作品番号006「夏のイベントで妄想」

ID:A2eDEZ/W氏の作品
※内容の一部を抜いてあります。

☆キョン妹×キョン

ハルヒ「一度きりしかないんだから、この夏を思いっきり楽しむのよ!」
キョン「正直、家でのんびりしてたいんだけどな」
ハルヒ「なーにジジくさいこと言ってるの!」

キョン「……」


妹『キョンくーん、起きてー』
キョン『ぐはっ……こら、転がるんじゃない! どきなさい!』
妹『キョンくーん、遊んでー♪』
キョン『宿題でもやってなさい』
妹『キョンくーん、ここわかんないー』
キョン『……休憩しようぜ』
妹『キョンくーん、シャミどこー?』
キョン『涼しくしたら戻ってくるんじゃないか? 扇風機でもかけてろ』
妹『キョンくーん、扇風機こわれてるー』
キョン『マジでか!? 直せないぞ俺は……』
妹『キョンくーん、プール連れてってー』
キョン『……暑いし、仕方ないか』
妹『キョンくーん、いっしょにお昼寝しよー』
キョン『暑苦しいからよせっ……もう寝てやがる!?』
妹『むにゃ……キョンく~ん……』
キョン『やれやれ……俺も寝るか』

※最初に戻る


キョン(いや……家の中でものんびりできないか)

☆ゆたか×キョン

ハルヒ「花火大会にも行くわよ!」
みくる「それ、金魚すくいできますか?」
古泉「出店はつきものですからね。可能かと思います」
キョン「正直、人込みは苦手なんだけどな……」

ゆたか「……」


ゆたか『先輩、ごめんなさい。私のせいでお店回れなくて』
キョン『いや、いいさ。人込みは苦手だし……それに、ゆたか。ちょっと顔あげてみろよ』
ゆたか『はい? ……うわぁ!』
キョン『こっからでも、花火って見えるもんだぜ?』
ゆたか『本当だ……すごく、きれいです』
キョン『こうやって、2人だけで見る花火も乙だよな』


ゆたか(でも……元気のままなら)


ゆたか『うぅー……花火、見えないです』
キョン『まあ、ゆたかは小さいからな。それじゃあ――』
ゆたか『ひゃうっ』
キョン『すまん、嫌だった?』
ゆたか『い、いえ。そんなことないですよ』
キョン『花火、見えるか?』
ゆたか『はい……すごく、嬉しいです』


ゆたか(膝枕とだっこ……こ、ここは迷うところなのかな?)

☆みなみ×キョン

ハルヒ「まずは、浴衣を用意しなくちゃね!」
みくる「ゆ……かた……?」
長門(ゆと、いや未来乙)

みなみ「……」


みなみ『……みゆきさんたちには、浴衣が似合うといわれます』
キョン『確かにみなみは浴衣が似合いそうだな』
みなみ『……先輩、私の胸を揉んでください』
キョン『Whyなぜっ!?』
みなみ『着物が似合う……それは、無乳ってことです』
キョン『何だ、気にしてたのか?』
みなみ『……いけませんか』


みなみ(待て私……ケンカ腰になっちゃダメ……)


キョン『無理をして変わらなくてもいい』
みなみ『……先輩は、貧乳属性ですか?』
キョン『特にそんな属性があるわけじゃない』
みなみ『じゃあ、やっぱり大きい方が』
キョン『そういうわけでもない』
みなみ『なら……』
キョン『貧乳とか巨乳とかじゃなくて、俺はみなみが好きなんだよ』


みなみ(妄想だというのに……何だろう、この救われた気持ちは)

☆あやの+みさお×キョン

ハルヒ「何なら、実際に花火をやっちゃってもいいわね!」
古泉「線香花火にねずみ花火、へび花火と……」
ハルヒ「ドラゴン花火も忘れずにね!」

あやの「……」


キョン『日下部の浴衣姿ってのも新鮮だな』
あやの『もうっ、もっと褒めてあげたら? みさちゃんだって女の子なんだよ』
みさお『あ、あやのっ、なにいってんのさ!』
キョン『ああ、悪かったな。よく似合ってる、可愛いよ日下部』
みさお『ぅゅゅゅ……さ、さんきゅー』


あやの(でも、いつものみさちゃんに戻ったら……)


みさお『おーいキョン、火ィくれよぅ』
キョン『お、おいっ! 浴衣直せって!』
みさお『んぁ? 別に気にすることじゃなくねー?』
キョン『気にしなきゃまずいんだよっ、その……いろいろはだけてt』
みさお『うわっ、ねずみ花火こっちきた! おっかねー!』
キョン『ばっ、お前はこっち来ん……ああああ、ひっつくなー!』


あやの(みさちゃん……大胆すぎるのもどうかと思うの)

みさお「んくぁ?」

☆ひより×キョン

ハルヒ「バイトも外せないわね!」
キョン「きつくないので頼むぞ」

ひより「……」


ひより『先輩、バイトってことでアシスタントやってくれないスか?』
キョン『俺、素人だけど……務まるのか?』
ひより『もちっス! ただちょっとベタ塗りして、出来をチェックするだけスから』
キョン『チェックって?』
ひより『あー、絵に変なとこがないかとか、台詞の誤字がないかとかっス』
キョン『それくらいなら……わかった、やってみるよ』


ひより(こ、この時点で自分の部屋に2人きりという状況が確定っ!)


ひより『はい、これお願いします』
キョン『おう……なあ、ちょっといいか?』
ひより『何スか?』
キョン『この登場人物、俺とお前に似てないか?』
ひより『……次、頼んます。台詞が大事なシーンなんで、音読で』
キョン『えーと……“ひより愛してる”……って!?』
ひより『先輩』
キョン『な、何だ?』
ひより『もし良かったら、もう一度……今度は私を見て、言ってくれますか?』


ひより(しかしっ……仕事とプライベートを混同するわけには……っ!)

