さかしまに映る
- さかしま=(1)道理にそむく・こと(さま)。よこしま。
「―な心を抱く」
(2)逆さま。さかさ。
J.K. ユイスマンスの著書に「さかしま」というのがある。
- 出てくる本のタイトルが「Through the Looking Glass」L.C
すなわち、ルイス・キャロル著「鏡の国のアリス」。
ぬばたまのけもの
- ぬばたま=黒い珠、またはヒオウギの実のことというが、未詳。烏珠。
- 拳銃はモーゼルC96あたり?
- 龍薬・・・良薬のことか?
- 点点触触茎茎草・・・中国浙江省新市の民話に見られる架空の植物。
- 機関銃はトンプソンM1928?
- 虎蔵の唱えているのは道教における雷法。オリジナルは心持字面がやさしいが。本来は病気を祓うもの。
腹上にて飼う
ネクロノミコンのことと思われる。
クトゥルー神話にはギリシャ語版、ラテン語版、英語版が存在する。
林にはラテン語版を売りつけた
- 七本足の蛸(ヘプタパス)=岩手県九戸郡野田村で蛸神つうのが祀られてて,草刈りをしていた女性に足を一本切られた七本足の蛸を祀ったのが始まりとされる・・・関係ないな。
朝松健の小説ネクロノミコンにも登場していた。その時は相手の絶望を食らう、某神性の触手というか末端というか。
F. ライバー「男が悲鳴をあげる夜」でヘプタパス(七本足)という七本の触手を持った女性が登場する。
汐曇り
はじめから水だった、水妖なので水温を操ったなど考えられるが、
まぁ、単に熱いの苦手というだけかも。
- 辞書の角で殴られるのは実に痛い。マジで痛い。とっても痛い。 New College 〜Englishと読めるのでThe New Collegeの辞書だろう。
- 青田刈り=この場合「青田買い」が用法としては正しいのだろうけど、語感としては「刈り」のほうが合ってるかも。
- 線香代=芸者・娼妓の揚げ代。線香一本の燃え尽きる時間が単位になってた事から。
- 光源氏計画=第一次:引き取る。第ニ次:育てる。第三次:美味しくいただく。
汐待ち
- 京太郎以外選択肢が無い=他はまぁ、人外に近いし。影響与えられそうなのは一人だけな罠。
- 「通説」=人魚姫の魔女の役。
- 惑わされおって=目で魅了された?サイレーンだと歌声で魅了なんだけど亜種なんだろか。
四巻でラスキンに連れられている生首さんもそうだが、どうも人魚種には同様の能力があるらしい。
汐溜り
- 取って喰おうかって勢い=まんま読んで字のごとく。人魚の肉は不老不死の薬とも言われてる。
- 人魚の涙=真珠。月の雫とも。
ゆきずりのからす
- スクリーミング・クロウ:化け烏、もしくは鋭く鳴くカラス、というあたり?
彼女の化石
- その名もずばり牡丹灯篭という話がある。原点まで遡ると結構ホラーな話。
- ぜひ京太郎先生にいらしていただくように=まぁ、見える人で医者を兼ね備えてる人間探すのは難しかろう。
最終更新:2019年10月20日 14:31