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第十章 ハーレム王キョンのえっちな大冒険 その弐 激闘昇天編

同い年の女の子と2人っきりで風呂に入っているというのに、なんかとても穏やかな気分だ。
目を閉じて、俺の肩に頭を預けているつかさを横目でみながら、俺は不思議な感覚を味わっていた。
女の子として意識しないってわけじゃないぞ。現にさっき、つかさに手で刺激されてブチ撒いたしな。
「並んで寄り添うのもいいけど、こっちの方が恋人っぽい、かな?」
そういって立ち上がると、つかさは俺の足の間に身体を入れてくる。あ……そういや昨日、黒井先生にも同じことしたっけな。
女の子ってのは、彼氏の足の間に座って寄りかかるのが好きなのだろうか?
ぼんやりとそんなことを考えていたら、息子がムクムクと元気を取り戻してきたのには参った。
われながら現金な……と思わず苦笑すると、つかさも尻を突付かれる感触で、我が息子の異変に気づいたのか、
「そろそろ大丈夫そうだね。上がろう、キョン君……次は私の身体も洗ってくれるかな」
というと、俺の手を引いて湯船から上がった。つかさに引っ張られるまま、俺も湯船から上がる。
シャワーの前でイスに座ると、俺の方を振り返って、ニッコリと一言。
「キョン君、お願い♪」
はいはい、お願いされますよ……というか、俺の方がお願いしたいくらいだ。心を込めて洗わせていただきます。

さっき洗ってもらった時にも感じたことだが、つかさの肌は本当にすべすべで、洗っている俺の方が
心地良くなってしまう。つかさはどうだろうか、気持ちいいだろうか?
「……好きな男の子に素手で身体洗ってもらうのって、なんかいいね。さっきからね……ちょっとジンジンしてきてるんだよね」
どこが……なんて野暮なことは流石に聞かないがな。つかさもその……体型がアレでも、女の子ってことだよな。
「ちょっとキョンく~ん! 体型がアレって何だよ~!」
ヤバっ、知らんうちにまたモノローグを口に出しちまってたのか。ごめんっつかさっ!
「どうせ私は幼児体型ですよ……でもキョン君、さっきそんな私の身体で興奮して……出したじゃない。キョン君のロリコン!」
悪かったよつかさ、許してくれよ、この通りっ!
「許して欲しかったら……私のこと、しっかり気持ちよくしてね、キョン君」


自分でもよ~くわかっていることなのだから、わざわざ口に出さなくてもいいじゃん……キョン君。
まあ、言葉だけならショックだけど、キョン君さっきはちゃんと興奮して出すものを出してくれたので、聞かなかった事にして
あげてもいいよ。でも、そういうことは口に出していっちゃ……ああっ!
キョン君の手がいきなり、私の内腿に入ってきたので、びっくりして思わず声を出しちゃった。
「つかさ……足、開いてくれないかな。そのままだと洗い難くてな」
恥ずかしい……という思いとは裏腹に、キョン君のその言葉で、私は足を思いっきり広げてしまいました。
キョン君の右手の指が内腿、股の付け根を滑って<禁則事項>に到達する瞬間、思わず私はキョン君の空いている左手を取って、
自分の胸に押し付けてしまいました。あれっ……思わずオナニーするときの癖が出ちゃった・・・
キョン君も私のその行動で、何をして欲しいのかが分かったのか、私の乳輪を指でなぞって、乳首の先を軽く弄ったりしています。
事ここに至って、もう、恥ずかしいなんて気持ちは消し飛んじゃいました。指の腹で擦られて股間のジンジンは強くなる一方だし、
胸はくすぐったいし、キョン君に向かって何か言っちゃった気がするけど、何言ったのか、言った端から記憶の彼方だよ。
ダメっ……もう出ちゃうかも……
耳元で、キョン君の荒い息遣いが聞こえます。キョン君も興奮してくれてるんだ。いいよ、さっき言ったこと、許してあげちゃうよ。
気が遠くなりかけた、その時でした。


