アットウィキロゴ

第一章

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 02:44:09.05 ID:1h9Fo9at0
バイトからの帰り道、なんか仮面ライダーっぽいのが倒れてたんですよ。
ちょっとドキドキしながら近づいたら変身が解けて女の子になって二度びっくり。

まあ酷い怪我してたんで四畳半に連れ帰ったら、なんかもう傷は治ってたので体に包帯巻くイベントフラグがポッキリ折れてしまい俺号泣。
そうこうしてるうちに目を覚ましたんだけど事もあろうにこの娘とんでも無い事言い出したんですよ。

「え~と、君だぁれ?て言うか僕が誰?」

とりあえず放り出すのも可哀相なので、記憶が直るまで押入れに住んでもらうことになりました。

 

 

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 02:54:57.54 ID:1h9Fo9at0
男「ちょっと醤油とってくれる?」
仮「ん」(パリン)
男「……」
仮「いや、なんかヒビが入ってたみたい?」
男「……とりあえず、雑巾絞ってきて」
仮「ラジャ!」(ブチブチブチ)
男「よし、とりあえず力の加減を覚えるまで毎日ハシで大豆をつまむ練習をしろ。あとガラス製品にさわんな」

 

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 03:00:27.36 ID:vEwB/hcy0
仮「なんか、この棒切れ、折れやすいよ」
男「・・・スプーンでいい」

が先に来るはずだ、たぶん

 

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 03:07:14.89 ID:1h9Fo9at0
男「冷静に考えたら変身ヒーロー?と一緒に暮らしてる状況ってすげえよな」
仮「僕は一応ヒロインじゃないのかな?」
男「ア?変身ヒロインなら呪文とか唱えて裸になって変身しとけよ」
仮「愛とか勇気とかなんかそのへんの力で変身するヒロインがいたっていいだろ!」
男「ならちょっと見せてみれ」
仮「……具体的なやり方はとりあえず思い出せないかも」
男「さっさと歯ぁ磨いて寝ろ」


後日、大豆がうまくつまめなくてキレて変身してるのは確認したらしい。

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 03:15:03.24 ID:1h9Fo9at0
仮「たいちょー!凄いことを発見しました!」
男「なんだよ」
仮「たいちょーのシャツが僕のパジャマにちょうどいい大きさです!」
男「……服は?」
仮「お風呂に入ったときに洗濯機に放り込みました!」
男「……下着は?」
仮「替えが無いのはいてまs 男「ちょっとドンキ行ってくるからおとなしく留守番な」」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 03:17:23.31 ID:vEwB/hcy0
チッチッチッチ
仮「・・・・」
チッチッチッチ
仮「・・・・」
チッチッチッチ
仮「・・・・」
ぴー♪
仮「・・・・」

男「一応、1分経ったわけだが」
仮「うがぁ!」
男「や、やめ・・・、アッー!プラ皿が最新鋭なアートに!ダリのあのびろーんとした時計のごとく!!」

 

 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 03:19:29.31 ID:vEwB/hcy0
>>11
仮「ブラのサイズを何故知っているのですか!?」
男「男だからこそ、知りえるものがある!!」

 

 

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 03:22:28.59 ID:bCTGwhk9O
学校からの帰り道、なんか仮面ライダーっぽいのが倒れてた。
無視を決めこむつもりで横を通ったら何かをアピールするかのごとく変身が解けたけど無視。

まぁひどい怪我してたからそのうちくたばるかと思ってたら何故か家の中に先回りされてて怪我も快復したらしくありがとうとかぬかしやがって俺キレかけ。
そうこうしてるうちに何故か気に入られ居座ろうとしやがったので思わず尋ねる。

「いや、あんた誰。ていうか何が目的だよ」

もう何がなんでも放り出すつもりだったが何やら稼げるうまい話があるらしい。
仕方ないので押し入れの中の三分の一のスペースを貸し与える事になった。

 

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 03:24:18.50 ID:bCTGwhk9O
女「で、うまい話って何よ」
ラ「悪の組織と戦うんです」
女「よし分かった。出ていけ」
ラ「何故に?!」
女「電波はいらん。金にならん」
ラ「ひ、ひどい!?」

 

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 03:30:16.82 ID:1h9Fo9at0
戦って……
戦って……
戦って……
戦って……
友を失い 大切な人を失い そして俺の右手に残ったのは


仮「正義だけだった」


男「なんだ、泣く程そのヒーロー番組気に入ったのか」
仮「ぐしっ…いや、なんか男の生き様とか凄くってぇ……ずびび」
男「いやまあ、DVDだから何度でも見りゃあいいんだけど」
仮「罪悪感と戦いながらも己の正義を信じて悪の組織の幹部やってるベルカイン様って格好いいですよね!」
男「そっちかよ!」

 

 

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 03:31:08.40 ID:bCTGwhk9O
女「つまり、世の中にはあんたみたいのが他にいると?」
ラ「はい、多分居ます。それもずいぶん近くかと」
女「だからうちに転がりこんだって事?」
ラ「ご迷惑になるかと思ったんですが、これも世界平和のためで……あの、何やってるんですか?」
女「いや、迷惑ってわかってんなら出ていってもらおうかと思って荷造りしてやってんだよ」
ラ「や、やめて! 数少ない持ち物のベルトとか捨てないで!?」

 

