【ライダー名】 |
仮面ライダータイクーン ゾンビフォーム |
【読み方】 |
かめんらいだーたいくーん ぞんびふぉーむ |
【変身者】 |
桜井景和 |
【スペック】 |
パンチ力:2.2t キック力:5.1t ジャンプ力:ひと跳び4.8m 走力:100mを8.7秒 |
【基本形態】 |
仮面ライダータイクーン エントリーフォーム |
【声/俳優】 |
佐藤瑠雅 |
【スーツ】 |
永徳 |
【登場作品】 |
仮面ライダーギーツ(2023年) |
【初登場話】 |
20話「乖離Ⅳ:ジャマトからの宅配便!」 |
【詳細】
桜井景和がデザイアドライバーとゾンビバックルを使い変身した「仮面ライダータイクーン」の派生形態。
劇中ではゾンビフォームの装備を上半身に実装した状態で登場。
ゾンビバックルが与える拡張装備によって、温度差から隠れた獲物を見つけ出す索敵性能の高さと戦闘活動継続性の高さがあるフォーム。
また、ダメージや毒への高い耐性を持ち、近接戦闘に特化している。
バックルは仮面ライダーロポから一時的に強奪したもので、景和らしからぬ行動だが、その時点で彼の姉がジャマト時限爆弾で拘束された状態だったため借りるというような猶予がなく、景和も焦りから乱暴な戦い方となっていた。
この事案からゲームのイレギュラー「デザスター」を疑われることになる。
拡張武装は長剣の「ゾンビブレイカー」。
【各部機能】
セットしたゾンビバックルに紐付けられる拡張装備により頭部はゾンビタイクーンヘッドと名称が変化。
他のフォームと同様、軽量ながら非常に強固な複合装甲を採用し、あらゆるダメージから頭部を保護するタイクーンクレストギアに保護され、プレイヤーの頭部機能を拡張する役割を持つ。
複眼はオレンジ色になり、赤外線感知機能の強化により僅かな温度差でも隠れた獲物を的確に捉えるオレンジタイクーンアイへと強化。
ボイスチャット機能を持つゾンビクラッシャー、頭部全体にゾンビバックルの拡張機能を付与しダメージや毒への耐性を高めるゾンビヘッドガードを装備している。
額にはオーディットシグナルと呼ばれる検査装置を持ち、常時モニタリングし、各部の稼働効率やダメージ状態などから変身継続性を診断、必要に応じて変身解除を実行する。
ゾンビフォームの胸部を覆うアンデッドチェスターはダメージを軽減する特殊装甲であり、戦闘継続性を大幅に高めている。
両肩を保護するゾンビスパイクSAは肉弾戦に特化した攻防一体の装甲。
毒を生成するポイズンチェンバーアームは、筋肉の弛緩と思考の停止により生物をゾンビのように変貌させてしまう「poi-zom」という毒を各部位に供給。
接触した物質を溶かす性質も持ち、左手に備える拡張装備バーサークローはパンチと同時に対象を切り裂く鋭利な爪を備えポイズンチェンバーアームが生み出した毒を流し込み侵すこともできる。
下半身の部分はエントリーフォームと同様。
必殺技は必殺の攻撃「ゾンビストライク」。
武器系の場合はゾンビブレイカーを使う「タクティカルブレイク」。
【活躍】
20話にて変身。
グランプリ中に仮面ライダーロポから奪って変身した。
タイクーンは以後は同形態には変身していない。
31
俺がティラノだ!世を救う意志
【名前】 |
光速拳ライトニングアッパー |
【読み方】 |
こうそくけんらいとにんぐあっぱー |
【登場作品】 |
特捜戦隊デカレンジャー |
【初登場話】 |
Episode.29「ミラー・リベンジャー」 |
【分類】 |
必殺技 |
【使用者】 |
デカブレイク |
【詳細】
デカブレイクの必殺技。
武装の
ブレスロットルを用いる
正拳アクセルブローの技の1つ。
使用者がブレスロットルのレバー部分を捻り、技へ使用する左腕の部位のスピードを高め、
光速のアッパーカットを標的へと決める。
【名前】 |
光速拳ライトニングフィスト |
【読み方】 |
こうそくけんらいとにんぐふぃすと |
【登場作品】 |
特捜戦隊デカレンジャー |
【初登場話】 |
Episode.22「フルスロットル・エリート」 |
【分類】 |
必殺技 |
【使用者】 |
デカブレイク |
【詳細】
デカブレイクの必殺技。
ブレスロットルのレバー部分を捻り、左腕のスピードを高め、
高速の連続パンチを対象に出す。
派生技に
光速拳ライトニングアッパーが存在している。
連続パンチ以外にも素早い動きが可能になり、対象の攻撃に対しては自身を狙った弾丸などの攻撃を全て掴み取ったりできる。
更にスピードがアップした強化版の「
超光速拳スーパーライトニングフィスト」という技もある。
【ヒーロー名】 |
ゴジュウティラノ |
【読み方】 |
ごじゅうてぃらの |
【変身者】 |
暴神竜儀 |
【変身アイテム】 |
テガソード |
【変身コール】 |
「エンゲージ」 |
【声/俳優】 |
神田聖司 |
【スーツアクター】 |
不明 |
【登場作品】 |
ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー |
【初登場話】 |
第2話「ブン捕れお宝!俺の獲物だ」 |
【詳細】
暴神竜儀がテガソードへゴジュウティラノリングを装填し変身した『ゴジュウジャー』の「黄色」の戦士。
モチーフはティラノサウルス。
大きな岩や巨大な木でも軽々と持ち上げられる「ナンバーワン怪力」を得た。
パワフルなファイトスタイルで、ティラノハンマー50(ゴー)を勢いよく振って悪に鉄槌を下す。
使用武器は「テガソード」。
専用武器にはハンマー型となる「ティラノハンマー50」。
所有ロボは「テガソードイエロー」。
必殺技は不明。
【ヒーロー名】 |
ゴジュウイーグル |
【読み方】 |
ごじゅういーぐる |
【変身者】 |
猛原禽次郎 |
【変身アイテム】 |
テガソード |
【変身コール】 |
「エンゲージ」 |
【声/俳優】 |
松本仁 |
【スーツアクター】 |
不明 |
【登場作品】 |
ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー |
【初登場話】 |
第3話「日本のドン!私が総理!」 |
【詳細】
猛原禽次郎がテガソードへゴジュウイーグルリングを装填し変身した『ゴジュウジャー』の「緑」の戦士。
モチーフはワシ。
遠くのものをはっきり見ることができる「ナンバーワン視力」を得た。
自由自在に空を舞うファイトスタイルで、イーグルシューター50(ゴー)を使った空中からの狙い撃ちが得意。
第3話では変身した状態で登場。
猛原譲二という高齢の人物が指輪の契約で猛原禽次郎という青年となって変身している。
使用武器は「テガソード」。
専用武器には「イーグルアロー50」
所有ロボは「テガソードグリーン」。
必殺技は不明。
【ヒーロー名】 |
ゼンカイザーブラック |
【読み方】 |
ぜんかいざーぶらっく |
【変身者】 |
五色田介人 |
【変身アイテム】 |
ギアトリンガー |
【変身コール】 |
チェンジ全開 |
【声/俳優】 |
駒木根葵汰 |
【スーツアクター】 |
高田将司 |
【登場作品】 |
暴太郎戦隊ドンブラザーズ |
【初登場話】 |
ドン1話「あばたろう」 |
【詳細】
五色田介人がギアトリンガーを使って変身する『黒』の戦士。
前作の五色田介人との関係は不明。
前作『ゼンカイジャー』で登場する
ゼンカイザーと似ているが、
モノクロを基調としている。
専用武器「ギアトリンガー」という銃型のものを持ち、様々な能力の発動が可能。
変身能力に関する謎が多いものの、「ドンブラザーズ」を支援する場合もある。
正体について明確な説明はなく、最後まで変身者の正体は謎のままであった。
『ドンブラザーズ』では「センタイギア」らしきものを集めている。
必殺技は名称不明。
「カブト! Deal Bane Up! 破壊!(Break.)世界!(Broke.)奇々怪々!(Broken.)
仮面ライダーベイル!」
【ライダー名】 |
仮面ライダーベイル |
【読み方】 |
かめんらいだーべいる |
【変身者】 |
五十嵐元太 白波純平 |
【スペック】 |
パンチ力:72.1t キック力:141.5t ジャンプ力:ひと跳び63.4m 走力:100mを1秒 |
【声/俳優】 |
津田健次郎/戸次重幸 和田雅成 |
【スーツ】 |
小森拓真 |
【登場作品】 |
仮面ライダーリバイス(2022年) リバイスレガシー 仮面ライダーベイル(2022年) |
【初登場話】 |
第25話「よみがえる!ベイル!?五十嵐家の記憶」 |
【詳細】
五十嵐元太(本名、白波純平)がベイルドライバーとカブトバイスタンプを使い変身する仮面ライダー。
『
仮面ライダーリバイス』という作品中で最も初期に開発された仮面ライダー。
ギフの細胞を心臓に移植された青年、白波純平が自身に宿る悪魔「ベイル」と共に変身する。
ベイルドライバーは悪魔「ベイル」を内蔵し、その力をシステムの中枢として機能させることで、
押印されたバイスタンプから、生物の遺伝子情報と凄まじいエネルギーを引き出し、それを利用した強力な格闘戦を得意とする。
専用武器は持たず、徒手空拳で戦うもののその戦闘力は驚異的。
ただ、『リバイスレガシー』での戦闘では現代で見せたような動きや壁を穿つパンチ等を見せていないため、何らかの要因で現代ではスペックが底上げされている可能性がある。
ベイルドライバーは格納した「悪魔」が外に抜け出た場合でもシステムが働き、変身も可能だが、
ベイルのサポートがないため、その外装は金属の鎧でしかなく性能も落ちていたと思われるが、純平の意志の力のみで自分に宿った悪魔に打ち勝った。
ベイルが過去に戦っていた敵は「デッドマン」とは異なる失敗作の「悪魔」たちだったが、バイスタンプ機能で悪魔を生成する以前の技術で生み出された、いわば実験に利用され非業の死を遂げた人間の肉体を乗っ取った存在であった。
【各部機能】
仮面ライダーベイルの頭部を覆うのはダイナスティニーヘッド。
ベイルコンパウンドアイはベイルの複眼。
手にした武装の照準とすることで、正確無比な命中精度を誇る。
加えて、敵の武装を瞬時に分析し、有効射程などを予測、表示することで戦闘効率を飛躍的に高めている。
また、非常に優秀な暗視装置を備え、暗闇でも物体の輪郭を鮮明に捉えることができる。
ベイルフォアーはベイルの前頭部装甲。
全身の装甲の中で最も硬度が高くなり、カブトムシの角の一撃のごとき頭突きを繰り出す。
ダイナスティニーディスターブはベイルのレーダーユニット。
衛星通信装置や周囲100kmを索敵可能なレーダーを備え、
作戦行動に必要なあらゆるデータを瞬時に取得できる。
ダイナスティニーラングはベイルの呼吸装置。
128層もの特殊フィルターを備え、有毒物質や生物兵器の吸入を完全に遮断できる。
また、濾過機能により海水から酸素や真水を取り出すことが可能。
これらの機能により、活動領域を大幅に拡大している。
ベイルの纏う強化スーツアーキゲノミックスーツ。
非常に高い耐火性能と深海での戦闘を可能とするほどの耐圧、防水能力を持つ。
更に全身を包み込むように張り巡らされた人工筋肉「アーキゲノマッスル」へのエネルギー供給により、変身者は人間を超越した身体能力を獲得する。
ダイナスティニーブレスト。
ベイルの胸部装甲。
変身者の心臓とダイレクトに
リンクすることで、強力な悪魔を制御し、共闘を可能とする特殊機構を持つ。
ダイナスティニーモジュールはベイルの肩部特殊武装。
カブトバイスタンプの遺伝子情報からカブトムシの固有能力を武装化したもの。
全身の装甲を強化する能力を持ち、戦略兵器規模の直撃にも耐える力を与える。
また、下部の「ウインガルシェード」にエネルギーフィールドを展開することで、鋭利な刃としても運用可能。
腕部ダイナスティニーアームは凄まじい腕力を生み出す人工筋肉「アーキゲノマッスル」により、毎秒50発にも及ぶ速射性を持つ打撃を繰り出すことが可能。
反面、その圧倒的な破壊力と引き換えに変身者の腕が自壊しかねないほどのダメージを伴う。
ダイナスティニーハンドは拳を覆う部分。
変身ベルト「ベイルドライバー」から供給されるエネルギーを 破壊力に変換する機能を備え、72.1tものパンチ力を発生させる。
脚部ダイナスティニーレッグは人工筋肉「アーキゲノマッスル」により最大で体重の600倍の重量を支えることが可能。
ただし、変身者の骨格への甚大なダメージを伴う。
ダイナスティニーフットは脚を覆う部分。
変身ベルト「ベイルドライバー」の操作を受けて底面にエネルギーを超高密度に収束することで、
バイスタンプの遺伝子情報を攻撃に転用した必殺技「ベイリングフィニッシュ」が発動可能となる。
必殺技は「ベイリングフィニッシュ(ベイリングインパクト)」など。
【活躍】
第25話で登場。
それぞれのライダーに変身していた五十嵐3兄弟の前、デッドマンズとの戦いでは部外者と思っていたはずの父の五十嵐元太が変身する姿を見て衝撃を覚える。
オルテカが差し向けたギフテリアン2体も瞬時に撃破する。
何故、ライダーに変身できるのか? それは五十嵐元太が悪魔を宿す力を持った最初のライダーだったから、そして悪魔「ギフ」の遺伝子を植え付けられ、悪魔を生み出す器にされたから。
元太の子供たちが最初から悪魔を内包している理由も、元太が体内に悪魔を得てから生まれた子供だったからという単純な理由に過ぎなかった。
だが、それは普通の人間と思っていた五十嵐3兄弟にとっては衝撃な内容であった。
その後、本編には登場せず、ベイルの活躍は過去にあたる『リバイスレガシー』を見なければいけない。
ドライバーは五十嵐元太が持ち続けており、現出したベイルと決着をつけるべく、第41話で「ジョージ・狩崎」の手で新たなドライバーへと改修されることになる。
【余談】
スーツは本編で登場する仮面ライダーオーバーデモンズのパーツとして改造された。
「スパイダー! Deal Decide up! Deep.Drop.Danger... (深く、落ちる、危機、仮面) Rider Demons!」
【ライダー名】 |
仮面ライダーデモンズ スパイダーゲノム |
【読み方】 |
かめんらいだーでもんず すぱいだーげのむ |
【変身者】 |
門田ヒロミ オルテカ ジョージ・狩崎 |
【スペック】 |
パンチ力:19.2t キック力:42.1t ジャンプ力:ひと跳び42.5m 走力:100mを3.4秒 |
【声/俳優】 |
小松準弥 関隼汰 濱尾ノリタカ |
【スーツ】 |
小森拓真(門田ヒロミ、ジョージ・狩崎) 寺本翔悟(オルテカ) |
【登場作品】 |
仮面ライダーリバイス(2021年) |
【初登場話】 |
第7話「窃盗!?スケボー!?俺はカゲロウ!」 |
【詳細】
門田ヒロミがデモンズドライバーとスパイダーバイスタンプを使い変身するデモンズの基本形態。
「クモ」がモチーフとなった姿を特徴とし、全体的にはクモの巣状のパーツとなっている。
強化スーツデモンズゲノミックスーツを纏う。
リバイス、ライブ/エビルとは別のプランで開発されたもの。
「リバイス」のシステム以前から存在したドライバーに封印した悪魔「ベイル」をシステムの中核としているため、
変身の度に命を縮める危険性を伴い、「門田ヒロミ」はデメリットで肉体年齢が80代になっている。
リバイやエビルなどと違い、「ゲノミクスチェンジ」という特殊変身を行える。
後に「デッドマンズ」に所属していた「オルテカ」やフェニックスに所属する「ジョージ・狩崎」も使用している。
【各部機能】
デモンズスパイダーゲノムの頭部を覆うのはデモンゲノヘッド。
ストリングアイはデモンズの6連視覚センサー。
美しく輝く大きな2つを中心に蜘蛛のように左右に6つ並ぶ。
それぞれが独立して機能することで、ほぼ360度と言える隙のない視界を確保している。
反対に全ての視覚をカットすることで感覚を研ぎ澄まし超感覚を得ることも可能。
ゲノマッスルメットはデモンズのヘルメット。
強化スーツ「デモンズゲノミックスーツ」の一部で、エネルギー供給を受けることで無限の力を引き出す人工筋肉「ゲノマッスル」が頭部を包み込んでいる。
また、後頭部の装置から脳への刺激を行うことで変身者の潜在能力を99%まで引き出すことが可能となる。
デモンフェイストリンガーはデモンズの顔面特殊武装。
スパイダーバイスタンプの遺伝子情報からクモの固有能力を武装化したもの。
ストリングクラッシャーはデモンズの口腔部。
毒物耐性が高く、取り込んだ毒は状態に関わらず速やかに解毒する。
粘着性特殊繊維「デモンストリング」の放出口を備えており、デモンストリングと同時に毒物を体外に放出することもできる。
デモンズの纏う強化スーツデモンズゲノミックスーツ。
ディサイドアップと同時に展開され、変身ベルト「デモンズドライバー」から供給される強大なエネルギーを用いて、人間が持てる身体能力の可能性を極限まで拡張する。
デモンブレストリンガー。
デモンズの胸部特殊武装。
スパイダーバイスタンプの遺伝子情報からクモの固有能力を武装化したもの。
スパイダーバイスタンプに組み込まれたR因子は、デモンズシステム専用に開発されたもので、支配力に優れたスパイダーゲノムを基本としている。
腕部デモンゲノアームは変身ベルト「デモンズドライバー」からのエネルギー供給により無限の力を引き出す人工筋肉「ゲノマッスル」が全身を包み込むように張り巡らされ、変身者の運動能力を極限まで強化している。
デモンゲノハンドは拳を覆う部分。
粘着性特殊繊維「デモンストリング」の放出口を備えている。
デモンストリングは伸縮性に富み、優れた強度と耐熱性を併せ持つ。
特徴を活かして、対象の捕縛や空中での身体の固定もしくは移動など、攻防の要として幅広く使用することができる。
このような放出口が全身に複数設けられている。
脚部デモンゲノレッグは強化スーツ「デモンズゲノミックスーツ」は、バイスタンプが保有する遺伝子情報から得られた能力を基に各部を武装化する機構を備えている。
これにより、戦局に応じて武装を交換することで、バリエーション豊富な戦術を可能とし、高い対応力を発揮する。
デモンズゲノフットは脚を覆う部分。
変身ベルト「デモンズドライバー」の操作を受けて底面にエネルギーを高密度に収束することで、
バイスタンプの遺伝子情報を攻撃に転用した必殺技「デモンズフィニッシュ」が発動可能となる。
技としてクモの糸を放つ「デモンストリング」を使う。
必殺技はスパイダーバイスタンプをドライバーに押印し繰り出す「デモンズフィニッシュ(スパイダーデモンズフィニッシュ)」など。
【バッタゲノミクス】
バッタバイスタンプを押印すると発動する特殊能力。
第8話にて初登場。
両脚にはバッタの脚を模した下半身特殊武装デモンボトムハイアーを装備できる。
ドミネイトアップにより掌握した遺伝子情報からバッタの固有能力を武装化したもの。
人工筋肉「ゲノマッスル」が超跳躍力を生み出し、ジャンプやキックの威力を極限まで高めている。
【モグラゲノミクス】
モグラバイスタンプを押印すると発動する特殊能力。
第9話にて初登場。
片腕の部分に前腕部特殊武装デモンディグゾンを装備できる。
ドミネイトアップにより掌握した遺伝子情報からモグラの固有能力を武装化したもので、左右どちらの腕にも展開可能。
人工筋肉「ゲノマッスル」により超硬刃を高速回転させることであらゆるモノを穿つ凄まじい穿孔力発生させ、地中を掘り進む際には推進器としても機能する。
更に左右の脚にも展開ができる。
スペックはパンチ力が24.8t、走力が3.6秒に変化している。
【コンドルゲノミクス】
コンドルバイスタンプを押印すると発動する特殊能力。
第11話にて初登場。
背中にコンドルの翼デモンランブルジョーカーを生やす。
ドミネイトアップにより掌握した遺伝子情報からコンドルの固有能力を武装化したもの。
展開することで飛行を可能とし、空間格闘力までも高めている。