「ほ~い、お2人さん、お楽しみのところお邪魔するで……」
「いやぁ、つかさちゃんすごく積極的だねー、お姉さんびっくりだー」
先生、ゆいさん、もうちょっと待ってくださいよ~、私もうちょっとでイケ……って、ええっ!
「やほー、つかさ! いやあ、素晴らしい濡れ場を見せて貰ったよ。私もなんか興奮してきちゃったヨ」
「なんて言ったらいいのか分からないけど……つかさっ、キョン君独り占めはここまでよっ!」
「お邪魔しますね、つかささん、キョン君」
ちょっと、なんでこなちゃんとゆきちゃんとお姉ちゃんまでいるんだよ。3人とも昨日、キョン君と入ったんでしょ!
今日は私の番なの!
「なに言ってるのよつかさ。私たち……」
「あ~、柊。昨日の話はな、あれ、嘘やで。いや、ああでも言わんと、お前、この話に乗ってこないと思ってな」
「ちょっと黒井先生っ! つかさに何吹き込んだんですかっ!」
「いやなぁ……昨日、お前が寝た後、みんなで混浴の風呂入って、キョンと朝まで乱交したと」
「してないしてないっ! つかさ、信じちゃダメよ。私たちみんな、昨日、睡眠薬で潰されたのよ!」
「主犯はそこの高校教師で、共犯が警官だヨ。世も末だね」
「ゆいさんが思いとどまってくれませんでしたら、私たち、今日も薬で眠りこけていたのでしょうけど」
なんか混乱してきたよ。どういうことなのか、最初から話、聞かせてよ。
「俺も……昨日のことはともかく、今日のこれについては全く分からん」
キョン君もこう言ってる事だし。


黒井先生とゆいさんの話を聞いて、俺はあまりの用意周到さと馬鹿馬鹿しさに半分呆れ、あと半分はその無駄な情熱と、
謀略と土壇場の裏切り劇に感心してしまった。俺の知らぬところでそんな攻防があって、まんまとそれに踊らされていたとは……
「ま、お前には実害はなかったわけやし、エエ思い出来たんやから良いやないか!」
確かに、間接的に利益の供与を受けた俺が、どうこう言うことはないのかもしれない。ただ「被害」を受けた3人はそうは思わないわけで……
「キョン! つかさ相手に興奮して出したんだから、私相手だって大丈夫だよネ」
「キョン君、私、覚悟決めてきたから。姉として、つかさに遅れを取ることは出来ないしね」
「今日のデートで、私にも少し勇気が出ました。男の人に裸見せるのは初めてですけど、しっかり見て、触ってくださいね」
「……ちゅうわけでここから、男女7人入り乱れて、夏の最後の思い出作りや。キョン、観念しい!」
「私まだイッてないんだけど……」
「私も頑張るぞー」
……男冥利に尽きるシチュエーション、と人は言うかも知れん。だがそれは、あくまで第三者として傍観する限りにおいてだ。
いや、俺だって男だから、スケベ心は人並みに持ち合わせている。けどな、過ぎたるは及ばざるが如し、って諺があるしな。
快楽も行き過ぎると苦痛と課す、このことを俺はここで、身をもって知ることになりそうだ。


「バランス的に巨乳3、貧乳3でちょうどエエやろ。バリエーションに富んでいた方が食べ甲斐あるで、な、キョン」
「ちょっと黒井先生っ! 私は貧乳じゃないです! この2人と一緒にしないで下さい!」
お姉ちゃん、分かっているけどその言い方は酷いよ。くすん。
「泣くなつかさ。中途半端にあると、かえって希望が捨てられなくて悩むことになるんだヨ」
こなちゃ~ん。私たち仲間だよね。いきなり巨乳になったりしないでね。
「ほなら柊。おまえ、胸でキョンのチンポ挟んで扱けるかいな。無理やろ。パイズリ出来んサイズなら同じこっちゃ!」
「あの……先生。今の発言は色々と問題があると思われるのですが……」
「高良。優しい言葉かけるだけが情けやない。世の中、努力したかてどーしよーもない事もあるちゅうことを、しっかりと教えて
やるのも教育のうちや」
「本当にななこさんはえげつないねー……かがみちゃん、あんま気にしちゃダメだよー」
お姉ちゃん、こめかみに青筋立ってるよ、怖いよ。ちょっとガクガクしていたら、お姉ちゃん、いきなり立ち上がるとキョン君の手を引いて、
「キョン君、ここに立ってて」
そう言うと、ボディソープを泡立てて胸に塗ると、キョン君の前に跪くと……胸の谷間でキョン君のチン……を擦りはじめた。
思いっきり両手で胸を寄せて谷間を作って、キョン君のを挟んで上下に擦って奮闘しているけど……
「どう、キョン君?」
「胸だけでイカせるのは、胸の大小以前に至難の業や……もとも柊、挟むのにも苦戦してるか」
キョン君のオチンチン、ツルツル滑って、谷間から飛び出たりしています。やっばり難しいのかな……
「ごめん、キョン君。あんまり気持ちよくないよね」
「いや、なんかかがみが、自分からこうしてくれるのって嬉しいけどな……」
「バカ」
ん、何かいい感じだよキョン君とお姉ちゃん。ちょっと悔しいな……って、こなちゃん!
「つかさっ! 私たちも負けてられないヨ。ポテンシャルに劣る分、捨て身でアタックあるのみ!」
捨て身って……一体何を?