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 03:35:40.56 ID:bCTGwhk9O
女「……うっせぇな」
ラ「どうしました?」
女「うち、壁薄いだろ?」
ラ「はぁ」
女「隣か上か知らんけどこんな時間までアニメか特撮か知らんが響いてくんだよ」
ラ「いいじゃないですか、かっこいいし、それがタダで聞けるなんて」
女「少なくとも胡散臭いヒーローを毎日見て飽々してる俺にはこれ以上ないストレスだけどな。よし、殴らせろ」
ラ「でぃ、DV反対!!」
女「ヒーローなら大丈夫だろ! あ、こら逃げんな!!」

 

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 03:36:04.74 ID:1h9Fo9at0
仮「お隣がなんか騒がしいですよね」
男「ああ、隣の女子高生が男でも連れ込んでんだろ」
仮「たいちょーも女連れ込んでるじゃないですか」
男「拾った時はもうちょっと甘酸っぱいなにかを期待してたんだがな」
仮「あ、ウルトラセブンXの時間だー」

 

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 03:38:10.82 ID:1h9Fo9at0
(OMO)人(゜д゜)

アイキャッチ

 

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 03:39:14.39 ID:vEwB/hcy0
仮「あ~、ベルカイン様ぁ~・・・」
男「組織やってる時点で、中間管理職とか大変そうだよな」
仮「・・・」
男「部下からの要望書だの、上からの命令だの理不尽な中で胃でも壊しそうだ」
仮「ど、どうして、夢を見せてくれないんですか!」
男「夢だけだと、生きていけない世の中なんだよッ!」
仮「ッ!!・・・・」ガクッ
男「これが現実だ」
仮「ど、どうして・・・」
男「夢見るだけでは、ダメなんだ。・・・だけど、俺と一緒に夢を見てくれるなら、その夢叶えてあげられるかも知れん」
仮「男さん・・・」

仮「・・・」
男「・・・少女マンガ手に持って、こっちをモノ欲しそうな目で見ても、そんな展開にはならん」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 03:39:52.54 ID:bCTGwhk9O
女「ところでさー」
ラ「はい?」
女「お前、何かないの?」
ラ「主語を使ってください」
女「いや、金になる特技とか、金になる持ち物とか」
ラ「……いいですか女さん。正義を愛する心。それはどんなものより価値があるんです」
女「ふぅん」
ラ「……」
女「……」
ラ「……内職くらいなら」
女「よし、頑張れ」

 

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 03:43:20.01 ID:bCTGwhk9O
女「ただい……げ」
ラ「お帰りなさい。そして帰るなりなんですか。人の顔を見るなりそんな声をあげて」
女「いや、なんで変身してポプラ作ってんのさ」
ラ「は! つ、つい集中すると……」
女「自然となるのか」
ラ「のようです」
女「……ベルト外しとけばいいんじゃね?」
ラ「……ですね」

 

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 03:46:45.10 ID:vEwB/hcy0
仮「う~、う~」
男「何唸ってるんだ?」
仮「唸ってるんじゃないです!涙を流してるんです!これに書かれたヒーローさんが不憫で不憫で」
男「何が不憫なのよ?」
仮「ヒーローなのに内職してるんですよ?バラの造花とか、ペンにキャップする日々を送ってるんですよ!?」
男「・・・お前も何か社会に貢献すべきでは?」
仮「・・・・・。・・・・さってと、テレビてれび~♪」
男「ぉぃ」

 

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 03:49:32.01 ID:1h9Fo9at0
男「ついにこの日がやってきた! 点呼!」
仮「1!以上!」

男「日々の特訓の甲斐り、とりあえずドアノブをひねり潰さない程度には成果が出るに至った!」
仮「おお!」
男「したがって仮子三等兵に任務を与える!」
仮「らじゃー!」(びしっと敬礼)
男「替えの割り箸を買って来い!業務用たくさん入ってるヤツ!」
仮「なんていうか面目ないであります!」

 

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 03:50:13.27 ID:bCTGwhk9O
女「ところであんたさ、仲間探してんだよね」
ラ「はい。仲間というより兄弟ですね」
女「ほぅ」
ラ「私の兄にあたる人物だと思うのですが、それはきっと素晴らしい方なんでしょう」
女「お前見てるとそうは思わないけどな。顔がまあまあいいとこ以外ライダーっぽさがゼロだし」
ラ「まぁ、私はそうですが1号は違います。私が技の2号と呼ばれるのに対し、あちらは力の1号と称されています」
女「あ~、確かにあんた手先器用だしね」
ラ「きっと1号は今頃はびこる悪をちぎっては投げ、ちぎっては投げの獅子奮迅の活躍をしてる事でしょう……」
女「あんたも紙の飾りをちぎっては付け、ちぎっては付けの大活躍じゃない」
ラ「……技の2号ですから」
女「言ってて悲しくない?」
ラ「……非常に遺憾ながら」

 

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 03:54:09.47 ID:vEwB/hcy0
>>28
仮「買って来ました」
男「よぉ~し、拝見しよう。・・・こ、これはインドネシア産!」
仮「な、なにか」
男「いや、中国産を買わなかったところに、心にキュンと来た」

 

 

