89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/16(月) 16:15:17.60 ID:8ZpzTH8wO
こなた「やぁやぁキョンキョン。」
キョン「こなたか、どうした。」
こなた「この本読んでみてよ、オススメなんだ~。」キョン「ライトな小説か、わかった気が向いた時に読んでおくよ。」
こなた「すぐ読んで。」
キョン「…!わかった…。」
いつものこなたとは違う感情の読めない瞳。この光景は…、でもなぜこいつが…。
家に帰りベッドに転がると直ぐさまラノベを取出し開く。
キョン「やはりか…。」
そこには確実にアニメイトのオマケではないであろうシンプルな模様の栞が挟まっている。3度目の今となっては震える事もない手で栞を裏返し、そして見た。
『今夜12時、糟日部公園にて待つ』
糟日部公園か…、ここからなら自転車で飛ばせば4日もあれば着くだろう、夜中なら糟日部防衛隊もいないだろうしな。
キョン「ちょっと出掛けてくる。」
疑いの目で見る妹を残し俺は自転車にまたがった。
158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/16(月) 18:14:25.17
ID:8ZpzTH8wO
>>89続き
こなた「遅かったねキョンキョン…ホントに…。」
キョン「悪い、箱根越えがきつくてな。それで、何の話だ?こんな夜中に呼び出したんだ、世間話ってわけじゃあるまい。」
こなた「うん…。えと…、好き…なの。」
キョン「……。はぐらかすな。」
こなた「むぅ…。なかなかひどいなぁ~。女の子の一世一代の告白を。」
キョン「目を見りゃわかる。」
こなた「そかそか。んじゃあ、本題ね。わたしやかがみんはね、普通の人間じゃないんだ。」
やはり、その手の話か…。キョン「お前のオタク趣味はともかく柊はごく普通だと思うがな。」
こなた「性格において普遍的な性質を持っていないという意味ではない。…だっけかな?」
キョン「………!!」
こなた「…そゆことなんだ。まま、詳しくは私ん家で話そうよ~ω」
深さを増した群青色の瞳。大低の事では驚かないと決めていたんだがな…。
キョン「…やれやれ。」
この台詞の使用回数は承り太郎といい勝負だろうな…。そんな下らない事を考えながら俺は自転車を引きこなたの後を着いていった。
369 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/16(月) 22:07:49.47
ID:cgTZleal0
>>158続き
あんまり需要ないけど俺書いてるの前スレ>>194の続きなんだ。暇だったら読んでください。
キョン「すごい・・部屋だな。」
こいつが長門と同じ人種だとしたら対照的にもほどがある。
こなた「そう?みくるんフィギュアもあるよ~。んで、話の続きなんだけど、」
キョン「・・あぁ。ある程度は察しがついてる。」
こなた「んなら早いね~。わたしやみゆきさんはね、かがみんを観察するためにこの世界にいるんだ。」
キョン「あいつに・・かがみにもハルヒみたいなアホな力があるってのか。」
こなた「そだね、ハルにゃんのとは似てるようでぜんぜん違うんだけどね。」
キョン「・・?」
こなた「ハルにゃんは何もないところから情報を生み出せる、かがみんはその逆、情報を無にできるのさ。」
・・・・・、無に、できる・・?
キョン「・・ハルヒ以上に厄介じゃねーか!!」
まさかこいつの親玉はそれを利用する気なのか・・!?
こなた「うん・・。で、でもね、かがみんは今の世界に不満とかあるわけじゃないんだよ。もちろん自分におかしな力があるなんて知らないんだ・・、」
キョン「・・・いつ爆発するかわからんだろ、ハルヒと性格も近そうだしな。」
こなた「・・怖がらないでお願いだよ・・。普通の、女の子だよ、かがみんは・・。ハルにゃんも・・。」
キョン「・・・・。お前の親玉はどう考えてるんだ?」
こなた「・・利用・・しようとしてる。」
キョン「・・俺にどうしろっていうんだ。」
こなた「ハルにゃんと一緒。かがみんはキョンキョンの事好きになり始めてる。心を安定させてあげて欲しいんだ。普通の女の子として接してあげて欲しいんだ。」
キョン「そうは言ってもな・・、かがみと仲良くなんかしたら今度はハルヒが・・、」
こなた「わかってる。だからかがみんとハルにゃんも仲良くなるようにキョンキョンが間を取り持って欲しいんだよ。」
おいおい・・、恋愛経験ほぼゼロの俺にそんな高等テクを求めるか・・。
キョン「・・・まぁ、それしかないんだろうな・・。お前は親玉とは意見が違うようだが、大丈夫なのか?」
こなた「いざとなったら2次元の世界に逃げるよω」
キョン「おいおい・・ホントに出来そうだからやめろ、お前が逃げたら俺が狙われるだろうが・・!!」
こなた「・・大丈夫。」
キョン「・・。」
こなた「私がさせない。ω」
459 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/16(月) 23:10:34.36
ID:cgTZleal0
>>369続き
こなたから電波な話を聞いた翌日。
みゆき「あの、えーと・・キョンさんでよろしいんでしょうか?」
キョン「高良さん・・でしたよね?こなたから一通りは聞いています。」
みゆき「そうでしたか。私も今、朝日奈みくるさんとお話してきまして。仲良くしてくださいね。」
キョン「それはもちろんです。えーと、あなたが未来人ということは、柊妹は超能力者なんですか?とてもそうは見えませんが。」
みゆき「つかささんはですね、えーと・・、超能力者になりたい、そうです。」
キョン「・・・は?」
みゆき「超能力者になるのが、夢だと・・。」
キョン「・・つまり一般人?」
みゆき「・・そう、ですね。」
キョン「・・そう、ですか。」
キャラそのまんまじゃねーか・・、古泉は神人退治に専念できそうだな。
161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/07/16(月) 18:16:20.34
ID:rrGLfGJB0
原点に立ち戻りたいんだ・・・。
--------------------------------------------------------
「あれ?点かなくなっちまったな」
100円ショップのミニ懐中電灯のキーホルダーは、
お世辞にも都会とは言えない我が家の周辺では必需品だ。
特に妹の奴が間違えて玄関の電灯を消してしまった時には、
こいつで照らし出さないと鍵穴も見えやしない。
まあ、携帯のフォトライトを使ってもいいんだが、取り出す
のは面倒この上ないからな。
それにしてもずいぶん手垢で汚れてるし、替えの電池はこの
本体+電池と同価格の105円だ。よってこやつはお役ご免とする。
俺の華麗なるフリースローは、ミニ懐中電灯を音も無く教室の
ゴミ箱へと吸い込ませたと言いたいところだったが、懐中電灯は
むなしく空を切り、床に転がった。
「こら!めんどくさがらないでちゃんと捨てなさいよね!」
「ああ、ワリい柊」
「さて、(朝比奈さんに癒されに)部活へと行きますかね。
柊もうちの部室遊びに来るのか?」
「え?え、ええと、つかさ達とあとで行くから」
162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/07/16(月) 18:17:31.56
ID:rrGLfGJB0
数日後の事。
いや、まずは先に断っておこう。俺は生まれてこの方、高校に
上がった今でさえ、色ボケ谷口のように彼女が欲しいと思った
ことも何度かはあったが、それは俺の下半身の欲望を満たしたい
という生理的欲求から来る物で、女の子とデートしたいだの
いちゃつきたいだのと思ったことは一度としてなかった。
異性の姿や仕草を見てどきっとしたことすらない。
朝比奈さんの着替えシーンは・・・まあこれは意味が違うだろう。
話を戻そう。休日だったその日、俺は長門の奴が進めてきた
本を購入し、いつもの喫茶店に入った。
「あれ?柊?」
そこには、なにやら難しい顔で金属のパーツめいた物をいじくり
回す柊かがみの姿があった。
「げ!キョン!じゃなくて、じゃなくてええとキョン君?」
お前まで俺をキョンと呼ぶか。
「い、いや、ええと谷口が本名で呼ぶのは気持ち悪いから
