732 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/02(金) 00:49:17.82
ID:jgr8UWUK0
>>730
GJ!もうどうしようかと思ったw
じゃあ続き書いちゃうぜ
ABC「・・・」
A「・・・HU?」
BC(ユサユサ)
A「HU!HU!」
B「・・・HU・・・?」
C「・・・HU!」
A「・・・!HU!」
BC「HU!」
ABC「HUUU!」
何故か肉離れ程度で済んだそうです。
738 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[携帯充電中] 投稿日:2007/11/02(金) 00:54:41.35
ID:e04EvGWZ0
女「うーす」
ラ「いらっしゃいませ。すみませんね、学校もあるでしょうに」
女「いいよ、俺がしたいから見舞いにきてんだし」
ラ「そうですか。……なら、これ以上言うのは野暮ですね」
女「ああ。……っかし、終わったんだねぇ」
ラ「いや、今回は死ぬかと思いました。割とマジで」
女「あんた、体中に穴あきまくってたらしいじゃない」
ラ「らしいですね。おかげでスースーしてた訳です。あはは、死ぬ一歩手前というかぶっちゃけ死んでましたね」
女「馬鹿なこと言うな。死んだら何もできないんだぞ、冗談でも言うな」
ラ「そうですね、すみません。女さんにちゃんと告白できないままは困ります」
女「ぶふぅ!? ……な、な」
ラ「……私も約束忘れてませんよ?」
女「さ、さーて、ちょっと花瓶の水でも入れ替えてくっかなぁー」
ラ「女さん」
女「うっ」
ラ「好きです、女さん。だからあの時の続き、ね?」
女「……」
ラ「……♪」
女「あー、もう。馬鹿か、俺は……」
ラ「真っ赤になって、可愛いですねぇ」
女「やっぱしね! しんじまえ!!」
ラ「はぐぁ!? き、傷口がひ、ひら……ひぎいいい!!」
739 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/02(金) 00:55:24.33
ID:jgr8UWUK0
近所の奥さん「あら、おさまったみたいね」
近所の叔母さん「あらほんと なんだったのかしらね」
近所の奥さん「何か事件でも起きたのかしら?」
近所の叔母さん「大丈夫よ この街は安全だもの」
近所の奥さん「そうね 心配損よね」
近所の叔母さん「それより今度戦闘員さんに犬小屋作ってもらおうと思うんだけどどうかしら」
近所の奥さん「あ、いいわねー 私もこの間車庫作ってもらっちゃったわ」
740 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/02(金) 00:56:33.92
ID:/abAK15FO
蟹「グロ技じゃなくて……かめはめ波とか出したかった……」
蟹「俺が出したらかにはに波……ってか」
741 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/11/02(金) 00:56:52.94
ID:7tisuwU+0
戦闘員周辺は和んでいいなw
742 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/02(金) 00:59:59.29
ID:jgr8UWUK0
A「HUUU!」
B「HUUU!」
C「HUUU!」
大家さん「アパートの建て替えまでやってくれるなんて悪いねぇ」
A「HUUU!」
大家さん「え?そうかい?じゃあお言葉に甘えて」
B「HUUU!」
大家さん「やっぱり家賃無しだけじゃ悪いわねぇ・・・」
C「HUUUUU!」
大家さん「本当にいい子達だねー 娘に欲しいぐらいだよ」
ABC「H,HUUU!」
再建まで2週間!