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 03:56:26.77 ID:bCTGwhk9O
女「んー……」
ラ「どうしたんです……なっ?! お、女さんが勉強を!?」
女「しちゃ悪いか」
ラ「い、いえ……」
女「テストだけは真面目にやらなきゃなんないんだよ。無理言って一人暮らししてんだけど成績悪けりゃ即連れ戻されるしな」
ラ「なるほど……あ、良ければ教えてあげましょうか?」
女「いいから働いとけ。こっちは俺の仕事だ」
ラ「……はぁ」






女「うぅ~……分からん! ったく、なんでこんなむずい問題を……ん?」
ラ『良かったら食べてください。身体を壊さないように』
女「あいつ……夜食にハンバーグはきついぞ……」

 

 

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 04:01:44.75 ID:bCTGwhk9O
ラ「ふぅ、全く」
女「どうした? 珍しいな、お前が溜め息なんて」
ラ「溜め息の一つもつきたくなりますよ! お隣さんのゴミ、破砕ゴミを燃えるゴミと一緒に出そうとしてました!」
女「あ~なんかよく隣からバッキバキ音がしてるからなぁ」
ラ「文句言ってきてやります!」
女「あ~待て、お前が行くとややこしくなる。俺が行くから待っとけ」
ラ「……その方がトラブルになる気が」
女「あぁ?」
ラ「いえ何も」





女「う~す」
ラ「お帰りなさい。どうでした?」
女「……いや、よく分からんが女の子から割り箸をもらった」
ラ「はい?」

 

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 04:02:51.85 ID:1h9Fo9at0
男「……気のせいかな」
仮「ほに?」
男「俺はあの夜、仮面ライダー風のハードボイルドな何かを拾ったつもりだったのだが」
仮「(ちょっと男の哀愁が漂うポーズをとってみる)」
男「いつの間にか俺の中にあった女の幻想を打ち壊す何かを養ってる気がするのだが」
仮「ふしぎですよねぇ~( ̄▽ ̄)」(シャツの隙間から手をつっこんでお腹掻いてる)
男「さらに目の錯覚か、最近お前の頭身が微妙に下がってきてる気がするんだ。たとえるなら燃えろお兄さんの第一話と終盤くらいのイメージで」
仮「なんか酷い言われよう!?(OMO|||)!!」

 

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 04:03:31.00 ID:bCTGwhk9O
ラ「なんで割り箸を……」
女「いや、なんか綺麗に割れた記念とかで」
ラ「……」
女「……」
ラ「ゴミの話は?」
女「……あ」

 

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 04:06:16.23 ID:vEwB/hcy0
仮「ペチペチ・・・コネコネ・・・」
男「んぁ?何やってんだ?」
仮「いえ、何故か無性にハンバーグが食べたくなりまして」
男「・・・まぁ、勝手に作ってもいいが片付けはしっかりな」
仮「はぁ~い」


男「やばぃ、こんな時間に腹減ってきた・・・こんな時間に食うと太るってのに・・・んっ?」
『余っちゃったので、男さんのお夜食にでもどうぞ! あ、冷めると爆裂にマズイので、チンしてから食べてくださいね?』

ちーん

男(壁うすッ!・・・もしかして、隣の部屋もハンバーグだったりしてな?ま、さてとせっかくだし温めるか)

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 04:12:03.31 ID:bCTGwhk9O
女「……は!」
ラ「どうしました? もしかして今日の夕飯にあたっちゃいました?」
女「お前はあたるかもしれん食材を俺に食わせたのか」
ラ「ハハハ」
女「よし、座れ」
ラ「座ってます」
女「正座だ」
ラ「はぁ」
女「よし……ふん!」
ラ「ひぎぃ?! ひゃ、百科辞典を膝上に落とさないでぇぇえ!?」





女「いや、思い出したんだよ」
ラ「……まだ痛い」
女「黙れ。確か隣なんだが、兄ちゃんが一人暮らしのはずなんだ」
ラ「はぁ、それが?」
女「いやだから前いった時は女の子がいたんだよ」
ラ「……ははぁん」
女「……ふん!」
ラ「へぶぁ?! な、なにゆえ殴られたんですか私!?」
女「なんかやらしい目してたから」

 

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 04:16:18.68 ID:bCTGwhk9O
女「なぁ」
ラ「はい?」
女「忘れかけてたけどあんたヒーローなんでしょ」
ラ「はい。そりゃもう」
女「……ずっとうちに篭ってない?」
ラ「失敬な! ちゃんと出てます!」
女「へぇ」
ラ「昼間のうちに掃除を済ませて家計簿をチェック、夕方のタイムセールスを狙い買物をしてきてます!」
女「あいや、そういう意味じゃなくてな」
ラ「最近ではよく割り箸やら小物を買う可愛い女の子と知り合いになりまして。彼女、いい奥さんになれますよ」
女「お前な」

 

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 04:18:00.82 ID:vEwB/hcy0
仮「そういえばね」
男「ん?」
仮「男さんの留守中に女の人来たよ?」
男「新聞とか、宗教は断れ」
仮「記念に渡してあげたら帰ったよ?」
男「・・・なにお?」
仮「わりばしぃ」
男「・・・良かったな」
仮「うん!」

 