辞めてくれっていうから・・・その、ごめん」
そんなしょぼくれなくたっていいんだが。俺を本名で呼んで
くれるチームの手勢がまた一人減っただけのことだ。
それにしてもなんだコイツの態度は。教室じゃ妙にトゲトゲしい
というか、休み時間中は隣の妹がいるクラスに行ってしまって
会話のチャンスなど皆無に等しい。
166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/07/16(月) 18:24:49.84
ID:rrGLfGJB0
だが、最近になって隣のクラスで泉というちんまいキャラが
長門に妙に懐いてしまい、泉に柊姉妹、そしてたまにだが高良さん
という眼鏡美人が文芸部室に入り浸るようになったのだ。
ハルヒの奴もコイツらがなかなか気に入ったらしく、既に名誉団員
の地位を得ている。つまり唯一の平団員である俺よりも立場は上と
いう事になるのではないか。なんて可哀そうなんだ俺は。
他の席も空いてはいたが、声をかけてしまった手前、俺は柊の前に
座った。
柊はびくっと反応して手でいじっていたものを両手で隠したが、
俺はしっかりとその物体が何であるかを認識できた。
「そこをひねってもランプがむき出しになるだけだぞ?電池を
替えるならそこのケツの所をひねるんだ」
「え?ええと・・・どこ?」
それは俺が愛用しているミニ懐中電灯と同型のシロモノだった。
しかし律儀に電池交換とは。すぐ隣に同価格の新品があるという
のに。成績優秀なこいつとは思えん。
俺は柊の手から懐中電灯を受け取ってケツの部分を力をこめて
ひねった。随分硬いな。100円ショップの品物はハズレを引くと
ロクな事が無い。
「よし、点いた」
「あ、ありがとう」
俺から懐中電灯を受け取ると、やたら大事そうに点けたり消したり
してから、携帯のストラップに紐を通した。
175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/07/16(月) 18:41:00.53
ID:rrGLfGJB0
「なあそれ・・・大事な物なのか?」
「う、うん・・・」
「そ、そうか。良かったな」
それから他愛の無い会話をし、俺と柊は店を出た。
柊が視線を合わせてくれないのが少々敬遠されているようにも
思えたが、それはそれで妙に可愛く見えるのだから不思議だ。
おかしい。俺は色々な可能性を探りに探ったが、どう考えても
あの懐中電灯は俺が捨てたものだ。
なんであいつがあれを大事そうにしてるんだ。
いや、まさかな。だが、一つの可能性に気づいた時、俺の心臓は
古い表現だが早鐘を打ち始めた。
いや、うぬぼれるなよ俺。考えても見ろ、きっかけも何もない
じゃないか。恋愛って奴はこう、きっかけがあって始まるもの
なんじゃないか。俺はあいつになにかしたような記憶もないぞ。
やべえ。あいつの顔ばっかり浮かぶ。勘違いするんじゃない。
俺はそんな女子に気に入られるようなキャラじゃないはずだ。
おかしい。何かがおかしい。月並みな表現だが、俺の中で何かが
変わっていることだけは確かだった。
208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/07/16(月) 19:42:32.56
ID:6yKL1X4bO
キョン「泉って身長いくつなんだ?」
こなた「147ですが何か?明らかに平均より下回っていますが何か?」
キョン「わ、悪い、気にしていたのなら謝る、怒らないでくれ」
こなた「冗談だヨ。相変わらず真に受けやすいネ」
キョン「…。その位置に頭があると、肘を乗っけるのに丁度いい高さなんだよな」
こなた「むっ。仮にもレディに向かって何て言い草」
キョン「冗談だ」
こなた「ぶー。かなり傷ついたよ今のは。謝罪と賠償を要求する」
キョン「何をすりゃ許してくれるんだ?」
こなた「頭を撫で撫でしてくれたら許してあげるヨ」
キョン「…マジで言ってんのか?」
こなた「うん、マジ」
キョン「ったく、ほら」
こなた「えへへ。サンキュ」
228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/16(月) 20:07:35.48
ID:VGq70JnF0
キョン「そういえばなんで同人誌とかそういうのができたんだ?」
こなた「ん?どゆこと?」
キョン「いや、同人誌はなにか元がある作品の後日談とかもしも~~だったらとかそういう話が多い事はないか?」
こなた「ふむふむ。」
キョン「そもそも大抵はその元の作品を楽しむだけで終わるはずだったのに、なぜ後日談だのifだのを考え始めたんだろうな、って思ってな。」
こなた「言いたい事よくわからないけど多分もっと楽しみたいからじゃないかな?」
キョン「もっと?」
こなた「だってさ、面白い物ほど終わるのが寂しいしもっと楽しみたいじゃん。
だからその作品が終わった後とかにその作品の同人が増えるのはそういう事だと思うな。
私もこのゲームのEDの後の話とか日常とか休息中のお話を見たいと思うときあるもん。
だから同人の元になる作品ってのは非常に愛され楽しまれているんだと思うよ。」
キョン「なるほどな。つまりはその作品が好きで好きでたまらないって人がたくさん出てきたから同人が生まれたって訳か。」
こなた「まぁ私的な意見だけどね。」
キョン「しかし、オタクってのも色々考えてるんだなぁ。色々と見直したよ。」
こなた「見直されちゃったよ。(もしかしてキョンキョンって私の事苦手だったのかな・・・私オタクだし)」
キョン「(泉はこういう話を喋ってる時は反則並みにかわいいな。くだらない事でもこいつ話すのが楽しいしな。)
350 名前:228[] 投稿日:2007/07/16(月) 21:51:39.36 ID:VGq70JnF0
「そういえば、チョココロネってどっちが先だと思う?」
これが彼、キョンに初めて話しかけた時の言葉。
今思えば席が隣だからと言ってこんな変な話題になんで彼が乗ってくれたかわからない。
そもそも私みたいなのに一目惚れされた上にこんな話題振られても困るよね。
「・・・いきなりで訳が解らないが、やはり大きいほうが先だと思うぞ。」
ああ、いきなり訳がわからないよね。ゴメンやっぱり話しかけないほうがよかったよね。
けど私はそう思いつつ言葉を繋いでいった。
「ふ~ん、そうかなぁ。チョココロネの元になっている貝は細いほうが先って聞いたんだけど実際はどうなんだろ?」
「さぁな、それは作った本人か神様しか知らないんじゃないのか?(まぁ、神とか言われてるハルヒは知らないだろうがな。)」
ああ、微妙って顔してるよ。だけど今更会話をきるわけにはいかないよね。
「私はいつも細いほうから食べてるんだけど、いっつ食べてるとチョコが垂れるんだよね。なにか良い具合に食べられる方法ってないかな?」
「そうだな、やはり太いほうから食べたほうがいいんじゃないか?」
「ん~けどそれだと普通で面白くないじゃん。普通じゃなくくてうまく食べられる方法って無いのかな?」
「(普通が嫌いってところはハルヒと似てるな、声も少し似せようとすれば本人と区別がつけられないかも知れん。)」
ん~と彼は考え込んでいる。だけどきっと話題のチョココロネについて考えているんじゃないと思う。
きっとなんだこの変な奴とかって考えているに違いないよ。やっぱり私なんかじゃ・・・・
「(おっと俺は何を考えているんだ。ハルヒと雰囲気が似てるからって比べたらだめだろ俺。)
そうだな。じゃあ細いほうをちぎってそれにチョコを塗って食べて減らしておけばチョコが垂れる事は無くなるんじゃないか?」
「なるほど、早速やってみる事にするよ。」
やっと会話が終わった、ごめんねキョンくん。私なんかが話しかけたらウザいだけだよね。
けどやっぱり君を見てるだけじゃ満足できないんだよ・・・。
そう考えつつ私は早速チョココロネをちぎった、が――
ちぎり過ぎてチョコが入ってる部分までちぎってしまってそこからチョコがこぼれてポトッという音とともに服に付着してしまった。
・・・もう落ちないだろうねこのチョコ、あーあ。本当に今日の私は変だ。自分でも何をやっているのか・・・
353 名前:228[] 投稿日:2007/07/16(月) 21:53:14.92 ID:VGq70JnF0
「おっと大丈夫か?ちょっと待ってろ。」
ああ、太いほうも垂れて来たよ。細いほうからも垂れそうだよ。ん?このハンカチは何?
