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K、TおよびH

◆qX1JPEBqE2氏の作品です。


~H~
ハルヒは絶句した。
部室のドアを開けた先には顔を少し赤くしているつかさと、そのつかさの指先にキスしようとしているかがみがいた。
柊姉妹もハルヒを見て目を見開いている。
「ごめん…邪魔したわ…」
そう言ってハルヒは冷静にドアを閉めたが、心拍数は上がる一方だった。
(まさか…姉妹で…でもそういう趣味の持ち主だっているし、双子だから尚更あるかも…)
ハルヒはドアを背にしながら、形容しがたい気持ちになっていた。

~K、T…15分前~
「おーす…って誰もいないのか」
「私達が一番乗りって珍しいね」
「そうね、こなたはバイトだし、みゆきは委員会だから、てっきり有希かキョン君あたりがいると思ってたけど」
そう言って入ってきたのは柊姉妹だった。
長門がいないのは珍しいけど、それはまた別のお話。
とりあえず2人は椅子に座る。…といっても、することは何もない。
「暇ねぇ……つかさ、何しようか?」
「え?…う~ん…お茶でも淹れない?いつもみくちゃんにばっかりしてもらってるし、のども渇いちゃったし」
「じゃあそうしようか」
そう言って2人はやかんに水を入れ、沸かし始めた。
「みくちゃんてお茶に詳しいんだね~。ほら、玉露とかあるよ」
「え!?これってメチャクチャ高いんじゃ…」
「これはお手軽に飲む安いやつだよ。確か家にもあったよ」
「ウソ!?私興味ないからって普通に飲んでたわ…」
そんな柊茶談義の中、やかんは加湿器と貸していた。
「あ、お湯沸いたね。私が取るよ」
そう言ってつかさは手を伸ばすが…うっかりやけどをしてしまった。
「あちっ…」
「だ、大丈夫!?」
「ちょっとやけどしちゃった」
「どれ、見せてみなさいよ…ありゃー、赤くなってるわね」
そう言いながら、かがみはやけどした指に息を吹きかける。

そして時間は冒頭へ――。


――「誰だって2人のあの姿を見たら勘違いするわよ」
「ごめんね、ハルちゃん」
「謝ることないわよ。勘違いするハルヒが問題なんだし」
「何ですって?よく言うわ、顔を赤くして」
「し、してないわよ!」
「素直じゃないわね。まあ、良いわ。それよりこのお茶、なんだか渋くない?」
「お姉ちゃんが淹れたんだよ」
「おかしいわねー。贅沢にたっぷり淹れたんだけど」
「かがみ…あんた…」
「お姉ちゃん…」








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最終更新:2008年01月20日 19:14
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