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 04:22:14.20 ID:bCTGwhk9O
ラ「パトロールにいってきます」
女「ふぁぁ……むぅ。だからって朝の四時に何故俺を起こす」
ラ「いえ、昨日女さんに指摘され確かに最近の私はどうやら平和への関心が低かったと思います」
女「……」
ラ「ですから今日からは街の平和と女さんの平穏を守り、仲間を探す日々を送りたいと思います!」
女「……」
ラ「ではいってきます!!」
女「……zzz」

 

 

 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 04:23:54.79 ID:vEwB/hcy0
男「よし、いけッ!仮ッ!」
仮「にゃうん!」
男「仮のかいりき!」
バリバリメキャ

男「ぉ~、お前が居ると空き缶潰すの楽だわ」
仮「い、一家に一台、仮はどうにゃ?」ドキドキ
男「・・・ちょっと使い勝手が悪い。燃費悪いし」
仮「ぅぅ・・・」

 

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 04:26:44.65 ID:1h9Fo9at0
男「よし、運動をするぞ」
仮「がんばってください!」
男「 お ま え が だ 」
仮「ほっぺひゃひっはらないでくらしゃい~(TT)」
男「これ以上俺の中のヒーロー像とか女への憧れとかが下落することに歯止めをかけねばならん」
仮「うううぅ……」
男「とりあえず押してやるからストレッチからな」
仮「はぁ~い……いたっ。うううぅ」
男「あ~もう。いいからもっと足を広げろって!」
ギシ ギシ
仮「あん!いた!いたい!いたい!そんなに強くしたら裂けちゃいますよぅ!」
ギシ ギシ
男「いいから黙って動いてろ!そのうち痛くなくなるから!」
ギシ ギシ
仮「んや!あっ!んんっ~!」



女「ただいま……何やってんの?前かがみになって」
ラ「いえ……その、お隣さん、元気ですね」
女「?」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 04:27:24.82 ID:bCTGwhk9O
ラ「……」
女「な~に拗ねてんのよ」
ラ「……国家権力まで悪の組織の手が回っていたなんて、信じられません」
女「職質されて逃げたあんたが悪い」
ラ「……く、我ながら情けない!!」
女「改造人間のくせに無改造人間にあっさり捕まるあたり本当情けないな、あんた」
ラ「しかし、めげません! 正義は必ず勝ちます!」
女「その度に俺が呼ばれるのは困るからめげてくれよ」

 

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 04:31:04.02 ID:vEwB/hcy0
仮「ふにゃ~・・・・すぴ~・・・」
男「おぬしは」
仮「にゃふ~・・・・もにゃ~・・・」
男「いつまで、寝取るんじゃ~い!!」
仮「!!」ゴロゴロゴロ
男「・・・」
仮「きゃふ!」ゴンッ!
男「おはよぅ。朝だぞ?」
仮「まだ寝るぅ~」
男「起きろっての!もぅ、8時過ぎてる」
仮「うにゅ~・・・ムニャムニャ」
男「起きれや」
仮「ひゃ、ひゃい!」

 

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 04:35:20.30 ID:vEwB/hcy0
男「まったく、俺より起きるの遅いってどんだけだよ」(まぁ、今日は昨日の缶出すために早起きしたが)
仮「しゅ、しゅいましぇん」
男「よし、朝飯食うぞ」
仮「ふぁ~い」

男「そういえば、なんか奇妙な光景を見てな」
仮「?」モグモグ
男「なんか、おじいちゃん達がラジオ体操している中、やたら張り切ってるお兄ちゃんがいてな?ありゃ、なんなのか・・・」
仮「フムフム」モグモグ
男「んじゃ、学校行ってくる。昼飯は冷蔵庫の中、勝手に食え」
仮「いってらっしゃ~い」モグモグ

  

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 04:38:00.31 ID:bCTGwhk9O
ラ「あの、女さん、ちゃんと前見て歩かないと危ないですよ」
女「ぶつぶつ」
ラ「ほら、せっかく一緒に買物いくんですから話しましょうよ~。英単語帳よりウィットに富んだアメリカンジョークが炸裂しますから~」
女「ぶつぶつ」
通行人「お嬢ちゃん、危ない! 鉄骨が!!」
ラ「!! せやぁ……あ、あああぁ?!」

ズサー!

ラ「く、大事な時に転んでしまうなんて……女さぁぁあああん!!」




ガシャァァン!



仮「……大丈夫ですか?」
女「ぶつぶつ」
仮「あ、あのぉ……」
女「ぶつぶつ」
仮「いっちゃった。ま、いっか。無事だったみたいだし♪ それより買物買物~」






ラ「ひぃぃ……なんまいだぶなんまいだぶ~! せめて成仏して……あれ?! 無事!? ……素晴らしい強運だ」

 

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 04:43:05.11 ID:bCTGwhk9O
ニュース「……今日未明、ビルの建設現場から鉄骨が落下するという事件が……死傷者はなく関係者各位は……」

女「うわ、今日通った道じゃん。怖いなぁ」
ラ「……」
女「でもなんで急に鉄骨が落ちたりしたんだろうな。ほら、今ニュースでも原因不明とかいってるし」
ラ「特に風も吹いてなかったですしね」
女「案外悪の組織だったりしてな」
ラ「!!!!!」
女「い、いや、真に受けるなよ」

 