スペックはパンチ力が20.6t、キック力が44.9t、ジャンプ力が56.3m、走力が3.6秒に変化している。
【スコーピオンゲノミクス】
スコーピオンバイスタンプを押印すると発動する特殊能力。
第15話にて初登場。
腰部にサソリの尻尾デモンライドルスティンガを生やす。
ドミネイトアップにより掌握した遺伝子情報からサソリの固有能力を武装化したもの。
第三の手のように自由自在に操ることが可能で、針状の先端を対象に突き刺し、高圧エネルギーを注入することで内部から破壊することができる。
スペックはジャンプ力が41.8m、走力が3.1秒に変化している。
【アノマロカリスゲノミクス】
アノマロカリスバイスタンプを押印すると発動する特殊能力。
第26話にて初登場。
単独では使用されず、公式画像ではバッタ、スコーピオンのゲノミクスを同時装備したクワッドゲノミクス状態の画像が使われている。
両腕の部分に前腕部特殊武装デモンブラディオールを装備できる。
ドミネイトアップにより掌握した遺伝子情報からアノマロカリスの固有能力を武装化したもの。
右腕側に2本ある伸縮自在の触手を鞭のように操り、捕らえた対象を引き寄せ左腕側のカギ爪で瞬時に仕留める。
更に両前腕の装甲強度を強化したガードを用いた格闘戦を得意とする。
スペックはパンチ力が21.3t、キック力が42.1t、ジャンプ力が42m、走力が3.7秒に変化している。
「プテラ!」・「トリケラ!」・「ティラノ!」…「プ・ト・ティラーノザウルース!」
【詳細】
「プテラ」、「トリケラ」、「ティラノ」のコアメダルをオーズドライバーにセットし変身したオーズの恐竜系コンボ形態。
このコンボ形態は特殊で、恐竜系コアメダルは5系統のコアメダルと異なる経緯で生み出されたので、他のコアメダルとの組み合わせができず、亜種形態に変身することはできない。
暴走形態として最後まで抑制はできなかった。
だが、以後の作品では暴走する形跡のない個体が多く登場している。
【各部機能】
プテラノドンを模し、大きく広がった翼を象ったプテラシールドによって気流の動きを敏感に察知し、エクスターナルフィンと呼ばれる首元から伸びる翼を広げることでタジャドルコンボと同様に空中を自在に飛行するプテラヘッド、両肩に装備し自在に伸縮するワインドスティンガーによる刺突やトリケラガントレクスにトリケラショルダー等による頑強な防御力を持つトリケラボディ、腰アーマーのテイルディバイダーを巨大な尾に変えてのなぎ払いや、強大なパワーを支えるレグステラネイルを備えるティラノレッグにより構成される。
全身が重圧な外骨格に覆われ、オーズアーマーの色が黒から白に変わり、筋肉量が大型恐竜並みに増幅。
コンボ固有能力は氷河期を思わせる相手を一瞬で氷漬けにしてしまうほどの凄まじい冷気で、単純な身体能力の高さに加え飛行能力の存在、さらには地面に手を突き込むことで創りだす、セルメダルを「食べる」ことで強力な威力を発揮する斧兼バズーカ「メダガブリュー」という武器を持つ。
その全てにおいて、他のコンボとは一線を画す凄まじい力を持っており、ヤミーはおろか不完全体とはいえ複数のグリードでさえもまるで相手にならない圧倒的な強さを誇る。
タジャドルコンボを超えた凄まじいパワーを発揮するが、5系統のコンボ形態以上の負担を変身者に強いる。
従来のコンボ形態とは一線を画し、胸部のオーラングサークルはコアメダルのような金縁となっているのが特徴。
また、最初は自律変身ができず、映司がピンチに陥ると彼の身体からコアメダルが飛び出し、勝手にオーズドライバーに収まり、オースキャナーまでもが自動で動いて変身させていた。
だが、アンクが他のメダルを投げ渡してそれをキャンセルしたこともある。
第32話より登場。
プテラノドンヤミー達の攻撃により窮地に陥った映司の身体から、前話で入り込んでいた恐竜系コアメダルが飛び出し、オースキャナーが自動で読み取って初変身。圧倒的な力でヤミーを倒した後に暴走を起こしバースに攻撃を加えるが、比奈の説得によって動きを停止した。
上述の通り自律変身することはできなかったが、第34話にて力を求める映司の呼びかけに応えるようにコアメダルが飛び出し、自分の意志で変身。アンク(ロスト)、カザリ、フクロウヤミーの3体が襲いかかっても全く動じず、逆に圧倒する力を見せつけたが、変身後は暴走してしまうのはそのままだった。
その後、第36話にて、ウヴァ、メズール、ガメル、ユニコーンヤミーに一斉に襲われた危機を打開するために変身し、初めて変身後も理性を保ったまま戦い、暴走しないことに成功した。
ただし映司はまだ力を使いこなせていないようで、暴走時よりも戦闘力は大きく劣ってしまう(それでも不完全体グリードなら数体纏めて相手にできるほどだが)。
最終回が近づくにつれて映司がグリード化していき、再び力を抑えきれなくなっていった。
必殺技はワインドスティンガーによって貫いた敵を冷気で凍結させ、テイルディバイダーで粉砕する「ブラスティングフリーザ(ブラスティングフリーザー)」。
「メダガブリュー」を使用した技はアックスモード時はエネルギーを刃に集中させ170tの破壊力を持つ斬撃を放つ「グランド・オブ・レイジ」、バズーカモード時はセルメダルのエネルギーを凝縮解放、200tの破壊力を持つ破壊光線を発射する「ストレインドゥーム」。
TV最終回で恐竜グリードが敗北した時に恐竜系コアメダルは全10枚の内7枚が割れ、3枚が所在不明になり、後日談の「フォーゼ&オーズ」には回想だけで登場。
だが、コアメダルが変化したオーズのレンジャーキーを使いゴーカイピンクが豪快チェンジする形で「スーパーヒーロー大戦」に登場している(パラレルという説がある)。
『MOVIE大戦アルティメイタム』ではディレクターズカット版の追加シーンにて、ウィザードリングによって召喚されたオーズがアクマイザーの装甲車を攻撃する際に変身した。
『Over Quartzer』でもオーズの最強フォームとして変身を行う。その際は名称不明のキックを用いている。
【活躍】
第32話で登場。
体内に寄生している紫のコアメダルは暴走しやすいため、オーズは本能をむき出しで戦うことが多かった。
主に紫のメダルのヤミーとの戦いで使用、時には武器だけは他のコンボが使う時もある。
最終話にて使用していた紫のコアメダルが砕けたことが従来のオーズは変身不能となっている。
だが、特殊な条件の元に出現するオーズは紫のメダルを所持しており、変身が可能。
「強さは別格だがな・・・」
【ライダー名】 |
仮面ライダーネガ電王 |
【読み方】 |
かめんらいだーねがでんおう |
【変身者】 |
ネガタロス |
【スペック】 |
パンチ力:7t キック力:8t ジャンプ力:ひと跳び38m 走力:100mを4.8秒 |
【声】 |
緑川光 |
【スーツ】 |
岡元次郎 |
【登場作品】 |
劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事(2008年) |
【詳細】
ネガタロスがオーナーから奪ったライダーパスとデンオウベルトを使って変身する自身のフリーエネルギーによる装甲を纏ったネガ電王の形態。
当人曰く「強さは別格」、劇中では言葉通り電王の基本4フォームを相手にし、互角以上に渡り合うほどの実力の持ち主。
ネガデンガッシャーを4形態に使い分けるが、劇中では「アックスモード」を使用しない。
ソードモードは赤紫の刀身には水色のトライバルパターンが現れている。
【各種機能】
頭部にて他の電王系ライダーも使う電仮面が装着される。
デンレールを桃型の電仮面が走行、定位置にリ・バースし、装着されるツインアイはネガペルシアスキャンアイと称される。
ナイトビジョン機能により、暗闇でも赤外線照射によって目標物を補足できる。
額のOシグナルは2km以内にいるイマジンを察知する。
ネガペルシアアンテナは先端から伸びたアンテナ、空気の振動波をキャッチし、電気信号に変換。40Hzから10万Hzの超音波まで、広範囲の音を聴き取る。
胸部装甲は「オーラアーマー」という物質にてできた鎧ネガビブレスプレートを装着、スーツの全身には水色(背面のみ銀色)のトライバルパターンが配される。
10tの衝撃さえも緩和することができる。だが、仮面ライダー電王や仮面ライダーキバの「ダブルライダーキック」には耐えきれなかった。
全身のオーラスキンは他の電王系ライダーと同様、防御性に優れ、500万Vの電流やダイヤモンド製の刃先によるダメージも軽減ができる。
他の部位は他の電王系ライダーと名称はほぼ同じ。
必殺技はガンモード状態のネガデンガッシャーへとフリーエネルギーをフルチャージし放つ「ネガワイルドショット」。
【活躍】
『仮面ライダー電王&キバ』にて登場。
劇中終盤で変身するのみにとどまり、潜在的なパワーを使って、フォームを変えて牽制する電王を苦しめる。
だが、キバが乱入し、形勢が逆転されることとなる。
「サイ!」・「トラ!」・「バッタ!」
【詳細】
「サイ」、「トラ」、「バッタ」のコアメダルをオーズドライバーへセットし変身した仮面ライダーオーズの亜種形態の1つ。
他の形態と同様で3つの能力を使って、怪人などと戦っている。
必殺技は未使用。
「デザートオン!ドロップミー!ドロップミー! ディッシュアップ!
メイキング!メイキング!スイーツメイキング!コンプリート!
「アラモードモード! ボナペティ!」
【ライダー名】 |
仮面ライダーヴラム アラモードモード |
【読み方】 |
かめんらいだーヴらむ あらもーどもーど |
【変身者】 |
ラキア・アマルガ |
【スペック】 |
パンチ力:2.9t キック力:6.8t ジャンプ力:ひと跳び4.6m 走力:100mを7.2秒 |
【基本形態】 |
仮面ライダーヴラム プリンカスタム |
【声/俳優】 |
庄司浩平 |
【スーツ】 |
永徳 |
【登場作品】 |
仮面ライダーガヴ(2025年) |
【初登場話】 |
第40話「追憶のアラモード」 |
【詳細】
ラキア・アマルガ(ラーゲ9)がヴラスタムギアに「プリンテゴチゾウ」を使用し変身した仮面ライダーヴラムの強化形態。
プリンテゴチゾウを使ったことで全身に銀色の装甲を装着。
ヴラムの上半身全体が銀色のプレートアーマーを想起させる左右非対称の装甲にて覆われた構成となっている。
左前腕部の部位のみ、カットされたフルーツ型のパーツが付与される
盾形武材「シルバディフェンサー」を装備できる。
基本形態からの武器「ヴラムブレイカー」も使用可能。
【各部機能】
覆われたようなヴラムアラモードモードの頭部アーマラメルトップはメルティンガーイップと呼ばれる生体組織に覆われている。
プリンテゴチゾウの使用により生成される生体組織は、損傷個所に素早く浸透することで修復と同時に特性を変化させ、同種の攻撃への耐性を向上させる。
両眼のスタードアイは変身により変身者の視力が増強され、特に動体視力に優れる。
両耳アーマザートプーンは光り輝く超硬質な外骨格により防御力が非常に高く、変身により変身者の聴覚が増強されたことで攻撃音をはじめ様々な音への反応速度を向上させている。
口元を覆うシルバクラッシャーは光り輝く超硬質な外骨格により防御力が非常に高く、ヴラムシステムからエネルギーが常時供給されているため変身状態では食事をとる必要がない。
ビングラナルという額に備わる記録機関で記録し、変身者の能力や精神状態を敏感に感じ取り、その情報を胸部の「チェストアラモード」に送る。
肉体への負荷限界を超えた場合には自律的に変身を解除する役割も持つ。
肉体シルバディッシュは仮面ライダーヴラムの全身を覆い、白銀の鎧を思わせる光り輝く超硬質な外骨格により防御力が非常に高く、滑らかな曲線で構成された形状はあらゆる攻撃の軌道を湾曲させる。
胸部のチェストアラモードはプリンテゴチゾウの使用により生成される生体組織は非常に柔軟な特性など複数の異なる特性を併せ持ち、光り輝く超硬質な外骨格に内包している。
また、頭部の自律中枢からの情報を反映することで変身する度にバランスアップデートが行われ、常に最新の状況に最適化されている。
両腕部のプレトプディグラブは変身により変身者が元来持っていた能力が大幅に増強され、光り輝く外骨格の硬さによりパンチ力を強化している。
ヴラムブレイカーを使用した戦闘を得意とする。
両脚部のプレトプディブーツは変身により変身者が元来持っていた能力が大幅に増強され、光り輝く外骨格の硬さによりキック力を強化している。
更に全身のエネルギーを脚部に集中させることで凄まじい必殺キックを放つ。
カッティングサーブはアラモードモードに備わる刃、特性の異なる複数の刃を連続生成することで、あらゆる物質の切断を可能で、斬撃を乗せた打撃を繰り出すこともできる。
必殺技は「プリンテンペスト」。
【活躍】
第40話から登場。
グロッタ・ストマックを倒すため変身。
「割れる!喰われる!砕け散る! クロコダイルインローグ!オーラァ!」
【ライダー名】 |
仮面ライダーローグ |
【読み方】 |
かめんらいだーろーぐ |
【変身者】 |
氷室幻徳 |
【スペック】 |
パンチ力:32.7t キック力:37.5t ジャンプ力:ひと跳び57.2m 走力:100mを2.3秒 |
【強化形態】 |
仮面ライダープライムローグ |
【声/俳優】 |
水上剣星 |
【スーツ】 |
渡辺淳 |
【登場作品】 |
仮面ライダービルド(2018年) |
【初登場話】 |
第22話「涙のビクトリー」 |
【詳細】
氷室幻徳がスクラッシュドライバーにクロコダイルクラックフルボトルを装填し変身した「西都の仮面ライダー」。
口癖は「大義のための犠牲になれ」。
ハザードレベルが身体スペックに影響するスクラッシュドライバーの仮面ライダーであるが、元々彼のハザードレベルは不明であり、
ナイトローグとして戦っていた時はハザードレベルが変化せず、初期値のまま、戦うしかないトランスチームシステムの影響で強化されていくビルドに力が追いついていなかった。
それ故に東都を追い出され復讐を誓った幻徳が、おそらくブラッドスタークが西都に流したと思われるスクラッシュドライバーを使い仮面ライダーに変身。
その力は圧倒的であり、能力を制御下に置くことに成功した
仮面ライダークローズチャージや、ビルドの
ラビットタンクスパークリングの攻撃を物ともせず瞬殺する能力を見せている。
元からビルドドライバーの使用資格であるレベル3.0に到達したばかりの万丈より上のハザードレベルであると本人が発言しており、
ローグの強さはそれが反映された故と思われる。
変身エフェクトはスクラッシュドライバーのライダーたちと似ているが、ビーカーのようなフィールドケミカルライドビルダーが展開し、そこにゲル状の液体が満たされた後、
ワニの顎を模したエフェクトがビーカーを噛み砕くことで素体が形成、更に頭部も装甲剤であるクロコダイラタンアーマーをセルフェイスクラッシャーが噛み砕くことで白色の強化フレームが走り、ツインアイが露出して変身が完了するという、他のライダーとは違ったものが使われている。
専用武器はなしだが、「ネビュラスチームガン」を持つ。
部下として同じくネビュラスチームガンを使う鷲尾兄弟が変身したカイザーシステムの強化型戦士、リモコンブロスやエンジンブロスがいる。
第33話にてローグへの変身のためにネビュラガス注入処理を施されたことで、パンドラボックスの光の影響が薄らいでいることが判明している。
【各部機能】
頭部のローグヘッドはヴァリアブルゼリーで満たされたクロコダイラタンアーマーが保護している。
通常時は柔らかく動きやすいが、攻撃を受けることで瞬時に硬化し相手の攻撃を防ぐようになっていて、その硬度は徹甲弾を受け止める程だという。
また、変身時に発生する白い紋様は装甲にヒビが入ることで発生する超硬化した装甲強化フレームである。
通常額にあるRRシグナルはワニの瞳を模したのか右顎の部分にあり、集めた戦闘データから自身と敵の能力を正確に把握、全身の状態管理や応急補修を担当する。
ストラグルエンハンサーもまた搭載され、変身者の闘争心を高める機能を持つ。
視覚センサーであるハードゼリーアイは反応速度を強化し格闘戦における命中率と回避率を引き上げる。
感触は硬いグミのようであり、ハードスマッシュに殴られてもワレナイ。
ワニの顎のようなセルフェイスクラッシャーは頭部へのダメージを最小限に抑える保護パーツであると同時に装甲破砕ユニットでもあり、
自身の頭部装甲を適度に破砕することで内部の視覚センサーを露出させる。
クロコダイラタンアーマーはヒビが入った部分を超硬化させ装甲強化フレームとして利用する機能があるため、あえて砕くことで視覚センサーの露出と頭部の防御力強化を両立させたのだろう。
後頭部には「割れ物注意!」などといった様々な国の言葉が記された注意書きシールが貼られている。
胸部装甲もまたクロコダイラタンアーマーで保護されており、通常時は柔らかく、被弾時に硬化する。
頭部以上のひびが入った装甲強化フレームが走っており、その防御力は極めて高い。
全身はRRエンハンスメントスーツという耐衝撃ボディスーツが覆い、ハザードレベルに応じた身体強化を担当。
内部の伸縮ゲルパッドが各動作をアシストするフォースクラックアーム、フォースクラックレッグは戦闘を重ねることでより高い攻撃性能を発揮する。
拳を覆うデスロールグローブとバトルシューズであるデスロールシューズは超硬質のクローを備え、クローを使った連続格闘攻撃を得意とする。
変身者の闘争心が高まるに連れ威力が上昇し、敵にクローを突き立てたまま高速回転することで深刻なダメージを与えることも可能。
また、腕部や脚部にはクランチャーエッジと呼ばれる鋭利な刃を備え、クランチャーファングというエネルギーのキバを生成する。
必殺技のクラックアップフィニッシュが発動するとクランチャーファングを両足に展開し噛み砕くように破砕する。
肩部はファンガードショルダーが保護し、腕部の動作を最適化することで攻撃制度を向上させる。
クロコダイルクラックフルボトルの成分を利用した特殊な煙を噴出することで、
一定時間攻撃の威力を高めるという、ビルドのハザードフォームに似た能力を持つ。
戦闘データから搭載されたのか、ハザードトリガーの解析から搭載されたのかは不明。
必殺技はクランチャーファングを展開した両脚で敵を挟み噛み砕くように破壊する「クラックアップフィニッシュ」。
更にネビュラスチームガンを利用した「ファンキーブレイク」、「ファンキーショット」があり、フルボトル各種をセットして能力を付与できる「ファンキーアタック」を発動する。
【活躍】
第22話ラストにて登場。
ガーディアンしかいない北都首相官邸を襲撃し、ガーディアン撃破後に西都側のガーディアンと共に制圧した。
その後、北都内部に侵攻し、東都に逃げ込んだグリスたちをエンジンブロス&リモコンブロスたちが追撃している際に別の場所で変身、
ブロスたちが退却した後に姿を見せ、ビルドとクローズチャージの攻撃を物ともせず圧倒し、変身を解除した彼らの目の前で自身も変身を解き正体を明かした。
第24話では東都に侵攻しブロス達と共にライダーに襲いかかり、ビルドが強化変身したラビットタンクハザードフォームも圧倒して変身解除させてみせた。
その後もビルドなどと激闘を繰り広げたが、グリスなどの北都勢と同様に対抗戦で決着をつけることになり、ラビットラビットフォーム、タンクタンクフォームと戦い、西都敗北と共に戦闘意欲を失う。
以後は身体の中に埋め込まれている肉体破壊チップをネタに難波重工側にいいように利用されビルド達との戦闘を強要されていた。
しかし、戦兎がチップの周波数をいじることで機能が封じられた上に、実はローグへの変身が可能になった段階で
パンドラボックスの光を浴びた影響が消えており、
野心に燃えていたかつての幻徳ではなく、光を浴びる前の人格に戻っていたことが判明。