☆みさお×キョン

ハルヒ「昆虫採集もやらないとね!」
キョン「小学生かよ。しかし、腕が鳴るぜ」
古泉「おや、珍しく乗り気ですね」
キョン「俺はかつて昆虫博士と呼ばれた男だ」
長門「とても恥ずかしい称号。まさに人生の汚点」
キョン「なんと」

みさお「……」


キョン『俺はかつて昆虫博士と呼ばれた男だぞ?』
みさお『私だって昔は虫を求めて駆け回ったもんだぜー』
キョン『へえ……まあイメージ通りではあるな』
みさお『ここはひとつ、虫とり勝負といくか?』
キョン『乗ってやろう』
みさお『よっし、そういうことなら……』
キョン『おい、何故俺に網をかける』
みさお『先にキョンを捕まえときゃ、キョンのとる虫は私のもんだろ?』
キョン『なんだそりゃ』
みさお『これで私の勝ちはきまりだぜ』
キョン『アホか。むちゃくちゃにもほどがあるだろう』
みさお『うるさーい! キョンは私のもんだっ』
キョン『やれやれ……とんでもないのに捕まっちまったもんだ』
みさお『ひでーな。大事にするってば!』


みさお(いつもみたく何もしないで終わらせてたまるかっ)

☆鶴屋さん+古泉

ハルヒ「流しソーメンなんかどうかしら!?」
古泉「いいですねえ。実に風流です」
キョン「どこでやるんだよ。やれるだけの広い場所があるか?」
ハルヒ「そうね、どこがいいかしら」

古泉「……」


鶴屋『鶴屋家の土地を全て使った大流しソーメン大会を始めるにょろ!』
キョン『すごっ!』
ハルヒ『さすが鶴屋さん!』
鶴屋『あの山からソーメンが流れてくるんで、時間はたっぷりあるから食いっぱぐれの心配はないっさ』
キョン『心配ないどころか、逆に餓死の可能性が』
ハルヒ『……ソーメンマダー?』マチクタビレター


古泉(その結果……)


神人『ガッシ! ボカ!』
古泉『ギャ! グッワ!』


古泉(いや、まさかね……)

鶴屋「あっはっは! なら、うちでやってみるかいっ?」
古泉「(゚д゚)」
キョン「こっち見んな」

☆???×キョン

ハルヒ「肝試しも忘れずにね!」
みくる「ふぇぇ、怖いのはいやですよぅ」

キョン「……」


キョン『薄気味悪いところだな……さっさと済まして戻ろう』
???『うー……』
キョン『な、何だ……?』
???『うー……』
キョン『唸り声……近づいてくる!?』
???『うー……』


キョン(……まさか)


朝倉『うー(凶器凶器……)』
キョン『ぎゃあああああああああああああああああああああああああ!!』


キョン(自重しろ自重しろ俺……)

朝倉「おぅぶwwwww」
キョン「!?」

☆谷口

貞ハルヒ「怪談話もやるわよぉ~ぅ」
キョン「ちょwwwやめろwwwww」

谷口「……」


 あれは夏の暑い日のことだった。
 みんなが暑い暑いというなか、俺だけはなぜか下半身に肌寒さを感じていた。

 ――思えば、その時点で気づくべきだったんだ。そうすれば、あんなことには……。

 さて、違和感を覚えながらも何事もなくその日の授業を終えて、俺は放課後にトイレへ寄った。
 夕暮れどきのトイレは、夕陽でほんのり赤く染まっていた。
 朝から感じている肌寒さも相まって、これには少しぞっとしたぜ。

 そのときだ。俺は恐ろしいことに気づいた。
 どおりで寒さを感じるわけだよ……。泣きたい気分だったぜ。

 チャックが開いていたんだ。

 つまり――俺は今日一日、チャックを全開にして過ごしていたんだ!!


谷口「よし、バッチリだ!」
キョン「何がだよ」
谷口「この怪談で女子たちを震え上がらせてやるぜ!」
国木田「恥かくぞ」
白石「むしろ、それが実話の時点で恥かいてる」

☆オールキャスト

キョン「宿題も忘れずにやろうぜ」
古泉「そうですね。団活のためにも、補習は避けるべきです」
みくる「だったら、みんなで勉強会はどうですか?」
長門「言いだしっぺの家でやるべき」
ハルヒ「もちろん、あたしも行くからね!」

ハルヒ(……やった、キョンの部屋に行ける!)


こなた「ながもーん、ここわかんなーい」
かがみ「あんた、自分で考える気ないだろ」
長門「……」
みなみ「……どうも」
ゆたか「やっぱりそっくりですねぇ」
谷口「やべ、宿題WAすれた」
国木田「何しに来たんだよ」
白石「もしや、最初から黒井先生と補習するのが目的か……」
みさお「休憩しよーよぉぅ」
あやの「みさちゃん、始めたばっかりだよ?」
ひより「ネームと宿題の同時進行は……死ねるっ」
鶴屋「めがっさお疲れ気味だねっ」
みくる「それならお茶いれますけど、どんなのがいいですか?」
つかさ「ばるさみこすっ」
朝倉「おぅぶwwwww」
キョン妹「みんなキョンくんのお友達ー?」
みゆき「お兄さんにはお世話になっております……いろいろと」


キョン「正直、定員オーバーなんだが」
ハルヒ「…………」





古泉「すみません、宿題がたまってるので今回はご勘弁を……」
神人「だが断る」


切り取らせていただいた一部(企画対象外)

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2007年11月04日 23:43
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。