伸ばした足の上にはこなたとつかさ。かがみのパイズリの後、意気消沈したかがみに即座に、取って代わって出てきたのが
この2人。どうやらこの状況で、俺が主導権を握るのは無理みたいだ。
で、右足にはこなた、左足にはつかさが跨り、股間と太腿にソープを塗りたくってゴシゴシと……
「タワシ洗いっていうみたいだヨ……あ、でもつかさはツルツルだからタワシじゃないネ」
いや、つかさは薄いだけで、きちんと生えてはいるぞ。失礼だろこなた。
「ふ~ん、もうチェック済みってわけだね。でさ、中身ももうチェックしたの?」
昼間、思いがけず中身の方も目にしたわけだが、ここで話してよいのか分からんので沈黙を守ることにする。
「中身、って……あの……その……」
つかさもおそらく、昼の大股開き、ご開帳の件を思い出したに違いない。顔が真っ赤だ。
だがそんなことを知るはずもないこなたは、俺たちの反応を、純粋な羞恥心と判断したようだ。
「ダメだねぇつかさ。やっぱりさ、こういう場では見せるモンはきちんと見せないとサ。キョン、後で4人並んで見せたげるね。
女の子も結構、個人差あるんだヨ」
……こいつら4人並べてご開帳なんて、学校の男どもに知られたら、殺されて荒川か東京湾行きだな、俺。
「こなちゃ~ん。これ……気持ちよくて、キョン君より先に私がイッちゃいそう」
「つかさはさっき、途中までしてたからね。どうぞお先に……」
そういって、前後に動きながら、俺の息子を握ってくるこなた。前後の動きに合わせて俺のモノを引っ張って扱く。やべ、気持ちいいわこれ。
「それにしてもすっごい硬さですナ。キョン、もう出そう?」
ああ、そんなに長くは持たないかも知れん……と答えたその時、背中に柔らかな感触が2つ……先生? ゆいさん?
「ふふっ、私ですよ」
たか……みゆきか。確かに、あの2人より心なしか、感触が強烈な気がする。いや、でもあのくらい大きいと、実質そんなに変わらないのか?
「キョン君、また高良って言おうとしましたね……」
拗ねた口ぶりで、背中に胸を押し付けて擦り付けてくるみゆき。これは昨日、先生とゆいさんにされたときの再現みたいだ。
「は~いキョン君、こっち向いてね」
ぼんやりしていると、いきなり頭を掴まれて、顔を左に向け……もがっ! かがみさん、私の顔を挟んでいる物体は何ですか? はい、これは胸です。
「オチンチンは無理だったけど、顔をちょと挟むくらいなら……ね」
「おお、これが伝説のパフパフか?」
「……古いわねこなた」
いや、男の浪漫に古いも新しいもない。だが……男の浪漫を語り終える前に、その、俺の息子の方が終わりそうです……ダメだ、出るっ!
「おお~、飛んだ飛んだ! うわっ、手にもベッタリと白いモノがっ!」
「こんなに飛ぶんだ……男の子の射精って始めてみたけど、すごいわね」
「射精の初速は、時速40キロに達するという話を、どこかで聞いたことが……」
「天井まで飛ぶってのも、あながち嘘じゃないかもネ」
女性陣の声を聞きながら、達した後特有の空しさでぐったり息をつく俺。