仮面ライダーエボルに父親を殺されたことで、共通の敵であるエボルトを倒すため戦兎達と共戦状態に入る。
第48話にてハザードレベルの限界を超えて究極態化したエボルトに立ち向かい、激闘の末にエボルトリガーの機能を停止させるが、その代償として肉体に限界を迎えてしまい、紫の粒子と共に消滅した。
【余談】
スーツ担当は前身的な戦士のナイトローグも演じた渡辺淳氏となっている。
クラックアップフィニッシュの際にグリグリと動くその様は、ワニが獲物を引きちぎる際に行う「デスロール」を思わせる。
【ライダー名】 |
仮面ライダーヴラム プリンカスタム |
【読み方】 |
かめんらいだーヴらむ ぷりんかすたむ |
【変身者】 |
ラキア・アマルガ |
【スペック】 |
パンチ力:t キック力:t ジャンプ力:ひと跳びm 走力:100mを秒 |
【派生形態】 |
仮面ライダーヴラム ゼリーカスタム |
【声/俳優】 |
庄司浩平 |
【スーツ】 |
永徳 |
【登場作品】 |
仮面ライダーガヴ(2025年) |
【初登場話】 |
第17話「カラメる触手は幸福味」 |
【詳細】
ラキア・アマルガ(ラーゲ9)がヴラスタムギアと呼ばれる変身ベルトと「どっプリンゴチゾウ」を使用し変身した仮面ライダーヴラムの基本形態。
「ダルい」が口癖。
メインカラーは黄色。
素体のプリンのように柔らかな弾力性のある装甲を装着した姿で、上半身に特化したスーツが特徴。
更に脚部の辺りにもパーツがある。
変身により変身者が元来持っていた能力が増強され、戦闘力が大幅に向上している。
戦闘力は高く、2大ライダーを追い詰めるほど。
使用する変身ベルトは「ニエルブ・ストマック」が戦闘データを元に作成した。
仮面ライダーガヴ、仮面ライダーヴァレンの2大ライダーを圧倒する。
専用武器は「ヴラムブレイカー」。
必殺技は「プディングクラッシュ」。
ヴラムブレイカーを使う「ヴラムシューティング」がある。
【活躍】
第17話から登場。
ガヴ、ヴァレンをその戦闘センスで追い詰める。
【余談】
「サイ!」・「カマキリ!」・「コンドル!」
【詳細】
「サイ」、「カマキリ」、「コンドル」のコアメダルをオーズドライバーへセットし変身した仮面ライダーオーズの亜種形態の1つ。
同形態は仮面ライダーオーズ自体へと宿ったコア3つの能力を駆使し、ヤミーなどの怪人と戦っている。
必殺技は未使用。
【ライダー名】 |
仮面ライダーギーツ マグナムブーストフォーム |
【読み方】 |
かめんらいだーぎーつ まぐなむぶーすとふぉーむ |
【変身者】 |
浮世英寿 |
【スペック】 |
パンチ力:2.4t キック力:58.5t ジャンプ力:ひと跳び78m 走力:100mを2.7秒 |
【基本形態】 |
仮面ライダーギーツ エントリーフォーム |
【声/俳優】 |
簡秀吉 |
【スーツ】 |
中田裕士 |
【登場作品】 |
劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア(2022年) 仮面ライダーギーツ(2022年) |
【初登場話】 |
1話「黎明F:ライダーへの招待状」 |
【詳細】
浮世英寿がデザイアドライバーにIDコアとマグナムバックル(右)&ブーストバックル(左)をセットすることで変身した仮面ライダーギーツの「フォーム」の一つ。
銃火器の運用に特化した機能を付与するマグナムバックルとライダーの能力を大幅に増大させるブーストバックルを組み合わせたことで、
マグナムバックルセットによって出現するマグナムシューター40Xと両腕の装甲に備わる「アーマードガン」を展開し、多数を相手取る戦闘や遠距離戦を得意とする上、ブーストバックルの特性により各種機能を数倍に高める「ブーストタイム」の発動により、短時間ながら爆発的な能力の向上を果たし、通常なら討伐が不可能な巨大ボスすら葬る戦闘力を発揮する。
フォームチェンジを行うバックルを2つ用いた装備を上下揃えている形態。
ブーストバックルで呼び出される専用ビークル「ブーストライカー」を操る。
【各種機能】
頭部を含む上半身は「ギーツエントリーフォーム」及び「マグナムフォーム」、下半身は「ブーストフォーム」の能力に準じる。
頭部のマグナムギーツヘッドは軽量ながら非常に強固な複合装甲を採用しあらゆるダメージから頭部を保護するギーツクレストギアに保護され、プレイヤーの頭部機能を拡張する役割を持つ。
他、ビジュアルアイテムとしての一面も持ち、個人識別符号端末「IDコア」に刻まれたライダーズクレストを象徴した形状を有し、ギーツの視認性を高めている。
ギーツ最大の特徴であるギーツイヤーは音だけでなくレーダーとして各種情報収集機能を備え、状況把握に優れる。
複眼部分のレッドギーツアイは視覚情報にオーバーレイ画像を重ね、着弾点や予測弾道等を視覚化可能。オートエイム機能も備える。
額にはオーディットシグナルと呼ばれる検査装置を持ち、仮面ライダーの状態を常時モニタリングし、各部の稼働効率やダメージ状態などから変身継続性を診断、必要に応じて変身解除を実行する。
マグナムバックルをセットしたことでマグナムヘッドガードと呼ばれる強化装備が追加されており、頭部全体にマグナムバックルの拡張機能を付与して各種攻撃の命中精度を飛躍的に向上させる。
また、口腔部には大騒音下でもクリアな会話を実現するボイスチャット機能を持つマグナムクラッシャーを装備。
協力プレイなどで仮面ライダー間の意思疎通を図る事が可能。
マグナムフォームの胸部はマグナムチェスターに覆われている。
マグナムバックルと紐付けられた胸部拡張装備であり、射撃に関する膨大なデータベースを元に気象や地理などの諸条件を考慮した弾道計算を処理。
射撃や手業の命中精度を飛躍的に向上させている。
両肩のマグナムガードSAは防弾性能に優れる複合装甲で作られ、その硬さを活かし弾丸のように鋭いショルダータックルも可能。
前腕部に固定式短銃「アーマードガン」を内蔵するガンスリンガーアームは近接格闘マニューバーを得意とし、
拡張武装「マグナムシューター40X」の取り扱いに優れ、ラグをコンマ7桁までに抑えた超高速射撃を可能としている。
ブーストフォームの下半身は赤い装甲が特徴的であり、大腿部には拡張装備としてレッドゾーンレッグを有する。
一時的に下半身の各種アビリティを数倍に高める「ブーストタイム」の発動を可能とし、そのエネルギーは膝部拡張装備であるブーストディスチャージャーNAが賄っている。
デザイアドライバーから供給されるエネルギーを超高密度に圧縮して蓄え、ブーストタイム発動時瞬間的に消費される莫大なエネルギーを確保する。
ダッシュやキックのパワーロスを抑えて確実に対象へと伝達する機構を持つブーストキッカーにより、
自然発火するほどの超高密度エネルギーを放出し必殺技「マグナムブーストグランドビクトリー」を繰り出す。
変形する銃「マグナムシューター40X」が武器となり、戦力内で腕へ装備した銃型装備「アーマードガン」も用いる場合もある。
必殺技は「マグナムブーストグランドビクトリー」。
ギーツモードという形態に変形したブーストライカーと協力し、相手へとライダーキックを放つ。
他にも「マグナムブーストビクトリー」などの未使用技がある。
【活躍】
1話にて初変身。
ブーストフォームの状態からマグナムバックルを追加装填し「ブーストマグナムフォーム」相当の姿に変身した後、リボルブオンにて装備特性を上下反転させる形で変身した。
そのため、現時点ではこの姿に直接変身したことはない。
1話にて出現した巨大ボスのスラグフォートレスジャマトを撃破するためにギーツはこの姿となり、マグナムブーストグランドビクトリーで撃破に成功。
これによってデザイアグランプリが終了し、変身者の浮世英寿はグランプリの優勝者となった。
『MOVIEバトルロワイヤル』ではマグナムバックルとフィーバースロットバックルと併用した形態で登場、終盤では通常のマグナムブーストフォームも登場している。
【余談】
この姿に変身する直前のブーストマグナムフォーム相当の姿に関して、今のところ公式サイトにデータは追加されていない。理由は不明で24話にて正式に登場したものの更新はなし。
テレビ朝日公式サイトのトップ画面ではギーツの基本フォームに相当する姿の扱いをされているが、最終話放送終了時点で登場回数が9回のみ(リバイス劇場版やMOVIEバトルロワイヤルを含めれば11回)という異例のフォーム。夏映画ではまさかの未登場。
なお、他のライダーがマグナムブーストフォームになることはなかった。
「筋骨隆々、ドンドラゴクウ!」
【ヒーロー名】 |
ドンドラゴクウ |
【読み方】 |
どんどらごくう |
【変身者】 |
桃谷ジロウ |
【変身アイテム】 |
龍虎之戟 |
【変身コール】 |
「アバターチェンジ!」 |
【声/俳優】 |
石川雷蔵 |
【スーツアクター】 |
伊藤茂騎 |
【登場作品】 |
暴太郎戦隊ドンブラザーズ |
【初登場話】 |
ドン15話「おかえりタロウ」 |
【詳細】
桃谷ジロウがドンドラゴクウアバタロウギアと龍虎之戟(りゅうこのげき)を使って変身する『ドンブラザーズ』の「金色」の戦士。
変身と共に黄金の龍のアバターを宿す。
カラーリングは金色以外にも赤と黒が使われている。
性格は純真無垢で明るい。
ドン13話の時点で「
ドンモモタロウ」が消滅したことで、メンバーとして招集される。
変身者はドン14話の時点で登場したが、変身アイテムを所持していなかったので、変身せずにフェードアウト。
まだ、覚醒していなかっただけらしく、ドン15話でアイテム一式が現れて変身を行う。
なお、この間にドンモモタロウが復活したため、少々厄介なこととなっている。
変身アイテムであり、専用武器も兼ねる「龍虎之戟(矛モード)」を持つ。
ドン16話にて左腕の部分に「虎的盾鑼」が追加された。
虎的盾鑼の力で、アバタロウギアを用い、スーパー戦隊の追加戦士へと変身が可能。
弱点として些細なことで人格が変異し暴走状態となり、ドンブラザーズ初期戦士の力を奪ったこともあり、後に「
ドントラボルト」という負の人格へと昇華してしまう。
また、アルターチェンジもできる。
ドン23話での虎龍攻神ロボタロウギアの登場によって、使用時はドントラボルトが分離するようになった。
終盤では裏ジロウと融合し、真のジロウとなって変身している。
必殺技は龍虎之戟を振るって龍のオーラとなって攻撃を相手へ放つ「ライトニングドラゴンフラッシュ」。
「ハイパー! ゴー ハイッ×3 ハイパー!」
【ライダー名】 |
仮面ライダービーストハイパー |
【読み方】 |
かめんらいだーびーすとはいぱー |
【変身者】 |
仁藤攻介 |
【モチーフ】 |
魔法使い+ライオン |
【スペック】 |
パンチ力:推測値12t キック力:20.3t ジャンプ力:ひと跳び30m 走力:100mを4.5秒 |
【基本形態】 |
仮面ライダービースト |
【声/俳優】 |
永瀬匡 |
【スーツ】 |
渡辺淳 |
【登場作品】 |
仮面ライダーウィザード(2012年) |
【初登場話】 |
第29話「進化する野獣」 |
【詳細】
仮面ライダービーストがハイパーリングを使用し強化変身したビーストの最強形態。
全身が「コバルトブルー」や「金色」をメインとした非常に派手な配色に変化。
ビーストキマイラの力を現実世界で強く引き出すことで、そのスペックが向上している。
通常形態ノビーストから防御力やパワーが大幅にアップグレードしている。
ビーストキマイラの頭部を象った特徴的な胸部装甲「キマイラングセル」は現実世界でキマイラの力を引き出せるようになった証。
胸部のタテガミの意匠が肩部に続くようにデザインされており、それに伴い肩アーマーも左右対称な「マーク・ホイーリング」へと変化した。
各部の金装甲は従来の特殊金属ソーサリウムから、ビーストキマイラの魔力で生成されたオーラミウムとへ強化。軽量でありながら一般的な攻撃では破壊できないと形容されるほどの強度を併せ持つ。
腕には魔力を帯びた紐「フリンジスリンガー」を新たに装備。
ビーストハイパーの意志で自在に動き、戦闘時の攻撃や防御に使用でき、中距離の相手を一掃することも可能。
「ハイパーリング」と共に入手した「ミラージュマグナム」による射撃戦の他、
身軽な格闘戦、両腕に備えたフリンジスリンガーを自在に伸縮されることによって、変幻自在な攻撃を得意とする。
必殺技は変形したハイパーリングをミラージュマグナムにセットし発動する「シューティングミラージュ」。
更に「ストライクビースト」らしきキック技もある。
【ライダー名】 |
仮面ライダー裁鬼 |
【読み方】 |
かめんらいだーさばき |
【変身者】 |
サバキ |
【スペック】 |
パンチ力:不明 キック力:不明 ジャンプ力:不明 走力:不明 |
【声】 |
塩野勝美 |
【スーツ】 |
伊藤慎 など |
【登場作品】 |
仮面ライダー響鬼(2005年) |
【詳細】
極限まで肉体を鍛え上げたものが変身できる「鬼」の1人。
闇属性の気を持ち、「音撃弦」を使った接近戦を得意とする。
同僚の
斬鬼は自身のライバルということらしい。
本名は「佐伯栄(さえきさかえ)」。
「石割(いしわり)」という名前のサポーターがいる。
関東にいる11人の鬼の中でも、最年長の37歳。
本来は「弦」の楽器を得意とする鬼だが、他の楽器の「太鼓」や「管」の扱いも巧みにこなす熟練者といえる。
更には新装備も与えられるなど、「鬼」たちの中ではベテランということもあり、信頼度は高かったと考えられる。
…だが…
使用武器は「音撃弦・閻魔(おんげきげん・えんま)」とされている。
必殺技は名称不明。
【活躍】
初登場時は「足尾のヤマアラシ」に敗北、再登場時にも「秩父のカッパ」にも敗北。
その後も「ヨブコ」に敗北、と登場する度、大型の魔化魍に対し必ず敗北するという平成ライダー史上最も不遇の扱いを受けたライダーでもある。
こちらの方面を補足するなら連敗したのは同じ弦の担当だった斬鬼が引退したため、その穴を埋めるべく、「連戦」をこなし、かなり疲労していたという理由があるにはある。
裁鬼に関しては正直なところ、他の鬼も苦戦する相手、戦う相手が悪かったという気がしないでもない。
「シンギュライズ! 破壊! 破滅! 絶望! 滅亡せよ! コンクルージョン・ワン!」
【ライダー名】 |
仮面ライダーアークワン |
【読み方】 |
かめんらいだーあーくわん |
【変身者】 |
滅(予測) 飛電或人 |
【スペック】 |
パンチ力:54.2t キック力:104.4t ジャンプ力:ひと跳び93.6m 走力:100mを0.6秒 |
【声】 |
砂川脩弥(予測) 高橋文哉 |
【スーツ】 |
縄田雄哉 他 |
【登場作品】 |
仮面ライダーゼロワン(2020年) 仮面ライダーガッチャード(2024年) |
【初登場話】 |
第42話「ソコに悪意がある限り」(ゼロワン) |
【詳細】
アークドライバーワンとアークワンプログライズキーを使い変身した人工知能アークの更なる戦闘形態。
元々アークドライバーゼロには拡張の余地があり、そこは未知なる進化に備えた箇所だったのだが、
アークはその領域に達することなく、ヒューマギアと人間の双方から「敵意」を向けられたことで共闘され滅び去った。
一人の人間の思惑によって、その悪意は人工知能アークを生み出した。
人類滅ぶべしという悪意に満ちたAIはラーニングの繰り返しによって生みの親の手を離れ、
人類とヒューマギア双方を滅ぼす、という結論を導き出す「意思」に育った。
そして、その悪意に満ちた「意思」を最悪の形で受け継いだ者がいる。
――――それは、「飛電或人」。
そう、仮面ライダーアークワンの変身者は『仮面ライダーゼロワン』という物語の「主人公」、飛電或人本人。
アークドライバーゼロに起動したアークワンプログライズキーをセットすることで、ドライバーのカバーが展開し、アークドライバーワンへと変化。
アークゼロの全能力も上回る力を有し、前形態よりも仮面ライダーゼロワンの姿に近くなりつつも、その装甲からは色が失われて真っ白になっている。
まるで、或人が抱いていた夢が、白紙化してしまったかのように。
基本的には徒手空拳で戦うが、その驚異的な身体スペックにより戦闘力は圧倒的であり、アークゼロの機能を有しつつも、強化された戦闘力は他のライダーたちを圧倒する。
身体スペック自体はゼロワンの到達点の1つ、
仮面ライダーゼロツーよりも低下しているが、アークワンに変身しているのがゼロツーに変身できる或人なので、
仮面ライダーゼロツーは
仮面ライダーアークワンの敵になりえない。
そもそもアークのシステムは悪意を力に変換するため、滅への復讐心、悪意に心が満たされてた或人はアークワンの力をこれ以上なく引き出している。
劇中では不破諌や刃唯阿の脳内に埋め込まれた人工知能チップのデータを初期化することで、エイムズショットライザーを使えなくするという方法で変身能力を奪い、戦闘不能へと追い込むなど、人間とAIが一体となった未知数の力も見せる。
人工知能と、人間の共存。
最悪の形で実現してしまった、飛電或人の、夢の果て。
【各種機能】
アークワンヘッドはアークゼロヘッドから更にゼロワンのホッパーマスクへ形状が近づいている。
AIでの処理を前提とした超高性能アンテナや視覚、聴覚装置が装備されているのはアークゼロから変更されていないが、顔面部を保護するアークワンフェイスの形状は
形状は対峙した者に及ぼす心理的影響の予測に基づいて、デザイン、構築されたもの。
全体的な姿から初めて目撃した滅や不破たちはアークが復活したものと誤認したが、変身を解除し変身しているのが或人であることが明らかになると(視聴者を含めて)その衝撃の度合は凄まじいものとなった。
片方しかないアンテナ部位のアークワンフェイスアンテナは環境に応じて指向性を変更し、各種電子機器との通信やレーダー機能など、
複数種の膨大な情報を同時に送受信可能なスマートアンテナを採用し、各種電子機器へのハッキングを行う。
アークワンフェイスイヤーは音声情報収集装置で、半径10キロに及ぶ集音範囲を誇る聴覚センサーに加え、ネットワークに侵入することで携帯電話などの通信機器、ヒューマギアをはじめとするAI搭載機器などから音声データを収集することが可能。
集めたデータにフィルタリング処理を施すことで、任意の音を取り出して聞くことができる。
額の制御装置アークシグナル ワンは脳波を操作することで装着者が持つ悪意以外の感情を鎮静化させて、意識の集中を図る。
また、装着者の体の稼働効率、不具合などをチェックして、機能の限界を引き出すための調整を随時行う。
この機能によって或人は滅への憎悪に取り憑かれてしまっているのだが、逆に言えばこの機能に変身者を操る機能はない。
感情を偏らせているので、ある意味での洗脳とは言えるが、装備一式を扱うかどうかの決断は変身者に委ねられているため、アークワンへの変身自体は或人の決断によるものである。
悪意に染まったアークとも、血走った目とも思わせるアークワンフェイスビジョンはネットワークに侵入し、偵察衛星や施設内の防犯カメラ、
ヒューマギアを始めとするAI搭載機器から映像データを収集してあらゆる場所を自らの視界へと変えてしまう。
左目のエクリプスアイはゼロワンなどにも採用される方式の異なるイメージセンサーを複眼状に集合させたもので、画像処理と組み合わせることでサーモグラフィーやX線撮影をはじめとした多様な情報を抽出することができる。
全身を覆うのはシュレーディングテクターと呼ばれるパワードスーツ。
「アークドライバーワン」から放出された液体金属が、装着者を包み込むことで形成され、耐靭性、耐摩耗性に優れた特殊生地内に流体金属が封入され、柔軟性を維持したまま装甲としての機能を果たしている。
