「ダゴンは滅びました」

【名前】 冥府神スフィンクス
【読み方】 めいふしんすふぃんくす
【声】 寺瀬今日子
【登場作品】 魔法戦隊マジレンジャー
【初登場話】 Stage36「神罰執行~マージ・ゴル・ゴジカ~」
【所属】 三賢神
【分類】 冥府神
→新たなる統率者
【武器】 ウィズダムカノン
【得意能力】 クローズレンジ・バースト
ライオニック・ブレイド
【怪物モチーフ】 スフィンクス

【詳細】

黒いネコのような姿を持つ冥府神。冥府十神の中の三賢神の1人。

冥府神の中で最も頭が良く様々な事に疑問を感じ、考えを張り巡らせる。
規律に厳しい性格で、闇の戒律を遵守する事に最も拘り、他の冥府神の行動にも審判のように常に目を光らせ、普段は丁寧な言葉遣いだが、時に恐ろしく豹変して口汚く凄む事もあり、その際は獅子を模した巨砲を装備、冥府神としての残忍な攻撃力を発揮する。

「絶対神ン・マ」転生に、闇の戒律を遵守する事を必須と考えていたが、同じ三賢神の「冥府神ダゴン」が自身に都合良く戒律を変える様に疑問を感じるようになり、実力差のある「冥府神」を倒し続けるマジレンジャーに興味を抱くようになる。

自身のマルデヨーナ世界「賢者の夜」にて魁達の事を認め、地上界を残す事を冥府神達に提案するものの、転生を果たした「ン・マ」の圧倒的強さに恐怖し、「ン・マ」の命じるままに「巨砲大破壊」の神罰執行を目的に地上界に出現。
怒りと力に執着するがままにマジレンジャーやマジシャインを追い詰め発揮するも、麗を筆頭とするマジレンジャーの「思い」を目の当たりにし改めて彼らを認めて姿を消す。

だが、「ン・マ」に逆らい、「冥府神ダゴン」、「冥府神スレイプニル」によって粛正されてしまうが、感情に変化が訪れていた「妖幻密使バンキュリア」の力によって一命を取り留める。
最終決戦の際にマジマザーを伴い、神々の谷に現れたダゴンに再度共存を持ちかけるも拒否、激闘の末にウィズダムカノンで葬る。

冥府神としては最後まで生き残る事になり、最終回で「ン・マ」がマジレンジャーに敗れた後はバンキュリアと共に新しい地底冥府インフェルシアを作るのに奮闘している。

【余談】

女性型怪人の中でも珍しい「人間の姿を持たないにもかかわらずメガネをかけた」存在となっている。
スーパー戦隊における下剋上を成し遂げたタイプの敵だが、敵側の新たな首領格として取って代わるのではなく『五星戦隊ダイレンジャー』の「道士嘉挧」の様に良い国造りを行う理由に繋がる。

声を演じる寺瀬今日子氏はスーパー戦隊シリーズでの出演は初となる。

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最終更新:2019年11月19日 15:53