谷口「彼女ができました」
キョン「今日は四月一日か?」
谷口「えらくマジだ。で、デートのプランを練らなきゃならないんだが、どうすりゃいい?」
キョン「相手の好きなとこに行かせてやれよ。てか本人に訊けよ」
国木田「僕らに訊くより、女子に訊いた方がよくない?」
谷口「そんな発言をするお前らのセンスを疑う。訊き辛いから男相手に訊いてるんだろッ」
キョン「じゃ、泉でどうだ。割と気兼ねなく話せるぞ」
谷口「……すまん。泉とデートとか正直想像つかないんだが」
こなた「……」
キョン『うわ、すごい行列だな』
こなた『この夏一番の注目作だからね。みんな勝ち組になりたくて必死なんだヨ』
キョン『ゲームで勝ち組……わからんなあ。早く買って帰ろうぜ』
こなた『うーん、長くなっても構わないかな』
キョン『お前、行列キライだろ?』
こなた『キョンキョンがいるから別だもーん』
キョン『だもーんって、全く……』
こなた『むふふ。今のうちから勝ち組なのは私たちだけのようだネ』
こなた(ええと、今から一番発売日の近いゲームは……)
☆
白石「それなら女の子らしいつかさに訊けばいいじゃないか」
谷口「何で名前呼びなんだお前、表出るか」
白石「ちょwww双子の区別のためで他意はないっスwww」
キョン「……うーん、あんまり女の子してると逆に見当つかないな」
つかさ「……」
キョン『お邪魔します』
つかさ『うちにようこそ。じゃ、案内するね』
キョン『ああ……しかし、つかさに任せるとは言ったが、いきなり自宅とはな』
つかさ『あ、嫌だった?』
キョン『そうじゃない。ただ、デートとかじゃないのが意外だっただけだよ』
つかさ『うーん、私はやっぱりこの家が好きだし……あっ、それにね!』
キョン『うん?』
つかさ『キョンくんといっしょなら、どこでもデートだもん!』
つかさ(家庭内デート……で満足してもらえるかな?)
☆
白石「じゃあ方向性を変えて、クールな岩崎さんとかッ!」
キョン「なぜヤケになる」
谷口「正直、何を考えてるかわからないんで却下!」
国木田「君もなぜワガママになる」
キョン「岩崎か……どこだろ、図書館か?」
白石「ちょwwwそれじゃ長門さんだろwww」
みなみ「……」
みなみ『あの、今度の週末のことなんですが……』
キョン『ん、ああ、一緒に出かけようって言ってたやつか。どこに行く?』
みなみ『犬を……連れて行ってもいいですか?』
キョン『そういえば飼ってたな』
みなみ『だめ……ですか?』
キョン『いや、構わないぞ。その犬だって、みなみといっしょにいたいだろうしな』
みなみ『……ありがとう…ございます』
キョン『じゃ、犬の散歩に俺を混ぜてもらうとするかな』
みなみ『はい……』
みなみ(まずは懐かせないと……)
☆
白石「じゃ、ボーイッシュな日下部さんでどうだ!」
キョン「一周して泉のタイプに戻ってきてないか?」
谷口「体育会系のやつってどこに行きたがるんだ?」
キョン「さあ……日下部はいつも好き勝手に走り回ってるイメージがあるからな』
みさお「……」
みさお『遅ぇぞーっ!』
キョン『ジョギングに付き合えって……陸上部のお前との体力差を考えろ!』
みさお『おーっ? もうへばったのか?』
キョン『バカ言うな。すぐに追い越してやんよ……!』
みさお『ヤレヤレ、しょーがねーなぁ』
キョン『ひとの口癖マネすんな。片言になってるぞ……って、おい?』
みさお『わざわざペースダウンしてやったんだぜ? 感謝しろよー』
キョン『……追い越すの中止。このまま並んでる方が、デートっぽくていいよな』
みさお(こいつは燃えるぜ!)
☆
こなた「おーいキョンキョン!このゲームとかおもしろそうだと思わない?」
つかさ「ねえねえ、クッキー焼くんだけど食べに来ないー?」
みなみ「……うちに来ませんか」
みさお「よおよお!運動不足とかになってないか!?」
キョン「いや、悪いけど団活で忙しいから……ごめんな」
ハルヒ「…………♪」
神人「暇だお」
古泉「その方がいいスからwwwサーセンwww」
☆
ななこ「何や何や、悩み事なら先生に相談に来んかい!」
谷口「ぬおっ!?」
キョン「ごゆっくりぃ~」
谷口「MAMAMA待ってくれ!」
こなた「……」
ななこ『おー、やっぱ現場は熱気があってええなー』
キョン『デートが野球観戦って、どうなんですかね』
ななこ『何や、不満か?』
キョン『ムードもへったくれもあったもんj
ななこ『だーっ! ぐだぐだ言わんでロッテ応援せんかい!』
キョン『だ、だから胸が……ヘッドロックだけは!』
ななこ『こんなん序の口や。球場に負けへんぐらい火照らせたるで』
キョン『まったく……敵いませんよ、ホントに』
こなた(あ、あれ……? お似合いに思えてきた……)
最終更新:2007年08月19日 15:37