他のライダーシステムと比較して、生命維持や人命尊重のための装備が極端に軽減されており、長時間の変身は装着者に過度の負担を強いる。
胸部装甲のデウスエクスパイトには装着者が抱く悪意をエネルギーとして変換し、悪意の波動「スパイトネガ」を生成する。
このスパイトネガは、正面をクロスする赤いライン「エクスレッドポジション」から周囲に発することが可能で、爆発的な破壊をもたらす。
両肩の装甲アークワンショルダーの主材として採用された流体金属は、硬度と密度を一時的に高めることで、「スパイトエッジ」と呼ばれる鋭利な形状に変形し、刺突武器となる。
両腕のエルゴニースアームはシュレーディングテクターから「Mストリング」という動力ケーブルがまるで人間の神経のように張り巡らされており、外部から装着者の動きを補強する。
同時に変身ベルト「アークドライバーワン」から供給されるエネルギーを注入することで、対象を殲滅するための力を装着者に与える。
これは脚部のエルゴニースレッグにも同様のシステムが搭載されている。
アークワンガントレットは手及び前腕部装甲であり、指先が「スパイトネイル」と呼ばれる指先の鋭利な装甲に覆われ、大腿部のアークワンキュイスから展開されるバリアを利用し、
対象に対する斥力や引力を操作することであらゆるものの自由を奪うことが可能。
手のひらには照射成形機「ビームエクイッパー」が装備され、アタッシュウェポンなどの様々なデータをモデリングビームにて実体化する他、悪意の波動「スパイトネガ」の照射口としても機能する。
大腿部装甲のアークワンキュイスにはクーロンジェネレーターと呼ばれるエネルギー障壁発生装置が内蔵されており、電荷を操作してクーロンバリアを展開し全身の装甲表面に形成、物理的な攻撃を反発力で退ける。
装甲の強度に頼らない防御故に突破してダメージを与えるのは困難と思われる。
また、このアークワンキュイスのベクトル操作能力は脛部装甲であるアークワングリーブでも利用されており、バリアを利用して自身にかかる斥力や引力を操作し、空中浮遊やマニューバの高速化を可能としている。
足部装甲のアークワンサバトンは必殺技の発動時には、対消滅フィールドを展開することで、抵抗や障害となる物質をエネルギーに変換することができる。
これにより物理的防御を無効化すると同時にキックの破壊力を向上させる。
使用武器は状況に応じて使い、設定上アークゼロ同様その場で武器を作り出すことも出来るだろう。
しかし、或人の変身したアークワンは徒手空拳で戦っており、マギアとて容赦のない戦いっぷりは恐ろしさを感じさせると共に、どこか悲しさもある。
最終回では様々なアタッシュウェポンを生成し、滅アークスコーピオンと激闘を繰り広げた。
必殺技はドライバーのアークローダーを連続で押すと技が変わる「パーフェクトコンクルージョン」。
全部で10段階存在し、ベルトのボタンを操作することでレベルが上昇していく。
段階は悪意、恐怖、憤怒、憎悪、絶望、闘争、殺意、破滅、絶滅、滅亡。
作中では全方位に強烈な衝撃波を放つラーニング5の「絶望」とライダーキックを放つラーニングエンドの「滅亡」を司る技を使用した。
【活躍】
第42話より登場。
イズの予測内では滅が変身し、飛電或人を抹殺するはずだった。
劇中ではイズを破壊した滅への憎しみを持った飛電或人がアズから得たアークワンプログライズキーで変身、バルカン、バルキリー、滅、迅を必殺技で圧倒した。
第43話では自分を止めようとするランペイジバルカン、バルキリー、サウザーと交戦し、能力でランペイジバルカン、バルキリーを変身不能にし、サウザーのベルトを破壊。
その後、滅スティングスコーピオンとの対決に挑むも、滅を庇った迅バーニングファルコンをパーフェクトコンクルージョン(キック)で破壊してしまう。
第44話では飛電に戻る事もできずに放浪する中、滅の演説で自分がアークになった事を知り問い詰めてくるヒューマギア達を前に動揺を隠せず逃走。それでももう元には戻れないと接触してきた不破や亡を突き放し、オルトロスバルカンとの戦闘となったがゼロツーに変身して撃退。しかし図星を突かれて感情的になった際は、一撃を浴びせた瞬間にアークワンの姿が映るという演出があった。
もう1体のアークとなった滅アークスコーピオンと対峙する際に変身。
最終話ではアークスコーピオンと戦いを続けるが、すでに迅を破壊したことで、或人自身が後悔しており、アークの悪意を払拭、アークスコーピオンに倒されることを望む。
そして、アークスコーピオンの「ヘイトレッドインパクト」をあえて受けることで自身のドライバーを破壊し変身を解除した。同時に、アークワンのライダーシステムが停止したことで悪意の浸食も消失した。
オルトロスバルカンと戦闘をして撃退したその夜にゼアの人工知能を介して現れた飛電其雄から渡されたデータからゼロツードライバーが生成した、3号機の飛電ゼロワンドライバーを装着する。
その手の中、或人の心の強さに応えるように握られていたライジングホッパーキーがクリアブルーに変化する。
そして、芽生えた心に振り回される滅が振るった拳を片手で受け止め
──
仮面ライダーガッチャードではまさかの復活。
いくつもの並行世界を渡り歩くハンドレッドという組織がゼロワンの世界の技術を複製したものであり、アークドライバーゼロとアークワンプログライズキーを使い、ハンドレッド4人衆の一人、サイゲツが変身した。
【余談】
主人公の変身するいわゆる悪堕ちフォーム。
劇場版などで登場したこともあったが、本編中に登場するのは珍しい。
暴走状態の「メタルクラスタホッパー」もそうと言えるかもしれないが、こちらは自発的に変身しているのでそちらとは事情がやや異なる。
劇場版ではある種の暴走をした「ヘルライジングホッパー」が登場。
半公式のファイナルステージでは赤く塗装されたような「
仮面ライダーアークゼロワン」が登場する。
「アークライズ! オールゼロ!」
【ライダー名】 |
仮面ライダーアークゼロ |
【読み方】 |
かめんらいだーあーくぜろ |
【変身者】 |
ヒューマギア(滅亡迅雷メンバー) |
【スペック】 |
パンチ力:47.6t キック力:96.3t ジャンプ力:ひと跳び73.1m 走力:100mを0.8秒 |
【声】 |
速水奨 |
【スーツ】 |
高岩成二 他 |
【登場作品】 |
仮面ライダーゼロワン(2020年) 仮面ライダーアウトサイダーズ(2023年) 仮面ライダーガッチャード(2024年) |
【初登場話】 |
第36話「ワタシがアークで仮面ライダー」 |
【詳細】
アークドライバーゼロを使い、滅亡迅雷のメンバーでもあるヒューマギアを介し変身した人工知能アークの戦闘形態。
その姿は
仮面ライダーゼロワン ライジングホッパーに近く、ゼロワンを模したアークか、ゼロワンそのものを内側から侵食したアーク、とも見える。
「人間の悪意」をラーニングしたアークが復活させた滅亡迅雷.netの4人のヒューマギアのボディを使い、アークドライバーゼロを起動して変身する。
その戦闘力は圧倒的であり、変身しているのがヒューマギアであることに加え、人工知能アークがその戦闘をサポートすることで無類の強さを発揮する。
ゼロテクターと呼ばれるパワードスーツを装着しているが、
ゼロワンメタルクラスタホッパーのアマルガメートテクターをアーク専用として最適化したものであり、
ドライバーを起動するとともに液体金属が放出され、それが各種装備となって滅亡迅雷に装着され変身が完了する。
ビームエクイッパーによりこれまでのアタッシュウエポンをその場で精製することが可能。
自ら人類絶滅のために行動するようになったアークだが、変身には素体となるヒューマギアが必要であり、
内部からのハッキングと装甲による外部操作によってその素体スペックを遥かに上回るパフォーマンスを可能としている。
また、ヒューマギア以外にも人工知能が組み込まれた電子機器のハッキングを可能としており、「ザイアスペック」をハッキングして人間を暴走させるという亡と同じ行為が可能。
視覚情報、聴覚情報以外にもネットワークを通じて情報を入手することが可能。
現代社会が築き上げたネットワーク社会がアークゼロにとっては目であり耳と言える。
また、頭部機能により人間の脳波に干渉して心理的なダメージを与えたり、超能力じみた他者を浮遊させる等の摩訶不思議な能力を行使する。
アークドライバーゼロにはまだ拡張の余地があるらしく…
【各種機能】
ゼロワンのホッパーマスクにも似た装甲を持つアークゼロヘッドは、
統計データに基づいて仮面ライダーとしての最低限の要素を抽出し、効率的に再配置したゼロフェイスに覆われている。
AIでの処理を前提とした超高性能アンテナや、視覚、聴覚装置が装備されており、
環境に応じて指向性を変更し各種電子機器との通信、レーダー機能等膨大な情報を送受信するゼロフェイスアンテナにより、
各種電子機器へのハッキングを実行し、脳波を操作する特殊干渉波を放出して人間のコントロールさえ可能。
ゼロフェイスから伸びるケーブル、ゼロフェイスイヤーは半径10kmにも及ぶ集音範囲を有する聴覚センサーを持ち、
ネットワークに侵入して携帯電話などの通信機器、ヒューマギアを始めとするAI搭載機器から音声データを収集する事が可能。
これらで集めたデータはフィルタリング処理を施すことで、任意の音声のみを抽出して聞くことが出来る。
額のアークシグナル ゼロはアークがかつて製造したメタルクラスタホッパープログライズキーにも搭載されていた「プリズメイトチェイン」と呼ばれる矯正割り込みプログラムが搭載されており、
制御下に置かれたヒューマギアの制御系統に介入し、稼働効率及び不具合をチェックして機能の限界を引き出すための調整を随時行っている。
悪意に染まったアークとも、血走った目とも思わせるゼロフェイスビジョンはネットワークに侵入し、偵察衛星や施設内の防犯カメラ、
ヒューマギアを始めとするAI搭載機器から映像データを収集し、それを利用することであらゆる場所を自らの司会とすることが出来る。
ネットワークが広く構築されていくほどにアークゼロの情報収集範囲は拡大し、おおよそ現代社会ではほぼすべての情報を管理下に置くことが可能だろう。
左目のエクリプスアイはゼロワン等にも採用された方式の異なるメージセンサーを複眼状に集合させたタイプで、画像処理と組み合わせ多様な情報を抽出する。
アークゼロのボディは、素体となるヒューマギアをゼロテクターと呼ばれるパワードスーツで覆うことで作られており、
詳細にも記したがメタルクラスタホッパーのアマルガメートテクターをアーク専用として最適化させ、耐靭性、耐摩耗性に優れた特殊生地が採用されている。
生地の内部には液体金属がそのままの状態で封入されており、柔軟性を維持したまま装甲としての機能を持つ。
大小様々なケーブルが伸びるゼロチェストギアにはゼツメライザーに使われた、優れた貫通力を持つワームターミナルを始めとし、
リストレントケーブルと呼ばれる機能性伝達ケーブルが備わり、制御下に置いたヒューマギアとのバイパス路を形成。
これによって情報伝達の効率化やエネルギー流量を増大させることで、内部から素体となったヒューマギアの機能を強化する。
両肩を保護するゼロショルダーギアには超小型化させた粒子加速器が1基ずつ搭載され、原子核と電子をそれぞれが分担して亜光速まで加速し、ゼロハンドギアに供給することで重荷電粒子砲の都部を構成する。
ゼロハンドギアは鋭利な装甲で覆われており、そのスパイトネイルが大腿部のゼロサイギアが展開したバリアを部分的に反転させ、
引力を発生させることであらゆる物体を吸着させる。
ビームエクイッパーが手のひらに装備されており、様々なデータを元にモデリングビームを照射してその場で武器を実体化させる事が可能。
ゼロショルダーギアから供給された原子核と電子を合成することでビーム状に放出する重荷電粒子砲の一部として転用できる。
マーキニースアームはゼロテクターの動力ケーブル「Mストリング」が人間の神経のように張り巡らされており、
外部から強制的にヒューマギアの腕をコントロールしている。
これによって素体のシステム強度を越えた高い運動性が発揮可能であり、そのパンチ力は46.7tにも及ぶ。
同様のシステムが脚部のマーキニースレッグにも搭載されており、必殺技発動時には驚異的な破壊力を生み出す。
大腿部装甲のゼロサイギアにはクーロンジェネレーターと呼ばれるエネルギー障壁発生装置が内蔵されており、
電荷を操作してクーロンバリアを展開し全身の装甲表面に形成、物理的な攻撃を反発力で退ける事ができる。
脛部ゼロシンギアにはゼロアナイアレイターと呼ばれるエネルギーコンデンサが組み込まれ、必殺技発動時にアークドライバーゼロから供給されたエネルギーを一時的に蓄積し、大量のエネルギーを一気に放出させる。
更にゼロフットギアが対消滅フィールドを展開することで抵抗や障害となる物質をエネルギーに変換し、物理的な防御を無効化するとともに、キックの破壊力を向上させている。
変身ベルト自体も液体金属で造られており、普通の攻撃では破壊不可能。
使用武器はビームエクイッパーによりその場で生成した「アタッシュアロー」など。
必殺技は「オールエクスティンクション」。
各部機能の紹介を読む限りでは、「アークドライバーゼロから供給されたエネルギーをゼロシンギアに蓄積し、ゼロフットギアが展開した対消滅フィールドによって物理的な防御を無効化、ヒットした相手に向けて大量のエネルギーを一気にぶつける」というものと思われる。
「オールエクスティンクション」という言葉を直訳すれば「全ての絶滅」、要するに「皆殺し」ということ。
【活躍】
第36話より登場。
プレジデント・スペシャルや第35.5話で、その存在は示唆されている。
最初は滅のボディを媒体にして変身し、バルキリーや迅と戦い、バルキリーを変身解除に追い込む。
変身解除した迅のボディを使って変身し、ランペイジバルカンやゼロワンメタルクラスタホッパーを圧倒するも隙を突かれて倒され、再び滅のボディで変身してからゼロワンと再戦。
第37話でゼロワンを変身解除させると再び迅のボディを支配して行動を取り、部下のライダー達と共に対峙したサウザーや駆け付けたゼロワンを圧倒し変身解除に追い込む。
第38話ではゼロワンと対峙し変身解除に追い込むが、その場にサウザーが駆け付ける。
第39話では団結したゼロワンとサウザーに挑んでダブルキックによって敗れるも、戦闘中にサウザーのサウザンドジャッカーからライダモデルのデータを奪取。
その後は雷のボディで変身し、ゼロワンを一方的に叩きのめして変身解除に追い込むとゼロワンドライバーを強奪、奪ったデータを使って衛星ゼアを掌握してしまう。
第40話ではゼロワンに変身できない飛電或人の抹殺に動くが、イズに組み込まれたセントラルメモリーにゼアの人工知能が残されており、それが変化したゼロツープログライズキーに阻まれ失敗。そして新たに作られたゼロツードライバーで或人がゼロツーへと変身する。
演算速度で自身を上回るゼロツーの挙動を捉えきれず、必殺技のゼロツービックバンで雷のボディから引き離され爆散した。
第41話にて再登場、人間が生み出したインフラを攻撃した上に滅のボディを乗っ取って全ヒューマギアの全滅を宣言、滅に抵抗されたために迅のボディに乗り移って変身するが、ゼロツーと滅の連携に敗れ、2人のキックを連続で受けてしまい、迅のボディと分離され敗退。
その後、衛星ゼアの機能で全ヒューマギアを初期化しようとしたが、自身から離反した雷が操るブレイキングマンモスの攻撃により、自身の本体の入った衛星ゼアを破壊されてしまう。
これによりアークの自我も消滅し、その脅威も去ったはずだったが、第42話では
進化した姿を見せる。
『仮面ライダーアウトサイダーズ』ではep2から登場。
本編で強化形態を得たライダーたちと戦う存在として財団Xが複製した滅が変身する。
なお、撃破されても何度も登場する。
『仮面ライダーガッチャード』にも登場。
いくつもの並行世界を渡り歩くハンドレッドという組織がゼロワンの世界の技術を複製したものであり、アークドライバーゼロを使い、ハンドレッド4人衆の一人、サイゲツが変身した。
天敵たる仮面ライダーレジェンドと戦い、更にアークワンへ変身している。
【余談】
本来なら、名前が仮面ライダーアークがよかったのだが、すでに使われていたので現在の名前になったという。
『仮面ライダーアウトサイダーズ』では元のスーツの一部が流用されていたため、若干異なったスーツとなっている。
「オールエクスティンクション! (オールエクスティンクション!)」
【名前】 |
オールエクスティンクション |
【読み方】 |
おーるえくすてぃんくしょん |
【登場作品】 |
仮面ライダーゼロワン |
【初登場話】 |
第36話「ワタシがアークで仮面ライダー」 |
【分類】 |
必殺技 |
【使用者】 |
仮面ライダーアークゼロ |
【詳細】
仮面ライダーアークゼロの必殺技。
他にも捕縛技、パンチ技などのバリエーションもある。
他のゼロワンのライダーと同様、カットインがある(36話でのみ未表示)。
「ケータッチ21! ダブル、オーズ、フォーゼ、ウィザード、ガイム、ドライブ、ゴースト、エグゼイド、ビルド、ジオウ、ゼロワン、
ファイナルカメンライド・ディケイドコンプリート21!」
【ライダー名】 |
仮面ライダーディケイド コンプリートフォーム21 |
【読み方】 |
かめんらいだーでぃけいど こんぷりーとふぉーむとぅえんてぃーわん |
【変身者】 |
門矢士 |
【スペック】 |
パンチ力:不明 キック力:不明 ジャンプ力:不明 走力:不明 |
【基本フォーム】 |
仮面ライダーディケイド |
【登場作品】 |
RIDER TIME 仮面ライダージオウVSディケイド 7人のジオウ!(2021年) |
【詳細】
ケータッチ21を用い強化変身するディケイドの新たな最強形態。
ディケイドの胸部のヒストリーオーナメントは両肩の覆う部分まで拡張され、「ディケイド」を除く「クウガ」から「ジオウ」までの19人の最強形態のライダーカードがセットされている。
右側に平成1期、左側に平成2期のカードが配置されており、中心にはジオウのカードがある。
頭部のディケイドクラウンは増加し、上部に「ゼロツー」のカードが付与されている。
背部にはマントが出現し、2号ライダー、ファイナルフォームライド、ファイナルアタックライドのカードが張り付けられている。
他のコンプリートフォームと同様に各ライダーを召喚する能力を持つが劇中未使用。
使用武器は「ネオディエンドライバー」(必殺技発動のみ)。
必殺技は単独で使用する「ディメンションシュート」、キックを放つ「強化ディメンションキック(※強化ディメンションキック21)」。
【活躍】
『RIDER TIME 仮面ライダージオウVSディケイド』に登場。
オーマジオウとの決戦の際に変身し、複数の初級インベスに酷似した怪人と戦闘、ディメンションシュートで薙ぎ払う。
オーマジオウと戦うも敗北し変身を解除。
「アルティメットだか何だか知らねえが、俺はすでに、究極を超えている!」
【ライダー名】 |
仮面ライダーディケイド激情態 |
【読み方】 |
かめんらいだーでぃけいどげきじょうたい |
【変身者】 |
門矢士 |
【スーツ】 |
高岩成二 |
【スペック】 |
パンチ力:5t キック力:10t ジャンプ力:ひと跳び30m 走力:100mを5秒 |
【最強フォーム】 |
仮面ライダーディケイド 最強コンプリートフォーム |
【登場作品】 |
仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010(2009年) |
【詳細】
通常形態とは異なり、複眼の形状が禍々しくなり、
額のシグナルポインターも黄色から紫色に変化するなど、凶暴な顔付きになっている。
