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ID:OMk2ienUO氏の作品
こなた「やぁーながもんや!」
長門「……」
こなた「今日かがみと一緒にゲマズ行くんだけどながもんも行く?」
長門「……行く」
こなた「うんうん、ながもんも最近わかるようになってきたネ」
キョン「なにやってんだお前ら」
こなた「お、キョンキョン」
キョン「それやめろ」
こなた「キョンキョンは永遠のアイドルだよ!」
キョン「はいはい。で、珍しい組み合わせだな、長門と泉とは」
こなた「あ、うん。最近少し話すようになってきてネー」
キョン「長門と!?お前がか!?」
こなた「そうだヨ。いやぁ~ながもんもなかなかの素質を持ってるよねぇ」
キョン「なんのだよ……」
こなた「無口属性で子供体系!いいねぇ~萌えるよ~」
キョン「人のこと言えないくせにな」
こなた「むっ」
キョン「で、なに話してたんだ?」
こなた「今からちょっとばかし本屋さんへと行こうって話してたの」
キョン「ほー俺も行くかな。ちょうど読みたい漫画もあったし」
長門「正確にはげーまーz」
こなた「おっとながもん!」
長門「……なに」
こなた「どうせゲマズじゃついてこないし、あえて言わないでかがみんにもおいしい思いをしてもらおうじゃないか」
長門「……了解した」
キョン「なにやってんだ、早く行くぞ」
こなた「ほいよ~、でかがみは一応現地集合だから」
キョン「りょーかい」
かがみ「こなた遅いわよ!結構待ったんだ……から……ね……」
キョン「おっすかがみ、悪いな勝手についてきたわ」
かがみ「きょきょきょキョンくん!?なんで!?」
こなた「あたしがながもんと話してたら付いてきたの」
長門「……そう」
かがみ「そそ、そういうのは事前に言いなさいよっ!!」
こなた「まぁ~かがみんや、あたしもキョンキョンとかがみが2人っきりになれるように協力してあげないこともないよ?」
かがみ「えっ!?」
こなた「2人っきりだよ?あの、キョンキョンと?」
かがみ「べっ、ベツにあたしそんなんじゃ……」
こなた「あっ、じゃあいいのかなぁ?ながもんもキョンキョンに気ぃあるようだしさぁ~協力してあげようかなぁ~?」
かがみ「うぐぅっ……見返りはなによ……」
こなた「1ヶ月宿題の答えみせて!」
かがみ「アンタっ!それは……っ」
こなた「いいのかなぁ?ながもんも友達だしねぇ~?」
かがみ「くっ! ……のったわ……」
こなた「いやっほぉ!そうこなくっちゃあ!」
キョン「なにこそこそしてんだよ」
かがみ「あっ!いやっ、ベツになんにもっ!」
キョン「そのわりには泉の顔がツヤツヤしてるが」
こなた「まぁ~まぁ~さっさと行きましょうかー」
キョン「押すな!危ないだろ!」
こなた「さてさて、まぁ本屋はあとでにして、まずはゲーセンいきましょーう!」
キョン「おっ、ひさびさにやるか泉!」
こなた「やる気まんまんじゃないかキョンキョンや」
キョン「今度は負けん!」
かがみ「……ね、長門さん……」
長門「なに」
かがみ「どうやってキョンくんと知り合ったの?」
長門「主な原因は涼宮ハルヒ」
かがみ「そうなんだ……で長門さんはキョンくんのこと……どう思っているの?」
長門「……言語では説明出来ないし、仮に何らかの方法で伝えられても理解出来ない」
かがみ「え?」
長門「……わたしにも理解し難い感情」
かがみ「そ、そう……」
長門「そもそも感情という概念もわたしには理解が難しい」
かがみ「い、言っていることがよくわからないけど、自分が思ったことがそのまんま感情でいいんじゃない?心理学とかはわからないけど……」
長門「……そう」
かがみ「う、うん……」
長門「……まけない……」
かがみ「え?」
長門「わたしの感情」
かがみ「ん???」
キョン「かがみっ!ほら見ろ! 泉に勝ったぞ!!」
かがみ「あっ、ホントね。アイツも負けることがあるのね……」
キョン「よっしゃあ!」
かがみ「あっ!ちょ、ちょっとキョンくん手ぇ!」
キョン「あっ、スマン少し興奮しすぎた」
かがみ「も、もう……でもよかったわね」
キョン「あぁ!ありがとうかがみ!」
かがみ「へっ!?なななな、なにがよ!?」
キョン「いやなんとなくだがな」
かがみ「キョンくん喜びすぎよ!」
こなた「燃え尽きたよ……あたしは燃え尽きたよながもん……」
長門「……」
こなた「まさかあそこでコンボが決まるとは……」
長門「……よしよし」
こなた「ながもん……」
長門「……よしよし」
こなた「ながもーん!」
キョン「なにやってんだお前ら?暑いのに抱きついたりして」