ああ、くすぐったいよ。もしかしてチョコを拭いてくれてるの?私なんかの為にハンカチ汚して・・・・。
「すまんな、俺が変な提案したせいで服を汚しちまって。」
「でもちぎりすぎただけだし結局こぼしたのは私だし・・・。」
「いや、俺のせいだよすまない事をした。」
でもハンカチ汚しちゃったねごめん。けど優しくしないでよ私なんかに。
私にやさしくされても何をすればいいか解んないよ。
「ううんありがとうええっと、キョンでいいのかな?」
「ああ、もうそれ以外の呼び方を求めるのは飽きた。」
ごめんね、好きな人の本名も知らないで。
けどこのままじゃ駄目だよね、ハンカチのお礼をしなくちゃ。
・・・うっとおしいと思われてもお礼はしなくちゃね。
「ん~、ハンカチ汚しちゃってゴメンね。よければ洗ってあげようか?」
「いやいや、そこまでしなくてもいいって。悪いのは俺だからハンカチ如き気にするなよ。」
あれ?もしかして私心配されてる?
まさか、私なんかを(もうこの言葉何回も使ってるね)心配してもいい事はないよ。
「でも悪いから弁償くらいはさせてよ、私の自己満足だけどね。」
「ん、そうか。そこまで言ってくれるんならお願いするかな(コイツ良い奴だな!ハルヒとは大違いだ、ってまた比べちまったよ。駄目だぞ俺。)」
また微妙って顔してる。
けどね、私は貴方の事が好きになっちゃったんだよ。だから許してくれなくても許してね。
けど、私でも心配してくれるんだなキョン君は。少し嬉しかったよ。
その日の夜、私はいつも眠れない間にプレイするゲームをはすることは無かった。
なぜならなぜかいつもより早く眠ることが出来たからだ。だけどやっぱりその出来事があったからなのかな?
ありがとう優しいキョン君。
258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/07/16(月) 20:42:34.33
ID:egFq2xlo0
キョン「よう、こなた・・・って、今日は例の3人は来てないのか?」
こなた「いいじゃん、たまには2人で勉強するのもさ」
キョン「そりゃ別に構わないが、高良さんやかがみが居ると、分からないところとかすぐに聞けるしな」
こなた「ほう、キョンはかがみんやみゆきさん目当てだったのかい。そりゃ悪うございましたね」
キョン「こなたと2人だけってのが嫌だなんて、一言も言ってないだろ・・・拗ねるなよ」
こなた「・・・キョンはもうちょっと、女心ってヤツを理解すべきだネ」
キョン「なんだか分からんが、とにかくスマンカッタ」
こなた「周りに誰か居るだけでも、怠けられないなって気になるでしょ」
キョン「(さっきから気になってるんだが、こなたのヤツ、何で今日に限ってあんな短いスカートを・・・)」
キョン「(それであんな座り方するから、さっきからスカートの中がモロ見えだぞ)」
こなた「・・・どうしたのキョン。さっきからあんま、集中できてないみたいだネ」
キョン「スマン。ちょっとな・・・お前は珍しく集中しているみたいだな」
こなた「一夜漬けの仕込みってのも、これはこれで大変なんだよキョン君」
キョン「(腰から下も大変なことになってるんだが、ここは教えてやるべきだろうか・・・)」
こなた「(ふふ、普段斜に構えてて、女の子に興味なさそうでも、やっぱり年頃の男の子だネ)」
キョン「あのな・・・男としちゃちょっと言い難いのだが、こなた、さっきから・・・見えてるぞ。
スカート短いんだから、ちょっと気をつけろよ」
こなた「・・・キョンのえっち」
キョン「と言われると思ったから、黙っていようかどうか迷ったんだ。迷った末に指摘したのだから感謝してくれ」
こなた「ねぇ、ちょっとはハァハァした?」
キョン「妹のを見ちまったようなモンで、なんてこたないと答えるべきか・・・いや、こなたのことだから変な
意味に取りそうだし、微妙に失礼な気もしないこともないな・・・じゃ、俺も男だから気をつけろというべきか?
いや、それじゃ俺がこなた相手に妙な気があるみたいで、なお良くないな。ここは一般論的な注意に終始する方が・・・」
こなた「キョンお得意のモノローグですか。気を使わせてすまないねぇ」
キョン「やべっ、心の中に留めるつもりが口に出てた!」
260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/07/16(月) 20:44:00.92
ID:egFq2xlo0
>>258続き
キョン「・・・お前も一応は年頃の女の子なんだから、ちったぁ恥じらいなさい」
こなた「キョン、私のことをちゃんと女の子だと思ってくれてるんだネ」
キョン「俺はお前を男だと思ったことは(普段の言動を見ていると正直、疑いたくなることはあるが)ないぞ」
こなた「今の妙な間はなに?」
キョン「気にするな。世の中には知らない方がいいこともある」
こなた「キョンはさ・・・つかさやかがみんやみゆきさんと話してるときは、やっばり相手を女の子だと少しは意識して
話している気がするんだよね」
キョン「俺は別に、相手によって態度を変えてる気はないけどな」
こなた「そういうんじゃなくてね・・・ま、ニブチンのキョンには分からないか」
キョン「悪かったなニブくて」
こなた「自覚はあるんだネ」
こなた「・・・喉かわいたね。ちょっと飲み物持って来るね。麦茶でいい?」
キョン「お、悪いな」
こなた「あ・・・キョン、タンスの上から二段目に私の下着が入っているけど、私が居ない間に盗むなヨ!」
キョン「誰が盗むか!」
キョン「(今日のこなたは何か変だな。ま、あいつはいつも変だと言えば変だが・・・)」
キョン「(しかし、見られたり盗まれたくないなら、なんで下着のありかなんか教えるのかね)」
キョン「(今日は白いシンプルなやつだったけど、こなたって普段どんなの穿いてるのかね)」
キョン「(・・・って、ここで引き出しをあけたら、俺はただの変態だな)」
こなた「おまたせ~ん・・・キョン、下着盗まなかっただろうな?」
キョン「誰が盗むか!」
こなた「でも引き出し開けて中くらいは見たでしょ?」
キョン「見てねぇ! 人をなんだと思ってやがる!」
こなた「せっかく場所教えてあげたのに・・・そっか、もしかしてキョン、使用済みの方が好きなの?
ちょっと恥ずかしいけど、今穿いてるので良ければ・・・」
キョン「・・・・・・今日はもう帰っていいか」
263 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/07/16(月) 20:44:56.36
ID:egFq2xlo0
>>260続き
こなた「・・・ごめんよキョン。からかったりして。機嫌直してよ」
キョン「・・・・・・」
こなた「私だって女の子だからさ・・・このくらいやれば、キョンも少しは意識してくれるかなと」
キョン「おいこなた! やっぱり今日のこれはワザとやってたのか?」
こなた「・・・ごめんようキョン」
キョン「俺、おまえ相手に話してる時が、一番心置きなく話してるつもりなんだけどな・・・それじゃダメなのか?」
こなた「そういうわけじゃ・・・ないけど・・・」
キョン「ま、俺もあんまり女心ってのが理解できているとは思わんし、こなた相手だと気安い分、配慮ってのがなかったかもしれん」
こなた「私のわがままだネ。ごめんねキョン」
キョン「だけどな・・・ああいうことは止めろよ。そういうことに関心がないように見えるかもしれんが、俺だって男だからな」
こなた「私、キョンとなら・・・いいよ」
キョン「だ・か・ら、そういうのを止めろって言ってんだ!」
こなた「(今のを、私の本心だとはとってくれないんだネ。キョンのバカ)」
完
325 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/16(月) 21:33:57.03
ID:ex7mFGfx0
キョン(ああ・・・至福の時とはまさにこの事だろう・・・
何故かって?・・・朝比奈さんがポニーテールにしてるからだよ!