戦闘スペックも通常時より若干上昇、他のライダーにカメンライドせずとも、アタックライドにてあらゆるライダーの武器や特殊能力を使用可能。
更に戦法もなりふり構わないダーティーなものへと変化、倒したライダーをカード化する特殊能力も備える。
使用武器は通常と変わらず「ライドブッカー」。
必殺技は通常時と同様の「ディメンションキック」、「ディメンションブラスト」。それぞれ破壊力が上昇し、追尾機能が追加されている。
【各部機能】
頭部にはディメンションヴィジョンと呼ばれる複眼があり、一般人の8倍とも言われる視細胞を150万個も持っており、視野は25度40Km先の動く物体を識別できる。
また、ナイトヴィジョン機能を有しており、物体から放出される赤外線を可視光線に偏光して暗闇でも見通し、並行世界の事前の狭間に要る物体もさえも捕らえることができる。
激情態では悪魔のような形相となっている。
ライドプレートは次元戦士のディケイドの通行手形となるもの、頭部をプレートで刺し貫かれたディケイドはあらゆる並行世界を行き来して縦横無尽に活躍を見せる。
シグナルポインターはディケイドライバーで読み取ったライダーカードから得たエネルギーを他の仮面ライダーに付与する信号を放射して、ライダーを在りえさるものへ変形させて使役する。
ディメンションスカウトは超低周波不可聴音14Hzさえも聞き分けて10Km四方の音を探知できる聴力を持つ。
ブームボイスはディケイドの雄叫びを高周波の弾丸として放ち、物体を灼熱化して10mの岩石でさえも粉砕することができる。
【活躍】
『仮面ライダーディケイド完結編』にて登場。
「世界の破壊者」としての使命を受け入れたディケイドが新たなライダーカードで変身。
実際の数値以上の戦闘能力を有しており、劇中ではあらゆる仮面ライダーを倒しカード化させていた。
龍騎とブレイドの撃破後、ユウスケの変身したクウガ(アルティメットフォーム)と死闘を演じ、辛くも勝利を収める。
だが、全ては自身を消滅させ、倒した全てのライダーを正常な状態の世界と共に復活させる作戦であり、
夏海が変身した仮面ライダーキバーラにあえて討伐された。
それによって全ての世界は正常な状態で再生するのだった。
「ハイパー、シャイニング、ブラスター、アームド、サバイブ、キング、ライジングアルティメット、エンペラー、スーパークライマックス、ファイナルカメンライド ディケイド!」
【ライダー名】 |
仮面ライダーディケイド 最強コンプリートフォーム |
【読み方】 |
かめんらいだーでぃけいど さいきょうこんぷりーとふぉーむ |
【変身者】 |
門矢士 |
【スペック】 |
パンチ力:12t キック力:16t ジャンプ力:ひと跳び50m 走力:100mを4秒 |
【基本フォーム】 |
仮面ライダーディケイド |
【登場作品】 |
仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010(2009年) 仮面ライダーウィザード(2013年) |
【詳細】
胸部のヒストリーオーナメントには対応するライダーの最強形態のライダーカードがセット(クウガはライジングアルティメット、電王は超クライマックスフォームに変更)されている
周囲にいるクウガ~キバの平成9ライダーを各々の必要条件を無視して、最強フォームに強化変身させる能力がある(例えば龍騎であればサバイブカードの読み込み、キバならタツロットによるカテナの解放など)。
『ディケイド完結編』でドラスとの最終決戦の際に変身。
集結していた周囲の平成ライダーを最強形態へと強化変身し、強敵のドラスを倒した。
その後、『仮面ライダーウィザード』最終話に登場した際はヒストリーオーナメントにセットされるライダーカードの1枚が、集結したライダーの最終形態に応じて『電王』TVシリーズにおける最終形態のライナーフォームとなっている。
必殺技はコンプリートフォームと同様にキックを放つ「強化ディメンションキック」。
【活躍】
『MOVIE大戦2010』内の『ディケイド完結編』にて登場。
「ドラス」との最終決戦で、9大ライダー最強形態(一部はライジングアルティメット、超クライマックスといった後年の最強形態に相当するフォーム)やディエンド、キバーラと共にドラスを圧倒し倒した。
だが、直後にマンモスメカの襲撃で惨敗しフェードアウト。
『ウィザード』では14大ライダー最強形態の1人として参戦、強敵怪人のアマダムに強化ディメンションキックを繰り出した。
「クウガ、アギト、リュウキ、ファイズ、ブレイド、ヒビキ、カブト、デンオウ、キバ、ファイナルカメンライド ディケイド!」
【ライダー名】 |
仮面ライダーディケイド コンプリートフォーム |
【読み方】 |
かめんらいだーでぃけいど こんぷりーとふぉーむ |
【変身者】 |
門矢士 |
【スペック】 |
パンチ力:12t キック力:16t ジャンプ力:ひと跳び50m 走力:100mを4秒 |
【基本フォーム】 |
仮面ライダーディケイド |
【最強フォーム】 |
仮面ライダーディケイド 最強コンプリートフォーム 仮面ライダーディケイド コンプリートフォーム21 |
【登場作品】 |
仮面ライダーディケイド(2009年) 仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦(2017年) 劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(2019年) |
【初登場話】 |
第21話「歩く完全ライダー図鑑」 |
【テーマソング】 |
Ride the Wind Treasure Sniper |
【詳細】
門矢士が9つの世界の旅を終え全てのライダーの力を取り戻したことで携帯端末型のアイテム、ケータッチを使い変身した仮面ライダーディケイドの最強形態。
ネガの世界で手に入れたケータッチに専用となるライダーズクレストが描かれたコンプリートカードを挿入し、9つの紋章に似せたボタンをクウガからキバまで一つずつ押した後、ディケイドのクレストを押すことで変身する。
仮面ライダークウガからキバまでが一直線に配置された胸部のヒストリーオーナメントが特徴的で、ケータッチを操作することでその仮面ライダーの最強形態を召喚する能力を持つ。
その際選択(召喚)したライダーのカードにオーナメントが一斉に切り替わり、呼び出したライダーはディケイドコンプリートフォームと同じ動きを取る。
頭部にはライダー世界の王者の証の冠ディケイドクラウンを額に抱いている。
全身にディヴァインスーツSt.(セイント)を纏い、邪な者がその姿を眼にすれば身も心も焼き尽くされるであろう王者の用いる闕腋(けってき)の袍(ほう)であり、帛(はく)でもある。
基本形態の数倍の身体能力、平成ライダーの最強フォームを召喚する力があり、
同時に発動するファイナルアタックライドの攻撃力は非常に高い。
「カメンライド」により他の平成ライダーへ変身し、「フォームライド」でフォームチェンジもこなし、個々の能力も「アタックライド」で再現し、
「ファイナルアタックライド」によりそれぞれの個別必殺技も再現可能だったディケイドが最強フォームの力も操れるようになったことで、その力は計り知れない。
使用武器は「ライドブッカー」。
MOVIE大戦2010のパイロット予告及びディレクターズカット版ではヒストリーオーナメントが全て「ディケイド」のカードになっている個体が登場。
クウガ~キバまでの各平成最強ライダーと同時に発動する必殺技の他に、単独で「ファイナルアタックライド ディケイド」のカードを用いることで「強化ディメンションキック」を放つ。
一部の劇場版では上位の最強コンプリートフォームではなく、こちらの方が出る場合もある。
【クウガ】
アルティメットフォームを召喚。
必殺技は未使用。
ゲームなどでは「パイロキネシス」。
【アギト】
シャイニングフォームを召喚。
必殺技は「シャイニングクラッシュ」。
【龍騎】
サバイブを召喚。
必殺技は「バーニングセイバー」。
【ファイズ】
ブラスターフォームを召喚。
必殺技は「フォトンバスター」。
【ブレイド】
キングフォームを召喚。
必殺技は「ロイヤルストレートフラッシュ」。
【響鬼】
装甲響鬼を召喚。
必殺技は「音撃刃・鬼神覚声」。
【カブト】
ハイパーフォームを召喚。
必殺技は「ハイパーライダーキック」、「マキシマムハイパーサイクロン」。
【電王】
ライナーフォームを召喚。
必殺技は「デンカメンスラッシュ」。
【キバ】
エンペラーフォームを召喚。
必殺技は「ファイナルザンバット斬」。
【活躍】
第21話から登場。
強化変身することで最強形態ライダーを召喚することができ、敵を倒す。
召喚してもライナーフォームのように不発に終わったものもある。
「通りすがりの仮面ライダーだ、覚えておけ!」
【詳細】
門矢士が「ディケイドライバー」に「カメンライド ディケイド」のカードを読み込ませることによって変身する基本形態。
顔全体にバーコードのような線が入っており、複眼とは言い切れない目が存在している。
「カメンライド」によって全
平成ライダーに変身ができ、「アタックライド」で千差万別の攻撃を行い、
「フォームライド」で派生フォームへ姿を変え、「ファイナルフォームライド」で平成ライダーを変形、「ファイナルアタックライド」による多くの必殺技がある。
必殺技は「ファイナルアタックライド ディケイド」のカードを用いた3種類。
高威力の銃撃「ディメンションブラスト」、斬撃「ディメンションスラッシュ」、キック「ディメンションキック」の3つ。
「世界の破壊者」としての特性か、その世界の基本法則を無視したことができるのも、大きな特徴の1つ(ミラーモンスターと契約したライダーではないのにも関わらす、ミラーワールドに自由に出入りでき、不滅の存在で封印するしか対処法がないアンデッドや音撃でしか駆除できない魔化魍を普通に爆殺させるなど)。
各世界のライダーに変身している時はそのドライバーに仕込んでいるトリックスターというアイテムが本来のベルトやそれを通じて発生するライダーの機能を擬似的に再現しているという設定がある。
『
仮面ライダージオウ』では18人のライダーの力が入ったドライバー「ネオディケイドライバー」を使っている。
そのため、ジオウの公式サイトでは
「ネオディケイドライバーバージョン」と呼称されるが、容姿などは変わっていない。
なお、カメンライドのカードは確認できているものの、フォームライドのカードは不明。
だが、『ジオウ』関連の劇場版では普通のドライバーのディケイドが活動している模様。
【クウガ】
「カメンライドクウガ」で変身。
基本の
マイティから「フォームライド」で棒術使いの
ドラゴン、射手の
ペガサス、剣闘士の
タイタンにフォームチェンジできる。
オリジナルと同様に手にした物体を自分の武器に変形させる能力を持ち、一度はタイタンフォーム時にキバのドッガハンマーを奪ってタイタンソードに変えたことがある。その後、さらにドラゴンフォームにフォームチェンジして、タイタンソードをドラゴンロッドに変化させた。
また、何故かワーム戦ではペガサスフォームに変身したと同時にペガサスボウガンも手にしていた。
【アギト】
「カメンライドアギト」で変身。
基本の
グランドから「フォームライド」で薙刀の
ストーム、長剣の
フレイムにフォームチェンジでき、変身と同時に武器も召喚される。
『仮面ライダージオウ』に登場した際にはゲイツドライブアーマーの動きを完全に読み切って圧倒し、グランドフォームの状態でありながらフレイムフォーム専用の武器「フレイムセイバー」を使っていた。
【龍騎】
「カメンライドリュウキ」で変身。
アドベントカードの能力を「アタックライド」でドライバーに読み取らせることで再現できる。
現在使用したのはアドベントやストライクベント。
また、鏡や光を反射するものからミラーワールドに入り込み、探索範囲を広められる(と言っても、実はこの能力についてはディケイド自身も元から使っている)。
『仮面ライダージオウ』時にも登場。ドラグクローを使用。
【ファイズ】
「カメンライドファイズ」で変身。
「フォームライド」で10秒間だけ超加速する
アクセルに変身。
「アタックライド」でマシンディケイダーをオートバジンに変化させ、バトルモードに変形させる。
完結編でマシンディケイダーが変化していたサイドバッシャーは『555』に登場したカイザ専用マシン。
【ブレイド】
「カメンライドブレイド」で変身。
「ラウズカード」の能力を「アタックライド」で発動し、オリジナルがブレイラウザーでスラッシュして読み込んでいた手順をドライバーに読み込ませることで代用する。
オリジナルが使っていなかった「トリロバイトメタル」を使用した。
【響鬼】
「カメンライドヒビキ」で変身。
「アタックライド」で専用武器「烈火」や特殊能力の「鬼火」を発現する。
『仮面ライダージオウ』に登場した際にゴーストアーマーを装着したジオウに対し「ファイナルアタックライド」を発動。
ネオディケイドライバーから音撃鼓が発射され相手の動きを封じた後、必殺技の音撃打を叩き込んで変身解除に追い込んでいる。
【カブト】
「カメンライドカブト」で変身。
第2形態の
ライダーが基本形態として扱われる。
番外作では「フォームライド」で初期形態の
マスクドにも変身した。
「アタックライド」は「クロックアップ」1枚だけだが、超高速で活動できる。
【電王】
「カメンライドデンオウ」で変身。
ソードが基本形態であり、「アタックライド」で
ガン、「フォームライド」で
アックスに変身した。
「アタックライド」には只単に「専用のフォームに姿を変えて名言を再現する」という余りにも戦力外なカードもあり、士自身も「あのアホども」と立腹していた。
【キバ】
「カメンライドキバ」で変身。
基本の
キバの他、「フォームライド」で狼男の
ガルル、半魚人の
バッシャー、フランケンの
ドッガにフォームチェンジできる。
本来キバはアームズモンスターを手にすることでフォームチェンジを行うが、カードで再現しているディケイドは変身と同時に専用武器がドライバーから出現しフォームチェンジ完了後に武器を手にするという、原典とは逆の変身シークエンスとなっている。
【1号】
唯一昭和ライダーのカメンライド。
同形態のみが特殊でドライバーも1号のものに変化し、声も1号そっくりに変わるのでオリジナルに偽装できる。
【ウィザード】
「カメンライドウィザード」で変身。
ネオディケイドライバーを用いる追加形態の1つで、ウィザード基本形態の
フレイムとなる。
オリジナルに反して水を操り、ウィザードリングを用いた魔法を「ファイナルアタックライド」で発動した。
【ゴースト】
「カメンライドゴースト」で変身。
ネオディケイドライバーを用いる追加形態の1つで、ゴースト基本形態の
オレとなる。武器の「ガンガンセイバー」を使用する他、パーカーゴーストの召喚能力も披露。
【ビルド】
「カメンライドビルド」で変身。
ネオディケイドライバーを用いる追加形態の1つで、ビルド基本形態の
ラビットタンクとなる。
【ジオウ】
「カメンライドジオウ」で変身。
ネオディケイドライバーを用いる追加形態の1つ。EP47で切り札として使用、ジオウ基本形態に変身している。
【活躍】
『仮面ライダーディケイド』の物語として9つのライダー世界を移動し、9人ライダーの力を得てきた。
その後も様々な世界を渡っている。
『仮面ライダーウィザード』では特別編にゲスト出演。
スーパー戦隊では過去作品のヒーローがゲスト出演して変身するというのは割と多いが、仮面ライダーでは珍しい。
魔宝石の世界の住人なのかは定かではないが、ディケイドウィザードリングから召喚され人間の姿の門矢士として登場し、他の平成ライダーたちと共にアマダムと戦い、撃破した。
そして、劇場版『平成ライダー対昭和ライダー』では主役ライダーの一人として扱われている。
更に仮面ライダーディケイド放送終了後から奇しくも10年後の作品である『仮面ライダージオウ』にてタイムジャッカー側の存在として参戦。
EP13から登場し、本来の姿は見せていない。
ディケイドアギトに変身してゲイツを圧倒し、当時は披露されなかったディケイド響鬼によるファイナルアタックライドを使用している。
EP15でようやく基本形態の姿に変身し、EP16にてジオウ、ゲイツと戦うが戦況を鑑みて姿を消す。
以後は変身がなく、生身で登場。
EP42では久々に変身して敵対関係にあったジオウと協力、EP43でジオウたちと共にアナザーライダー軍団と戦っていたが、タイムジャッカーと同等の力を得たディエンドの介入でスウォルツにライダーの力を奪われてしまう。
EP47では力の半分が残っているディケイドライドウォッチを起動して変身能力を取り戻した。
【余談】
共通のスーツを使い回していたのかは不明だが、番組中ではオリジナルの仮面ライダーとカメンライドしたディケイドが同じ場所に登場することはなかった。
スーツアクターの高岩氏はこれまでも歴代の
平成仮面ライダーを演じているが、ディケイドがカメンライドする形で非担当だったクウガや響鬼での戦闘も実現した(Wikipediaのスーツアクターの項にあるように、『仮面ライダーディケイド』作中に登場するヒーロー(主に各世界の9人のライダーと、それを取り巻くライダー達)のアクターの情報は放送終了後に発売されたムック『RIDE THE DECADE』に保管されている)。
DECADEは10年間を意味す英語だが、途中で区切るとDE・CADEとなりカードの使用者という意味合いにもなる。
【ライダー名】 |
仮面ライダー朱鬼 |
【読み方】 |
かめんらいだーしゅき |
【変身者】 |
シュキ |
【スペック】 |
パンチ力:不明 キック力:不明 ジャンプ力:不明 走力:不明 |
【声/俳優】 |
片岡礼子 |
【スーツ】 |
永瀬尚希 |
【登場作品】 |
仮面ライダー響鬼(2005年) |
【詳細】
ザンキの元師匠、「シュキ」が変身する女性タイプの鬼。
「魔化魍ノツゴ」に肉親を殺されたことが「鬼」となったきっかけだが、その戦いは憎しみを力の支えとするものであり、
かつて「斬鬼」を巻き添えにして、大型個体「魔化魍ノツゴ」を攻撃したことで、所属する「猛士」を追放される。
弦楽器系の戦士。
変身前の見た目は30代前後、実際は老齢(ザンキによると「戸田山の祖母よりもずっと年上」とのこと)であり、呪術にて若い姿を保っていた。
その呪術によって花を式神に変える能力を持っており、ザンキにも返魂の術などを授けていた。
専用武器は「音撃弦・鬼太樂(おんげきげん・きたら)」。
猛士追放後は地方で華道教室を開いて生活していたが、「ノツゴ」の出現を察知し、「吉野の鬼舞神社」に保管されていた「鬼の鎧」を強奪、「変身鬼弦」を狙って裁鬼を襲った。
変身鬼弦を奪うことは失敗したが、後に轟鬼の音錠を奪って、鬼への変身を果たす。
一方、スーパー童子たちやノツゴに戦いを挑んで、川へ落下したあきらを救った。
最期は自分ごとノツゴの口に鬼太樂で攻撃したことが致命傷となる。
息を引き取る間際のシュキは「死に顔を誰にも見られたくない」とザンキに頼み、ザンキは彼女の体を隠す位にたくさんの花を捧げた。
必殺技は鬼太樂を奏でエネルギーを矢のように圧縮した「清めの音」を魔化魍に繰り出す「音撃奏・震天動地」。
「クワガタ!」・「ゴリラ!」・「タコ!」
【詳細】
「クワガタ」、「ゴリラ」、「タコ」のコアメダルをオーズドライバーへセットし変身した仮面ライダーオーズの亜種形態の1つ。
同形態はコア3つの能力を使って、怪人などと戦っている。
第23話では、カザリに対し、「バゴーンプレッシャー」にて攻撃するが、攻撃は通用しなかった。
必殺技は未使用。
【ライダー名】 |
仮面ライダーしん王 |
【読み方】 |
かめんらいだーしんおう |
【変身者】 |