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 04:45:58.49 ID:vEwB/hcy0
テレビ「○○市△△◇丁目にて、早朝に怪しい人物がいると通報を受け、警察が出動し・・・」
男「うわ、この近くじゃんよ。仮ぃ~いちお、念のため、気ィつけとけよ?」
仮「はぁ~い」
男(まぁ、お前をさらおうとするのは不幸というか、おろかな行為としかいえないが)

 

 

 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 04:47:02.06 ID:bCTGwhk9O
女「ふと思ったんだけどな」
ラ「はい」
女「ヒーローものに出てる女、つまり俺ってヒロインになる訳だよな」
ラ「……え?」
女「え、じゃねぇよスカタン! そうじゃなきゃなんだって言うんだよ」
ラ「……悪の組織の女幹部?」
女「よし、明日鞭買ってきてやる。馬用な」
ラ「ひぃ?! い、言えっていうから!?」

 

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 04:49:32.59 ID:1h9Fo9at0
男「いや、まあな。お前がニート生活満喫してんのはいいんだよ。
最近は洗濯物取り込むときに破ったり、自転車のチェーンをひとこぎ目で千切ったりしなくなってきたからな」
正直、最近はまたお前のこと可愛いかもな~とか思うようになってきた。マスコット的な意味で」
仮「た、たいちょう……(///)」
男「だが!すっかり忘れてたけど、お前、なんであの夜大怪我して倒れてたんだ!」
仮「な……なんでと言われましても。悪の組織と戦って負けたとか?」
男「順当だな。他には?」
仮「ライダー同士のバトルロイヤルでライバルにやられたとか……」
男「その可能性も確かにあるな。他には何かあるか?」
仮「ん~、ん~……僕自身が怪人でライダーにコテンパンにやられたんだったりして~☆」
男「それだけは無い」
仮「いや、可能性としては……」
男「無い」
仮「でも」
男「お前が誰かに危害を加える存在なんて事は絶対に 無い」
仮「ぁ……」
男「……」
仮「はいっ。僕はヒーローですっ」

 

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 04:53:28.76 ID:bCTGwhk9O
女「なんか隣から蜂蜜のように甘ったるい空気が」
ラ「ですね。対抗しましょう」
女「よし、両手をテーブルに置きな」
ラ「……? はぁ」
女「てい」


ビチィ!


ラ「いだぁぁぁあああ!! 鞭痛?! なにこれ、普通にやば痛い!?」
女「ほれ、まだ始まったばっかりだぞ」
ラ「ひぃ?!」
女「デラデラデラデラ!!」
ラ「ひんぎぃぃいいい!! や、やつあたりじゃないっすかぁぁぁあああ?!」

 

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 04:55:14.37 ID:vEwB/hcy0
仮「なんか、隣でまたうるさいですねぇ・・・」
男「平和的にイチャイチャするんなら、別に構わないが死体とか出されたら困るなぁ」
仮「し、死体!?」
男「いや、ヒーロー、もといヒロインが怖がっちゃダメだろ」
仮「い、いえぇ、物事は何事も平和的解決が一番ですよぅ」

 

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 04:58:12.94 ID:bCTGwhk9O
女「あーすっきりした」
ラ「嗚呼……釈然としない」
女「さめざめ泣くな、男だろう」
ラ「最近、性別が人間の強さに直結しないって知りました」
女「いい勉強だな」
ラ「いや全く」
女「ところであんた、何だかんだで悪の組織と戦ってるんだよな」
ラ「え?」
女「え、じゃないだろ。最初ボロボロだったのはそいつらにやられたからだろ?」
ラ「え~と……う?」
女「まさか分かんないとか……ない、よな?」
ラ「……ハハハ」
女「こいつ……」

 

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 05:03:33.54 ID:bCTGwhk9O
ラ「いやでもなんででしょうね?」
女「知らんがな」
ラ「まぁ悪の組織と戦ってたんでしょう」
女「中学生に絡まれて涙目のお前がねぇ」
ラ「いや、あるいはライダー同士、バトルロワイアルが……」
女「お前最初に撃たれる役だろ」
ラ「もしくは私、怪人で逆にライダーにやられてたりして!」
女「あ~……」
ラ「ああ?! なんで納得してるんですか」
女「ハハハ……ってまぁ冗談だ」
ラ「へ?」
女「お前は虫一匹殺せないようなバカヒーローだ。せせこましく慎ましく、自分の正義を貫け。それが、お前だ。そうだろ?」
ラ「……」
女「返事はどうした? ヒーロー」
ラ「……はい!」

 

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 05:06:13.47 ID:vEwB/hcy0
「いしやぁ~きぃいもぉぉ~♪おいも♪」
仮「!」ガバッ
男「ん?」
仮「ここは買うべきでしょう!いや、買わずに入られません」
男「・・・」
仮「ほ~ら~、男さぁん。おいしいホクホクが行ってしまいますよぉ!!」
男「・・・ふぅ、ヤレヤレだぜ」つ(500)
仮「男さん、好きぃ!!」バタンッ!
男「・・・・ん、まぁ、女の子に好意を持たれて、嫌な思いをする野郎は居ないわけでして、うん」


女「ん?」
仮「やっきいも♪やっきいも♪」
女「ん~?え~っと、どっかで・・・あ、行っちゃった。・・・まぁ、いいか」

 