駄目だ、怪しまれたくないから目を背けようとしてるが、三秒に一回
どうしても、見てしまう!駄目だ、何という破壊力、その恥じらい顔!
その恥ずかしがっている声!そして、何より美しい髪をポニーテールの絶対領域!
も、もう、俺の視覚はと聴覚はレッドゾーン・・・・例えていえば
『衛生兵!えいせいへーい!』な状態だ・・・駄目だ、もう我慢の限界だ!
すみません、朝比奈さん!その有望なポニーテールを是非、触らせt・・・)
ガンッ!
こなた「キョ~ンキョン、何で隣のあたしがポニーテールにしてるのに
まったく見向きもせずに一定の方向を見ているのかな~?」(かかとでそのままキョンの足をグリグリ)
かがみ「ほんと、今日の為にわざわざ前日から下準備をしてたってのに
『柊ってポニテがとっても似合いそうだな』って言ったから
ポニテにしたのに・・・ここまで無反応な態度は何でかな?」(同じくグリグリ)
キョン「ちょ・・・ごめんって、二人とも・・だから、ハルヒみたいに
首を引きずんのはやめてくれ!く、首が・・・」
ズルズル
ガチャ
パタン
ア・・アァ・・・
みくる「・・・・・・」
453 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/16(月) 22:58:09.37
ID:1aBMvOad0
とりあえず前スレ最初から投下。駄文で申し訳ない
キョン(さて・・・帰るか・・・ん?下駄箱に手紙が)
『放課後、教室に来てください』
キョン(朝倉・・・じゃないよな。第一あいつ転校したし・・・じゃあ朝比奈さんか?)
ガラッ
キョン「あれ?柊か?」
かがみ「あっ・・・キョン君。来てくれたんだ・・・」
キョン「この手紙はお前だったのか?」
かがみ「うん・・・話したいことがあって・・・実は!私キョン君のことが・・・」
ガラガラ
こなた「やふ~wawawa忘れ物・・・」(誰もいないと思うけど一回やってみたかったんだよね~)
キョン「・・・!」
かがみ(えっ!こなたっ!)
こなた「・・・!うっ」(え・・・マジで人いたよ。しかもキョンキョンとかがみんがこれなんてエロゲのような展開が・・・)
465 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/16(月) 23:13:22.36
ID:1aBMvOad0
>>453
こなた(私邪魔者だしついでにあれもやってこ)「すまん!ごゆっくり~」ダッ
キョン(あ・・・あいつは何がしたかったんだ)
かがみ(やば・・・こなたにバレた。明日色々聞かれそう)
キョン「で、何の用だっけ?」
かがみ「あーえとそのだからっ・・・キョン君のことが・・・すk・・・」
ハルヒ「あーっキョンこんなとこにいた!どこ行ってたの!さぁ帰るわよ。」
キョン「ちょっと待て!強引に引っ張るな!てかまだ話が終わってない」
ハルヒ「かがみ?そんな重大な話なの?」
かがみ「あっえと・・・別に大した用じゃないし・・・」
ハルヒ「ほら!さぁ帰るわよ!ぐずぐずしない」
キョン「引っ張るなて!じゃ柊また明日・・・」
ハルヒ「は や く く る !」
ドタドタ・・・
かがみ(頑張れ私・・・まだ希望はある・・・あるよ)
498 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/16(月) 23:27:34.03
ID:1aBMvOad0
>>465
朝
かがみ(うん・・・昨日は全然眠れなかった。五月病で休もうかな・・・)
かがみ「ってなに言ってるのこなたじゃあるまいし!第一今五月じゃないし!」
ガチャ
つかさ「あっお姉ちゃんおはよう~♪」
かがみ「・・・おはよう」
つかさ「どうしたのお姉ちゃん。顔がバスサミコ酢色してるよ?」
かがみ「寝不足なのよ。あとバルサミコ酢から離れろよ。」
登校中
かがみ(どうしよう。昨日あんな中途半端に終わってしまったし何て言えばいいのよ・・・)
こなた「二人ともおはー♪」
かがみ(そういやこいつにもどうやってごまかそうか考えねば)
つかさ「こなちゃんおはよう」
こなた「ん?んん~?」
かがみ「な、なによ・・・」
こなた「いや~べ・つ・に♪AHA♪」
かがみ「気色悪っ・・・」
こなた「昨日はお楽しみでしたね~って言いたくてさ」
かがみ(ぼふぅ///)
つかさ「何の事?こなちゃん?」
こなた「実はさぁ昨日かがみんが・・・」
かがみ「わぁ!ストップストップ!!!」
かがみ「ほら、遅刻するし早く行くわよっ!」
こなた(いや~かがみんにも可愛いとこあるねぇ~)
つかさ(?)
563 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/16(月) 23:54:11.82
ID:1aBMvOad0
>>498
とりあえず学校に着き教室に入る。
かがみ(キョン君も涼宮さんもまだ来てない。よかった・・・)
かがみ(って安心してる場合じゃない!何か言い訳を考えなくちゃ・・・)
谷口「・・・それでよ昨日ナンパしたらあっさりと断られちゃって。この辺は俺のかっこよさに気づく女はいないのかねえ」
キョン「いる訳ないだろ。そんな馬鹿な女。」
谷口「何だとー」
かがみ(き、きた・・・)
キョン「お、かがみ。おーす」
かがみ「え、あ、お、おはよぅ・・・」
キョン「(小声)そういや昨日の続きなんだが、一体なんだったんだ?」
かがみ「(小声)えっ、えとその・・・」(こんなとこで言えるわけないじゃない!!!)
ガラッ
ハルヒ「あー!今日も暑いわねえ。何とかなんないのかしら!ってまたあんたらは」
かがみ(げ!最悪!涼宮さん来ちゃった!!)
かがみ(しかも後ろの方よく見ればこなたとつかさもいるし!)
こなた(ニヤニヤニヤ)
つかさ(こなちゃんの言ったとおりだよ。お姉ちゃん)
ハルヒ「何?何の話をしてたのよ!昨日といい今日といい!」
キョン「と、とりあえず落ち着け。な。ハルヒ」
かがみ(ど、どうしよ・・・そうだ!でも・・・かけるしかない!)
