光太郎 2009年05月27日 16:45
>「南京大虐殺」というと、日本軍が一般市民を殺す目的で南京に攻めのぼり、
食肉加工業者が豚を殺るような感覚で数十万人の市民を処分した
みたいな印象を与えるじゃないか?
こんなのが「歴史的事実だ」と言われると腹が立つし、
そんな主張をしている研究者はいません。
>大量の民間人殺害の合理的理由を求めると、
これが戦争なんだ
戦争とはそういうもんなんだ
当時すでに国際条約によって残虐行為や不法殺害は禁止されていました。今でもそうです。
ですから「戦争が悪い」と一括りにされるのではなく、「国際法違反の不法行為」であり、「民間人の殺害」であり、「軍規違反を見逃した」からであり、「諸々の不法行為」が日本軍にあったから、南京攻略戦時の行為が問題視されているのです。
自国の兵士を追い立てて戦わせる「
督戦隊」は国際法違反とは言えません。
「便衣兵」であっても捕虜となる権利は存在しますし、捕虜とした場合間違いないように裁判を行なう義務があります。
間違ってはならないのは、「戦闘中の殺害」が非難されているのではなく、「戦闘終了後の違法殺害」等が非難されているのです。
「殺害」について、この二点
1・戦闘中ならば、「敵」が便衣であっても殺害は合法。
2・戦時捕虜は便衣であっても勝手な殺害は不当。
という事はきっちり押さえておかなければなりません。
解説
よく読めばわかるが、ここで光太郎がうれしそうに反論しているのは、相手ではなく光太郎自身の論である。
「自分で自分を論破」の真骨頂といえよう。
なお、唯一のオリジナウらしい便衣兵は云々…はただの事実誤認。
最終更新:2009年06月03日 15:11