part45-80氏の作品です
谷口「そういや、今夜最終回だってな」
かがみ「そーいうメタな話はやめないか?」
谷口「いいじゃねぇか、見てない分にはいろいろと想像が働いて面白いじゃねーか」
かがみ「一理あるわね・・・」
谷口「って訳でやってみよう! なんちゃってラスト!」
ケースワン・実はバトル物だった
こなた「くっ・・・私達もここまでか・・・」
つかさ「せめて、力が使えたらっ・・・!」
ハルヒ「無駄よ! あがいても結果は変わらないわ! そう、最終回という結末はね!」
かがみ「そんなの諦められないわ! 地球のみんな、力を貸して・・・」
ハルヒ「こ、これは!?」
キョン「かがみ・・・地球を頼むぜ・・・」
古泉「最後の最後まで、貴女に頼ってしまうとは・・・つくづく自分の弱さを恨みます」
ハルヒ「馬鹿な! ボルテージが・・・二期期待の希望が膨れ上がって・・・!」
かがみ「これが・・・私達の結束の力だぁぁぁぁぁ!!!」
ハルヒ「きゃぁぁぁぁぁ!!!」
谷口「どうよ」
かがみ「ゆるゆるとした学校生活と掛け離れて、っていうか前後との繋がりが全く無いじゃない!」
ケース2・俺達はロックスターになってやる!
こなた「なんだかんだあったけど、ようやく私達のバンドもニューヨークのステージに立てたネ」
キョン「あぁ。始まりは北高での文化祭、ストリートライブ、東京での対バン、地獄の全国ツアー」
かがみ「途中でつかさが倒れて、メンバーが不足した中での最終日・・・」
古泉「契約したレコード会社の倒産・・・そして気付けば海外の切符を握ってましたね」
キョン「思えば、俺達を騙したあの悪徳レーベルも、まさかここまで来るとは思わなかっただろうな」
こなた「きっかけを作ってくれたんだから感謝しないとネ」
つかさ「みんな、そろそろ時間だよ」
こなた「では始めますか! 一世一代の大ライブを!!!」
全員「おー!!」
谷口「こういうのもありだよな」
かがみ「うん、いい感じじゃない? あ、自我自賛じゃなくてね」
ケース三・鬱展開
今日は私達三年B組が、三年間お世話になった学校とお別れする日である。
「そっか、お姉ちゃん達、卒業なんだね・・・」
「なんとかネ」
私は気付かずに居た。従兄弟であるゆーちゃんの違和感に。
「私の命が間に合って、良かった。門出を見届ける事が出来て良かったよ・・・」
「ゆーちゃん?」
「内緒だったけどね、私の命はもう、長くないんだよ。」
どこか淡々と、衝撃的な言葉を綴り続ける従兄弟に、私は告げる言葉を無くしてしまった。
「ほら、私ってよく具合悪くなったりするじゃない? 最近、病院に行ったらね、そういう風に告げられちゃったんだ・・・」
私は唖然とする以前に、理解が出来なかった。昨日まであんなに楽しそうにテレビを見てたのに! クラスメートと他愛の無いお喋りに興じていたというのに!
「なんで!! なんでなのさ!!」
「もう、手遅れなんだよ・・・」
淋しげな微笑を顔に張り付け、ゆーちゃんは言った。この表情をこの状況でする人は大体相場が決まってる。そう、諦めている――――――――――。
「でもっ!! そんなのってないよ!! まだなんとかなるハズだよ!!」
「・・・ごめんね、お姉ちゃん。 こんなにも脆い私で・・・」
私は登校するべき時間が迫るのも気にならない程、焦っていた。
なんとかならないか?
人の天寿をどうこうするのは神を冒涜する行為だ、だとか言っている奴らがいるかも知れないが、そんなのはどうだっていい。
私は願った。
生きていて欲しい。それだけを。
かがみ「こう、かな?」
谷口「うおおおおーん!! 泣かすなぁぁ!! ぐすっ・・・」
かがみ「あくまでもifだからね、仮にそうなったら私が長門さんの親玉に頼み込んでどうにかするわよ!」
谷口「頼む・・・」
ケース4・そして10年の月日が流れ―――
僕たちがSOS団という奇怪で退屈しない青春を謳歌していた高校時代から10年が経ちました。
あれから涼宮さんは能力を衰えさせることもなく大学を経て社会人となりました。
違う事と言えば彼と結ばれ、子供が二人生まれた事でしょう。その子供も、今では小学生になろうとしています。
長門さんは外見的な成長をしないと思っていましたがそうではなく、今彼女は年相応な雰囲気を纏い、腰あたりまで伸ばした髪が印象に残る魅力的な女性になりました。
朝比奈さんは未来と現代を行き来し、かつて彼と僕との間で朝比奈さん(大)と呼んでいたその外見そのままに成長してしまわれました。少しドジな辺りも変わっておりません。
谷口「あれ・・・なんか違うな」
かがみ「私にやらせなさいよ!」
黒井先生を始めとする学校生活から10年が経った。
あれからこなたは(意外にも)東大に合格し、上場企業に勤めるキャリアウーマンに変貌していた。背は少し伸びたか伸びてないかだけどね。
私は無事法学部を修了し、弁護士として日々勉強の毎日。
こなた達とは今でも月一で集まる事があるけど、いつもあいつの話題はビジネス関係。当時からは想像も付かないわね。そういや、これは卒業して始めて会った時に話した事なんだけど、
「ところでさ、アニメとかまだ見てるの?」
「いやぁ、この年になってからはね。 二次元に逃避してる場合じゃないって気付いたの。」
「へぇ~、意外。 あれだけ熱を上げてたもんだからさ」
「大袈裟かも知れないけど、生きる為には『今』と『少し先』を見ないとね。 目の前の仕事だけじゃないからさ、余分な時間はとれないの」
どこか凛とした雰囲気でそう告げるこなたに、私はツッコミが出来なかったわね。不覚。
「つかさはどうしてる?」
「あぁ、つかさなら調理師免許を取って、自分のレストランを経営してるわよ」
「料理が得意なつかさらしいね。ふふっ」
こうして他愛の無い話の中で、ふと10年前のあの日々に再び色が付いた気がした。
かがみ「こうでしょ。らき☆すたならね」
谷口「すまん・・・」
かがみ「ところで語りが古泉君口調だったのはなんで?」
ケース5 最後は皆で!