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 05:35:22.78 ID:bCTGwhk9O
女「ふと気になった」
ラ「体重ですか?」
女「膝の皿割るぞ。粉々に」
ラ「ひぃ?!」
女「お前ってコンセプトなんなんだろうな。技のってのは聞いたけど、なんかそれにしちゃ器用なだけだし」
ラ「ん~……バッタのような脚力……はないですし」
女「イナゴみたいなうざさはあるのにな」
ラ「……。あ、でも案外あれじゃないですか?」
女「ん?」
ラ「限りなく人間に近い、みたいな」
女「……改造する意味一切ないよな、それ」



71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[一時間程仮眠するんで任せた] 投稿日:2007/11/01(木) 05:40:55.32 ID:bCTGwhk9O
女「……さむ」
ラ「ストーブかコタツいれます?」
女「や、いい。我慢出来る範囲だ」
ラ「……でも女の子が身体冷やすのはまずいですよ」
女「そうか?」
ラ「そこでこんなものをよなべして作っておきました!」
女「おお、毛糸の……おい」
ラ「パンツです!」
女「もう少しチョイスはあるだろう改造人間。そんなもんお前がはいとけ」
ラ「いえ、私は改造人間なので寒さとかは大丈くしゅん!!」
女「……」
ラ「……」
女「はいとけ」
ラ「はい」



72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 05:43:56.97 ID:vEwB/hcy0
男「んじゃ、お隣さんに感謝して。いっただっきま~す」
仮「いっただっきま~す」
男「でも、よかったなぁ。お隣さん、いい人で」
仮「はぃぃ、良かったですぅ」グスッグスッ
男「正直、お金を貰うころにはスーパーがしまってる事を予期してなかったしな。ゴメンな」
仮「いえいえ、こうして温かい粕汁美味しいです」
男「日頃の行いのよさが報われたのかもな」
仮「えへぇ、それならいいですね」
男「えっと、それからこれ」
仮「え?」
男「コンビニの安もんだけど」
仮「ショートケーキ・・・。だって、節約するって」
男「ま、こういうときだけ特別な?」
仮「??」
男「仮が一ヶ月、ここに来ての記念だ」
仮「男さぁん」グスッグスッ
男「ほら、早く食べちゃえ。せっかく貰った粕汁が冷めるぞ?」
仮「はぁい」グスッ

ショートケーキは2人で半分にしていただきました。



73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 05:46:07.26 ID:1h9Fo9at0
仮「たとえ過去無きこの身でも

たとえ明日無き拳でも

決して許せぬ悪がある!

守らねばならぬ今がある!

変      shiでべっ!!」



男「ゴキブリ相手に何雰囲気出してんだ!」



74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[任された・・・>>1がw] 投稿日:2007/11/01(木) 05:47:41.78 ID:vEwB/hcy0
>>71
ラ「あの、毛糸のもしゃもしゃ具合が、その股間に」
女「セクハラ阻止ッ!!」
ラ「アリガトウゴザイマスッ」



75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 05:52:18.90 ID:vEwB/hcy0
>>73
仮「きゃーー!!飛びました!飛びました!男さん助けてぇ!!」
男「ちょ、こっちくんな!!って、ぎゃー!!目が、目がぁ!!」

後ろから、顔を抱きしめられるとこうなる・・・。



76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 06:02:00.42 ID:vEwB/hcy0
仮「・・・・ご、ごめんなひゃい」
男「失明寸前になるとこだった」
仮「ごめんなさい・・・」
男「まぁ、驚いたのはわかるが、正義のヒーロー(ヒロイン)だったら、あのくらいで動揺するなよ」
仮「いえ、私が苦手なのはそのヒロインだから・・・、が原因なんです」
男「なぬ?」
仮「ヒーロー、ヒロインってのはしょうもない弱点を設定されているものです」
男「そ、そういえば、そうだな。・・・んじゃ、虫苦手?」
仮「ほ、本当の弱点というわけではないのですが、それほど得意では」
男「なんで?」
仮「・・・男さんは、ゴキブリがいて、それに平然としているヒロインと、『キャー』って動揺して男に抱きついてしまうヒロインとどっちがいいですか?」
男「・・・・・」

男「萌えのくそったれぇ・・・・!!超GJ!!!」



77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 06:14:10.63 ID:vEwB/hcy0
男「さってと、・・・学校行ってくるわ」
仮「は~い」

パタン

仮「……」
仮「……えっと、トイレ掃除しなきゃ」


仮「はひゅ~、終わった」
仮「……まだ、ガラスは触れないし」
仮「練習しようかなぁ……」

パチン……パチン……コロン

仮「う”~、う”~」
仮「あ、ネコ……」

カラカラ(←ベランダの窓を開ける音)

仮「おいで、おいで~」
仮「……キミも今は一人?」
仮「ちょっと、お部屋によってかない?」
にゃ~
仮「あはは。いいよ。よってって」
にゃ~

仮「あったかいねキミ」
仮「なんか、気持ちよくて……zzz」



78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 06:21:29.12 ID:vEwB/hcy0
男「ただいま~っと。仮、帰った・・・ぞ?」

仮「す~・・・す~・・・」

男「はは、寝ってら。・・・毛布持ってくるか」

にゃ?
男「あ~、時たま、ベランダ通るお前か」
男「もうちょっと、ゆっくりしてっていいから、あんまりうるさい音立てるなよ?」
な~ご~♪
男「あ!行っちまった・・・。ちょい、残念だったな」

