マジで恋人5秒前(キョン×こなた)

キョン「なあ、こなたよ」
こなた「なんだいキョン」
キョン「実は近々PCを買おうと思うんだが、今、いろんなのが出てるだろ。何がどういいのか
　　　　イマイチわかんなくてな・・・で、詳しそうなお前に一つ、アドバイスを頼みたいのだが」
こなた「いいヨ。私の家にいっぱいPCのカタログあるから、それ見ながら話しようよ」
キョン「なんでカタログをそんなにたくさん・・・」
こなた「私も買い替え考えてるんだヨ。もうちょっとスペック高い方がネトゲも快適かなって・・・」
キョン「こういうのは日進月歩だからな。買ったと思ったらすぐに、もっと安くて性能のいいのが出たりしてな」
こなた「そこを上手に見切るのが達人というものだよ、キョン」
キョン「今週の土曜日でいいか?」
こなた「いいヨ」
こなた「(土曜日はゆーちゃんはみなみちゃんとお買い物、お父さんは得意先出版社の50周年パーティーで
　　　　家には私しかいないのですヨ、ふふ、ちょっと期待しちゃうね)」

そして土曜日の泉家にて・・・
こなた「・・・そういう用途で、予算がこれくらいなら、この2つのシリーズがお勧めだよ」
キョン「そうか・・・ありがとうよ。参考にさせてもらう」
こなた「OSをVistaに乗り換えるのは、もうちょっと待ったほうがいいよ」
キョン「そうだな」
こなた「ね・・・キョンはネトゲとか興味ないの?　面白いよ」
キョン「正直に言うと興味はある。だけど、お前を見ているとハマりそうで怖い」
こなた「キョン・・・私と一緒に地獄に落ちようヨ」
キョン「止めい！　心中カップルや不倫カップルじゃあるまいし！」
こなた「ま、大学に入るまでは、エロゲとギャルゲで我慢だネ」
キョン「そんなモン買うか！」
こなた「キョンってそのテのゲーム、一度もやったことないの?」
キョン「・・・・・・」
こなた「・・・ほれほれ、お姉さん怒らないから正直に白状なさい！」
キョン「誰がお姉さんだ！・・・中学のとき、友達の家でやらせてもらったことはある」
こなた「で、それでやっぱ、思わず興奮してシコシコドピュッと・・・」
キョン「お、女の子がそういうこと言っちゃいけません！」
こなた「別に恥ずかしがらなくてもいいのにネ。キョンはすぐ体裁を気にするんだから」
キョン「体裁とかいう以前の問題だ！」

こなた「とまあ、話がちょっとえっちい方向に行ったところで・・・」
キョン「何を企んでる?」
こなた「大丈夫。今日はゆーちゃんもお父さんも、夕方まで帰ってこないから」
キョン「・・・お前、ちょっと警戒心無さ過ぎだぞ」
こなた「キョンの事信じてるから」
キョン「・・・・・・」
こなた「そういや前約束したネ。今度ウチに来たら、私の下着コレクション見せてあげるねって」
キョン「そそそそそんなこと言ったか?　おお俺は覚えはない・・・」
こなた「前スレ>>887参照」
キョン「・・・はい、確かに言いました。エロくてすみません」
こなた「キョンが興味あるって言うから・・・・・・それに、キョンになら見せても良いし」

こなた「ベッドの上に色別に並べてみたヨ。どうかい、感想は」
キョン「・・・思ったほどにはハァハァしないぞ」
こなた「キョンは妹ちゃんがいるもんね・・・って、まさか、いつも妹のを・・・」
キョン「それはない。俺の人格を否定するような発言は止めてくれ」
こなた「兄妹ルートは王道なのにネ」
キョン「俺はエロゲの主人公じゃないぞ。それに、血の繋がったのはゲームでもダメなんじゃ・・・」
こなた「期待させといて悪いケド、私えっちいのは持ってないんだよね。ご期待に沿えずにｽﾏｿ」
キョン「いや、俺はこなたはシンプルなヤツが似合うと思う・・・お前、水色好きなんだな」
こなた「割とネ。あとはピンクとかベージュとか」
キョン「白が少ないのが意外だな」
こなた「白はね・・・結構・・・汚れとか目立つんだヨ。すぐダメになっちゃうのさ」
キョン「・・・・・・」
こなた「照れてますよこの人(=∀=)ﾆﾔﾆﾔ」
キョン「く・・・黒とか紫のやつを、お前が持っているってのも意外だな」
こなた「それは生理用なのですよ。汚れが目立たないから多い日も安心ってね(=∀=)ﾆﾔﾆﾔ」
キョン「・・・・・・」
こなた「さりげなく、エロいトコ突いてきますな旦那(=∀=)ﾆﾔﾆﾔ」
キョン「勘弁してくれ。恥ずかしくて堪らん」
こなた「私はそんなキョン君の、恥ずかしそうな顔が堪りませんヨ(*=ω=*)」

キョン「・・・邪魔したな。おまけに晩飯までご馳走になっちゃって」
こなた「いやいや、私も楽しかったヨ。色々と」
キョン「じゃ、また月曜に学校でな」
こなた「ねぇキョン?」
キョン「何だこなた?」
こなた「今度一緒に、下着買いに行くの付き合ってネ」
キョン「ちょ・・・一緒に行くのか。そういうところに行くのはちょっと・・・」
こなた「ふふ、冗談だヨ。ホントにキョンは面白いね」
キョン「脅かすなよ！」
こなた「(・・・いつかそういう仲になれるといいナ)」

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