「鶴姫ちゃん、本当に僕、結婚したかった」

【名前】 モクモクレン
【読み方】 もくもくれん
【声/俳優】 舘大介(現:正貴)
【登場作品】 忍者戦隊カクレンジャー
【登場話】 第1話「忍者でござる」
第5話「凸凹珍ゲーマー」
第6話「目玉の王子様!」
【分類】 妖怪
【妖怪モチーフ】 目々連
【他のモチーフ】 コートの男性

【詳細】

妖怪の1人。
人間態はサングラスを掛け、コート姿の男性。

「ヌリカベ」を「ヌリカベの兄さん」と呼び、お互いにギャンブルを行う程の友好関係がある。
「2人の人間を迷路に転送させ、どちらが先に脱出するかを予想する」という賭けに勝つと金貨を得て、人間の姿でサイゾウに金貨を1枚渡す。

巨大戦でブルーロウガンに倒されそうになったヌリカベを助け、人間の姿で負傷中のヌリカベを支えながら逃走。

カクレンジャーへの復讐を目論むヌリカベの見せた鶴姫の写真を見て、一目惚れをする。
青い服の女性の姿でヌリカベと共に宝石類を購入し、夢と幻覚を見せる能力で鶴姫に幻覚を見せる(馬車に乗って出現する白馬の王子と舞踏会で踊り、12時になると先述の宝石類を渡す。)。

幻覚を見せた状態で婚姻届(名前は「目々連」と漢字表記。)を書かせ、幻覚を解くと元の廃工場で鶴姫に求婚するも断られる。
妖怪裁判を開き、裁判官として出現したヌリカベは「目玉焼きの刑」(名の通りに目玉を焼く。)を言い渡し、再び迫ろうとするも他の4人が駆け付け、5人揃ったカクレンジャーを「忍法・ギョロギョロ目玉」(無数の目玉の幻影から光線を放つ。)で攻撃するが、ヌリカベを倒されてしまう。

その直後、妖怪エネルギーの落雷を浴びて巨大化する。
ヌリカベの仇を討とうとするが、ホワイトカークに苦しめられ、全身の目からの電撃で無敵将軍を攻撃するも将軍花吹雪に怯み、最期は「火炎将軍剣」を受け爆散、梵字の形になったまま昇天していく妖怪エネルギーも消え去った(上記の台詞はその際のもの。)。

昔の「目々連」は無数の目があり、平気であちこちを覗いて、幻覚で人間を騙す妖怪。
現代は灰色のコートを着たような姿で、顔には口や目などはなく、穴が開いており、皮膚がないような腹部などには無数の目が付いている。

講釈師は「こんなにいっぱい目玉があって、近眼になったら眼鏡が幾つあったらいいの」と発言。

【余談】

演じる舘大介氏はシリーズ第15作目の『鳥人戦隊ジェットマン』で敵幹部「裏次元伯爵ラディゲ」役としてレギュラー出演。
後に『仮面ライダー555』で「ソードフィッシュオルフェノク」を担当。

最終更新:2017年07月20日 08:44