七誌◆7SHIicilOU氏による作品です。
休日、こなたの家に呼ばれて
居候しているゆたかちゃんとたまたまいた岩崎の四人で
ゲームやったりしていたら、突然こなたが
「キョンキョンって老けてるよね~」
と、なんとも失礼なことを言い出しやがった
なにか言い返してやろうとしたが、ゆたかちゃんと岩崎も同意している様子だった
曰く、クラスのほかの男子のように騒いだりせずにいつも落ち着いている
曰く、いつもしずかだけど、いざって時に頼りがいがありそう
曰く、服装も喋り方も静かで大人っぽい
曰く、会話がいつも愚痴っぽい
誰が何を言ったかは明言しないが、最後の一つがこなたであるのは
誰の目にも明らかであろう
しかし、この際言ってしまえばここにいる全員が外見年齢と
実際の年齢がずれてそうなのばかりだろ
こなたやゆたかちゃんは、言わずもがな
岩崎は、俺に言わせれば岩崎こそ大人っぽい部類に入ると思うがな
その後、しばらく喧々囂々と議論したものの結局水掛け論よろしく
終わりが見えそうになく、どうしたものかと考えていると
こなたがまたもや突然
「そうだ!鑑定すればいいじゃん!」
といいだした、しかし何だ鑑定というのは
「ネット上にはいろいろな占いやらがあってねその中に精神年齢鑑定ってのがあるんだよキョンキョンそれで私達の精神年齢をはかるんだよ」
なるほど、この手の議論は第三者に聞けと言うが
今回はネット上のものを使おうというのか
こなたはそうと決めるや否や、即行でその精神年齢鑑定とやらのページを開いた
最初にこなた
次にゆたかちゃん
その次に岩崎
最後に俺という順序で鑑定すると言うことに決まった
どうやって精神年齢とやらをはかるのかと、多少疑問に思っていたのだが
なるほど、いくつかの選択肢を選ぶのか
これなら公平な結果が出るのだろうと思い
こなたが何を選んだのか見えないようにモニターに背を向けた
とうとう俺の番がまわってきた
全員の結果はまぁ順当なところだった
こなたの精神年齢が21ってのが多少気になるが
鑑定結果の文を見ると大体はこなたにあってる気がした
ゆたかちゃんは実年齢より低い14
岩崎はやはりと言うべきか少し高めの19才
なにやら面白みにかけるものの
この鑑定はそれなりに信用が置けるものであることはわかった
後は俺の結果だが……
なんと34才という実年齢の倍近い数値が出た
納得がいかないもものだな
「ほらみろ~、やっぱりキョンキョンはおっさんなんだよ」
うるせぃ、お前だって実年齢より上じゃないか
「私は若い部類だし、みなみんの方が上だよ~、しっかしキョンキョンて以外に
むっつりなんだね~」
何をいっているんだお前は
「ほら、ここに書いてあるじゃん、"普段は冷静を装ってますがひとたび爆発すると収集がつかなくなります、また興味がなさそうにしているものに限って実は、内心
興味津々なことがあります"ってキョンキョン下系の話になるとすぐどうでもよさそうにしてるけど、内心ニヤニヤだったんだねぇ、知らなかったよ」
なっ、ちょっと待てそれは鑑定結果を曲解してるだけだろ
俺は断じてそのような劣情に身を駆られることなんて無い
あぁ、ないともさ
「……先輩って…」
あぁ、岩崎よ頼むからそんな眼で俺を見ないでくれ
それは無実の罪、濡れ衣なんだ
次の日
結局昨日はこなたには散々いじられ
後輩二人には白い眼で見られるろくでもない結果になった
精神年齢がなんぼのもんじゃい、ったく
教室につき、席に座るとやけに今日はクラスの連中が俺を見ている
嫌な予感がするね、こんなときの嫌な予感はよく当たるんだ
しばらく、居心地の悪い空気を味わってると
知り合いが登校してきた、隣の席のかがみだ
俺が声をかけると、一瞬かがみは身構えたようにして座ってからぎこちなく
俺におはようと声をかけてきた
この辺で俺はこの原因にほぼ気がついていたが次の瞬間それは確信に変わった
「よぉ~エロキョン」
そういって、日下部が俺の肩をたたいて話しかけてきた
オーケイ、こなたが昨日の結果を周りにに言いふらしている
そして、その結果俺はクラスの連中から白い目で見られている
俺はゆっくり立ち上がり日下部の手をどかして
まわりに嬉々として昨日の結果を話すこなたに
どんな成敗を食らわしてやろうか考えながら隣のクラスに向かった
数分後、学校中にこなたの叫びが響き渡ることとなった