野原しんのすけ |
【スペック】 |
パンチ力:不明 キック力:不明 ジャンプ力:不明 走力:不明 |
【声】 |
矢島晶子 |
【登場作品】 |
仮面ライダー電王+しん王(2007年) |
【詳細】
野原しんのすけがデンオウベルトの力で変身した電王に似た仮面ライダー。
コラボレーションアニメ限定のヒーロー。
他の電王のライダーのプラットフォームへと相当する姿になった後、
伝説のイマジン(ぶりぶりざえもんという『クレヨンしんちゃん』に登場するキャラに似ている)をオーラアーマーに変換し装着したが、喋れないイマジンという設定から人格はしんのすけ本人のまま。
戦闘はするもののギャグだけで、戦ってはいない。
武器もない。
【ライダー名】 |
仮面ライダー天鬼 |
【読み方】 |
かめんらいだーあまき |
【変身者】 |
アキラ |
【スペック】 |
パンチ力:不明 キック力:不明 ジャンプ力:不明 走力:不明 |
【声/俳優】 |
秋山奈々 |
【スーツ】 |
不明 |
【登場作品】 |
仮面ライダーディケイド(2009年) |
【初登場話】 |
第19話「終わる旅」 |
【詳細】
「響鬼の世界」におけるアキラが音笛を使って変身できる「鬼」の1人。
「威吹鬼」と同じく、風属性の気を持っており、
「音撃管」を用いる遠距離戦闘を得意とする。
『響鬼の世界』では轟鬼と協力し、アスムが変身した響鬼と一緒に大型魔化魍と戦った。
『ライダー大戦の世界』では生き残っている「アスム」との会話から、「ブレイド側のライダー」の攻撃の前で倒されてしまい、すでに脱落をしている。
必殺技は音撃管から「鬼石」を魔化魍の身体へ複数打ち込み、先端の音撃鳴をセットし「音撃モード」に変形させた烈風を相手へ吹き鳴らす「音撃射・疾風一閃」。
【余談】
同ライダーは『仮面ライダー響鬼』本編の終盤で登場したあきら変身体のオマージュライダーとなる。
「大地が震え、花が歌う」
【ヒーロー名】 |
ハリケンイエロー |
【読み方】 |
はりけんいえろー |
【変身者】 |
尾藤吼太 |
【変身アイテム】 |
ハリケンジャイロ |
【変身コード】 |
忍風!シノビチェンジ! |
【声/俳優】 |
山本康平 |
【スーツアクター】 |
竹内康博 など |
【登場作品】 |
忍風戦隊ハリケンジャー |
【初登場話】 |
巻之一「風とニンジャ」 |
【詳細】
尾藤吼太がハリケンジャイロを使い変身する『忍風戦隊ハリケンジャー』における「イエロー」の戦士。
慎重に考えてから行動するタイプ、主に直感で行動する他の2人とは衝突することも多かった。
固有武器の「クエイクハンマー」を用いたパワー戦を主に得意とし、「土に関する忍術」を操って相手を翻弄する。
パワータイプらしく、3人の中では最も体格がいい。
試すかのように、クワガライジャーの乗る「バリサンダー」にて轢き潰されることも。
カブトライジャーは巨大化し、コンクリートに埋め込まれる程の圧力で肉体を押し潰される。
「ファングール」には、3体同時に群がられての攻撃により全身を何度も爆破されるなど、苦しめられることが多い。
そのまま戦闘不能になることは基本的にない。
普段は訪問介護士をしながら生活している。
共通武器は「ハヤテ丸」。
他にはハリケンガジェットを使う。
専用マシンは「ハリケンレオン」。
必殺技は複数にある。
「割れる!喰われる!砕け散る! クロコダイルインローグ!オーラァ!」
【ライダー名】 |
仮面ライダーローグ |
【読み方】 |
かめんらいだーろーぐ |
【変身者】 |
氷室幻徳 |
【スペック】 |
パンチ力:32.7t キック力:37.5t ジャンプ力:ひと跳び57.2m 走力:100mを2.3秒 |
【強化形態】 |
仮面ライダープライムローグ |
【声/俳優】 |
水上剣星 |
【スーツ】 |
渡辺淳 |
【登場作品】 |
仮面ライダービルド(2018年) |
【初登場話】 |
第22話「涙のビクトリー」 |
【詳細】
氷室幻徳がスクラッシュドライバーにクロコダイルクラックフルボトルを装填し変身した「西都の仮面ライダー」。
口癖は「大義のための犠牲になれ」。
ハザードレベルが身体スペックに影響するスクラッシュドライバーの仮面ライダーであるが、元々彼のハザードレベルは不明であり、
ナイトローグとして戦っていた時はハザードレベルが変化せず、初期値のまま、戦うしかないトランスチームシステムの影響で強化されていくビルドに力が追いついていなかった。
それ故に東都を追い出され復讐を誓った幻徳が、おそらくブラッドスタークが西都に流したと思われるスクラッシュドライバーを使い仮面ライダーに変身。
その力は圧倒的であり、能力を制御下に置くことに成功した
仮面ライダークローズチャージや、ビルドの
ラビットタンクスパークリングの攻撃を物ともせず瞬殺する能力を見せている。
元からビルドドライバーの使用資格であるレベル3.0に到達したばかりの万丈より上のハザードレベルであると本人が発言しており、
ローグの強さはそれが反映された故と思われる。
変身エフェクトはスクラッシュドライバーのライダーたちと似ているが、ビーカーのようなフィールドケミカルライドビルダーが展開し、そこにゲル状の液体が満たされた後、
ワニの顎を模したエフェクトがビーカーを噛み砕くことで素体が形成、更に頭部も装甲剤であるクロコダイラタンアーマーをセルフェイスクラッシャーが噛み砕くことで白色の強化フレームが走り、ツインアイが露出して変身が完了するという、他のライダーとは違ったものが使われている。
専用武器はなしだが、「ネビュラスチームガン」を持つ。
部下として同じくネビュラスチームガンを使う鷲尾兄弟が変身したカイザーシステムの強化型戦士、リモコンブロスやエンジンブロスがいる。
第33話にてローグへの変身のためにネビュラガス注入処理を施されたことで、パンドラボックスの光の影響が薄らいでいることが判明している。
【各部機能】
頭部のローグヘッドはヴァリアブルゼリーで満たされたクロコダイラタンアーマーが保護している。
通常時は柔らかく動きやすいが、攻撃を受けることで瞬時に硬化し相手の攻撃を防ぐようになっていて、その硬度は徹甲弾を受け止める程だという。
また、変身時に発生する白い紋様は装甲にヒビが入ることで発生する超硬化した装甲強化フレームである。
通常額にあるRRシグナルはワニの瞳を模したのか右顎の部分にあり、集めた戦闘データから自身と敵の能力を正確に把握、全身の状態管理や応急補修を担当する。
ストラグルエンハンサーもまた搭載され、変身者の闘争心を高める機能を持つ。
視覚センサーであるハードゼリーアイは反応速度を強化し格闘戦における命中率と回避率を引き上げる。
感触は硬いグミのようであり、ハードスマッシュに殴られてもワレナイ。
ワニの顎のようなセルフェイスクラッシャーは頭部へのダメージを最小限に抑える保護パーツであると同時に装甲破砕ユニットでもあり、
自身の頭部装甲を適度に破砕することで内部の視覚センサーを露出させる。
クロコダイラタンアーマーはヒビが入った部分を超硬化させ装甲強化フレームとして利用する機能があるため、あえて砕くことで視覚センサーの露出と頭部の防御力強化を両立させたのだろう。
後頭部には「割れ物注意!」などといった様々な国の言葉が記された注意書きシールが貼られている。
胸部装甲もまたクロコダイラタンアーマーで保護されており、通常時は柔らかく、被弾時に硬化する。
頭部以上のひびが入った装甲強化フレームが走っており、その防御力は極めて高い。
全身はRRエンハンスメントスーツという耐衝撃ボディスーツが覆い、ハザードレベルに応じた身体強化を担当。
内部の伸縮ゲルパッドが各動作をアシストするフォースクラックアーム、フォースクラックレッグは戦闘を重ねることでより高い攻撃性能を発揮する。
拳を覆うデスロールグローブとバトルシューズであるデスロールシューズは超硬質のクローを備え、クローを使った連続格闘攻撃を得意とする。
変身者の闘争心が高まるに連れ威力が上昇し、敵にクローを突き立てたまま高速回転することで深刻なダメージを与えることも可能。
また、腕部や脚部にはクランチャーエッジと呼ばれる鋭利な刃を備え、クランチャーファングというエネルギーのキバを生成する。
必殺技のクラックアップフィニッシュが発動するとクランチャーファングを両足に展開し噛み砕くように破砕する。
肩部はファンガードショルダーが保護し、腕部の動作を最適化することで攻撃制度を向上させる。
クロコダイルクラックフルボトルの成分を利用した特殊な煙を噴出することで、
一定時間攻撃の威力を高めるという、ビルドのハザードフォームに似た能力を持つ。
戦闘データから搭載されたのか、ハザードトリガーの解析から搭載されたのかは不明。
必殺技はクランチャーファングを展開した両脚で敵を挟み噛み砕くように破壊する「クラックアップフィニッシュ」。
更にネビュラスチームガンを利用した「ファンキーブレイク」、「ファンキーショット」があり、フルボトル各種をセットして能力を付与できる「ファンキーアタック」を発動する。
【活躍】
第22話ラストにて登場。
ガーディアンしかいない北都首相官邸を襲撃し、ガーディアン撃破後に西都側のガーディアンと共に制圧した。
その後、北都内部に侵攻し、東都に逃げ込んだグリスたちをエンジンブロス&リモコンブロスたちが追撃している際に別の場所で変身、
ブロスたちが退却した後に姿を見せ、ビルドとクローズチャージの攻撃を物ともせず圧倒し、変身を解除した彼らの目の前で自身も変身を解き正体を明かした。
第24話では東都に侵攻しブロス達と共にライダーに襲いかかり、ビルドが強化変身したラビットタンクハザードフォームも圧倒して変身解除させてみせた。
その後もビルドなどと激闘を繰り広げたが、グリスなどの北都勢と同様に対抗戦で決着をつけることになり、ラビットラビットフォーム、タンクタンクフォームと戦い、西都敗北と共に戦闘意欲を失う。
以後は身体の中に埋め込まれている肉体破壊チップをネタに難波重工側にいいように利用されビルド達との戦闘を強要されていた。
しかし、戦兎がチップの周波数をいじることで機能が封じられた上に、実はローグへの変身が可能になった段階で
パンドラボックスの光を浴びた影響が消えており、
野心に燃えていたかつての幻徳ではなく、光を浴びる前の人格に戻っていたことが判明。
仮面ライダーエボルに父親を殺されたことで、共通の敵であるエボルトを倒すため戦兎達と共戦状態に入る。
第48話にてハザードレベルの限界を超えて究極態化したエボルトに立ち向かい、激闘の末にエボルトリガーの機能を停止させるが、その代償として肉体に限界を迎えてしまい、紫の粒子と共に消滅した。
【余談】
スーツ担当は前身的な戦士のナイトローグも演じた渡辺淳氏となっている。
クラックアップフィニッシュの際にグリグリと動くその様は、ワニが獲物を引きちぎる際に行う「デスロール」を思わせる。
「大地が震え、花が歌う」
【ヒーロー名】 |
ハリケンイエロー |
【読み方】 |
はりけんいえろー |
【変身者】 |
尾藤吼太 |
【変身アイテム】 |
ハリケンジャイロ |
【変身コード】 |
忍風!シノビチェンジ! |
【声/俳優】 |
山本康平 |
【スーツアクター】 |
竹内康博 など |
【登場作品】 |
忍風戦隊ハリケンジャー |
【初登場話】 |
巻之一「風とニンジャ」 |
【詳細】
尾藤吼太がハリケンジャイロを使い変身する『忍風戦隊ハリケンジャー』における「イエロー」の戦士。
慎重に考えてから行動するタイプ、主に直感で行動する他の2人とは衝突することも多かった。
固有武器の「クエイクハンマー」を用いたパワー戦を主に得意とし、「土に関する忍術」を操って相手を翻弄する。
パワータイプらしく、3人の中では最も体格がいい。
試すかのように、クワガライジャーの乗る「バリサンダー」にて轢き潰されることも。
カブトライジャーは巨大化し、コンクリートに埋め込まれる程の圧力で肉体を押し潰される。
「ファングール」には、3体同時に群がられての攻撃により全身を何度も爆破されるなど、苦しめられることが多い。
そのまま戦闘不能になることは基本的にない。
普段は訪問介護士をしながら生活している。
共通武器は「ハヤテ丸」。
他にはハリケンガジェットを使う。
専用マシンは「ハリケンレオン」。
必殺技は複数にある。
「割れる!喰われる!砕け散る! クロコダイルインローグ! オーラァ!」
【ライダー名】 |
仮面ライダーローグ |
【読み方】 |
かめんらいだーろーぐ |
【変身者】 |
氷室幻徳 |
【スペック】 |
パンチ力:32.7t キック力:37.5t ジャンプ力:ひと跳び57.2m 走力:100mを2.3秒 |
【強化形態】 |
仮面ライダープライムローグ |
【声/俳優】 |
水上剣星 |
【スーツ】 |
渡辺淳 |
【登場作品】 |
仮面ライダービルド(2018年) |
【初登場話】 |
第22話「涙のビクトリー」 |
【詳細】
氷室幻徳がスクラッシュドライバーにクロコダイルクラックフルボトルを装填し変身した「西都の仮面ライダー」。
口癖は「大義のための犠牲になれ」。
ハザードレベルが身体スペックに影響するスクラッシュドライバーの仮面ライダーであるが、元々彼のハザードレベルは不明であり、
ナイトローグとして戦っていた時はハザードレベルが変化せず、初期値のまま、戦うしかないトランスチームシステムの影響で強化されていくビルドに力が追いついていなかった。
それ故に東都を追い出され復讐を誓った幻徳が、おそらくブラッドスタークが西都に流したと思われるスクラッシュドライバーを使い仮面ライダーに変身。
その力は圧倒的であり、能力を制御下に置くことに成功した
仮面ライダークローズチャージや、ビルドの
ラビットタンクスパークリングの攻撃を物ともせず瞬殺する能力を見せている。
元からビルドドライバーの使用資格であるレベル3.0に到達したばかりの万丈より上のハザードレベルであると本人が発言しており、
ローグの強さはそれが反映された故と思われる。
変身エフェクトはスクラッシュドライバーのライダーたちと似ているが、ビーカーのようなフィールドケミカルライドビルダーが展開し、そこにゲル状の液体が満たされた後、
ワニの顎を模したエフェクトがビーカーを噛み砕くことで素体が形成、更に頭部も装甲剤であるクロコダイラタンアーマーをセルフェイスクラッシャーが噛み砕くことで白色の強化フレームが走り、ツインアイが露出して変身が完了するという、他のライダーとは違ったものが使われている。
専用武器はなしだが、「ネビュラスチームガン」を持つ。
部下として同じくネビュラスチームガンを使う鷲尾兄弟が変身したカイザーシステムの強化型戦士、リモコンブロスやエンジンブロスがいる。
第33話にてローグへの変身のためにネビュラガス注入処理を施されたことで、パンドラボックスの光の影響が薄らいでいることが判明している。
【各部機能】
頭部のローグヘッドはヴァリアブルゼリーで満たされたクロコダイラタンアーマーが保護している。
通常時は柔らかく動きやすいが、攻撃を受けることで瞬時に硬化し相手の攻撃を防ぐようになっていて、その硬度は徹甲弾を受け止める程だという。
また、変身時に発生する白い紋様は装甲にヒビが入ることで発生する超硬化した装甲強化フレームである。
通常額にあるRRシグナルはワニの瞳を模したのか右顎の部分にあり、集めた戦闘データから自身と敵の能力を正確に把握、全身の状態管理や応急補修を担当する。
ストラグルエンハンサーもまた搭載され、変身者の闘争心を高める機能を持つ。
視覚センサーであるハードゼリーアイは反応速度を強化し格闘戦における命中率と回避率を引き上げる。
感触は硬いグミのようであり、ハードスマッシュに殴られてもワレナイ。
ワニの顎のようなセルフェイスクラッシャーは頭部へのダメージを最小限に抑える保護パーツであると同時に装甲破砕ユニットでもあり、
自身の頭部装甲を適度に破砕することで内部の視覚センサーを露出させる。
クロコダイラタンアーマーはヒビが入った部分を超硬化させ装甲強化フレームとして利用する機能があるため、あえて砕くことで視覚センサーの露出と頭部の防御力強化を両立させたのだろう。
後頭部には「割れ物注意!」などといった様々な国の言葉が記された注意書きシールが貼られている。
胸部装甲もまたクロコダイラタンアーマーで保護されており、通常時は柔らかく、被弾時に硬化する。
頭部以上のひびが入った装甲強化フレームが走っており、その防御力は極めて高い。
全身はRRエンハンスメントスーツという耐衝撃ボディスーツが覆い、ハザードレベルに応じた身体強化を担当。
内部の伸縮ゲルパッドが各動作をアシストするフォースクラックアーム、フォースクラックレッグは戦闘を重ねることでより高い攻撃性能を発揮する。
拳を覆うデスロールグローブとバトルシューズであるデスロールシューズは超硬質のクローを備え、クローを使った連続格闘攻撃を得意とする。
変身者の闘争心が高まるに連れ威力が上昇し、敵にクローを突き立てたまま高速回転することで深刻なダメージを与えることも可能。
また、腕部や脚部にはクランチャーエッジと呼ばれる鋭利な刃を備え、クランチャーファングというエネルギーのキバを生成する。
必殺技のクラックアップフィニッシュが発動するとクランチャーファングを両足に展開し噛み砕くように破砕する。
肩部はファンガードショルダーが保護し、腕部の動作を最適化することで攻撃制度を向上させる。
クロコダイルクラックフルボトルの成分を利用した特殊な煙を噴出することで、
一定時間攻撃の威力を高めるという、ビルドのハザードフォームに似た能力を持つ。
戦闘データから搭載されたのか、ハザードトリガーの解析から搭載されたのかは不明。
必殺技はクランチャーファングを展開した両脚で敵を挟み噛み砕くように破壊する「クラックアップフィニッシュ」。
更にネビュラスチームガンを利用した「ファンキーブレイク」、「ファンキーショット」があり、フルボトル各種をセットして能力を付与できる「ファンキーアタック」を発動する。
【活躍】
第22話ラストにて登場。
ガーディアンしかいない北都首相官邸を襲撃し、ガーディアン撃破後に西都側のガーディアンと共に制圧した。
その後、北都内部に侵攻し、東都に逃げ込んだグリスたちをエンジンブロス&リモコンブロスたちが追撃している際に別の場所で変身、
ブロスたちが退却した後に姿を見せ、ビルドとクローズチャージの攻撃を物ともせず圧倒し、変身を解除した彼らの目の前で自身も変身を解き正体を明かした。
第24話では東都に侵攻しブロス達と共にライダーに襲いかかり、ビルドが強化変身したラビットタンクハザードフォームも圧倒して変身解除させてみせた。
その後もビルドなどと激闘を繰り広げたが、グリスなどの北都勢と同様に対抗戦で決着をつけることになり、ラビットラビットフォーム、タンクタンクフォームと戦い、西都敗北と共に戦闘意欲を失う。
以後は身体の中に埋め込まれている肉体破壊チップをネタに難波重工側にいいように利用されビルド達との戦闘を強要されていた。
しかし、戦兎がチップの周波数をいじることで機能が封じられた上に、実はローグへの変身が可能になった段階で
パンドラボックスの光を浴びた影響が消えており、
野心に燃えていたかつての幻徳ではなく、光を浴びる前の人格に戻っていたことが判明。
仮面ライダーエボルに父親を殺されたことで、共通の敵であるエボルトを倒すため戦兎達と共戦状態に入る。
第48話にてハザードレベルの限界を超えて究極態化したエボルトに立ち向かい、激闘の末にエボルトリガーの機能を停止させるが、その代償として肉体に限界を迎えてしまい、紫の粒子と共に消滅した。
【余談】
スーツ担当は前身的な戦士のナイトローグも演じた渡辺淳氏となっている。
