「ディエンドライバーを渡せ!」

【名前】 ジャーク将軍
【読み方】 じゃーくしょうぐん
【俳優】
(実質はスーツ)
高橋利道(RX)
横山一敏(ディケイド、スーパーヒーロー大戦)
藤榮史哉(レッツゴーライダー)
【声】 加藤精三
柴田秀勝(RX終盤における代役)
藤本たかひろ(スーパーヒーロー大戦)
石川英郎(仮面ライダー大戦など)
【登場作品】 劇場版 仮面ライダーディケイド
オールライダー対大ショッカー など
【モチーフ】 ドクトルG

【詳細】

初登場作品は『RX』。
多数の作品で怪魔界クライシス帝国の最高幹部という位置にいる。黄金のマスク、ボディに黒いマントが特徴。

【仮面ライダーBLACK RX】

クライシス帝国の名将、地球攻撃兵団の最高司令官。「機甲隊長ガテゾーン」、「諜報参謀マリバロン」、「海兵隊長ボスガン」、「牙隊長ゲドリアン」の四大隊長、官房長チャックラムを従える

身分を気にしない公平で柔軟な姿勢があり、抜け駆けをした存在には処罰を与えるという威厳を見せながら、自身の身が危うくなると部下に身を案じられるなど、かなりの人格者だとわかる。

怪しげな能力を有する杖を所持し、クライシス皇帝の手により最強怪人ジャークミドラに変身する。「ジャークミドラ」に変身するのは本作だけだが、以降の作品では杖ではなくジャークミドラのように剣を装備(本作で使用する剣は「曲刀」に近いもの。)、司令塔というよりも前線で戦う幹部としての役付けとなっている。

【仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー】

「RXの世界」におけるクライシス帝国出身の「大ショッカー」大幹部。
大ショッカーの大幹部は単独あるいは二人組で行動する事が多く、死神博士達と並び立ってはいたが会話しているシーンは存在しない。

森に逃げ込んだ海東大樹と光夏海を探し出そうと部下達を率いて出現。
上記の台詞を発言した後にディエンドを攻撃し、自分のなすべき事を見つけたディケイドと交戦するも敗北、ディエンドの「ディメンションシュート」を部下の怪人達と共に受け爆散した。
ガニコウモルをはじめ何体かの怪人が自らジャーク将軍の盾になっており、結果的にジャーク将軍も爆散したが、大ショッカー随一の人望を示している。

TV版では「RXの世界」にて名前だけ登場。

【オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー】

改変された世界の2011年にて、ショッカー主催の世界会議へ「クライシス帝国の代表者」として出席。
「人間を根絶やしにする」という方針で、同じ考えの大神官ダロム(ゴルゴム代表)と共に、ショッカーの「一部の人間を怪人として生き残らせる」思想に反対の意を示す。キングダークに説得され、とりあえず世界征服を完了するという方向で同意。

処刑広場の決戦ではNEW電王と激突、処刑広場の戦いからは生き延びたものの最期は岩石大首領の起こした地割れの中に落ちていった。

【スーパーヒーロー大戦】

大ショッカーの幹部怪人として登場。

最終決戦でシャドームーンと共にBLACKや光戦隊マスクマンと交戦、メディテーションで宙に浮かされ、最期はレッドマスクのキックにより爆散した。

【仮面ライダー大戦】

地下帝国バダンの幹部怪人として登場。

【スーパーヒーロー大戦GP】

ショッカーの幹部怪人として登場。

RXと交戦、最期はRXの「リボルクラッシュ」を受け爆散した。

【余談】

モチーフは『仮面ライダーV3』のドクトルG。初期のデザインが頭にサソリが生えたデザインだった事から口元にその名残が見られる。仮面ライダー側の『ライダーマン』のように「口元が生身の人間」で声優の声でスーツアクターが喋ってくるという特殊な演出となっている。
平成の劇場版でスーツアクターを担当した横山一敏氏は顔出しで『フォーゼ』の幹部を演じる(ちょうどスーパーヒーロー大戦の公開前後に人間体が初登場している)。

映像作品の大半は加藤精三氏が演じているが、『RX』では加藤精三氏は病気療養により終盤で降板し、後に柴田秀勝氏が声を演じる事になる。

声を演じる加藤精三氏は『仮面ライダー世界に駆ける』以来、『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』で20年振りに同じ役を演じている(その間に『劇場版仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』でスマートブレインの黒幕の役を演じている。)。
過去にもスーパー戦隊シリーズでも数多くの怪人の声を演じているが、2014年1月に亡くなり、『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』が仮面ライダーシリーズにおいて最後の出演作となった。

最終更新:2017年04月18日 23:33