朝6時
太陽も昇ろうとしている頃に私は目覚めた。
何故か?それは・・・
かがみ「今日はみんなで遊園地に行く日だ。」
そう。峰岸や日下部。谷口君や国木田君、そして・・・キョン君。
だから今日の日のためにお弁当を作ろう!と決心したわけ。
でも・・・
かがみ「うまく出来るかな・・・?」
ガチャ
つかさ「おねえちゃんおはよう・・・」
かがみ「お、おはよう!」
つかさが起きてきた!?なんで?
つかさ「おねえちゃんのおべんとうつくるのてつだうってやくそくしたよね~」
かがみ「あれ?そうだったっけ・・・?」
つかさ「うん・・・」
かがみ(え~と・・・)
回想
つかさ「お姉ちゃん。明日どっか行くの?」
かがみ「うん。ちょっと」
つかさ「一日中?」
かがみ「うん。」
つかさ「じゃあお弁当いるね。」
かがみ「へ?いや・・・別に・・・ん、待てよ・・・」(朝比奈さんを思い出すと・・・みんなの分を作ったほうがいいよね!)
つかさ「いらないの?」
かがみ「え、ううん。もってこうかな。ハハ・・・。つかさも手伝って欲しいな~ナンテ」
つかさ「うん。私はいいよ。」
かがみ「ホントに!?」
つかさ「うん。でも起きられるかな・・・」
回想終了
かがみ(・・・・!!)
つかさ「おもいだした~?」
かがみ「うんうん思い出した!」
つかさ「じゃあはじめようか~」
かがみ「眠そうね・・・つかさ?」
つかさ「ううん。大丈夫だよ~」
一時間くらいかかったなあ・・・お弁当作るの。
8時
そろそろ行かなきゃ・・・。確か9時にあの駅前に集合しなきゃいけないからね。
つかさ「お姉ちゃんいってらっしゃ~い」
かがみ「つかさ。朝はありがとね」
つかさ「ううん。いいよ~」
ホントつかさはいい子だよ・・・。つかさ好きって人の気持ちもわかるなぁ。
駅前
あれ?私一番かなぁ?
あれは・・・峰岸と日下部だ。
あやの「柊ちゃ~ん。」
かがみ「おーす。」
みさお「あ~今日もいい天気だなぁ~」
かがみ「ところであやの。彼氏とは?」
あやの「へ?///まあ昨日あったけど。」
かがみ「進展は?」ニヤニヤ
あやの「///もぅ~柊ちゃんは~」
みさお「お、男3人来たー。」
谷口「うぃ~す」
国木田「やぁ」
キョン「・・・ねむ」
かがみ「駅からどれくらいかかるの?」
谷口「ん~30分くらいだな。」
みさお「30分か~」
国木田「その遊園地はどんなのがあるの?」
谷口「俺の調べたところによるとだな・・・『風神雷神』、『スチールドラゴン』等だ。」
キョン「色んなの混ざりすぎだろ・・・」
あやの「楽しみ~」
谷口「着いたぞ。」
かがみ「大きい・・・」
国木田「結構有名なとこよねここ。」
キョン「ふ~ん・・・」
みさお「今日は遊びまくるぞー」
あやの「おお~」
谷口「まず、どれから乗るんだ?」
国木田「あれいいんじゃない?」
『キング・オブ・コースター・FUJIYAMA』
かがみ「いきなりあれかよっ!」
谷口「なんだ柊?ひょっとして怖いのか?」
かがみ「だ、だだ誰が怖いなんて言ったのよ!?いいわよ!あれから乗ろう!」
キョン(言葉の一つ一つが震えてるぞ・・・かがみ。)
あやの「人多いわねえ~」
みさお「50分待ちだってさ」
谷口「俺の調べたところによると・・このジェットコースターは最高速度:130km/h 、最高部高度:79m、最大加速度:3.5G、コース全長:2045m、所要時間:3分36秒だそうだ。」
国木田「うん。そこに書いてあるね。」
キョン「大丈夫か?かがみ。」
かがみ「う、うん。大丈夫・・・・。」
50分後
キョン「ようやく俺らの番か・・・」
あやの「何か緊張するね~」
みさお「わくわく」
キョン「・・・・」
谷口「へへっ」
従業員「では安全ベルトを着用してしばらく待っててください。」
かがみ(はわわ~)
従業員「では、発射しま~す」
ガッ!
今私たちを乗せているコースターは最初のあの坂を上昇中。
みさお「これこれ!これがたまらないのよな~」
谷口「それは分かるぜ」
国木田「アハハ。」
かがみ「・・・・・・」
キョン「かがみ?」
かがみ「・・・・・・」
キョン「?おい。かがみ?」
かがみ「・・・・・・」
キョン(・・・・・ん?)
