宇宙の孤児

著ロバート・A・ハインライン、ハヤカワ文庫刊。
ハインライン初期の名作のひとつ。いわゆる世代宇宙船モノ。

-ストーリー-
船上層のミューティ(奇形)達と戦いを続けながら、<船長>の指揮の下で生活を続ける人間たち。
人間で知能の高いものは<科学者>となり、船の本を読んで知識を伝承させていく。
だが、彼らにとって世界の全ては<船>であり、故郷に関する知識も、一般的な地球の概念も忘れ去られてしまっていた。

あるとき、新米の<科学者>であるヒョウ・ブロードヘッドはミューティに捕らえられ、そしてこの船の本当の目的『ケンタウリ遠征』やかつてこの船で起こった事件を知る。
そして、船の真の目的を果たすため、行動を開始するのだ・・・。


<船員たち>の独特な世界観が、全てを読んだ時に理解できる。
2度、3度と読み返すと、また違った面白さのある一冊。

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最終更新:2008年04月14日 19:02
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