「うげっ……なんか変な味だね。全然美味しくないヨ。口の中に出すのは勘弁して欲しい味だネ」
手についた精液を舌の先で舐めたこなたが顔をしかめる。ねぇこなた、そもそも精液って美味しいものなの?
「だって、エロゲだとよく……」
はいはい、その先は言わなくていいよ。私も自分で確かめてみるから。私はキョン君の先っぽにくっ付いているのを指で救うと、ちょっと口の中へ……
うん、確かに美味しくはないけど……けど、私この味は割と平気かも。好き好んで口には入れたいとは思わないけど、キョン君になら口の中に出されても
大丈夫かもしれない。ね、キョン君、あとでさ、口で……してあげるから、口の中に出してみてよ。
「お姉ちゃん大丈夫なんだ……私もこなちゃんと同じで、パスだよ」
「双子でも嗜好は似ないんだネ」
「……済みません。キョン君、私もちょっと」
みゆきまで、キョン君の股間に手を伸ばして、指の先に塗りつけている。なんかすごい風景だな。
「う~ん……よく分かりませんね。まずいのでしょうか? まずいというのとも、ちょっと違う気が……」
「男の精液に対する反応は、個人差あるで。よう分かったやろ、キョン」
いつの間にか私たちの側に来ていた黒井先生が、疲労困憊のキョン君の顔を覗き込みながら言う。あの、先生やゆいさんは、大丈夫なんですか?
「大丈夫やで」
「私も平気かな」
「私も慣れないと大人になれないのかな~」
つかさ、黒井先生か今いったみたいに、これは個人差があるのよ。
「あれも個人差、これも個人差……ポテンシャル低いと苦労が絶えないネ」
「それ言わないでよ~」
「嘆くなつかさっ! どんなものにでも需要はあるのさ!」


ほーい、それじゃおまえら、キョンがよーく見える様に、指できっちり開いてなー
「それにしても凄い光景ですねぇ。今時の女子高生は過激で、お姉さんびっくりだー」
確かにな。おっきいのやちっこいのや、濃いのや薄いのが素っ裸で4人並んで、指で開いている光景ってのは、「これなんてAV」やな。
それにしても4人とも、間違いなく処女やな。揃って難儀な男に惚れたがために、なかなか大人の階段登れなくて気の毒なことや。
どやキョン、もちっと近づいてよう見てみ。
「……すっごく恥ずかしいね、これ」
「これで私ら揃って、はじめて見せた相手はキョン君になるのか」
「どうですか、キョン君」
「どう、と言われてもな、頭ん中に色んなモンが駆け巡っていて、上手く言葉にならん」
いやいや、見ているこっちもなかなかおもろいで。恥ずかしそうな4人と、困惑したキョンの顔がな。
「立ってるとなかなか、奥まで見えにくいんじゃ?」
そやなゆいさん。ならいっそのこと、キョンの顔の上に跨らせてみるか。その方がよう見えるやろ。
「ななななんですとー!」
「ちょ……顔に跨るって、その……」
「キョン君が良ければ私はいいよ」
「私もつかささんと同じく、キョン君が良ければ」
ほほう、内気組2人はなかなか度胸があるの。それに引き換え、普段うるさい2人は、いざとなるとダメダメやな。
「泉こなた、乗ります!」
「わっ私は……キョン君がイヤかなと思ったから躊躇したんで、キョン君がいいなら……」
いやいや、こいつらホント、キョンのこととなると期待に違わぬ反応してくれるで。こりゃ楽しめそうや。


またしてもトントン拍子に事が運んで、不肖俺、タイルの上に横になっています。どうやら俺には選択権は与えられていないようです。
「ただ1人ずつ顔に跨るんじゃ面白くないよねー。顔の上、股間、右手、左手、右足、左足、ちょうど6箇所使えるんだから、6人ローテーションで
グルグル回るのも面白いんじゃないかな。キョン君がイッちゃったら、そこでストップってことで」
「ええか、あんまり強烈にせんと、ゆるゆると生殺しで責めるんやで」
寝転がっている俺の頭上で、凄い勢いで、凄い話が進行している。ああ、俺、生きてここから出られるのかな。
「それじゃ、最初のポジションはジャンケンで決めよー」
こなたの一声でジャンケンが始まる。歓声やら落胆の声やら、いろんな声が聞こえるが、誰がどこに乗るかなんてどうでもいいや。どっちみち同じような
もんだしな。すぐにイッたりしちゃ、男の沽券にかかわるだろうが、一体何回出せば終わるのかね。
「よっしゃ、ポールポジションとったりー」
まずはこなたが顔の上か。こなた、身体はちっこいのに、下の毛は結構濃いんだよな。さっき足に跨ったときも、毛の感触、さらさらだったしな。
かがみが股間の上、右手がゆいさん、左手がつかさ、右足は黒井先生、左足がみゆき。
こなた「さあ、はじめるザマスよ!」
みゆき「イクでがんす」
つかさ「ふにゃあ」
ななこ「アホなことしとらんと、さっさとはじめるでぇ!」
かがみ「……先生、締めは私なんですけど」
キョン「はやくはじめてくれ」


