【名前】 ゾディアーツ
【読み方】 ぞでぃあーつ
【登場作品】 仮面ライダーフォーゼ
【モチーフ】 星座
【名前の由来】 星座(英:zodiac)+
宇宙飛行士(英:astronauts)

【詳細】

「ゾディアーツスイッチ」を使った人間(スイッチャー)が物質化したコズミックエナジーによるエネルギー体を纏って変身した怪人。

スイッチャーが与えらた星座の運命によってそれぞれの個体に変貌している(個別ページではそれぞれの星座名を記載しておく。)。
怪人の個別ページで特筆すべき点がなければ、スイッチャーは天ノ川学園高等学校に在籍する生徒に限られている。

賢吾は「アストロスイッチでコズミックエナジーのチャネルを開き、エネルギーをマテリアライズしてニュークリーチャーになる」と説明、簡単に纏めると「アストロスイッチと同様の能力を有するゾディアーツスイッチで物質化したコズミックエナジーを身に纏って強化された肉体を手に入れる」らしい。

スイッチャーの多くはゾディアーツの姿を「人間を超える力」、エリーヌ須田は「人類が宇宙で生きていくために必要な身体」、我望光明は「生体ワープのための超進化生命体」と認識している。
「ドライバーや補助ツールを介し、安全にコズミックエナジーを運用する」フォーゼ側に対し、ゾディアーツが用いるスイッチは危険性が高く、特にホロスコープスに進化した者は進化が進むに連れ、スイッチを失うと同時に消滅してしまう危険性がある。

通常のゾディアーツも変身を繰り返す内に本体の人間を体内から排出、排出された人間の精神だけで活動。
ラストワンになる前は普通に倒してもコズミックエナジーが消滅、変身が解除されるだけでスイッチャーやスイッチ共に損害はなく、スイッチャーがスイッチの再使用で同じ形態に変身できる。

倒してスイッチを排出させた上でオフにし、スイッチ自体を消滅させる必要がある。
最終形態「ラストワン」はスイッチャーがいる状態から大幅に強化し、内蔵するエネルギー量も多く、そのまま倒すと広範囲に被害が及ぶ事があり、宇宙などの広い場所で倒す必要がある。

更にコアの1つとなる最輝星の輝きが増す者は「ホロスコープス」への進化の可能性を持つ。
通常はモチーフになった星座に準じる能力を有するが、スイッチャーの技量などに合わせて能力が進化するケース(ユニコーン、アルターなど)も確認されている。

幹部格として「黄道十二宮」をモチーフにした「ホロスコープス」と呼ばれるゾディアーツが存在、彼らは金の装飾が入った黒い羽織を纏っている。

【余談】

名前は「星座」と「宇宙飛行士」のそれぞれの英語名「zodiac」と「astronauts」を合わせた造語でもある(後者の方はEDを歌うユニット名にも使用されたりしている)。
「○○・ゾディアーツ」という名称で統一され、モチーフになった星座の英語名が付く。

無機物モチーフのゾディアーツには昆虫モチーフが加えられている。
『仮面ライダーW』のドーパントと同様に正体を隠す目的からなのか、正体が判明するまで声が二重に加工されているが、ピクシス・ゾディアーツのように正体が判明しても二重加工されたままのゾディアーツもいた。

「人間が変身する」という部分もドーパントと共通するが、ドーパントがライダーに倒されるのを「メモリブレイク」というのに対し、ゾディアーツは「リミットブレイク」という必殺技を掛けられる。
2つは用途が似ているが、劇場版『MOVIE大戦MEGA MAX』でダブルがゾディアーツ集団をメモリブレイクで一掃し、実際に2つは共通する概念があると考えられる。

最終更新:2018年02月03日 17:41