かがみ「あのっ!キョン君!」
キョン「はひぃ!な、なんでしょう!」
かがみ「その・・・す・・き・・・しょ・・・」
キョン「な、なんて・・・?」
546 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/07/16(月) 23:48:52.32
ID:4mWNDY/80
泉宅
キョン「そろそろ帰る」
こなた「じゃあ送っていこう」
そうじろう「送っていこうとも」
キョン「あ、いや。お父さんにわざわざ送っt」
そうじろう「誰がお義父さんだ!」
キョン「誰がンな風に呼んだ!?」
そうじろう「こなた1人でなど行かせられん。送り狼になられたら困るからな」
キョン「送り狼――って立場が逆では」
そうじろう「男はみんな狼なんだ!」
こなた「女はその狼を狙うマタギだよ」
キョン「ちょ、おまっ……」
そうじろう「ビキビキビキビキビキビキ(^ω^#)」
552 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/07/16(月) 23:50:20.94
ID:4mWNDY/80
>>546
キョン宅
キョン「ただいまー」
妹「キョンくんおかえりー」
そうじろう「!!」
こなた「やふー妹ちゃん」
妹「あ、こなちゃんだー! こっちのおじさん誰~?」
そうじろう「……」
こなた「これは一件怪しいようで本当に怪しい私のお父さんだよ」
キョン「なんて紹介の仕方だ」
妹「ふーん。初めまして!キョンくんの妹でーす」
そうじろう「ああ、初めまして。元気がいいね」
キョン「すみません、騒がしい奴で」
そうじろう「いやいや……キョン君」
キョン「はい」
そうじろう「俺たちって勝ち組だよね!」
キョン「は、はあ……?」
こなた「警察沙汰はカンベンしてよね(=ω=.)」
つづかない
665 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/17(火) 01:07:03.71
ID:vUR2KfLb0
四コマ風に
こなた「ながもんながもん、明日ウチで勉強会やるんだけど来ない?」
長門「いかない。私のを写すだけじゃあなたのためにならない」
こなた「ちぇ、ばれてたか~。けどながもんもダメとなるとキョンキョンと二人だけか~」
長門「・・・・・・やっぱり行く」
687 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/17(火) 01:35:22.51
ID:DP4nic4N0
長門「泉こなたからの情報によると胸の大きいものは小さいものより吸収を行っているらしい」
朝比奈「は、はぁ……それが何か?」
長門「私の胸が小さいのはあなたのが私から吸収しているからと推測、エネルギーの変換を要求する」
ガバッ
朝比奈「え……? きゃっ!? ちょ、ちょっと長門さん何するんですか~~!?」
こなた「(ガチャッ)お~い、ながもーんいるー?」
(省略されました。続きを読む場合は次元の狭間を飛び越えて来て下さい)
732 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/17(火) 03:37:32.31
ID:tADWN+UmO
かがみ「…最近良く眠れないからぐっすり眠れる方法を教えてほしい?」
長門「………コク」
みwiki「そうですね、やはり羊を数える。というのが一般的ではないでしょうか?」
こなた「それよりさ、自分の好きなモノを数えるのはどうかな?あたしだったら好きなアニキャラとかさ」
つかさ「でもでもそしたら楽しくなって余計眠れなくなっちゃうんじゃない?」
こなた「え~じゃあ逆に嫌いなモノを数えるとか?」
~その日の夜~
長門「………眠れない」
長門「……………」
長門「………キョンが1人………キョンが2人……………」
長門「………キョンが2481人………」
長門「眠れない……………///」
長門「…涼宮ハルヒが1人……涼宮ハル…………zzZ」
長門「クー…クー……………キョン…く………ん………好……」
751 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/17(火) 07:08:33.76
ID:V7+0QBNOO
こなた「ねぇねぇ前の席の人」キョン「…なんだ、泉」
こなた「ん~、ちょっと呼んでみただけ」
キョン「用も無いのに呼ぶんじゃありません」
こなた「はーい、えへへ」
キョン「まったく…」
なんだこのバカップル
752 名前:kagakyon[] 投稿日:2007/07/17(火) 07:21:24.17 ID:Su5+KebJO
こなた「キョンキョ~ンおきてーあさだよー珍しく早起きしたのにー」
キョン「えっ!なんでこなたがここに?っておい、いたいいたい」
こなた「えっ?だれといたいって?」
キョン「ちげーっていたいの字が違う、質問にこたえろよ」
(こなたが声色を変える)
こなた「愛する彼氏のためにあたしはここにきたのよ…」
キョン「そうか、ありがとな」
こなた「………うん///」
キョン「それと、こなた…お前早起きって嘘だろ」
こなた「あはっ!ばれた?徹夜明けでつらいんだよね」
キョン(やれやれ、こいつは)
こなた「だからキョンキョーン一緒に寝よーおやすみー」
キョン(まぁいっか)「おやすみ…」
…
こなた「えっちなことしたらだめだぜ…」
キョン「するかっ!」
こなた「~~♪」
771 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/17(火) 08:01:43.66
ID:Su5+KebJO
(桜の木の下で)
キョン「こなた…俺と付き合ってくれ!」
こなた「キョンキョン…うんありがとう、大好きだよ…」
キョン「こなた!もう一生君をはなさない!」
…
…
こなた「はっ!夢か、いかん寝坊した」
772 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/17(火) 08:07:29.04
ID:Su5+KebJO
キョン「かがみ、率直に言おう、お前のことが好きだ」
かがみ「キョン君、わっ、私も好きよ!大好きだわ!」
キョン「よかった、馬鹿じゃないのっていわれて伝わらないと思ったよ」
かがみ「バカ…どうしてもっとはやく…いわないのよ」
キョン「すまんな、それとかがみ」
かがみ「えっ?」
キョン「ツインテール、すごくよく似合ってるぞでもたまにはポニテも見せてくれ」
かがみ「うん!」
…
…
かがみ「はっ!夢か…今日はポニテにしようかな…」
773 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/17(火) 08:08:57.72
ID:V7+0QBNOO
こなた「…雨だねぇ」
キョン「…雨だなぁ」
こなた「…」
キョン「…」
こなた「ゲームでも…しよっか」
キョン「…そうだな」
こなた「…」
キョン「…ゲームはどうした?」
こなた「んー…もうちょっと、このままがいい」
キョン「そうか…」
775 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/07/17(火) 08:11:13.68
ID:2JL0dCb50
キョン「・・・こなた、調子悪そうだな」
こなた「あの日。2日目あたりは特に辛いヨ」
キョン「・・・・・・」
こなた「なんだよこの間は!キョン!私にはまだ初潮が来てないとか思っただろ!」
キョン「いや・・・知らんこととは言え、年頃の女の子が答えにくいことを聞いちまって悪かったと思っただけだが」
こなた(*=ω=.*)
783 名前:kagakyon[] 投稿日:2007/07/17(火) 08:19:08.66 ID:Su5+KebJO
キョン・こなた「………」
こなた「キョンキョン」キョン「ん~?」
こなた「私のおしりに突起物が当たってるんだが…」
キョン「わっ!えっ?」
こなた「うーそー」
キョン「おいっ!ダマされた…」
こなた「うひひ~ひっかかった~」
キョン(くそ~こなたのやつ…くすぐってみるか)
(省略されました続きは自由に妄想してください)
786 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/07/17(火) 08:26:07.81
ID:2JL0dCb50
>>783続き妄想
キョン「こなた、俺をからかったバツだ。これでも食らえ」
こなた「ちょ・・・ちょっとキョン・・・あひゃひゃひゃうひゃひゃ・・・はひはひ・・・」
キョン「(何か変な気分になってきたぞ)そりゃ、ここなんかどうだ!」
こなた「ちょ・・・あんまないから分からないかもしれないけど、そこ胸だよキョン」
キョン「そこがなんだって・・・ほれほれ、参ったか!」
こなた「うひゃひゃひゃ・・・も゛・・・も゛う勘弁じでよギョん・・・ああ・・・ああっ・・・」
キョン「ん・・・やべ、ちょっとやり過ぎたか」
こなた「・・・・・・」
キョン「ごめんこなた。ちょっと調子に乗りすぎた、謝る」
こなた「・・・今のでちょっと漏らしちゃったヨ(*=ω=.*)」
795 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/07/17(火) 08:44:22.49
ID:2JL0dCb50
>>786
キョン「漏らしたって・・・その・・・どっちを?」
こなた「・・・両方」
キョン「(゚∀。)」
こなた「・・・お~いキョンキョン。だいじょーぶかい? ホント、大胆な割にウブなんだネ」
799 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/07/17(火) 08:50:45.88
ID:2JL0dCb50
>>795
こなた「お・・・気がついた」
キョン「・・・すまんこなた。で、はやく下着を替えたほうがいいんじゃないか?」
こなた「座布団いれてるから大丈夫だヨ。ホンのちょっとだし」
キョン「座布団って何だ?」
こなた「・・・専用シート」
キョン「それにしてもだ・・・その・・・なんだ・・・小は良いとしても、大の方まで出たとなるとそのままじゃヤバいんじゃ」
こなた「・・・・・・」
キョン「どうしたこなた?」
こなた「・・・両方ってのはそういう意味じゃなーい!エロキョンのバカ~っ!」
824 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/07/17(火) 09:37:07.36
ID:2JL0dCb50
>>799
キョン「・・・俺が悪かった。デリカシーに欠けてた。謝るから機嫌直してくれよ」
こなた(=ε=.)
