「~♪」
突然だが私には好きな人が居る。
「あ、キョンキョーン!」「よお、朝から元気だな」そう、この人。
通称「キョン」
好きになったのはいつからかわかんないけど、キョンキョンは優しいんだ。
かがみ達やSOS団のみんなも好きだけどキョンキョンは違う意味で好き。
「やべぇ!校門閉まる!」「え?アッー!」
「走れ!」
「うん!」
毎回遅刻組な私達はいつもこうだ。
なんで早く来ないかって?キョンキョンに会えるなら登校の時間を遅らせてでも会いに行くよ私は。
まぁただ遅れてるだけなんだけどね。
「ふぅ~」
「ギリギリだったネ。」
「ああ、やばかったな」 こういう何気ない会話だけでも私にとっては嬉しい。
~昼休み~
「ギギギ・・・・腹へったのう・・・。」
「おお、キョンキョンよ!お財布を忘れてしまうとは情けない!」
「こなた・・・何か恵んでくれ・・・。」
「しかたないなぁ、はい」つ【チョココロネ】
「ありがたやありがたや」「べ、別にあんた(ry」「はいはいツンデレツンデレ」
「ツンデレは萌え要素の一つなんだZE?」
「でも俺には関係ねぇ」
やれやれ。
でも、こんなキョンキョンだからこそ好きになったんだろうね。
私の話にも乗ってくれるしちょっとドジだし。
そして、ある日彼が言った「なあこなた」
「何?」
「お前、好きな奴とか居るか?」
「!?」
「どうした?」
「な、なんでもないヨ」
「で、どうだ?」
「ん~、一応居るよ?」
目の前に
「そうか・・・。」
あれ?これはまさか? 「両想い」という単語が頭に浮かんだ。
次の日、私はキョンキョンに放課後教室に来るように言われた。
ktkr
「話って何?」
「あ、あのだな・・・。」私は敢えて急かす。
「これからバイトだからさ早く言ってよ。」
「その・・・。」
来るぞ来るぞ・・・。
ばっちこーい!
「谷口が告白したいらしいんだがどんな感じにしたらいいと思う?」
「は?」
時が止まった。
違う、時が凍り付いた。 「じゃあ好きな人居るのって言うのは・・・。」
「ああ、好きな人居るなら告白の仕方とか考えてるだろ?だから
「キョンキョンの馬鹿!」「!?」
はぁ・・・。
駄目だあいつ、早く何とかしないと・・・。
終われ