男「……足跡ぐらいは、大目に見てやるか」ハァ・・・



79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 06:33:31.82 ID:vEwB/hcy0
仮「そりゃ・・・」
男「・・・」
仮「おりゃ・・・」
男「・・・」
仮「む~・・・とりゃ」
男「まだまだ、だな」
仮「う~」
男「簡単だろ?このくらいの距離なら」
仮「私には難しいんです!」
男「ゴミをゴミ箱に放り投げるくらいさぁ。ほら、こうやってぽーんと」
仮「その、なんていうか、下投げが難しくて」
男「ん?上投げでも別にいいじゃん」
仮「え?いいんですか?」
男「別に何の支障も無いが?」
仮「本気出すと、ゴミ箱に到達する前に燃え尽きそうなんですが」
男「やめれ。全力で」



81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 06:45:03.71 ID:vEwB/hcy0
仮「二つの力が関係してくるともう、ダメなんですよ~」
男「どういうことよ?」
仮「ほら、普通、物って投げると放物線を描くじゃないですか」
男「まぁな。重力あるし」
仮「その投げる力と重力が合わさるっていうのが感覚的に全然」
男「……箸は?」
仮「あれって、支店力点作用点もあるし、力加減が難しいです・・・」
男「ふむ」


仮「あの、これってなんですか?」
男「某有名投手も使ったとされる特訓用ギブスだ。ちなみに友達から貰った」
仮「私が、着るんですか?」
男「・・・すまん。ビジュアル的に犯罪だったorzあとで、粗大ゴミ行きだな」



女「ん?なんか、懐かしめなこれは・・・」

女「やっぱ、ヒーローっていうのは、たくましくあるべきだよな?」
ラ「なんか、頷きにくいオーラがあるんですが、ヒーローの意地にかけて、頷いておきます」
女「ということで、いいものを拾ってきた」
ラ「え?ちょ、やめ、ひぁぁあああああ!!」

 

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 06:53:39.21 ID:vEwB/hcy0
>>80
もうちょい仮は幼いイメージだな俺の場合

男「あれがお前の本来の形だ」
仮「……?」
男「いや、頭の上から『?』マーク出されても」
仮「えぇ~?だって、私女の子ですよ!?もうちょっと可愛くても」
男「……お前、マジで俺のうちに何しに来た?」
仮「え?男さんが連れてきたんじゃないですか」
男「……」

男(そういえば、そうだった!!……犯罪者は俺ですか!?」

 


84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 07:06:12.34 ID:vEwB/hcy0
男「>>68で、言ったように早速働いてもらおうか」
仮「え?ぇ……」
男「それじゃ、明日の朝6時に起こしてくれ」
仮「あ、あの……は、裸エプロンで、ですか?」
男「ぶーーっ!!」
仮「わ、わかりました」
男「ちょい待てぃ!その知識はドコから」
仮「お、男さんの押入れの奥・・・」
男「NOOOOOO!!」
仮「で、でも、私、男さんのためなら」
男「え・・・?」


男「はっ!!・・・・・夢か」
男「夢落ちだよな、そりゃ」
男「はは、ははははは」(遠い眼差し)
仮「すぅ~・・・すぅ・・・」


86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 07:27:21.13 ID:vEwB/hcy0
仮「ほぇぇ、これがコインランドリー」
男「そんなに珍しいもんじゃないと思うが」
仮「でも、どうしてこんなところに来たんですか?」
男「いや、元々一人暮らし用に借りた家で、そう使うようにしてるんで、2人だといろいろと無理があるんだよ」
仮「えと、……ごめん」
男「あ~、まぁ、元から洗濯機はボロいし、仮がそんなに責任感じる事もないよ」
仮「お、お詫びにこれ……」
男「お詫びって?って、ぶーーー!!どうしたの、この赤いヒラヒラ!!」
仮「なんか、この中にあった」
男「も、戻しておきなさい!!」
仮「でも、これ以外使われてるよ~」
男「……」
仮「……」
男「お、俺が預かって起きます」
仮「うん♪」


女「あれ?私のお気にが」
女「……あいつ」
ラ「なんですか?女さん。……その唸って光る拳は何ですか?こ、これでも正義のヒーロー、悪と見なされ、このまま滅びるわけには」
ラ「ちょ、女さん、話し合いましょう!何事も、和解というのは言葉と心です。いきなり暴力は」
ラ「ひぃぃぃぃいいいいい!!!」


87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 07:28:59.39 ID:bCTGwhk9O
ラ「誰かが私を呼んでいる!!」
女「……うわぁ」
ラ「な、なんですかその露骨に危ない人を見る目は」
女「いや大丈夫大丈夫」
ラ「何をもって大丈夫なのかがいま一つ理解できないんですが」
女「ほら、危ない人とは思ってないって事。危ないのは危ないけど」
ラ「あーつまり人じゃないと。こりゃまた一本とられました。ハハハ」
女「ハハハ。まぁごたくはいいから手を動かせ」
ラ「はい」