キョン「埋め合わせに1つ、お前の言うこと聞いてやるから」
こなた「・・・ホント?」
キョン「俺に出来ることならな」
こなた「はいキョン。次は玉子焼きね、あ~ん」
キョン「・・・旨いな。しかし恐ろしく恥ずかしい、周囲の目が。気のせいか殺気も感じる」
みゆき「キョン君とこなたさんは仲良しですね~♪」
つかさ「・・・ピキピキ(こなちゃんのくせにー!)」
かがみ「・・・バチバチ(まさかこなたのヤツに先を越されるとは!)」
こなた「罰ゲームの一環だからネ」
キョン「(まあこの程度で済むなら安いもんだ。悪い気もしないし)」
こなた「私ね、こういうイベントには縁がないと思ってたヨ。ハイ、次はから揚げね」
キョン「ん? なんでだモグモグ」
こなた「私ってちっこいし胸もないし、趣味も女の子らしくないし、つかさやかがみんやみゆきさんと比べると
明らかに女としてのスペックは低いしね」
キョン「・・・そんなことないぞ。料理は上手だし、アニメやゲームの話してるときのおまえ、すっごく可愛いぞ」
こなた「キョンってホント、悪い男だよね。本気になっちゃうぞ(*=ω=.*)」
キョン「ん? 何か言ったか」
こなた「何でもないヨ」
834 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/07/17(火) 10:01:29.87
ID:2JL0dCb50
>>824
そのころ泉家では・・・
そうじろう「なぁかなた。このところ、こなたのヤツがウチにたま~に男の子を連れてくることがあってな」
そうじろう「・・・キョン君って言って、なかなか真面目そうないい青年でな。こなたのヤツもなかなかあれで男を見る目は・・・」
そうじろう「まあ男親としちゃ複雑だし、彼氏なんか許さんと口じゃ言っていたが、ま、節度ある付き合いをするなら俺は何も・・・」
そうじろう「で、今日もな、そのキョン君に食べさせるんだって、珍しく早起きして弁当作ってたんだよ」
そうじろう「おかげで俺もまあ、昼飯としてご相伴にあずかれたわけだが・・・」
そうじろう「・・・・・・モグモグ」
そうじろう「・・・そのうちあいつも、「お父さん、私この人と結婚するの」なんて言って、男をウチにつれてきたりするのか」
そうじろう「・・・許さん!許さんぞ!嫁に行くなんてこのお父さんが断じて許しませんっ!」
かなた「(こなたも色々大変そうね。頑張りなさいよ)」
793 名前:kagakyon[] 投稿日:2007/07/17(火) 08:37:56.22 ID:Su5+KebJO
キョン「こなた…(*´д`*)」
こなた「スゴイかおだな~どしたの?」
キョン「もう我慢出来ん!」
こなた「うわぁぁぁぁ」…
…
キョン「こなたの髪さらさらで気持ちいいな」
こなた「ほっ、よかったキョンキョンが健全で、まだ早いもんね(時間的にも)」
796 名前:kagakyon[] 投稿日:2007/07/17(火) 08:46:24.85 ID:Su5+KebJO
キョン「かがみ、ポッキー食わないか?」
かがみ「うーんやめとこうかな…」
キョン「そうか…」
かがみ(あぁ~食べたい)
キョン「かがみ…ポッキー半分こにして食おうぜ俺もちょっとづつ食べたいんだ」
かがみ「うん!でもどうやって半分に?まさか…端からいっしょにたべ…///」
キョン「はいっ」
パキッ
キョン「どした?」
かがみ「いや、なんでもないよあはは…(キョン君のバカ…)」
809 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/17(火) 09:20:34.99
ID:tADWN+UmO
長門「………」カタカタカタ
こなた「ながもん、なにしてるの?」
長門「…………」カタカタカタカタ
こなた「おーい、ながもんや~?」
長門「……………」カタカタカタカタカタ
こなた(なにをそんな真剣に…………!?)
「恋愛相談すればイーンダヨPart4」
311 恋する名無しさん 2007/06/11(火) 17:41:20.36 ID:tL8E3+gm0
私にはとても好きな人がいるんですが、彼がなかなか私の気持ちに気付いてくれません。彼は鈍感で、私もすごい口下手なのであまり会話もままならない状態です。
おまけにライバルまでいるんです。彼女は私と違い積極的で、いつも彼を振り回してます。正直、うらやましいな…
やっぱり私が変わるしかないんでしょうか?どのように変われば彼は振り向いてくれるでしょうか?どうかアドバイスをお願いします。
カタカタカタ………カタッ
長門「……………ふぅ」
こなた「(≡ω≡.)」
ビクッ!
長門「………」
こなた「………」ニマニマ
長門「…………見た?」
こなた「…………うん」ニマニマニマ
長門「……………しー」
こなた「……………うん」ニマニマニマニマ
長門「……………」
こなた「……………」
こなた「……………がんばろうね」
長門「……………コク」
826 名前:雨の日kagakyon[] 投稿日:2007/07/17(火) 09:39:22.36 ID:Su5+KebJO
じゃ分割で
こなた(雨がふりそうだな…)
こなた(いけるかな…えいっいっちゃえ)
こなた(ああ~やっぱりふってきた…)
こなた(ううっいがいと冷えるな…)
(シャッターの降りた店の前)
こなた(やっと雨宿りできるよ…)
こなた(こんなんだったらゲマズいくとかいわないでみんなと帰ればよかった…)
…
こなた(弱まらないな…)~30分後~
こなた(う…寒い…)
(学校)
キョン(やれやれまた雑用させられた…まったく今日は気が乗らん古泉にメールして帰っちまえ)
キョン(今日はこっちの道にいってみるか…ん?)
キョン(あの青い髪は…こなたか?)
829 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/17(火) 09:46:43.20
ID:Su5+KebJO
こなた(寒い…ぼーっとするなぁ…ん…だれかきた?)
