Eci889H7O氏の作品
キョン「むむむ……」
こなた「ぬぬぬ……」
谷口「お、キョン。そんなに難しい顔して何してんだ?」
キョン「あぁ…ちょっと待ってくれ。今いいところなんだ」
谷口「?」
白石「なんだか今流行りのカードゲームをやってるらしいぞ」
つかさ「あ、こなちゃん、もしかして今勝ってる?」
こなた「そうなんだよネ~。一応押してる方だね。でもまだ油断が出来ないんだなぁ(=ω=.)」
白石「つかささんはこのルールわかるのかい?」
つかさ「うん。一応ね。…こなちゃんがいっつもやってるの見てたから。」
谷口「面白そうだし俺もやってみようかな?…な~んてな」
キ&白&こ&つ「………」
キョン「これでどうだ!」
こなた「ふっふっふ…。まだまだ甘いぃ!ここで逆転のホーリースパークだぁ!」
キョン「げ、シールドトリガーかよ……」
こなた「さっき仕込んでおいたんだよねぇ~(=ω=.)ってことで、はい。直接攻撃。」
キョン「くそ~…また負けた……」
こなた「あたしに勝とうなんざぁ、10年早い!」
白石「ふぅーん…面白そうだな…」
こなた「何なに?セバスチャンもやってみるかい?」
つかさ「あ、あたしもやってみようかなぁ……」
谷口「あれ?俺のときと明らかに反応が……」
こなた「じゃあお二人にはあたしが初心者用にデッキを組んで、明日持ってきて、あげよう」
つかさ「え?いいの?」
白石「なんか悪いな…」
こなた「いいのいいの。(初心者用のカードならだいぶ余ってるしね~)」
谷口「あれ?俺のは?」
キョン「うるさい」
――次の日
こなた「じゃじゃ~ん!早速持ってきたヨ!」
つかさ「こなちゃんありがと~」
白石「本当にもらっていいのか?」
こなた「構わん構わん。仲間が増えるのはあたしとしても嬉しいからねぇ」
谷口「俺のは…」
キョン「黙れ忘れ者」
こなた「火+自然の速攻デッキと、水+光の防御デッキがあるけど…セバが速攻でいいね?つかさは攻撃とか苦手そうだし」
白石「ありがとう。…いろんなカードがあるんだな」
つかさ「なんか青色と黄色のって絵が綺麗だねー」
こなた「じゃ早速二人で対戦してみよー!」
つかさ「え?いきなり…?いきなりは無理だよー」
こなた「だいじょぶ!あたしが教えながらやるからね」
谷口「仕方ないな…白石には俺g」
キョン「古泉。こいつを頼む。」
古泉「かしこまりました。さ、一緒にトイレにでも…」
キョン「つーわけで、白石には俺が教える」
こなた「おっけー。じゃ、バトルスタート!」
こなた「最低限はこれくらいかな。ま、レインボーとかデュアル進化とかクロスギアとかは入れてないから、まだまだ難しくなるんだけどねぇ(=ω=.)」
つかさ「よくわかんないけどありがとね。こなちゃん。」
白石「サンキュー。泉、それにキョンも。」
こなた「いやいや~。じゃ、頑張ってネ~。さ、行くよ、キョンキョン!」
キョン「どこにだ」
こなた「ゲマズだよ!買いたい本あるし!早く早く!」
キョン「仕方ないな…。じゃ、またな二人とも」
白石「………」
つかさ「………」
白石「…ルールわかった?」
つかさ「えへへ、正直…全然わからなかったよ」
白石「僕もだよ…。ルールブック一応もらったから家に帰って読み直してみるけど」
つかさ「あたしもちょっと読んでみよう…かな」
白石「さて…じゃあもう帰ろうかな」
つかさ「わたしはお姉ちゃんと帰るから…」
白石「じゃ、じゃあ、また明日」
つかさ「うん。また明日ー」
つかさ「はぁ……」
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