こなたは自分のスタイルのことに話が及ぶと自虐的になるのだが、下から見ると、なかなかどうして、腰からヒップ、太腿のあたりなど、サイズは
小さくても、きちんと女の身体の形をしている。年月はきちんと、こいつの上にも流れているわけだ。
普段はそうは気づかないが……いや、気づいていちゃまずいのだろうがな。
「ああキョン。多少匂っても、気にせんことやで。構造上、仕方ないからな。あと、出来れば舌も使うように。そっちの方が気持ちええからな」
足元の黒井先生から言葉が飛ぶ。分かってますよ、俺もそんなデリカシーのないことはしませんよ。
「そいじゃキョン。着地しまーす」
おお、これが顔面騎乗というヤツか。おお……それにしてもこなたって軽いな。
「よっしゃ、開始や!」
黒井先生の合図で一斉に、上の女性陣が動きはじめる。こなたは顔の上を前後に動いているし、かがみは俺のアレを自分のところに擦り付けているみたいだ。
そして両手、両足の上にも柔らかい負荷が、前後に移動しながらかけられている。なんだか何が、どこが気持ちよいのか分からなくなりそうだ。
とにかく、こなたの動きに合わせて舌を出してみる。下の先に毛の感触が……さらに密着して舌を伸ばすと……うっ、ちょっとしょっぱいかも。
感触と匂いで、頭がぼーっとしてくる。こんなところで緻密な考察を試みても仕方ないな。考えるな、感じるんだ。
「よっしゃ、移動やー。サイクルは1分やでー」
「せんせー、1分は短いですヨー」
「いつの間に、ストップウォッチなんか持ち込んでいたんですか。用意がいいですねぇ」
こなたが腰を上げ、下に移動していく。次に俺の顔の上に腰を下ろしたのは、ゆいさん。
「キョン君~、お姉さんキミのお手々であそこがベタベタにょろ~! しっかりお掃除してね」
うわ、ホントに太腿まで濡れているじゃないですか……うわ、なんかクラクラする。ええい、ままよ!
何も考えず、ひたすら舌を動かす。あっという間に1分が過ぎ、ゆいさんのどいた後に、かがみが乗っかってくる。
「男の子の顔の上に乗っかったり、舐められたりするのは初めてだよ。キョン君、お手柔らかにね」
いえいえこちらこそ……なんて答える間もなく、あっという間にまたさっきの繰り返し。そのあと黒井先生、みゆきと続いたけど、
なにせ1分ポッキリの狂乱状態、とくに顔に跨ってくる面子は、みんなめいいっぱい動くので、あれこれと策を巡らす暇もない。
結局2サイクル終えて、3サイクルに入ったところで射精してしまった。その時、顔の上にゆいさんが乗っかっていたことは覚えている。
顔も股間も腕も足も、汗その他各種液体でベタベタ、ぐったりして伸びている俺を見て、黒井先生が一言。
「こりゃ、不謹慎やけど、キョンのあの様はまるで輪姦された後みたいやな」
「いや、まさにその通りじゃないですか。女6人がかりで」
「張り切りすぎたね、ちょっと腰が立たないヨ」
「私、すこし出しちゃったかも……おしっこ」
「うわ……私もベタベタだ。ちょっと流さないと」
「キョン君、大丈夫ですか?」
いや、もうダメかも分からん。みゆきの呼びかけに答えながら、よろよろと起き上がる。