キョン「おい!こなた!大丈夫か?お前傘もってなかったのか?」
こなた「あ…キョンキョンだ…うん今日はわすれちった…」
キョン「おい!大丈夫か?しっかりしろ!(まずいスゴイ熱だ、)」
こなた「キョンキョンがきてくれた…ありがと…」
キョン「安心しろ、いま家まで送ってやる」
キョン(まずはブレザーをかけてやろう、さて背負うか)
キョン(軽いな…妹と同じぐらいだ)
こなた「うぅ~」
~帰路の途中~
こなた「キョン…キョン…」
キョン「ん?」
こなた「今日…発売のマン…ガが…」
キョン「馬鹿野郎!いまはそんな場合じゃないだろ…ったく…お前ってやつは…」
こなた「そうだよネ…ごめん」
832 名前:kagakyon[] 投稿日:2007/07/17(火) 09:52:10.09 ID:Su5+KebJO
こなた「キョンキョン…」
キョン「どうした?寒いか?」
こなた「んーん…キョンキョンの背中…暖かいから…大丈夫…」
キョン「そっか、よかった…」
こなた「ごめんネ、あたしのせいでキョンキョンまで濡れちゃって…」
キョン「なにいってんだこっちこそごめんな、もっと早くこれなくて…」
こなた「キョンキョン…ありがとう…ありがとう…」
~泉家まであと少し~
こなた「……スー…スー…」
キョン「寝てるか」
キョン「さすがに鍵は開けられんからな…お父さんがいるかな?」
835 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/17(火) 10:02:58.26
ID:Su5+KebJO
(泉家)
キョン(さて)
ピンポーン
キョン「反応がないな」
キョン「こなた、こなた、おきてくれ」
こなた「………ぅ゛ぅ~あと5分…」
キョン「おーい、鍵貸してくれ~」
こなた「ん…あっ…はい…」
~家に入って~
キョン「すまん勝手にタオルもってきたぞ…」
こなた「うん…ありがとネ」
キョン「着替えて早く寝た方がいいぜ」
こなた「うん…」
(こなたの部屋)
キョン「相変わらずすごいな…」
こなた「いやぁそれほどでも///」
キョン「褒めてないwwちょっとは楽になったか?」
こなた「うん、ありがとう」
キョン「もうちょい寝てな、さっきみたら風邪薬がないっぽかったから買ってくるよ…」
こなた「ありがと…でも…」
キョン「ん?」
こなた「キョンキョンがいれば薬なんかいらないよ…///」
バサッ
(布団にもぐる)
キョン「……///」
837 名前:kagakyon[] 投稿日:2007/07/17(火) 10:08:37.92 ID:Su5+KebJO
(キョン買物からもどる)キョン「こなた、薬買ってきたぞ飲んでくれ」
こなた「うん…ありがと、少し楽になったよ…」
キョン「よかった…」
…
こなた「キョンキョン…」
キョン「ん?」
こなた「寒いから隣にきて」
キョン「え゛っ!」
こなた「………」
キョン「わかったわかった」
こなた「♪」
(数時間後…)
そうじろう「こなたぁ~はいるぞ~」
こなた「ん…!あれ?」
こなた「キョンキョンは?」
そうじろう「キョン?あぁ、さっきの彼か、彼ならさっき帰らせたぞ」
こなた「えっ!お父さん…帰らせた?」
そうじろう「うん…こんな時間だしな」
こなた「あっ…ほんとだ」
そうじろう「あのお友達に感謝しておけよ、それと家にいれなくてすまなかったな、電車が止まっちゃってな」
こなた「うん…大丈夫…」
838 名前:kagakyon[] 投稿日:2007/07/17(火) 10:14:37.23 ID:Su5+KebJO
(間)
こなた(ん?紙?それに本?これはキョンキョンの字だ)
「こなたへ、すまない家族が心配してるから家に帰るな、なんか困ったことがあったら親父さんにいうんだぞ。お大事にな、あとマンガかっておいたがこなたのほしいのとあってるかわからんごめんな」
こなた「キョンキョン…あってるよ…ちゃんとあってる…それにちゃんと2冊買ってくれて…私の話覚えててくれたんだね…」
こなた「キョンキョン…大好き…ありがとう…」
864 名前:kagakyon[] 投稿日:2007/07/17(火) 10:54:38.12 ID:Su5+KebJO
>>838
つづきなのかな?
2日後
キョン「うーん…こんどは俺がねつっぽい…?」
こなた「キョンキョ~ン」
キョン「おーこなたかどうだ?体調は?」
こなた「うん…風邪はなおったんだけどさ…」
キョン「どうした?なんか病気か?」
こなた「うん…なんかヤバイ病気になったぽいよ…」キョン「マジかよ!」
こなた「それがさ…なんか風邪じゃないんだけどいまも熱があって」
キョン「おいおい大丈夫か?」
こなた「直すためには特別な薬が必要なんだ…」
870 名前:kagakyon[] 投稿日:2007/07/17(火) 11:02:00.94 ID:Su5+KebJO
キョン「それって手に…えっ…」
(キョンの唇にこなたの唇が)
こなた「キョンキョン、あなたのことが大好きです、あなたのことを考えると熱が下がりません」
キョン「…」
こなた「この病をなおすのには」
(こなたがキョンに抱き付く)
こなた「キョンキョンの愛情が必要みたい♪」
キョン「そっか(笑顔で)じゃあ一緒に直そうな、奇遇なことに俺も似たような病なんだ」
こなた「ってことは…ニヘヘ…」
キョン「こなた、俺はこなたのことが大好きです。こなたのことで頭がいっぱいです」
こなた「おんなじだね」
キョン「あぁそれにしても」
こなた「?」
キョン「学校でこんなことやると恥ずかしいな///」
こなた「うん…ちっとね///でも…この気持ちが伝わって嬉しい…」
キョン「そうだな、伝わってよかった…」
こなた「キョンキョン!このまえは看病とマンガありがとね!」
キョン「あぁ、気にすんなって」
こなた「御礼にこれからキョンキョンにいっぱい愛情をあげるネ」
キョン「そりゃ幸せだ!」
end
文下手でごめんなさい
887 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/07/17(火) 11:39:59.26
ID:2JL0dCb50
キョン「(お・・・今日は水色か)」
キョン「(昨日は白だったし、おとといは・・・ピンクか)」
キョン「こなたってどんな下着を、何枚くらいもっているんだろうか」
こなた「ふふ~ん、キョン君もお年頃ですねん♪ でも興味持ってくれてちょっと嬉しいヨ」
キョン「わわっ・・・また心の中に留めるつもりが、口から出ちまったのか('A`)」
こなた「今度ウチに遊びに来たとき見せたげるネ!あ・・・もちろんキョンが1人で来たときだヨ」
キョン「俺ってヤツは・・・俺ってヤツは・・・」
こなた「(ふふ、せいぜい悶々として過ごしたまへ)」
946 名前:kagakyon[] 投稿日:2007/07/17(火) 14:14:23.72 ID:Su5+KebJO
つかさ「キョン君か…」
かがみ「どしたのつかさ?」
つかさ「えっ…なっ、なんでもないよお姉ちゃん」
こなた「ふーん…キョン君ね…」
みゆき「かがみさんのクラスでしたよね」
こなた「うんたしかそーだよん」
947 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/17(火) 14:24:33.26
ID:Su5+KebJO
キョン「おーい柊」
つかさ「はいっ!あっ…///」
かがみ「んーどしたのキョン君?」
キョン「ん?二人とも柊?もしかして…姉妹?」
かがみ「そーなのよこの子は妹で隣のクラスの柊つかさよ」
キョン「へぇーよろしく、つかさちゃん、えっと…まぁキョンです」
つかさ「へっ、ああ…柊つかさです!姉がお世話になってます」
キョン「いやいや世話になってるのはこっちだよ、宿題とかさ…」
かがみ「で、どしたの?また宿題?」
キョン「そのとおりですかがみさんお願いします…」
かがみ「しょーがないわね…じゃあまたあとでね」
キョン「おじゃましました」
つかさ「あっ…はい」
こなた「ふむふむこれは…おもしろい…」
みゆき「?」
950 名前:kagakyon[] 投稿日:2007/07/17(火) 14:33:51.10 ID:Su5+KebJO
(柊家)
つかさ「お姉ちゃん…」
かがみ「どしたー?」
つかさ「あっ、あのさーキョン君って…」
かがみ「キョン君?」
つかさ「つ、つきあってるひととかいっ、いるのかな」
かがみ「えっ!(大胆だな今日のつかさ)うーんどうなんだろうね…涼宮さんとだいたい一緒にはいるけどあの変な部活のせいかしら」
つかさ「いるのかな…いないのかな…」
かがみ「正確にはわからないや、ごめん!」
つかさ「んーん全然!あの…お姉ちゃん…今聞いたのは内緒にしてね…」
かがみ「はいはい」
つかさ「あと、ここ教えてー」
かがみ「どれどれ?」
…
かがみ(あの娘もキョン君好きなのかな…双子の姉妹だから趣味も似るのかしら…)
かがみ(…なんか複雑ね…)
951 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/17(火) 14:43:18.33
ID:Su5+KebJO
数日後
つかさ(お姉ちゃんに教科書返さなきゃ)
谷口「キョンよお前どんな女がいいんだよ?」
つかさ(えっ?)
キョン「そうだな…まぁ髪は長い方がいいかな…(ポニテできるし)」
つかさ(!!)
