「自分が砕ける音を聞きな」

【名前】 アイスエイジ・ドーパント
【読み方】 あいすえいじ・どーぱんと
【声/俳優】 渋谷謙人
【登場作品】 仮面ライダーW など
【登場話】 第19話「Iが止まらない/奴の名はアクセル」
第20話「Iが止まらない/仮面ライダーの流儀」
【分類】 ドーパント
【メモリ】 アイスエイジメモリ
【綴り】 ICEAGE
【頭文字デザイン】 凍りついた柱(I)
【モチーフ】 氷河、ヤマアラシ、雪男
【生体コネクタ位置】 不明

【詳細】

市販されている「アイスエイジ(氷河期)」のガイアメモリで、片平真紀子の息子・片平清が変身したドーパント。

冷気を操り高熱に弱いと思われるが、実際はヒートの発する高熱すら凍結させる程の絶対零度の冷気を有する。
池を瞬時に凍らせる他、水を持ち上げるようにして凍らせつらら状のミサイルにしたり、氷でできた分身を形成する事が可能。地面を凍結させ、アイススケートの要領で高速移動もできる。

当初は母親・片平真紀子がドーパントだと思われていたが、実は自身が愛する息子を庇うのに自ら工作していた事が判明。翔太郎達に正体を暴かれる。
人々を襲った動機は「気にくわないから」という自己中心的なもので、ささいな事で奇行に走った事に亜樹子にも飽きれられている。

ヒートジョーカーで挑んだダブルもヒートの熱を凍結させられ苦戦したが、新たに現れた仮面ライダーアクセルの「エースラッシャー」を受けメモリブレイクされた。
照井竜は1年前に風都で発生した連続凍結事件の犯人が同ドーパントだと考えていたが、メモリを片平清が購入したのは2週間前の事だった。

ガイアメモリのイニシャルは「I」で、「W」ではない(凍結能力から「W」のメモリではないかと照井竜が考えていただけ。)。
劇場版では「T2ガイアメモリ」の一つとして復活を果たす。

身体の中で黒い部分はマグマが冷えて固形化した状態をイメージしている。
逃走中に物陰で変身し、コネクタの位置は不明。また、メモリも変身時ではなくメモリブレイクにより排出されて破損するときに音声を発するという特異なものであった(照井竜の仇「Wのメモリ」へのミスリードを狙ったものだと思われる。)。

「上記の台詞」は人間を凍らせる時に呟く言葉。
自分が砕ける音を聞く、まさに凍結状態になりかけている被害者にとっては上なく恐怖の言葉であろう。

【T2アイスエイジ・ドーパント】

財団Xが開発し、爆発により風都にばら撒かれた「アイスエイジ(氷河期)」のT2ガイアメモリでサンタちゃんが変身したT2ドーパント。

ウォッチャマンが変身したT2バイオレンス・ドーパントと共に風都で大暴れする。
ダブルと交戦、ルナジョーカーの「ジョーカーストレンジ」を受け変身を解除した。
メモリの力に飲まれていたので、アイスエイジ・ドーパントのような凍結能力は披露しなかった。

【余談】

ネットムービーではバイラス・ドーパントに対して「恋の病」にかかっていた(たしかに寒気と病原菌は相性がよさそうだが、実際には氷河期レベルの低温下ではほとんどの病原菌は活動できなくなる。)。

最終更新:2018年08月29日 17:07