-自己免疫疾患の1つ。 -30歳から50歳の女性に好発する。 -免疫反応の異常に寄る進行性の関節炎を主症状とする全身性障害であり、血液中には自身の関節滑膜に対する自己抗体(リウマチ因子)を認める。 -関節炎は、抹消の関節から侵されていくのが特徴で、多発性、左右対称性の傾向がある。 -こうして関節の炎症、変形、脱臼により運動機能障害を起こす。 -治療には非ステロイド性抗炎症薬、金製剤、副腎皮質ステロイド薬などを用いる。 -関節の変形による日常生活の能力低下は、自助具を有効に用いることでかなり軽減され、個人個人に合った自助具が、調理、食事、衣服の着脱、トイレ、入浴など各種の日常場面で使用される。 -&bold(){「慢性関節リウマチ」は2002年に日本リウマチ学会で「関節リウマチ」に病名が変更された。}