あ~頂上だ~ってことは・・・・
ゴーッ
キョン「ぬっ・・あ、まだか・・・」
でもその次の瞬間・・・
ガーーーーッ
キョン「そういう仕組みk、わーーーー」
一同「わーーーーーーー」
え~なにこれ。急に下るなんて・・ってもう解説できる余裕がなi
かがみ「ぎゃああgjmatmあふじこ」
ふもっふ「どんなのか知りたい人はググってみてください。」
3分後
かがみ「ハアッハアッ・・・・・」
みさお「いや~楽しかったな~」
谷口「う~ん。まあAランクだな」
国木田「いや~よかったね。峰岸さん」
あやの「そうね~ちょっと怖かったけど。」
キョン「・・・・・」(す、少し堪えた・・・。)
谷口「どうでしたかぁ~柊かがみさん~?」ニヤニヤ
かがみ「ハアッ・・・。ま、まあまあじゃないかな~ハハハ・・・・」
谷口「じゃあ次は・・・」
かがみ「え!?ちょっと休憩しようよ・・・」
谷口「おやぁ~」
あやの「う~ん。今のは私もちょっと堪えたかな?」
キョン「・・・・かがみに賛成だ。」
国木田「谷口。10分位いいんじゃないの?」
谷口「わかったよ。」
キョン「いや、俺の人生の中でこれは一番凄かったな」
かがみ「うん・・・。私も・・・。」
キョン「ま、谷口は女には優しい奴だ。次はソフトな奴になるだろ。」
かがみ「そうね。うん。」
谷口「行こうぜ~」
かがみ「次は何乗るの?」
谷口「ん?次はな~これだ!」
『ティーカップ』
かがみ「おお~。」
キョン「・・・・酔わないよな・・・」
あやの「素敵~♪」
みさお「でも2人で1つだろ?どうやってわけんの?」
谷口「・・・・・」
かがみ「ふっふっふ。そんなときの『くじ』よ!」
キョン「お前はハルヒか。」
谷口「どうせなら男と女で分けようぜ!」
みさお「下心丸見えだし~」
谷口「誰がだっ!」
国木田「お前だよ。」
というわけでくじをひいた。結果は・・・
A 谷口 みさお
B 国木田 あやの
C キョン かがみ
き、キョン君と一緒だ~今年のGWついてるかも~///
谷口「じゃ、乗るか。」
みさお「よ・ろ・し・く~」
国木田「じゃあ乗ろうか」
あやの「乗ろ乗ろ~♪」
キョン「俺らも行くか。」
かがみ「う、うん・・・・」
キョン「えと・・・これを回すんだっけ?」
かがみ「うん。」
キョン「じゃあ行くぞ。それっ」
かがみ「おお~回ってる~」
キョン「まあそういう奴だしな。」
ああ、今のこの時間が凄く楽しいよ~。キョン君・・・///
みさお「おりゃー回すぞーーー!!!」
谷口「も、もうちょっとゆ、ゆっくり回してーーーーー」
かがみ「あー。楽しかった♪」
あやの「ね~」
キョン「谷口・・・お前何があった。」
谷口「いや・・・・なんでもない・・・・・」
国木田「そろそろお昼だね。何食べる。」
かがみ「!」
谷口「じゃあそこの・・・」
かがみ「ちょ、ちょっと待って!」
国木田「どうしたの?」
かがみ「えと、今日はその・・・お弁当作ってきたんだけど・・・///」
キョン・谷口・国木田「おお~っ」
みさお「あれ?でも柊って料理下手j・・・」フガフガ
あやの「シ~ッ。」
谷口「それはラッキーだぜ!じゃああそこの机で食おうか。」
キョン「そうだな。」
谷口「う・・・」
かがみ「え・・・?」
谷口「うまー!うまいぜこれ!柊料理できるんだな。」
国木田「ホントに美味しいよこれ。このハンバーグとか。」
みさお「あれ・・・うまい・・・。なんで・・・」
あやの「素直に美味しいって言えばいいじゃない~。でもホントに美味しいわ~柊ちゃん。」
キョン「美味い。美味いぞかがみ。朝比奈さんには申し訳ないが朝比奈さんよりも美味しいぞ。」
かがみ「あ、ありがとう。・・・でも私1人で作ったんじゃないんだ。妹と作ったの。」
キョン「妹って・・・柊つかさとか?」
かがみ「うん。」
谷口「知ってるぜ。柊つかさ。1989年7月7日生まれ。血液型はB型。左利き。B組に所属しており、典型的な天然癒し系だ。」
かがみ「あんたそんなことまで調べてるの!?」
谷口「おうよ。と言っても直接本人から聞いたんだけどな。」
かがみ「・・・・ストーカーだけはするなよ。」
キョン「こいつならやりかねん。気をつけるように言っとけよ。」
谷口「や、やらねえよ!」
国木田「まあでも2人で作ったんでしょ?それでもおいしいよ。」
みさお「柊も上達したんだなぁ~。」
あやの「そうね~。今度私も教えてもらおっかな?柊ちゃんに。」
かがみ「いや!それは無理無理!」
あやの「フフ・・・。冗談よ~。柊ちゃん。」
かがみ「なんだ・・。冗談か~。ってなんかちょっとムカつく。」
みさお「次はどれだ~?」
谷口「ふっふっふ。次はな・・・『 超 ・ 戦 慄 迷 宮 』だ~」
かがみ「ヒッ!」
谷口「因みにここは全長700m、所要時間50分だぜ~」
