長編3

Eci889H7O氏の作品

キョン「むむむ……」
こなた「ぬぬぬ……」
谷口「お、キョン。そんなに難しい顔して何してんだ?」
キョン「あぁ…ちょっと待ってくれ。今いいところなんだ」
谷口「?」
白石「なんだか今流行りのカードゲームをやってるらしいぞ」
つかさ「あ、こなちゃん、もしかして今勝ってる?」
こなた「そうなんだよネ~。一応押してる方だね。でもまだ油断が出来ないんだなぁ(=ω=.)」
白石「つかささんはこのルールわかるのかい?」
つかさ「うん。一応ね。…こなちゃんがいっつもやってるの見てたから。」
谷口「面白そうだし俺もやってみようかな?…な~んてな」
キ&白&こ&つ「………」
キョン「これでどうだ!」
こなた「ふっふっふ…。まだまだ甘いぃ!ここで逆転のホーリースパークだぁ!」
キョン「げ、シールドトリガーかよ……」
こなた「さっき仕込んでおいたんだよねぇ~(=ω=.)ってことで、はい。直接攻撃。」
キョン「くそ~…また負けた……」
こなた「あたしに勝とうなんざぁ、10年早い!」
白石「ふぅーん…面白そうだな…」
こなた「何なに?セバスチャンもやってみるかい?」
つかさ「あ、あたしもやってみようかなぁ……」

谷口「あれ?俺のときと明らかに反応が……」


こなた「じゃあお二人にはあたしが初心者用にデッキを組んで、明日持ってきて、あげよう」

つかさ「え?いいの?」

白石「なんか悪いな…」

こなた「いいのいいの。(初心者用のカードならだいぶ余ってるしね~)」

谷口「あれ?俺のは?」

キョン「うるさい」

 

――次の日

こなた「じゃじゃ~ん!早速持ってきたヨ!」

つかさ「こなちゃんありがと~」

白石「本当にもらっていいのか?」

こなた「構わん構わん。仲間が増えるのはあたしとしても嬉しいからねぇ」

谷口「俺のは…」

キョン「黙れ忘れ者」

 

こなた「火+自然の速攻デッキと、水+光の防御デッキがあるけど…セバが速攻でいいね?つかさは攻撃とか苦手そうだし」

白石「ありがとう。…いろんなカードがあるんだな」

つかさ「なんか青色と黄色のって絵が綺麗だねー」

こなた「じゃ早速二人で対戦してみよー!」

つかさ「え?いきなり…?いきなりは無理だよー」

こなた「だいじょぶ!あたしが教えながらやるからね」

谷口「仕方ないな…白石には俺g」

キョン「古泉。こいつを頼む。」

古泉「かしこまりました。さ、一緒にトイレにでも…」

キョン「つーわけで、白石には俺が教える」

こなた「おっけー。じゃ、バトルスタート!」

 

 

こなた「最低限はこれくらいかな。ま、レインボーとかデュアル進化とかクロスギアとかは入れてないから、まだまだ難しくなるんだけどねぇ(=ω=.)」

つかさ「よくわかんないけどありがとね。こなちゃん。」

白石「サンキュー。泉、それにキョンも。」

こなた「いやいや~。じゃ、頑張ってネ~。さ、行くよ、キョンキョン!」

キョン「どこにだ」

こなた「ゲマズだよ!買いたい本あるし!早く早く!」

キョン「仕方ないな…。じゃ、またな二人とも」

 

白石「………」

つかさ「………」

白石「…ルールわかった?」

つかさ「えへへ、正直…全然わからなかったよ」

白石「僕もだよ…。ルールブック一応もらったから家に帰って読み直してみるけど」

つかさ「あたしもちょっと読んでみよう…かな」

白石「さて…じゃあもう帰ろうかな」

つかさ「わたしはお姉ちゃんと帰るから…」

白石「じゃ、じゃあ、また明日」

つかさ「うん。また明日ー」

 

 

 

つかさ「はぁ……」

 

 

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最終更新:2007年11月12日 18:22
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