谷口「なるほど、俺は…」
かがみ「おーつかさ、教科書持って来てくれた?」
つかさ「えっえっ?うんうんもってきたよ、はい!ありがとう!じゃ」
かがみ「うん…(どうかしたかな…)」
つかさ(そんな…私の髪キョン君の好みじゃない…)
969 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/17(火) 15:22:26.25
ID:Su5+KebJO
こなた「つかさかもーん」
つかさ「…こなちゃん?なに?」
こなた「こまったときの作戦ダー日曜日、暇かい?」
つかさ「うん」
こなた「じゃあ日曜日に…いったん私の家来てね、ながもんと作戦ねるから」
つかさ「うっ、うん」
(なんだろう作戦って?)
988 名前:kagakyon[] 投稿日:2007/07/17(火) 15:48:21.08 ID:Su5+KebJO
長門の力にたよった
>>969
日曜日
長門「…柊つかさ…この世界のキョンはあなたに譲る」
つかさ「へっ?この?」
長門「だけども涼宮ハルヒのものになるか柊かがみのものになるか柊つかさのものになるかはわからない、あなたの努力次第…」
つかさ「はい…」
長門「キョンの中でのあなたの存在を強くしておいた」
つかさ「へ?(どうやって?)」
長門「あと」
つかさ「髪の長さですべてはきまらない」
つかさ「…///」
こなた「ながもんありがとねつかさのために~」
つかさ「ありがとうございます!」
長門「いい、でもキョンを幸せにしなければ許さない」
こなた「………プクク」
こなた「やっほー、遊びに来たよぉ~。てあり? キョンキョンだけ?」
キョン「泉か。こんな所に遊びに来るなんてお前も変わってルン!?」
こなた「どしたのキョンキョン。変な声出して」
キョン「な、何でもない。ちょっとしゃっくりが出ただけだ」
こなた「ふ~ん。それで、他の皆は何処行ったの?」
キョン「……今日は朝比奈さんの新しい衣装の撮影会で皆出払ってるよ」
こなた「ほっほぅ。みくるちゃんの新衣装か、これはチェキしておかないと。それでキョンキョンは何してるの?」
キョン「強制的に留守番だ。暇潰しにSOS団のHPの更新してるんだが……」
こなた「SOS団のHP? 見せて見せて~」
キョン「……っ」
こなた「ふむふむ、これがSOS団のHPかぁ……ん?」
キョン「~~っ!!」
こなた「……何だか今日のキョンキョン変だよ。どったの?」
キョン「べべ、別に。特に何かあった訳じゃない」
こなた「そんな事言いつつ、目が泳いでるよぉ?」
キョン「じろじろ見るな、顔を近付けるな」
こなた「なになに? ひょっとして二人っきりだから照れてるとか? いやぁ、キョンキョンもやっと私の魅力に気付いたかぁ」
キョン「ね、寝言は寝てから言うべきだぞ」
こなた「照れない照れない。っと、かがみんから電話だ」
かがみ『ちょっと、あんたいつまで待たせるのよ。もう皆校門の所で待ってるわよ』
こなた「あ~ごめん、すぐ行くよ。いやぁ、かがみんたち待たせてるのすっかり忘れてたよ」
キョン「早く行ってやれ。今日のSOS団はいたって平和。お前の望むような面白ハプニングは無いぞ」
こなた「むうぅ、私ってばそんなキャラに見られてたのか。まぁいいや、今度みくるちゃんの写真見せてね。じゃあね~」
キョン「……おう、またな」
キョン「何でよりにもよって、ポニーテールにしてるんだよ……くそっ」
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こなた「ねぇ、キョン」
キョン「何だ?」
こなた「もうすぐテストだね」
キョン「……そうだな」
こなた「つかぬことをお聞きしますがノートちゃんととってるかい?」
キョン「ああ、いちような」
こなた「……見せて」
キョン「柊か高良に見せてもらえばいいだろ」
こなた「いいじゃんべつに。まさかノートに見られてはいけないことが…」
キョン「わかったよ、見せてやるよ」
こなた「ども~♪」
キョン「ほらよ、、」
こなた「お礼にチュウしてあげよっか?」
キョン「丁重にお断りします。」
こなた「冗談だよww」
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こなた「お兄ちゃん♪」
キョン「何の冗談だ?」
こなた「妹属性は無いの?」
キョン「何の話だよ。」
こなた「今度一っこ下のいとこと同居することになってね。」
キョン「ほうほう、それで?」
こなた「そこで、リアル妹がいる前の席の人に萌える妹について学ぼうかと。」
キョン「お前はそのいとこをそうするつもりだ。」
こなた「そういえば妹にも『キョン』って呼ばれてるんだって?」
キョン「正確に言うと『キョン君』だ、」
こなた「まさか呼ばしてるとか……」
キョン「そんなことは断じてない」
こなた「ほんとに妹属性ないの?」
キョン「あたりまえだ」
こなた「似てるの?」
キョン「いや、似てるといわれたことはないな。」
こなた「さぞ、しっかりした妹さんだろうね」
キョン「俺がしっかりして無いといいたいのか?」
こなた「そんなこと無いよ。この前のノートもちゃんとしてたし」
キョン「俺が言うのもなんだが、妹は年の割には幼稚っぽいというか……」
こなた「いやいや、それはいわゆる一つの萌え要素ってやつだよ」
キョン「萌えない」
こなた「……あーそうでしたね。リアル妹を持つ人に妹属性はないんでしたね」
キョン「すねんなよ」
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あぁ、また眠れなかった
昨日も色々話した。楽しかった
明日は何を話そう。楽しみだ
そんな事を考えてるうちに朝を迎えてしまう
少しだけ眠った気もするけど……ダメだなぁ、今日も寝不足だ…
…まぁ、寝不足も悪い事ばかりじゃないんだけどね
一瞬だけ感じる負荷に、一瞬だけ幸せを感じられるからさ
そんな事、絶対に気付いてないんだろうけどw隠してるしね、当然かw
さ~て、眠い眠い!
今日も張り切って学校いきますか!
キョン『ん?…おぉ、おっす…って
何だ、また眠そうな顔してるなお前は
…………そうか、いや、全く理解できんという訳でもないが…
……はぁ。まぁいいが、ネトゲも程々にしとけよ』
ぺし
あう。また今日も叱られチッタwww
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こなた「んぅ~~~~ぅ~~~~~(※あくび)」
キョン「寝不足か?」
こなた「徹夜で世界を救ってたからね」
キョン「なんの話だ?」
こなた「格闘萌え々RPGⅢ」
キョン「どんなゲームだ……」
こなた「冒険に行こうとする主人公について行くと聞かない幼なじみ。そして、ラブラブな最終決戦には、燃えて萌えたよ。」
キョン「……そのテのゲームのヒロインって何で必ず戦いについていこうとするんだろ」
こなた「おんな心がわかってないなあ」
キョン「そうか?」
こなた「どんなに危険でも、惚れた男についていきたいのが女ってもんだヨ」
キョン「それこそ、男心というものががわかってない」
こなた「といいますと?」
キョン「惚れた女を危険な目に遭わせたくないってのが男ってもんだ」
こなた「なるほどネ♪」
キョン(なんか、えらく恥ずかしいことを言った気がする…)
こなた「ま、ゲームや漫画の話だけどねwww」
キョン「……そうだな」
こなた「そういえば雨降ってきたね」
キョン「いつのまに」
こなた「傘持ってきてないんだ」
キョン「で、何でこっちを見つめる?」
こなた「帰り道一緒だね」
キョン「まさか……」
こなた「なんてね、かがみ達と一緒に帰るよwww」
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こなた「ねぇねぇ、」
キョン「なんだ?」
こなた「実は前から……」
キョン「ん、なんだ?」
こなた「あ、あなたのことが………」
キョン(これはまさか!?)
こなた「このまえやったギャルゲの主人公と重なります」
キョン「病院行け」
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