それにしても激しかったなあ。最後の方なんか、みんな一心不乱でハァハァ快楽を貪ってたからな。
ウチもストップウオッチの確認をあわや、忘れそうになったわ。
直ぐにでも2回戦行きたいけど、キョンの奴がかなり消耗しとる。回復を待たなあかんで。
身体を洗い、全員、湯船に入ってインターバル。キョンの奴は身体伸ばしてだらーんと脱力しとる。
そいじゃ、というわけで、さらにキョンとこいつらの親睦を深めるために、いろいろとネタを振って、恥ずかしい話をさせてやる。
初潮や精通がいつ来たのかとか、オナニーはいつ覚えたのかとか、どういう風にするのかとか、いわゆる猥談って奴やな。
このテの旅行には付きものやないか。こいつら普段、キョンがいるところでは絶対にこういう話しないやろうからな。
キョンの前で全てをさらけ出す言うたから、ここに入るのを許したんやで、隠し事は無しやと釘刺したのと、あんな行為の後で
気分が高まっていたこともあって、いや、こいつら赤裸々に喋ること喋ること。キョンは最初のうち、目ぇ真ん丸くしとったけど、
次第にこのペースに慣れたのか、自分からネタを振ったり誘導しはじめよった。鈍いくせに適応力高いの。
「う~、キョンに生理日やオナニーのこと知られちゃったヨ。これで文字通り丸裸ですナ。責任取ってよ」
「それはお互い様だ。まさかオカズの嗜好まで、おまえらに話す羽目になるとは思わなかった」
「ここまで話しちゃったら、もう恥ずかしいも何もないでしょうが!」
「参考にさせて貰うヨ。楽しみにしててネ」
「それにしても、AVの分類で髪型別ってのは聞いたことがないねー、お姉さんびっくりだー」
キョンの思わぬ特殊性癖が判明したのは収穫やな。みんな、明日は全員ポニテにするで。
「特殊性癖ってのは酷いな……髪型にこだわるのは、そんなに変なことじゃないと思うが」
キョンの奴はブツブツ言ってるが、満更でもなさそうな顔や。良かったなキョン。


さて、さっきはウチらが気持ち良うなったから、次はハーレム王キョン様に、我ら奴隷がご奉仕や。
「またストップウォッチですか……で、今度は何を」
今度はキョンのチンポを代わる代わる咥えてイカせるんや。これも1人1分。手で扱いたらアカン。口だけや。
「あの~、先生? 私らフェラチオとかしたことないんですが?」
したことなくても、そっち系の雑誌にそのテの話題は散々出てるやろが。おまえらも来る日に備えて熟読しとるやろ。
「読んでますけど……」
「アイスキャンデー使って練習したりね」
「私もやるやるー」
「アイスキャンデーは口聞かないから、あんたらの口が気持ちいいかどうかは分かんないでしょうが!」
ええい、おまえら! 百聞は一見に如かず、日々是実践や。ええ機会だから、大好きなキョンのチンポ使ってマスターせい!
「あまり上手じゃないかもしれないですけど……」
「頑張るから、キョン君もいっぱい出してね」
キョン、頑張って全員に出すんやで。うちらは昨日搾り取ったから堪忍したるわ。
「ちょ……せめて2発くらいで勘弁してください」
ま、あまり搾って死なれると大変やからな。限界が来たらギブアップせいや。
では始める前に、基本テクニックくらいはレクチャーしとこうか。キョンかて大事な息子を齧られたりしたくはないやろうからの。
ほーい、実施で教えたるから、4人ともこっちに来いや。キョンくらいのサイズの扱いに慣れとけば、大抵のモノは大丈夫やで。