キョン・かがみ・あやの・みさお「ご、50分~!!!」
国木田「うん。あそこに書いてあるね。」
谷口「・・・・・・」
従業員「では、2人1組になってください。」
国木田「さっきのと同じでいいよね?」
谷口「そうだな・・・いいよな?」
かがみ「私は・・・か、かまわないよっ////」
みさお「私もオッケー」
あやの「うん。いいよ~」
キョン「決定だな。」
谷口「キョ~ン。」
キョン「なんだ。」
谷口「先に行け。」
キョン「こういうのに詳しいお前が先頭に行くんだろが。」
谷口「噂に聞いてたが・・・これほどまでとはな・・・。」
キョン「早く行け。」
みさお「谷口~行くぞ~」
谷口「へ、ちょっと待て・・・ってうぉい~」
キョン「き、キョン君・・・」
キョン「な、なんだ?」
かがみ「その、手、手を・・・絶対離さないでね///・・・こ、怖いから。」
キョン「あ、ああ・・・////」(意外に可愛い一面もあるんだな・・・)
従業員「では、ごゆっくり~」
キョン「く、暗いな・・・」
かがみ「・・・・」
ステージはとある病棟。とても物静かで例えるなら深夜の時間にいるみたい。
緑色や青白い電気の色からもう凄い恐怖を感じる。・・・・正直言って・・・怖い。こんなんが50分って~。
因みに私たちが所持しているものは懐中電灯のみ。
1つの部屋に入り、すぐ目の前に出口がある。ここはなにもなさそう。よかった・・・。
でも、部屋を出る寸前に、
『 や ら な い か 』
キョン・かがみ「ぎゃーーーーーーー!!!!!!」
ずずず頭上から変な声が聞こえてきたーー。ってそれ不意打ちでしょ!!!
キョン・かがみ「ハアハアハア・・・・」
キョン「あ、あれは・・・ないだろ・・・」
かがみ「い、いきなりだもんね・・・・」
流石のキョン君も驚いたみたい。私も怖かった。でもキョン君と手を繋いでるから少し安心。
次の部屋に入り、ここも何事もなく出口が見え始めた。
かがみ「な、何もなかったね・・・」
キョン「待て。これは孔明の罠だ。この先何かきっとある。いやあるに違いない。」
かがみ「ハハ・・・またまた・・・。」
そう思い部屋から出た瞬間。
キョン・かがみ「うぉっ!!!!」
出口から右へ曲がる瞬間に8頭身の人形がおいてあった。だから不意打ちはやめぃ!
キョン「こ、これはまだマシだな・・・」
かがみ「そ、そうね・・・・」
さらに進んでいくと、階段を見つけた。
キョン「ここをあがって行くのk・・・」
キョン君が突然話を止めた。
何かと思ってキョン君が懐中電灯で当てている所をみてみた。
キョン「ここしか、ルートはないよな・・・」
かがみ「うん・・・」
仕方なく上る私たち。う、動かないよね?動くなよ・・・
キョン「ファー。なにもなかったか・・・」
何とか上りきった。あの人形はただ置いてただけみたい・・・。置いてるだけでも凄い恐怖感を与えるとは・・・恐るべし!お化け屋敷。
あとは階段を降り、また新たな部屋へと入っていった。
ここは・・・TVとかでもよくみる手術室かな?
キョン「な、なにもないよな・・・」
と、キョン君が言った瞬間。
奥からガシャン!!!と大きな音がした。
かがみ「し、心臓に悪いわね・・・・」
キョン「ま、全くだ・・・」
そして部屋を出て、道なりに進むと・・・何これ?この無駄に長い廊下みたいなの。
あからさまに何か出ますよって物語ってるじゃない!
キョン「い、行くか・・・」
私は頷いた。もう声が出なくなったのかな?
ゆっくり歩いていく
ゆっくりとゆっくりと
大体中盤くらいかな~
『ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!・・・・・・』
壁から凄い音が聞こえる・・・こ、怖い・・・・ってドアの隙間からラジカセ見えとるがな!!!
そろそろ無駄に長い廊下も終わr・・・
「うおおおおおおおおおおおお!!!!」
キョン・かがみ「!!!!!!」
変な声に反応した私たちはとっさに振り向いた。その変なのはこっちに向かって走ってくる。て解説してる場合じゃねーーー!
キョン「うぉおおお~!!!」
かがみ「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ~!!!」
キョン・かがみ「ハアハアハアハアハア・・・・」
キョン「な、なんだったんだありゃ・・・・」
かがみ「わ、わからない・・・てかみたくもない・・・・」
ホントにびっくりした。いきなり走ってくるんだもん。
キョン「ん?人が並んでる・・・?」
かがみ「ホントだ。もしかしてもう終わりかな?」
キョン「いや、谷口の話がホントならまだ25分くらい残ってる。ということは・・・」
中間地点か・・・・・・・ハァ
最終更新:2007年07月29日 00:17