89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 07:38:46.03 ID:bCTGwhk9O
女「ところでお前は性欲はどうなってる訳」
ラ「なんという痴女発言!? 若さとはかくも恐ろしいもので少女に大人の階段を登らせようと……」
女「不能なん?」
ラ「失敬な。早寝早起き朝○ち早○、元気いっぱいですよ」
女「……ふった俺も悪いが遠慮はしろよ、一応女相手だぞ」
ラ「すみません。でも急に何故そんな事を?」
女「ん~、ほら。一応俺っていう若い女と屋根の元暮らしてるからやっぱりムラムラきてんのかなぁって」
ラ「残念ながらBカップはストライクゾーンからは……」
女「ああそうかいそうかい死ね」


90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/11/01(木) 07:47:13.46 ID:8fsweTIl0
参謀「最近戦闘が無いから収入が増えて来たな」
幹部「戦闘にもお金が掛かりますからね。 いっそ戦闘員の装備をコスト削減しますか?」
参謀「武装組織としてそれは拙いだろ」
幹部「そういえばうちら武装組織でしたね」
参謀「お前な……施設が破壊されないのが大きいのよ」
幹部「ああ、成程。 違法施設だけあって、稼働すれば収益率は高いですからねー」
参謀「闇商売の利益が出れば経費は軽く捻出出来るから」
幹部「じゃぁ、武装強化でもしますか?」
参謀「戦闘員にボーナスでも出してやるか」
幹部「でもあいつら働いてませんよ?」


91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 07:49:12.64 ID:bCTGwhk9O
ラ「そういえば女さんは付き合ってる男性はいないんですね」
女「そうなんだよな。なんで俺みたいないい女を野郎どもは放っておけるかねぇ」
ラ「……そりゃあ、ねぇ」
女「んだその目は。突くぞ」
ラ「ひぃ?!」
女「そういうお前は……っているはずないか」
ラ「はい、残念ながら。こんないい男を放っておくなんて世の女性は見る目がありませんね」
女「ん~……確かに顔は悪くないけどなぁ」
ラ「そっくりそのまま言葉をお返しします」


92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 07:55:47.40 ID:bCTGwhk9O
女「お、テレビ見てみろ。ヒーローものやってるぞ」
ラ「あー戦隊モノですね」
女「ふぅん。でもこういうのって毎度毎度カラフルだよなぁ」
ラ「ですね。ちなみに私は勿論レッド担当だと思うんですよ」
女「カレーだろ?」
ラ「カ、レー?」
女「黄色だよ黄色。バカっぽいし」
ラ「いますぐインドの人に謝った方がいいと思います」
女「それより俺こそレッドだろ。あ、でも紅一点のピンクもありだな」
ラ「ブラックじゃないんですか?」
女「その心は」
ラ「いや敵の女幹部って黒のボンテージと相場は決まってますし」
女「よしよく言った。競争馬用の鞭用意しといてやるな」
ラ「全力でお断りします」


93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 08:05:43.36 ID:bCTGwhk9O
女「そいやぁ最近隣がずいぶん静かになったな」
ラ「本当ですね。少し前まで一日一度は何やら破砕音してましたのに」
女「しかしうちは相変わらず鞭音が止む事はなかったのであった」
ラ「Bad End...っていやいやいや、何故自然に叩かれる流れに」
女「冗談だ」
ラ「鞭片手に言われましても」


女「そういやまだパトロール続けてるのか?」
ラ「日課ですから」
女「偉いな。ヒーローみたいだ」
ラ「……つっこみませんよ」


94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 08:07:30.70 ID:vEwB/hcy0
仮「ふんふんふーん♪」
男「また、戦隊モノか何かか?」
仮「はい♪こう、人情的に訴えかけるドラマが凝ってて良いですよね。やっぱり、この世の正義には義理と人情が付き物なんですねぇ」
男「いや、そういうのは、俺にもわからんけど・・・」
仮「~♪」
男「お前のポジション的にはどこなのよ?」
仮「え?え~っと、やっぱりピンクじゃないですか?」
男「え?イエローじゃないの?」
仮「な、なんで?」
男「いや、パワーキャラだし、何気に食い気あるし、イエローって女も実際にあるし」
仮「わ、私はこっちですよ」つ【ふたりは○リキュア】
男「……ま、夢見るだけはタダだ」
仮「そ、そんなぁ~」
?「だ、だから、そういうところがブラック……!!」
?「どうみてもホワイトだろ。美しさ的にィ!!」
男「……お隣さんも見てるみたいだなプ○キュア」
仮「わーい、お仲間お仲間」


95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 08:11:49.37 ID:vEwB/hcy0
男「………あ、また、あの兄ちゃんだ」
男「幼稚園児の交通指導してら」
男「……照れてるし」
男「まぁ、ロリコンじゃなけりゃほっとくか」

男「ああいうのをヒーローって言うんだろうな」
仮「ふにゅ~・・・」
男「うちのヒーローはまだまだだな、うん」


96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/01(木) 08:16:49.90 ID:bCTGwhk9O
ラ「ふぅ、今週も作画以外は言う事なしでしたね。これだからスーパーヒーロータイムはやめられません」
女「てめぇは私が勉強中なの分かっててそういう台詞を吐くか」
ラ「あいや、コリャ失敬!」
女「ケンカなら買うぞ、格安で」
ラ「いいんですか、仮にも私改造人間ですよ?」
女「それが最近怪しくなってきてるけどな。ってそういや最近変身するとこ見てないぞ」
ラ「すみません、ベルト臭くなってたんでクリーニングに……」
女「……それでいいのか、ヒーロー」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2007年11月02日 04:51