クラックアップフィニッシュの際にグリグリと動くその様は、ワニが獲物を引きちぎる際に行う「デスロール」を思わせる。
「イニシャライズ! リアライジングホッパー! A riderkick to the sky turns to takeoff toward a dream.」
【詳細】
飛電或人がライジングホッパープログライズキーゼロワンリアライズVer.と飛電ゼロワンドライバー(新作成)を使い変身したゼロワンの特殊形態。
「リアライズ」と呼ばれる新技術が採用されており、限界を超えた超出力が得られる反面、
ドライバーに過負荷が加わるため、稼働時間が限定的となっているのが欠点といえる。
「リアライズ」はプログライズした「ライダモデル」を量子分解し、生成された素粒子をリサイズ後、再度ドライバーに還元させるシステム。
これによってドライバー自体の限界を超えた超出力を生み出すことが可能になっている。
変身時の英語音声の訳は「空へのライダーキックは夢への離陸へと変わる」。
仮面ライダーゼロツーは異なるドライバーを使う厳密には別口のシステムのため、「仮面ライダーゼロワン」としての能力は最高に位置する。
自分が陥った負の連鎖を乗り越え、新たなる夢へと飛ぶために或人が手に入れた力。
ゼロから再び、イチへやり直すための姿。
【各種機能】
リアライジングホッパーの全身を覆うのはリアライズアーキテクターと呼ばれるパワードスーツ。
電磁誘導を応用した人間強化システム、封入された液体装甲による防御等従来の機能を取り込みつつ、
リアライズによって超高出力を生み出し、装着者に超人的な力をもたらす。
「リアライズのシステム」は上記に記したが、稼働時間が限定的なのが欠点。
最悪、
オルトロスバルカンのように限界を超えたことでドライバーが破壊されかねない。
首元にはヒデンアモルファスと呼ばれる軟質金属製の装甲、リアライズヒデンリンカーが配置され、
疑似インパルスを用いて装着者の身体をニューロン接続し、人工知能の演算速度に対応するための反射速度を与えている。
リアライズホッパーヘッドは位相、波長を変化させ指向制御を行うリアライズホッパーアンテナが周辺状況を探知。
最新鋭の嗅覚素子が導入され、匂いまで探知可能となっている。
リアライズアーキテクターヘッドは電磁誘導を応用した人間強化システムや封入された液体装甲での防御に加えて、ライダモデルを再反応させて超高出力を生み出す「リアライズ」の発動を可能とし、装着者に超人的な力をもたらす。
「リアライズ」とは、プログライズしたライダモデルを量子分解し、生成された素粒子をリサイズして再度飛電ゼロワンドライバーに還元させるとドライバー自体の限界を越えて超高出力を生み出すシステムである。
これは、ドライバーに過負荷が加わるため、稼働時間が限定的となる。
ライジングホッパー時よりバッタの機能を再現して装着者の能力を拡張したリアライズホッパーマスクを顔面に装着している。
方式の異なるイメージセンサーを複眼状に集合させたリアライズホッパーアイは画像処理と組み合わせ、サーモグラフィーやX線撮影を始めとした多様な情報を抽出する。
額のゼロワンシグナルはゼロワンシステムを制御し、様々なプログライズキーに適応するためのシグナル伝達システムを制御し、
装着者とのマッチングや情報伝達ロス、不具合をチェックして能力拡張を理論値に近づけるため、調整を行っている。
バッタの機能を利用して装着者の能力を拡張するリアライズホッパーブレストにはリアライジングラングと呼ばれる呼吸器や聴覚装置を内蔵。
胸部及び腹部を防護している。
リアライズアーキテクターからの超高出力を受けたリアライズアーキテクターアームは超人的な力を発揮し、
最大で22.4tの物体を持ち上げることが可能。
ゼロワンのアーキテクターアームが3.2tが限界だったことを考えれば、実に7倍以上の出力アップが果たされる。
リアライズアーキテクターの一部であるリアライズアーキテクターグラブはスーツから超人的な力を引き出して握力を強化し、
触覚の感度を約14倍に拡張している(ライジングホッパーは約8倍)。
リアライジングジャンパーを搭載したリアライズホッパーレッグは垂直跳びで165.7mのジャンプを可能にする。
大腿部を防護しつつ、バッタの機能を再現することで、装着者の能力を拡張。
脛部を保護するリアライズホッパーグリーブにリアライジングアブソーバーという減衰装置が組み込まれており、
バッタの機能で能力を拡張しつつ、ジャンプやキックの際に限界を超えた強力な脚力の反動による自壊を防ぐ役割を持つ。
ヌーブ硬度8200の合金ヒデンアロイ製の装甲で覆われたリアライズホッパーブーツはジャンプに特化した調整が施され、
その強度によりキックの破壊力や防御力を大幅に向上させている。
必殺技はキックを連続で相手へ放つ「リアライジングインパクト」。
【活躍】
第45話(最終話)にて登場。
「アークワン」の破壊後、新たに制作されていた飛電ゼロワンドライバーと変化したキーで変身、滅アークスコーピオンと戦いを繰り広げる。
滅との戦いは、滅に余波ダメージを与えたものの倒さずに終えた。
『REAL×TIME』ではゼロツーをイズが纏ったため、こちらに変身している。
「ドリアンアームズ! ミスター・デンジャラス!」
【ライダー名】 |
仮面ライダーブラーボ ドリアンアームズ |
【読み方】 |
かめんらいだーぶらーぼ どりあんあーむず |
【変身者】 |
凰蓮・ピエール・アルフォンゾ |
【モチーフ】 |
ドリアン+古代の剣闘士 |
【鎧カラー】 |
深緑 |
【スペック】 |
パンチ力:12.4t キック力:16.7t ジャンプ力:ひと跳び27m 走力:100mを5.9秒 |
【フォームチェンジ】 |
仮面ライダーブラーボ キングドリアンアームズ 仮面ライダーブラーボ ジンバーメロンアームズ(ノベライズ) |
【声/俳優】 |
吉田メタル |
【スーツ】 |
渡辺淳 今井靖彦 |
【登場作品】 |
仮面ライダー鎧武/ガイム(2013年) 鎧武外伝 仮面ライダーグリドンVS仮面ライダーブラーボ(2020年) |
【初登場話】 |
第6話「ドリアンライダー、参戦!」 |
【詳細】
凰蓮・ピエール・アルフォンゾが戦極ドライバーとドリアンロックシードを用い変身したアーマードライダー。
モヒカン頭に全身を覆う刺々しいスパイクが特徴的な姿。某世紀末のバトル漫画に登場しそうな派手な外見をしている。こういったビジュアルはたいていやられ役だが。
ドリアンを模した鋸「ドリノコ」を武器として戦う。
変身者の凰蓮は本名を凰蓮厳之介といい、フランス国籍を取得するのに外人部隊に参加していた傭兵経験者。
そのため重ねた年齢による戦闘経験はビートライダーズが変身する他のアーマードライダーと比べても圧倒的であり、戦うことに対する慣れや技術、感働き等基礎スペックで圧倒的なアドバンテージを誇る。
基礎となる変身者の肉体的スペックがずば抜けていることもあり、ライダーとしてのスペックも他のアーマードライダーに比べ頭ひとつ抜けたもので、
斬月さえ超える高い身体能力を持つ上、ロックシードの性能では格上にあるはずの新世代ライダーにすら匹敵する(はずだが、実際に対峙したときにはあろうことかその斬月に一目惚れしてしまい、自ら戦意を失って惨敗してしまった)。
本来であればチームレッドホットに渡された戦極ドライバーを自分の店に客として来ていた際に奪い、黒影とグリドン相手に鮮烈なデビューを飾った。
劇中における悪のライダーの立ち位置だが、どこか憎めない性格。
アームズチェンジは披露していないが、後年制作されたスピンオフでは念願の強化形態を手に入れた。
必殺技名は共通で「ドリアッシェ」。
カッティングブレードを一回倒しドリアンスカッシュを発動、頭部にあるフラタニティクレットからエネルギーを放出し前方を薙ぎ払う。ドリアンオーレではドリアン型の光弾をドリノコから放つ。
ドリアンオーレで放つドリアン型の光弾は連発するタイプとエネルギーを溜め巨大な単発型を発射するのと二通り存在する。
【活躍】
第6話から参戦。
上述の通り戦場帰りのパティシエという異色の経歴ながら、元軍人としての高い戦闘力で他のアーマードライダーを寄せ付けず圧倒的な力を発揮。
光実に雇われる等、元傭兵の経験を活かした立ち回りをするも、雇い主や戦う相手の素性に深入りしない姿勢が仇となり、ヘルヘイムを巡る一連の事情や、ユグドラシルとアーマードライダーの関係の情報には一切触れなかった。
第27話よりビートライダーズがインベスを暴れさせていた元凶でないことがわかり、協力関係をとることが多くなった。
「ロード・バロン」との戦いで使用するドライバーを破壊され変身機能を失ったが、後の『小説 仮面ライダー鎧武』では新たに入手した戦極ドライバーで変身している。
『HEROSAGA』経由の作品では斬月からメロンエナジーロックシードを借り受け強化変身した「ジンバーメロンアームズ」がお披露目された。
【余談】
主にスーツアクターを演じるのは今井靖彦氏だが、『宇宙船』のフォトギャラリーによると撮影時に担当する監督によって斬月役の渡辺淳氏が兼任し代用することもあるらしい。
「チェンジ、ビートル!」
【ライダー名】 |
仮面ライダーカブト ライダーフォーム |
【読み方】 |
かめんらいだーかぶと らいだーふぉーむ |
【変身者】 |
天道総司(カブト) ソウジ(ディケイド) 加賀美新(ジオウ) |
【スペック】 |
パンチ力:3t キック力:7t ジャンプ力:ひと跳び37m 走力:100mを5.8秒 |
【プットオン】 |
仮面ライダーカブト マスクドフォーム |
【最強フォーム】 |
仮面ライダーカブト ハイパーフォーム |
【声/俳優】 |
水嶋ヒロ(カブト) 川岡大次郎(ディケイド) 勇吹輝(声) 神谷浩史(声) 佐藤祐基(ジオウ) |
【スーツ】 |
高岩成二 渡辺淳 |
【登場作品】 |
仮面ライダーカブト(2005年) 仮面ライダーディケイド(2009年) 仮面ライダージオウ(2019年) 劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(2019年) |
【初登場話】 |
第2話「初2段変身」 |
【詳細】
カブトゼクターのゼクターホーンを倒し外部装甲をキャストオフしたカブトの第ニ形態。
資格者は天道総司。
マスクドフォームでは上半身を覆っていた分厚い装甲を排除し身軽になったことで機動性が向上。
更にタキオン粒子を操作することで『クロックアップ』が使用可能となる。
クロックアップするワーム成虫態に唯一対抗出来るフォームで、クロックアップできないワームサナギ体相手には絶大な力を発揮する。
ゼクターを操作することにより、任意でアーマーを戻すことも可能。
装甲を脱ぎ捨てたことでパワーと防御力が低下しているため、
相手の攻撃から身を守るときやパワーが必要なときなどにプットオンする場合がある。
必殺技は専用武装である「カブトクナイガン」のクナイモードを主に用いてすれ違いざまに相手を切り捨てる「アバランチスラッシュ」、ゼクター内のタキオン粒子をチャージアップし脚に集中してキックを放つ「ライダーキック」の二種類。
クロックアップは発動してしまうと同じ能力を持った相手でないと太刀打ちが出来ないが、近年では単なる加速能力としてのみ描写される。
【仮面ライダーディケイド】
カブトの世界における変身者は「ソウジ」という男性。
事情は不明だが、劇中ではクロックアップシステムが暴走してしまい、常にクロックアップ状態で何処にいるのか認識することも不可能。
市民はもとより、ワーム側から見ても驚異であり…
『仮面ライダーディケイド』第1話にてディケイドカブトがキュレックスワームが弾き飛ばしてきた瓦礫をライドブッカーソードモードで弾きながら移動している場面があるが、これは障害物が物理的に排除が可能なためで、エネルギー攻撃は防げないのだろう。
『仮面ライダー大戦』では東映公認ラジオのパーソナリティーの神谷浩史氏が声を担当。
また、一見優位に立てるように思えるクロックアップだが、同作品で「素手で触れることができない非物理攻撃」には著しく弱いことが判明した(実際、ストロンガーのエレクトロファイヤーには手も足も出なかった)。
エレクトロファイヤーが全周囲攻撃であったことも当たってしまった要因と思われる。
【仮面ライダージオウ】
原典では変身者候補だった加賀美新がカブトゼクターを使い変身。
矢車想が変身したアナザーカブトと戦い、ライダーキックで撃破した。
【劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer】
ウォズの平成の垣根を超えた力の解放により復活、複数のカッシーンやクォーツァー3大ライダーと戦い、大詰めではハイパーゼクターを使ってハイパーフォームとなった。
「ジンバードラゴンフルーツ!」
【詳細】
呉島光実がブドウロックシードとドラゴンフルーツエナジーロックシードを使って変身したジンバーアームズのアーマードライダー。
小説に登場した龍玄の強化形態。
小説媒体なので、イメージ画像もなく、着こなしは想像はできない。
おそらく、他のライダーが使うようにドラゴンフルーツの模様の陣羽織は纏っている。
使える能力は詳細などは不明。
使用するドラゴンフルーツエナジーロックシードは劇中の「幻影の仮面ライダーデューク」を倒し獲得した。
専用武器として「ソニックアロー」も装備している。
必殺技はソニックアローから二匹の龍を象ったエネルギー波という名称不明の技を相手へ放つ。
【ライダー名】 |
V1システム |
【読み方】 |
ぶいわんしすてむ |
【変身者】 |
北條透 |
【スペック】 |
パンチ力:1t キック力:4t ジャンプ力:ひと跳び15m 走力:未記載 |
【声/俳優】 |
山崎潤 |
【スーツ】 |
高岩成二 |
【登場作品】 |
仮面ライダーアギト(2001年) |
【初登場話】 |
第22話「運命の対決」 |
【詳細】
北條透が立案し装着した特殊強化用スーツ。
G3システムに対抗して北條透が開発を依頼し完成した。
仮面ライダーG3のノウハウを元としている。
『仮面ライダー図鑑』では「V-1」名義となっている。
仮面ライダーG3と同等あるいはそれ以上の戦闘力を持ち、実際にアンノウンを撃退するなどの活躍を見せた。
だが、戦闘訓練中に仮面ライダーG3-Xが暴走し破壊されてしまう。
G3と同じような銃火器を持つ。
必殺技は皆無。
仮面ライダーになってしまった男
【ライダー名】 |
仮面ライダーギルス |
【読み方】 |
かめんらいだーぎるす |
【変身者】 |
葦原涼 |
【スペック】 |
パンチ力:10t キック力:20t ジャンプ力:ひと跳び50m 走力:100mを5秒 |
【最強フォーム】 |
仮面ライダーエクシードギルス |
【変身アイテム】 |
メタファクター |
【声/俳優】 |
友井雄亮 |
【スーツ】 |
押川善文 など |
【登場作品】 |
仮面ライダーアギト(2001年) |
【初登場話】 |
第6話「哀しき妖拳」 |
【詳細】
人類の進化形体の1つで、
アギトの不完全体とされる仮面ライダー。
「ギルス」と呼ばれる個体の基本形態。
「光」の力が不完全な形で覚醒したため、力のコントロールを行うワイズマンモノリスが胸部に存在せず、変身する度に変身者へ不自然な老化作用などの副作用がある。
覚醒した葦原涼が「メタファクター」によって変身している。
これはギルスの全身を覆う装甲皮膚や装甲が意思を持つ生物で、「ワイズマンモノリス」によるコントロールを受けていないため変身者の肉体を侵食し、一体化しようとしていたり、栄養としているなど一方的な寄生関係にある。
強化形態といえる「エクシードギルス」への変身を獲得した後は変身者の制御下に置かれ、そのような描写はなくなった。
創造主の系統たる「オーヴァロード」によれば、アギトではなく、ギルスへと進化するのは珍しい事例らしい。
口部分デモンズファングクラッシャーを展開、相手への噛みつき攻撃を行うことも得意。
変身直後は拳法家のような動きにて理性的に戦うが、闘争心が高ぶると、荒々しい野獣のような戦い方へ推移する。
必殺技は踵の部位に隠し持つ「ヒールクロウ」という物質を生成し、かかと落としの要領で相手に突き刺す「ギルスヒールクロウ」。
販売されている書籍の文献などによってはヒールクロウで相手の心臓を後ろから突き刺すとされる。
本編後半では「ギルス」のまま、「アギト」のように力の完全なコントロールが可能となった「エクシードギルス」へとパワーアップし、不自然な老化などの副作用はなくなった。
「ギルス」とは、海外の言葉で魚のエラ(gills)という意味がある。
『アギト』の劇中では、その名前が呼ばれたのは前述の「オーヴァロード」の独り言だけで、それ以外では「アギトの一種」とだけ呼ばれていた。
しかもギルス当人はオーヴァロードのセリフを聞いていないため、「ギルス」という呼び名自体を知らない。
つまり、自分が変身するライダーの名称を「変身する本人が知らない」という極めて珍しい例。
番組開始以前に発表されていた情報や書籍では「完全な姿を求めてアギトのベルトを狙う」と紹介されていたが、実際のTV本編では、その様な展開はまったくなかった。
「俺は、不死身だ!」
【ライダー名】 |
仮面ライダーエクシードギルス |
【読み方】 |
かめんらいだーえくしーどぎるす |
【変身者】 |
葦原涼(アギト) 芦河ショウイチ(ディケイド) |
【スペック】 |
パンチ力:15t キック力:30t ジャンプ力:ひと跳び65m 走力:100mを4.2秒 |
【基本フォーム】 |
仮面ライダーギルス |
【声/俳優】 |
友井雄亮(アギト) 山中聡(ディケイド) |
【スーツ】 |
押川善文 渡辺淳 |
【登場作品】 |
仮面ライダーアギト(2001年) 仮面ライダーディケイド(2009年) |
【初登場話】 |
第39話「ギルス咆哮」 |
【詳細】
仮面ライダーギルスの進化形態。
不完全なギルスながら、アギトの力を新たに得たことで、
胸部にはワイズマン・モノリスが発現し、安定した力のコントロールが可能となった。
アギトの力のコントロールが可能になったため、全身に有り余るエネルギーの影響を受け禍々しい色をした鋭利な爪が出現、元々高かった格闘能力が更に向上している。
また、背中には50tの破壊力を持つギルススティンガーと呼ばれる触手が出現、相手を拘束することも可能。
再生能力も獲得、劇場版では切り落とされた右腕の部位が再生し、その直後に覚醒する形で、この姿へ変身している。
必殺技は強化された脚力を用い、ヒールクロウをかかと落としの要領で相手に突き刺す「エクシードヒールクロウ」。
両脚のヒールクロウを同時に叩き込む「エクシードダブルヒールクロウ」も披露した。
初出は夏の劇場版だが、事前には発表されないサプライズ要素としての登場だった。
元々はギルスのパワーアップなどはスポンサーからの要請にはなく、制作スタッフの「ギルスに対する愛情」によって生まれたフォームといえる。
TV本編登場以前、発表された玩具紹介記事では「ギルス第2形態」という仮称で紹介されていた。
『ディケイド』では
アギトの
不完全な姿という形で登場。
「ヨモツヘグリアームズ! 冥・界・ヨミヨミヨミ!」
【ライダー名】 |
仮面ライダー龍玄・黄泉 ヨモツヘグリアームズ |
【読み方】 |
かめんらいだーりゅうげん・よみ よもつへぐりあーむず |
【変身者】 |
呉島光実 |
【モチーフ】 |
中華+葡萄+キウイ+ヨモツヘグリ |
【鎧カラー】 |
えんじ色 |
【スペック】 |
パンチ力:17.5t キック力:22.8t ジャンプ力:ひと飛び35m 走力:100mを5秒 |
【基本アームズ】 |
仮面ライダー龍玄 ブドウアームズ |
【スーツ】 |
佐藤太輔 |
【登場作品】 |
