「いかがかね?私の芸術的ポートレートは完璧だろう 『悲しみの仲間達』とでも、名付けるか」

【名前】 ジェニオ
【読み方】 じぇにお
【声】 野田圭一
【登場作品】 特捜戦隊デカレンジャー
【登場話】 Episode.28「アリエナイザー・リターンズ」
Episode.29「ミラー・リベンジャー」
【分類】 アリエナイザー
【出身星】 スペキオン星
【罪状】 124の惑星で一万人以上の人達の自由を奪い、
鏡の世界に閉じこめた誘拐及び幽閉罪
【ジャッジメント】 デリート許可
【出身星の由来】 鏡(伊:specchio)
【名前の由来】 天才(伊:genio)

【詳細】

住民が光り物を好み、自らの体を光に変えて光を反射するものの中に自由に入り込めるという能力を持つスペキオン星出身のアリエナイザー。

上記の能力を解析し、自分以外の物質も光に変える技「ミラーイリュージョン」を開発。
悪用し多くの人間を鏡の中にに閉じこめ、ポートレートとし「芸術品」と称している事からアリエナイザーのカリスマ的存在として崇められている。

テツによって光の差さないクリスト星に追い込まれ逮捕されるもポートレートと化した人々を解放する方法が解明できなかった事で、デリート許可が下りず監獄惑星アルカポに収容されていた。

「パウチ星人 ボラペーノ」に関する情報をテツに与えた後、昔自身が原因で起こったテツの家族が死んだ事故について語り、テツが涙を流した隙を突いて、涙に入り込み逃走。
テツへの復讐を目的として地球に襲来、ホージー、センちゃん、ジャスミン、ウメコを鏡の中に閉じこめ、「怪重機 メガロリア」をバーツロイドに操縦させ、街を襲撃を開始。
メガロリアを倒したデカバイクロボをバンもろとも鏡の中に閉じこめるが、テツに「ジェニオ」の能力を解明させようとするバンの策で、テツは思惑通りに「ミラーイリュージョン」の仕組みが合わせ鏡によるもので、対象を光に変換する胸の鏡を破壊すればポートレートと化したものは元に戻ると見抜く事に成功。

直接対決に持ち込まれるも隙を与えず剣や銃でデカブレイクを苦しめ、死以上の苦しみを与えるのに「完璧な芸術的ポートレート」と自画自賛するデカレンジャーの光のポートレートを見せ付ける。
デカレンジャーに「地球署のデカレンジャーは6人、テツの欠けたポートレートは画竜点睛を欠いた駄作だ」と挑発され激怒、デカブレイクを取り込んで完璧なポートレートに仕上げようと不用意に胸の鏡を開く。
その隙を逃さず放たれたデカブレイクの必殺拳ソニックハンマーで胸の鏡を破壊され、解放されたデカレンジャー全員の猛攻で追い詰められ、更には他のポートレートと化した人々も全て解放された事で、改めてデカブレイクが行ったジャッジメントで今度こそデリート許可が下されてしまう。
失ったのは他者を光にする能力だけで自らを光に変える能力は健在でデカブレイクのバイザーから逃げようとするが、最期はバイザーに飛び込む前に光速以上に達した「超光速拳スーパーライトニングフィスト」をまともに叩き込まれ吹っ飛び、続けて叩き込まれた「高速拳ライトニングアッパー」で空高く打ち上げられデリートされた。

スペキオン星は町のそこら中に鏡やガラスが設置され、夜でも煌びやかに輝いている。住人は用いて瞬時かつ自由にどこへでも移動でき、人が遅刻する事はない。

最終更新:2017年09月13日 16:45