あきら「ゴットゥーザ様が言うから仕方なく!だからね!? わかった?」
白石「へいへい」
杉田店員「おい、ここは何処だ・・・ってカメラ回ってるのかコレ。全国のみなさん、アニメイトをよろしく!」
ハルヒ・こなた「ちょっとキョン! 何やってんの!!私もテレビに写るわ! みなさんはチョココロネの頭がどっちか知ってる? やっぱり太い方だよネ?」
兄沢「貴様らぁぁぁぁぁ! 栄光ある最終回だというのに、揃いも揃って自分をアピールかぁぁぁぁぁ! 番組の事も考えろぉぉぉぉぉ!!」
小野「このコーナーもいよいよ最後です、『今週のマッガーレ』」
杉田「古泉、居たのか」
小野「おや、こちらで貴方に会うとは珍しい」
あきら「なにこれ」
白石「どうせ『あの人』の差し金でしょう」
みなみ・長門店員「あきらちゃん、大丈夫?
顔色、悪い・・・、あなたには何らかの情報生命体が寄生している可能性が高い。確率にして99.9%、いますぐ治療すべき。その為の鍋焼きうどんを今から作成する。」
ゴットゥーザ様「いい加減にしろお前らぁ! 少しはこのコーナーの事も考えろ!」
こなた「へぇ、みくるちゃんの癖に私に逆らうつもり(=ω=)?」
あきら「華麗にスルーしてっと、最後のゲストはこの人達でーっす!」
かがみ「え、あ、どうも。」
つかさ「こここここんばんは、柊つ、つかさですす」みゆき「みゆきです、私なんかがこの場に居て宜しいんでしょうか?」
あきら「・・・ちょっとプロデューサー・・・なんなのよこれ!! 思い切り本編キャラじゃないの!!」
白石「こなたさんは涼宮ハルヒさんとして出たので紹介は省かれた様ですね」
あきら「それだけじゃなく、なんかもうめちゃくちゃじゃない!」
ゴットゥーザ様「でも、楽しかったでしょ?」
あきら「え?」
ゴットゥーザ様「自分のコーナーがさ、こんなにも愛されてるんだってさ」
あきら「・・・そうです、ね」
ゴットゥーザ様「・・・もう時間ね、最後はあきらにしか締められないよ?」
あきら「・・・」
ゴットゥーザ様「ほら」
あきら「・・・今までいろいろ愚痴も垂れたし、関係者にも迷惑をかけちゃいました。そのせいでこのコーナー自体の存在も危ぶまれました。本当に、ごめんなさい。
だけど私、楽しかったです。皆とこうして会えて、台本なんか吹っ飛ばして話をして。
みなさん、今までありがとうございました! そして最後はこの挨拶で締めたいと思います、おは☆ラッキー!!」
全員「おは☆ラッキー!!!」
―――――ブツン―――――
かがみ「・・・らしいっちゃらしいわね」
谷口「そうだろ? 基本緩くて、自由で、ハートウォーミングな日常ってのはこうじゃねえかと思う、けどよ」
かがみ「けど?」
谷口「『本当の』最終回の受け取り方なんてよ、人それぞれだと思う。 そいつらのさ、感じ方っていうの? とにかく、そういうこった」
かがみ「いい事言ったつもりでも言葉になってないぞ、それ」
谷口「うぉあっ!?」
かがみ「ま、あんたらしいけどね」
谷口「どういう意味だ」
かがみ「そのままの意味よ?」
谷口「くっそー、いつか見返してやるからな!」
かがみ「はいはい、待ってますよ・・・何年でも、ね」
谷口「ん?今何て言ったんだ?」
かがみ「あんたは馬鹿だって言ったのよ!!」
終わり
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最終更新:2007年09月18日 05:08