仮面ライダー鎧武/ガイム(2014年) |
【初登場話】 |
第42話「光実!最後の変身!」 |
【詳細】
呉島光実が戦極凌馬から手渡された試作型ロックシード「ヨモツヘグリロックシード」を使い変身した龍玄の最凶形態。
外見は胴体がブドウ、メットがキウイとなり、龍玄の2アームズを合成したような姿だが、全体的にエンジ色で複眼や胸の葡萄部分が緑色。
変身時のアームズは従来のようなジッパー式のクラックではなく、頭上に発生した赤黒い暗雲から召喚される。
変身に使うドライバーも以前の龍玄と同じ個体を使用するが、変身と同時に緑色の龍玄のフェイスプレートが、赤い龍玄・黄泉のものに変化する。
今までのアームズで使っていた「ブドウ龍砲」、「キウイ撃輪」という武器の他に「フェムシンム」が帯刀していた武具も使える。
ヨモツヘグリロックシードは装着者の生命力を吸収してエネルギーに変換する性質を持ち、驚異的な戦闘能力を引き出す反面、
体力の消費は凄まじくすさまじい性能と引き換えに戦い続ければ変身者の生命力を削り、いずれは死に至る危険性を持つ。
胸部装甲「ヨモツラング」によって吸い上げた生命力を全身に行き渡らせ、肩部装甲「ヨモツオオヨロイ」は装着者から吸い上げた生命力を帯びることで攻撃の威力を緩和し、
ライドウェアを強化した「ヨモツライドウェア」は装着者の生命力をパワーへと変換し高い身体能力を発揮する。
また、手を覆う「ヨモツグローブ」は筋力を限界まで引き上げ装着者の痛覚を鈍らせることで、肉体の限界を超えた打撃力を発揮し、脚部装甲の「ヨモツレッグ」も同様に筋力の強化と引き換えに装着者へダメージを与えてしまう。
戦極ドライバーを使用したライダーの中でも別格といえるだけの戦闘力を発揮するが、試作品故か対象者の負担を全く考えておらず、
肉体強化と引き換えに甚大なダメージを装着者にフィードバックし、命の危険すらあるため、あの戦極凌馬でさえ同ロックシードは危険と判断し封印していた。
必殺技は未使用。
【活躍】
第42話にて登場。
どす黒い本性を表した「呉島光実」が変身、
仮面ライダー鎧武 極アームズもその攻撃で苦戦させる。
だが、第43話では極アームズとの激戦の中、鎧武の捨て身の行動にて使用ロックシードを奪われ、砕かれてしまった。
これまで「インベス」との戦いで、精神的に追い詰められ黒く染まってしまった光実が正気を取り戻す切っかけを作り出すことになる。
【余談】
フィギュア系のACでは受注生産で限定発売された。
本体や鎧だけでなくブドウやキウイのアームズと共通する武装も新規で重塗装され、更にシュイム、ダウ、ジョエシュイムも付属する。
「ヨモツヘグリ(黄泉戸喫→ヨモツヘグイ)」とは記紀神話(キキシンワ)という神話内に登場する死者の国「黄泉比良坂」にある食べ物、もしくはそれを食すこと。
これを口にすると、「黄泉の世界」から生者の世界へ二度と戻れないとされているらしい。
第42話のサブタイトルは「光実!最後の変身!」だったが、実際は最終回(47話)、「MOVIE大戦フルスロットル」、「Vシネマ」で変身している。
「最初に言っておく!! 胸の顔はやっぱり飾りだ!!」
【ライダー名】 |
仮面ライダーNEW電王 ベガフォーム |
【読み方】 |
かめんらいだーにゅーでんおう べがふぉーむ |
【変身者】 |
野上幸太郎&デネブ |
【スペック】 |
パンチ力:7t キック力:10t ジャンプ力:ひと跳び25m 走力:100mを9.7秒 |
【基本形態】 |
仮面ライダーNEW電王 ストライクフォーム |
【声】 |
大塚芳忠 |
【スーツ】 |
伊藤慎 |
【登場作品】 |
劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦(2009年) |
【詳細】
野上幸太郎が変身した
NEW電王へとデネブが強引に憑依した結果として誕生するNEW電王の特殊形態。
変身時はイレギュラーだったため、ベルトのボタン自体は押さない。
ベルトの中央の色は「緑」。
ゼロノス ベガフォームに酷似した姿を持ち、機動力が低下した代わりに潜在パワーが上昇している。
ナギナタモードに組み替えたデンガッシャーが武器(ロッドモードと似ているが、先端に緑色のオーラソードが出現)。
「ゼロガッシャー」や「マチェーテディ」は未使用。
本来、NEW電王は憑依したイマジンを武器に変える能力を持つが、
「デネブ」だけが例外となった理由は不明(後年の電王作品を見る限り、登場した作品の時点では設定自体が固まっていなかった可能性が高い)。
【各種機能】
頭部にて他の電王系ライダーも使う電仮面が装着されている。これはゼロノスベガフォームのものと同様。
定位置にリ・バースして装着された目の部分はスタースキャンアイと称される。広角度、広範囲をカバーし、最大で5km先の人間の顔を見分け、最小で0.05mmの物体を区別できる。
更にナイトビジョン機能により、暗闇でも赤外線照射によって目標物を認識できる。なお、ツインアイでなくゴーグルのように変化。
中央にある角のようなスティングトレーダーは空気の振動波をキャッチし、電気信号に変換。40Hzから10万Hzの超音波まで、広範囲の音を聴き取ることが可能。
額のOシグナルは2km以内にいるイマジンを察知する。
各部装甲は「オーラアーマー」という物質で出来たデネブの頭部を模した鎧デネブブレストを纏い、カラーリングは黒など。
10tの衝撃を緩和でき、変身者へのダメージをゼロに抑える。なお、中央のデネブマスクは、ゼロノスベガフォームと同様、ただの飾り。
全身のオーラスキンは電王系ライダーと同様、防御性に優れており、500万Vの電流やダイヤモンド製の刃先によるダメージも軽減できる。
両肩の装備はなく、デネブローブは背面に纏ったマントで全身を覆うと、姿を消す機能を持つ。
だが、ゼロノスベガフォームのものと違い、銀色や黒色の鳥の尾羽を模した形状になっている。
他の部位は他の電王系ライダーと名称はほぼ同じ。
必殺技はNEWデンオウベルトへライダーパスをセタッチし、デンガッシャーにフリーエネルギーを集中させ相手を斬り裂く「ブランディッシュダイブ」。
【活躍】
劇場版にて登場。
仮契約者のユウの助けになるため、NEW電王へ力を貸す。
「オニ一族」という名でゲルニュートたちを繰り出すゴルドラ&シルバラ兄弟との戦闘に参加した。
以後の作品では残念だが同形態は登場しない。
「俺の強さは本物だから」
【ライダー名】 |
仮面ライダーNEW電王 ストライクフォーム |
【読み方】 |
かめんらいだーにゅーでんおう すとらいくふぉーむ |
【変身者】 |
野上幸太郎 |
【スペック】 |
パンチ力:6t キック力:7t ジャンプ力:ひと跳び38m 走力:100mを4秒 |
【素体形態】 |
仮面ライダーNEW電王 プラットフォーム |
【フォームチェンジ】 |
仮面ライダーNEW電王 ベガフォーム |
【声/俳優】 |
桜田通 |
【スーツ】 |
高岩成二 伊藤慎 など |
【登場作品】 |
さらば仮面ライダー電王(2007年) 仮面ライダーディケイド(2009年) |
【詳細】
野上幸太郎がNEWデンオウベルトとライダーパスを使用し、自らのオーラを変換し変身するNEW電王の基本形態。
良太郎の変身する電王と異なり、
憑依したイマジンの力を纏うのではなく、
イマジンそのものを武器に変える力を持つ(ただし、デネブだけは例外で
独自のフォームに変化する)。
普段は幸太郎と契約を交す青鬼をモチーフとしたテディが変形する銃剣「マチェーテディ」を武器とし、予めカウントを設定して、その通りに相手を倒すという戦法を取り、
他の作品ではキンタロスが変化した「キンタオノ」、ウラタロスが変化した「ウラタザオ」、モモタロスが変化した「モモタケン」という武装を使用した。
いざとなれば、電王勢と同じく「デンガッシャー」を使っている。
【各種機能】
頭部にて他の電王系ライダーも使う電仮面が装着されている。これは電王ソードフォームのマスクより鋭角的。
定位置にリ・バースし装着されるツインアイはグリッドスキャンアイと称される。ナイトビジョン機能により、暗闇でも赤外線照射によって目標物を捕捉できる。
額のOシグナルは2km以内にいるイマジンを察知する。
胸部装甲は「オーラアーマー」という物質でできた鎧ビブレストプレートを纏い、カラーリングは青めとなる。
デンレールの部分は電王のマークを模している。
全身のオーラスキンは他の電王系ライダーと同様、アーマーの防御性に優れ、500万Vの電流やダイヤモンド製の刃先によるダメージも軽減できる。
両手脚などの他の部位は他の電王系ライダーと名称などはほぼ同じ。
必殺技はフリーエネルギーをマチェーテディに込めて相手を斬る「カウンタースラッシュ」、デンオウベルトにライダーパスをセタッチし右脚にフリーエネルギーを集中して放つ必殺キック「ストライクスパート」。ストライクスパートの破壊力は22t。
別の技「カウンタースラッシュ」は直接放つことも可能。
だが、『超・電王&ディケイド』以後の作品では「ライダーパス」をベルトにセタッチしフルチャージを行ってから発動するようになった。
【活躍】
『さらば仮面ライダー電王』にて初登場。
幽汽一派と戦うのに支援として未来からきており、変身不能のイマジンたちに協力する。
ゴーストイマジンが軽くいなし、必殺技で倒している。
『超・電王』シリーズ数作でも活躍したが、以後は未登場。
【ライダー名】 |
仮面ライダービースト |
【読み方】 |
かめんらいだーびーすと |
【変身者】 |
仁藤攻介 |
【スペック】 |
パンチ力:計測値なし(推測値5.7t) キック力:7.5t ジャンプ力:ひと飛び37m 走力:100mを4.6秒 |
【登場話】 |
第17話「もう一人の魔法使い」 |
【強化変身】 |
仮面ライダービーストハイパー |
【登場作品】 |
仮面ライダーウィザード(2012年) |
【詳細】
仁藤攻介がビーストドライバーによって変身した仮面ライダー。
ビーストドライバーの中に封印されたビーストキマイラと呼ばれるファントムの力を借りて魔法を使う魔法使いのアーキタイプ。
ウィザードや、
白い魔法使いと言った指輪とベルトを使用する魔法使いの原型であり、細かく効果が細分化されたウィザードと異なり一つのリングに付き複数の効果の魔法を使用するなど原型だけあってその能力は大雑把にまとめられている。
このベルトの装着者はいわば外付けハードにより魔法使いになった後天的な存在であり、内なるファントムを宿していないことから自力で魔力の生産が出来ないため、倒したファントムの魔力をビーストキマイラに食わせることでその代償に魔法を行使する。
ファントムたちからは「古の魔法使い」と呼ばれている。
武器はダイスサーベル及び、「ファルコ」、「バッファ」、「カメレオ」、「ドルフィ」の4つの動物を象ったリングをビーストドライバーに読み込ませることで右肩の部分にマントを羽織って、それぞれ魔法を使用できる。
「風都の風が……」、「僕達に……」、『力を!!』
【詳細】
仮面ライダーエターナルと対峙する仮面ライダーW サイクロンジョーカーエクストリームが仮面ライダーの勝利を願う風都の市民の願いを乗せた風をエクスタイフーンを通して吸収し進化した姿。
背中から6枚の風都タワーを模した翼が出現し、空中を自在に飛行。
サイクロンジョーカーエクストリームをさらに上回る戦闘力を獲得し、必殺技の「ゴールデンエクストリーム」はT2ガイアメモリ26本のマキシマムドライブを発動したエターナルに一方的に打ち勝つほどの驚異的な威力を持つ。
プリズムビッカーは未使用。
『AtoZ 運命のガイアメモリ』で初登場し、『MOVIE大戦CORE』でも
仮面ライダーオーズ タジャドルコンボが発現した炎を吸収することで、再びこの姿となり仮面ライダーコアを倒した。
「チョーイイネ! フィニッシュストライク!サイコォー!」
【詳細】
フィニッシュストライクウィザードリングの力でインフィニティースタイルが更に進化した形態。
インフィニティードラゴンの上位版となるもの、「インフィニティースタイル」をベースにウィザードラゴンのパーツが全身に具現化するのは同様だが、
右脚に具現化するドラゴスカルが胸部に存在し、ウィザードラゴンの部位で赤い部分が水色へと変化、全身が金色に輝く点で異なる。
ドラゴウィングで空中を飛行し、ドラゴスカルからは強力な炎を吐き出す。
変身したものの、劇中での登場時間は短い。
一部の雑誌では「インフィニティーゴールドドラゴン」と記載される。
【余談】
平成ライダーでの上位互換形態に相当するものは2022年現在はこのフォームが最後である。
「大地が震え、花が歌う」
【ヒーロー名】 |
ハリケンイエロー |
【読み方】 |
はりけんいえろー |
【変身者】 |
尾藤吼太 |
【変身アイテム】 |
ハリケンジャイロ |
【変身コード】 |
忍風!シノビチェンジ! |
【声/俳優】 |
山本康平 |
【スーツアクター】 |
竹内康博 など |
【登場作品】 |
忍風戦隊ハリケンジャー |
【初登場話】 |
巻之一「風とニンジャ」 |
【詳細】
尾藤吼太がハリケンジャイロを用い変身する『忍風戦隊ハリケンジャー』における「イエロー」の戦士。
慎重に考えてから行動するタイプ、主に直感で行動する他の2人とは衝突することも多かった。
固有武器の「クエイクハンマー」を用いたパワー戦を主に得意とし、「土に関する忍術」を操って相手を翻弄する。
パワータイプらしく、3人の中では最も体格がいい。
試すかのように、クワガライジャーの乗る「バリサンダー」にて轢き潰されることも。
カブトライジャーは巨大化し、コンクリートに埋め込まれる程の圧力で肉体を押し潰される。
「ファングール」には、3体同時に群がられての攻撃により全身を何度も爆破されるなど、苦しめられることが多い。
そのまま戦闘不能になることは基本的にない。
普段は訪問介護士をしながら生活している。
共通武器は「ハヤテ丸」。
他にはハリケンガジェットを使う。
専用マシンは「ハリケンレオン」。
必殺技は複数にある。
「アーマータイム! カイガン、ゴースト!」
【ライダー名】 |
仮面ライダーゲイツ ゴーストアーマー |
【読み方】 |
かめんらいだーげいつ ごーすとあーまー |
【変身者】 |
明光院ゲイツ |
【スペック】 |
パンチ力:10.5t キック力:23.2t ジャンプ力:ひと跳び37.2m 走力:100mを4.7秒 |
【基本形態】 |
仮面ライダーゲイツ |
【声/俳優】 |
押田岳 |
【スーツ】 |
縄田雄哉 |
【登場作品】 |
仮面ライダージオウ(2018年) |
【初登場話】 |
EP01「キングダム2068」 |
【詳細】
明光院ゲイツがジクウドライバーのD`9スロットの方にゲイツライドウォッチ、D`3スロットの方にゴーストライドウォッチをセットし変身したゲイツのアーマー形態の1つ。
視覚センサーには
「ごーすと」という文字がはめ込まれている。
仮面ライダーゴースト オレ魂をイメージしたアーマーを纏った姿でパーカーゴーストの召喚、透明化、浮遊といったゴーストの能力を装甲や胸部に備わる機能によって使用できる。
【各部機能】
ゴーストアーマー時の頭部はペルソナパンテオンを模したゴーストヘッドギアRに変化。
特殊粒子がコーティングされエネルギー攻撃を反射するパンテオンリフレクターフレームをメーンフレームとし、
額からゴーストの頭部と同じ形状のウィスプホーンが伸びている。
このアンテナブレードにより半径5km以内に出現した敵を察知し、アラート信号で変身者に警戒を促す機能を持つ。
また、頭突きで敵の装甲を貫くことも可能な高い強度を有する。
頭部への物理衝撃を感知し、振動減衰波を放つことでダメージを和らげるD-アブソーバーにより防御力も高まり、
額に内蔵されたD-バトルセンサーが時間と空間に関するあらゆる情報を計測、敵の攻撃や回避のタイミングを予測した迎撃が可能。
ライダーアーマーを装着する際の適切な相対位置を計測する役目も持つ。
300°の視野角を持つインジケーションバタフライはゴーストの力を纏った姿のため、「ごーすと」という文字がツインアイ状に、はめこまれ表示されている。
この姿における能力は、仮面ライダーゴーストの全能力を収めるオメガブレスターという中枢回路が管理し、全身を透明化、半実体化することが可能。
下腹部から腹部の側面を強い衝撃から変身者の体を保護するロワースタビプレートが覆い、
両肩の部位にはオレゴースト眼魂の形状を模した眼魂ショルダーと呼ばれる特殊攻撃用大型デバイス装甲が配置されている。
ここから「英雄ゴースト」を召喚、変身者と連携攻撃を行うことができる。
腕部はアームバンドプレートRと呼ばれる連結装甲に覆われ、強固かつ衝撃を受け流すモノコック構造の外殻プレート、関節部の動きをリニアサーボアクシスで増強することで攻防ともに強化。
脚部も同様の構造を持つレッグバンドプレートRが装備され、攻防ともに脚力を強化している他、プレートアーマーで覆われた足先、
アームドステークは脛から連なるアーマー構造を持ち、キックの際に脚部全体を一本の杭のような一体感を生み出すことで凄まじい穿孔力を発揮する。
大腿部はゴーストアビリティプレートという仮面ライダーゴーストと同じ組成を限定的に再現した特殊装甲となっており、
物体のすり抜けや空中浮遊を可能にする。
胸部のオメガブレスターの機能を合わせることで、まるで幽霊のような挙動が実現できるだろう。
必殺技はキック系のオメガドライブを放つ「オメガタイムバースト」。
【活躍】
EP01にて登場。
変身してしまったジオウを未来の魔王へと覚醒する前に倒すべく、仮面ライダーゲイツがアーマータイムして変身した。
呼び出したパーカーゴーストと共にジオウに襲いかかる。
以後もアナザーライダーとの戦いで使用した。
【ライダー名】 |
仮面ライダーゼッツ フィジカムインパクト |
【読み方】 |
かめんらいだーぜっつ ふぃじかむいんぱくと |
【変身者】 |
万津莫 |
【スペック】 |
パンチ力:8.1t キック力:16.2t ジャンプ力:ひと跳び9.8m 走力:100mを7.6秒 |
【フォームチェンジ】 |
仮面ライダーゼッツ テクノロムストリーム |
【声/俳優】 |
今井竜太郎 |
【スーツ】 |
新田健太 |
【登場作品】 |
映画 仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者(2025年) 仮面ライダーゼッツ(2025年) |
【初登場話】 |
Case1「始まる」 |
【詳細】
万津莫がゼッツドライバーとインパクトカプセムと呼ばれるカプセル状アイテムを使って変身したゼッツの基本形態。
使用するゼッツドライバーは胸部に巻いている。
前年の仮面ライダーガヴよりもスペックは高いものの、夢の世界がゼッツのフィールドであるため、現実世界ではどのくらいなのかは定かではない。
公式サイトではスペックの後の部分に(est.)という言葉がついているが、これは恐らく推定を意味する「estimated」であり、夢の世界で戦う仮面ライダー故に、その数値は推定値であることを示していると思われる。
メインカラーは緑。
令和1号の仮面ライダーゼロワンのようにシンプルなデザインのスーツとなる。
「夢」の介し戦う戦士で、怪人と争う。
【各部機能】
専用武器は不明。
必殺技は「インパクトバニッシュ」。
【活躍】
『お菓子の家の侵略者』で先行登場。
ミューターの眷属といえるヴァッシムたちと並行世界の辛木田絆斗の夢の中で戦う。
Case1から登場。
ガンナイトメアと交戦している。
【余談】
先行登場としては前年の仮面ライダーガヴと同様に変身者が姿を見せている。
スーツアクターの新田健太氏は初の主役アクターを担当。
最終更新:2025年09月16日 16:44