだっt(ry」
古泉「そしてその空間内部の中心に居る人物の詳細も組織と思念体の方で調べが付いてます」
キョン「だ、誰なんだ?!」
長門「一年五組――」
古泉・長門「柊かがみ」
最終更新:2007年07月28日 15:49