「いやぁ、若いってのは凄いですなぁ」
放心状態のまま、黒井先生とゆいさんに身体を洗われているキョン君の横で、私たちも同じくシャワーを浴びている。
「キョン君も、もう無理とか言いながら、結局4回きっちり出したからね、気持ちよかったかな」
「最後の方、キョン君、少し白目を剥いていませんでしたか?」
そう? それは気づかなかった。
「でもこなた、アンタ、口に出されたときいきなりゲーッてやったでしょ」
「うう、面目ないよ。キョンのことは好きだけど、精液までは好きになれないヨ」
「そやかて、柊姉みたいに飲まんでもええけど、いきなり目の前でオエッとやられたら、萎えるで。」
「そうだネー、ゴメンねキョン~♪」
「……ん、何か言ったか?」
私たちの言葉、音としてしか耳に入っていなかったか。
「おーい、もう5時半だよー。あと30分で混浴終了だよー」
ゆいさんの言葉で、私たちはふっと現実世界に呼び戻された気がした。気づけば外はもう太陽が昇って、明るくなっている。
「よっしゃー、そんじゃそろそろ退散しようか……と、その前に」
黒井先生、いそいそと浴室を出て脱衣所に戻ると、手に何かを持って戻ってきた……って、デジカメ?
「そや、最後に一枚、夏の日の思い出に、一糸纏わぬ姿でカシャっと行こか」
「ちょっと……記録に残すのはマズくないですか?」
「誰にも見られないように気いつければええ。おまえらかて、人には見せられんものがあるやろ。その1つと思えばええよ」
結局黒井先生に押し切られ、と言うか、私たちも結構ノリノリで、キョン君を中心に写真に納まりました。撮影は黒井先生とゆいさんで2回。
出来た写真は……
「こりゃ、女はべらかしてるハーレムのヤリチン王やな、キョン」
ニヤニヤ笑う黒井先生に、こなたが震撼の一言。
「ハーレムって……私らはともかく、ゆい姉さんはまずいでしょ。人妻をハーレムに入れちゃ」
こなたのこの言葉で、緩んでいた空気が俄かにビリッと緊張の度合いを増す。こなた、ゆいさんが既婚者ってことを黒井先生に言うのは、口止めされてたでしょ!
「ちょ……こなたっ!」
ゆいさんの叫び声も空しく、笑い顔から一気に般若の面に変貌した黒井先生、当然のように詰問にかかる。
「泉っ! 今なんて言うたんや? ゆいさんが人妻やて……」
「あ……あのですね、それはいわゆる一つのシークレットというヤツでして、ここは一つ穏便に……」
わけの分からない弁明をするこなたを遮って、ゆいさんに詰め寄る黒井先生。つかさはガタガタ震えている。
「な……なにが穏便にやっ! ゆいさんっ、アンタ、チンコ持ちの癖にキョンのチンコまで咥え込んだんかい!」
「ひ……人の旦那をチンコチンコ言わないで下さいっ!」
ああ、ゆいさんもキレちゃったよ。大人2人がこれじゃ、私らじゃ事態収拾できないわよ!
「うるさいわ。旦那なんぞ歩くチンポや! 精液タンクや! 産ませる機械やで!」
「あの~、つい最近、女性に対して似たような発言をして問題になった政治家の方が……」
普段は頼りになるみゆきの言葉も、黒井先生の怒気に押されてか、まるでピントがずれている。
「うわーん、みんなこのこと知っとったんやな! 知っててウチのこと、可哀想な女やとバカにしてたんやろ!
キョンー、可哀想なウチを慰めてやー、めちゃくちゃにして忘れさせてやー」
「ちょ……どさくさに紛れてなんてこと言ってんだヨー! キョンは私らのモノだよー」
最後に思わぬ大暴露で、波瀾の幕切れになったのも、ご愛嬌……で済むのだろうか? また報復されたらやだな*1)ガクガクブルブル


結局、なんやかんやで大浴場を後にしたのは、タイムリミット10分前。
いまさら眠れるわけもなく、そのまま朝食の席について、帰りの荷造りをして、宿の人たちに挨拶をして、私たちは旅館をあとにした。
帰りのバスや列車、新幹線の中では、みんな揃って熟睡モード。
黒井先生、あれから押し黙ったまま、一言も口を開いていない。隣に座っているゆいさんが、ものすごく気まずそう。
ゆいさんから、自分の口で言うまで黙っていて欲しいと頼まれたとはいえ、私らも共犯みたいなものだからなー。声かけられないよ。
新幹線の中、奇妙な静けさが続いた。疲れているというのもあるけれど、それ以上に何かピリピリしてる……と……
「あーあ、止めや止めや。自分で口聞かんといて何やけど、流石にこの空気はアカン、耐えられんで」
突如黒井先生が声を上げたので、ゆいさん以下、みんなビクッと飛び上がってしまった……あ、キョン君は爆睡してたけど。
「あの……ななこさん、今まで黙っていてごめんなさい。何度も話そうとしたんですけど……」
「ん~、確かにウチの思い込みや決め付けが強すぎたのかもしれんなぁ。この件については一方的にまくし立てた気もせえへんでもないしな……」
腹を立てたままなのが心底疲れたのだろうか。のんびりした口調で話す黒井先生。良かった……仲直り出来そうね。
「ま、それはそれとして、いずれこの埋め合わせはして貰うで、ゆいさん……」
埋め合わせが何かは知らないですけど、私らは子供ですので、後のお話は大人2人でごゆっくりどうぞ。
そこから先、東京駅に着くまでの記憶はない。眠っちゃったみたい。


波乱万丈、いろんなことがあったけど、こうして私たちの、高校最後の夏休みは終わった。

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最終更新:2007年08月31日 23:01
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