谷口「ういーっす……って、キョンは?」
国木田「夏風邪をこじらせてダウンしちゃったらしいよ」
谷口「マジでか。夏風邪はバカしかひかねーって話は本当だったのか」
国木田「だとしたら谷口がピンピンしてるのはおかしいと思う」
谷口「貴様……点数がいいくらいで調子に乗るなよッ」
白石「実際、キョンはどうしてるんだ? 家に誰もいないんじゃ……」
こなた「……」
こなた『むふふー、意外にかぁいい寝顔してるなー』
キョン『……こなた? 何しに来た』
こなた『釣れないネ。看病してやろうってんじゃないか』
キョン『そりゃどうも。ところで顔が近い。伝染るぞ』
こなた『はいはい、とりあえずお粥つくってきたからね。はい、あーんして』
キョン『……やれやれ。あ、あーん……』
こなた『汗拭くからさ、服脱いでヨ』
キョン『ちょ……カンベンしてくれ。それだけは……』
こなた『肌をさらすくらいどうってことないでしょ。私は平気だよ?』
キョン『つまり、俺のことは男として見てない、と』
こなた『違うよ、全然違うよ。……覚悟はできてる、ってことだヨ』
こなた(こんなこといいな、できたらいいな、あんなエロゲこんなシチュいっぱいあるけど~♪)
☆
国木田「いや、確か家にお母さんがいるはずだよ」
谷口「じゃー何も心配ないわけか」
こなた(……私涙目www)
かがみ「……」
かがみ『こんにちは。あの、キョンくんのお見舞いに来ました』
キョン母『あら、ありがとう……でも、アイツ寝ちゃってるしなあ。バカな子ね、こんな可愛い娘さんが来てくれたっていうのに』
かがみ『い、いえ、そんな……お邪魔してもよろしいですか?』
キョン母『どうぞどうぞ……ねえ、息子とは親しいの?』
かがみ『あ、申し遅れました。柊かがみと言います。キョンくんとは、えーと……とm
キョン母『カノジョ?』
かがみ『なっ……やっ……その……!』
かがみ(うろたえるな妄想の私……びしっといけ!)
かがみ『今はまだ友達ですが……いずれはそうなりたいと思ってます』
キョン母『あら、そうなの! もう、あの子ったら果報者ね……これからお粥つくるんだけど、一緒にどう?』
かがみ『でも私、お料理とか苦手で……きっとご迷惑をかけると思います』
キョン母『ちょうどいいじゃない。花嫁修業の一環よ♪』
かがみ(将を射んとすれば何とやら……いけるぞ私!)
☆
つかさ「……」
つかさ『お粥できましたー』
キョン母『あら、美味しそう。いいお嫁さんになれるわね』
つかさ『えへへ……キョ、キョンくんの、だったら嬉しいかな……なんて』
キョン母『あら、嬉しいこと言ってくれるわぁ♪』
キョン『いろいろすまないな』
つかさ『ううん、私、こういうの結構得意なんだよ?』
キョン『そうか……なんか、つかさの見方が変わっちゃったな。充分できるコじゃないか』
つかさ『ありがと。そ、それでさ。変わったついでに……』
キョン『ん?』
つかさ『……お嫁さん候補としても、見てくれないかなぁ……?』
つかさ(うあああ、妄想が……妄想が止まらないよぅ!)
☆
みゆき「……」
みゆき『失礼します』
キョン『あ……みゆきか。悪いな、わざわざ』
みゆき『いえ、そんなことありませんよ? ……ところで、調べたいことがあるのですが』
キョン『どんなことだ?』
みゆき『風邪は伝染すと治る、という件についてです』
キョン『それ、迷信じゃないか?』
みゆき『迷信だからこそ、自分で調べてみないと納得できないんですよ』
キョン『そうか……ってちょっと待て。この状況で風邪ひいてるっつったr
みゆき『お邪魔します』
キョン『……なぜ、布団に入ってくる』
みゆき『なるべく近くにいないと、風邪は伝染りませんから』
キョン『カンベンしてくれないか……心臓に悪い』
みゆき『では、早くすませるようにしましょう。こっちを向いてください』
キョン『はいはい……で、何を……んむっ……!?』
みゆき『……んっ……最も伝染りやすい方法は、こうでしょう?』
みゆき(…………///)
☆
ハルヒ「はい、お粥」
キョン「素っ気無いな。ツンデレ喫茶のようだ」
ハルヒ「……行ったことあるの?」
キョン「ないよ。ツンツンされるのはお前だけで手一杯だ」
ハルヒ「わかってりゃいいのよ……じゃなくて、慈愛に溢れたあたしを捕まえて何言ってるの」
キョン「慈愛? どこが?」
ハルヒ「…っ! わかったわよ、ほら、あーんする!」
キョン「だからどこが慈愛かと小一時間」
ハルヒ「さっさとする!」
キョン「やれやれ……あ、あーん……」
こなた「(゚д゚)」
かがみ「(゚д゚)」
つかさ「(゚д゚)」
みゆき「(゚д゚)」
神人「なんという独り勝ち。出る幕が無くなってしまった」
古泉「くやしいのうwwwwwくやしいのうwwwww」