746 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[携帯充電中] 投稿日:2007/11/02(金) 01:02:11.46
ID:e04EvGWZ0
ラ「さて、と。チップか」
ラ「どうすれば再生されるんでしょうねぇ。既存の端末では扱えないみたいですし」
ラ「案外私の体に適応したりして~」
ラ「まさかね」
ラ「……」
ラ「……まさか、ね」
女「うぃーす。今日はりんご買ってきてやったぞ」
ラ「……」
女「どうした?」
ラ「……あ、い、いえ……その……」
女「何だ?」
ラ「何でもない、です」
女「……? 変な2号だな」
ラ(……そんな、馬鹿な……)
752 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/02(金) 01:09:43.98
ID:jgr8UWUK0
A「HUUU!」
大家さん「あ、着替えなら用意しておいたわよ あそこの物陰で着替えてらっしゃいな」
ABC「HUUU!」
大家さん「いいのよお 気にしないで」
ABC「HU!HU!」
男「アパートは全壊か・・・ あれだけ暴れて爆発すりゃあ当然か」
仮「僕達はどうしましょうかー?どこか泊まる所探しますかー?」
男「2号の病室でいいんじゃね?」
仮「それもそうですねー」
男「さて、虫の知らせで家具を避難させておいてよかった。たしか着替えがここに・・・」
「キャー!」
男「うわわわわ!ご、ごめんなさい!」
仮「ちょっと!何してるんですかー!」
男「いやわざとじゃないんだよ?わざとじゃ・・・ぐへへ」
仮「・・・それより誰だったんですか?」
男「さあ?知らないお姉さま方だったよ?アパート建ててる人じゃないかな 悪いことしたなぁ」
ABC「HUUU!」
男 ( Д)゜゜
756 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/11/02(金) 01:12:07.40
ID:Jnco/kzO0
事件後、この事は大体的に取り上げられた
世間的には武装テロ組織によるテロ行為及び、抗争となっている
沢山の死傷者が出たこの事件は、全国的に報道された
そして僕達の行動は、不思議なことに一切広まっていない
残った怪人、戦闘員達は正気に戻り、何故か町の生活にすっかり溶け込んでいる
戦闘員達は、相変わらず近所の便利屋さんとして人気だ
相変わらず僕にはあの声を識別する方法が分らない
蟹怪人はどうやら、未だに板前さんの所にいるようだ
気持ち悪いので見にいっていない
ニュースによると、上級戦闘員は地雷の爆発に巻き込まれて死んだらしい
但し容疑者ではなく、被害者として扱われていた
この事件を起こした首謀者にしては、少々呆気ないものだった
仮ちゃんと男さんは、アパートの再建までは実家の方に帰っているらしい
仮ちゃんを観察していて分ったが、どうやら男さんが好きなようだ
まぁこれ以上はお二人さんに任せるとしよう
2号さんは重症らしく入院している
お見舞いに行ったときに、女さんをからかったら面白いぐらい真赤になっていた
二人のことに関しては心配は無い様だ
マスターは相変わらず店を続けている
僕も、今度からバーテンダー見習いとして働かせてもらうことになった
マスターは大首領が亡くなったことを聞いて、店を生涯続けると決めたらしい
そして僕達
757 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[携帯充電中] 投稿日:2007/11/02(金) 01:14:26.07
ID:e04EvGWZ0
女「……zzz」
ラ「お~い、女さ~ん。そろそろ面会時間終わりますよー」
女「……ん」
ラ「ほら、おきてくれないと悪戯しますよ。ほらほら。あ、ほっぺ柔らかい」
女「……」
ラ「まだ起きないんですかー?」
女「……」
ラ「きすしちゃいますよー?」
女「……」
ラ「……」
女「……」
ラ「起きてるでしょ?」
女「うっせぇ!!! 今起きたんだよちくしょう!!!!」
758 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/11/02(金) 01:15:28.65
ID:Jnco/kzO0
幼ちゃん、お母さんは幸い、何も病気や後遺症といったものは無いらしい
一時はどうなるかと思ったが、心底良かったと思う
でも幼ちゃんの右頬に傷の様なものが残ってしまったのが心残りだが
それ以外は二人とも全く持っての健康だ
僕も、マスターのバーで働くことが決まった
これからはずっと幼ちゃんとお母さんと三人で暮らしていきたい
そして、生活が安定したら…まぁこれはお母さんが承諾してくれたら、かな
今は、戦闘員達が作ってくれたプレハブに住んでいる
近所の家が壊れた方達も大助かりである
二週間後にはアパートが治るというから楽しみだ
本当に、皆無事で良かった
ただ、謎は一枚のチップにだけ残されていた
774 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]
投稿日:2007/11/02(金) 01:29:17.81 ID:qiv/M+eI0
蟹男後日談
刑事「どうも、お久しぶりです」
板前「おっ!ひさしぶりだねぇ刑事さん!んで、例の事件犯人捕まったの?」
刑事「いえ、まだ蟹の男は捕まってません・・・一体何処に消えたのやら」
板前「ま、そのうち見つかるだろ。寿司、食ってくかい?」
刑事「いえ、まだ勤務中なので」
板前「そうかい、じゃ頑張れよ!」
刑事「それはそうと、板前さん。あの蟹ずいぶん元気なくなってるね」
板前「おぉ、そうなんだよ。ちょっと前まで元気に泡吹いてやがったのに」
刑事「死んじゃう前に早く売れるといいですね」
板前「はははっ!そうだな!」
蟹男「結局俺売られるのか・・・・命の恩人捌かないって言ったのに・・・・うぅぅっ」