「澤田、俺はお前を倒す ラッキークローバーに入るために うぁああアアァァァ!」
【名前】 |
ウルフオルフェノク |
【読み方】 |
うるふおるふぇのく |
【声/俳優】 |
半田健人(555) 制野峻右(ディケイド) |
【登場作品】 |
仮面ライダー555 など |
【分類】 |
オルフェノク/オリジナル |
【モチーフ】 |
オオカミ、狼男、半田健人 |
【仮面ライダー555】
狼の特質を持ったオルフェノク。
ファイズに変身する乾巧のオルフェノクとしての姿、メリケンサックを内蔵した拳と全身に備えた刃を使って超高速で動き回りながら攻撃、防御力も高い。
肩から伸びる爪のような部分を触手として伸ばし、使徒再生を行うとされるが劇中では披露されなかった。
乾巧はかつて子供の時の火災事故で一度亡くなり、オルフェノクとして覚醒した。
本人は力を疎み、バイクで全国を放浪するフリーター生活を送っている時に青沼(スロースオルフェノク)、北崎(ドラゴンオルフェノク)が流星塾メンバーを襲っている現場を目撃、虐殺を止めようとして青沼は屠るが、北崎には力及ばなかった。
その後、変身する事なく過ごしていたが、園田真理との出会いからファイズとしてオルフェノクと戦う事になる。
作中の終盤、瀕死の重傷を負った真理を救うのに「スマートブレイン」と交渉、疎んでいたオルフェノクの力を使って澤田亜希(
スパイダーオルフェノク)を退ける。
園田真理は生き返るが、その際に記憶をいじくられ、変身した乾巧に恐怖感を抱くようになる。
自らもその時の記憶が曖昧で、誤解が解けていた[場勇治(
ホースオルフェノク)に全てを託し、一時期は放浪する事になる。
最終決戦では再び木場勇治(
ホースオルフェノク激情態)と戦い、劇場版では「疾走態」と呼ばれる状態にパワーアップを遂げる。
バネのようになった逆関節が生み出す小回りの良さと加速性能が備わり、スピードで仮面ライダーオーガと戦い、変身を解除させている。疾走態は劇場版だけの登場となった。
【疾走態】
「ウルフオルフェノク」の特殊形態。
劇場版において「ホースオルフェノク激情態」との戦闘中に覚醒した。
バネのような逆関節となった両脚から生み出される小回りの良さを利用し、ホースオルフェノクにスピードで優っている。
【仮面ライダーディケイド】
ファイズに変身する尾上タクミの変化した姿として登場。
変身する事から一度は死んでいるはずだが、どのような経緯で目覚めたのかは不明。
「
タイガーオルフェノク」を含めた「ラッキークローバー」のメンバーを始めとするオルフェノクから学園を守るのに戦っている。
【余談】
TV版の最後のシーンで既に崩壊が近づいている描写がなされており、小説『異形の花々』でも手が灰化の兆候を示している描写が存在している。全体的なデザインはオルフェノクの正体の「乾巧」を演じる俳優の半田健人氏の(デザイナーから見た)イメージが直接的なモチーフになる。S.I.Cのフィギュアでは一応機械体のファイズの部分が有機的な怪人体に変化しているようなものも存在する。
乾巧は極度の猫舌だが、体質的なものではなく、幼い頃に火事で死に掛けた(実際に一度死んでいるわけだが)トラウマから来る心因的なものだと考えられる。 現に劇場版で記憶を失った際には(後に戻った後も)熱いコーヒーを普通に飲んでいた(現実にもこのような症例は実在している。)。
最終更新:2018年02月09日 16:25