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最終章

771 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[携帯充電中] 投稿日:2007/11/02(金) 01:25:31.87 ID:e04EvGWZ0
カタカタ……

ラ「……はぁ、やはり、無理ですか」
ラ「最近、どんどん……。ダメ、ですね、もうそろそろ」


ガラッ


女「うぃーす」
ラ「……いらっしゃいませ」
女「何だ? 最近全然元気ないな」
ラ「女さんに会える時間が少なくてどうしても」
女「な!? ば、馬鹿が!」
ラ「はい、馬鹿みたいです」
女「ったく。ほら、花瓶の水、かえるから渡せ」
ラ「よろしくお願いします」
女「ん。大人しくしとけよー」
ラ「はい」




ラ「もう、残り時間は少ない、かな」

 773 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/02(金) 01:29:01.21 ID:cGI9iPaJ0
>>771
ちょ…その展開は嫌だぜ…

 

778 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[携帯充電中] 投稿日:2007/11/02(金) 01:34:13.52 ID:e04EvGWZ0
女「~♪」
ラ「りんごの皮むきうまいですねぇ」
女「ふん、刃物の扱いは慣れてるからな」
ラ「何故か背筋に冷たいものが走りました」
女「ところでさ、あんた」
ラ「なんでしょう?」
女「本当に体、大丈夫?」
ラ「うん、全く大丈夫ですよ。というかここだけの話、ほとんど治ってます」
女「そうなの?」
ラ「ええ、そりゃもう。一度じかに確かめてみます?」
女「は? どうやってだよ」
ラ「それは勿論、生まれたままの姿に……」
女「そしてそのまま市中引き回しにすればいいんだな」
ラ「ひぃ!? ご、ごめんなさい調子に乗りました!!」

 

779 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/02(金) 01:35:11.59 ID:jgr8UWUK0
男(・・・よし仮は来てないな)
男「まさか上の階のお兄さん方がお姉さまだったなんてなぁ・・・そしたら・・・」
男「おおっと、よだれ垂らしてる場合じゃない!確たる証拠を掴まなければ!」

男「さて、確か彼r・・・彼女達のプレハブはこれ・・・だったかな?」
「HU!」
男「あぁもうここだw こっそり中を・・・」
男「何か読んでるな・・・ あ、あれはオサレ雑誌!?」
男「干してある洗濯物も・・・女性用だな・・・(ゴクリ)」
男「・・・!き、着替え・・・!あ、鼻血が」

仮 ユラリ

780 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/02(金) 01:37:26.27 ID:qiv/M+eI0
>>779
男ー!
うしろうしろー!!

 

 

785 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[携帯充電中] 投稿日:2007/11/02(金) 01:43:34.77 ID:e04EvGWZ0
ラ「女さん」
女「何?」
ラ「デートしましょう」
女「そうだなぁ、デートか。……で、デート!?」
ラ「はい、デートです。こっそり抜け出して」
女「ダメに決まってるだろうが、この馬鹿!」
ラ「そこをまげてお願いしたいんです。ね?」
女「う、うぅ……今日、だけだぞ」
ラ「はい」




女「で、最初に来たのが何でアパートなのさ」
ラ「みんな、どうしてるかなぁって」

 

 796 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[携帯充電中] 投稿日:2007/11/02(金) 01:48:35.47 ID:e04EvGWZ0
女「みんな元気そうだったな」
ラ「こっちの元気な姿見せられたのも良かったですね」
女「ああ。特に仮子と男が仲良くなってたのが可愛かったな」
ラ「そうですね。彼女達は絶対に幸せになるべきです」
女「だね。俺もそう思うぜ」
ラ「……幸せに、なってもらわないと」





女「なぁ他のところ、行かなくていいのか」
ラ「はい、ただ、こうしてたいです」
女「ま、それでいいなら安上がりだからいいけどな」

 

 

 

806 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[携帯充電中] 投稿日:2007/11/02(金) 01:52:46.94 ID:e04EvGWZ0
女「うー寒。そろそろ帰らないとさすがにまずくないか?」
ラ「戻りたくないです~」
女「体をくねらせるな! キモいぞ!?」
ラ「じゃあ土下座で」
女「ちょ、こら!? こんな公衆の面前でそういうことを……ああああ分かった、分かったからやめろ」
ラ「はい」
女「ったく。……じゃ、どうすんだ、これから」
ラ「それじゃ、お願い……というか欲しいものがありまして」
女「ん? 何だよ」
ラ「……思い出が。女さんとの一生の思い出が欲しいです」
女「は? お前……急に」
ラ「お願いします」
女「……」

 

 

812 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/02(金) 01:55:08.73 ID:jgr8UWUK0
男「ご、ごめんなさい仮さん・・・も、もうゆるし・・・」

ハッ!
男「・・・ゆ、夢か・・・」
男「そーだよなー 上の階のお兄さん方が女の人たちだなんてあるわけないか!」
男「仮が来てからろくにエロ本も見れなかったしな」
男「ハハハ俺め 疲れが出たんだろうな 少し休もう」

男「あ、Aさん!アパートありがとうございます!がんばってくださいね!」
A「H,あっ・・・!」ダッ
男「・・・?」

男「夢・・・だよな?」

 

824 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[携帯充電中] 投稿日:2007/11/02(金) 02:03:39.74 ID:e04EvGWZ0
女「思い出って、お前。そういうのは女の方が言う言葉だぞ」
ラ「いやー、あはは。何というか、そうとしかいえなかったんで」
女「でも何で急にそんな事、退院したらいくらでも作ってやるから、そういうこと言うなよ」
ラ「あ、もしかして体調がよくないとか思われてます? それに関しては本当に大丈夫なんですよ。寧ろ良すぎるくらいで」
女「……でも」
ラ「まぁ、ちょっとしたわがままだと思って聞いてください」
女「……ああ」

 

825 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/02(金) 02:03:41.08 ID:jgr8UWUK0
八百屋のおっちゃん「よお!久しぶりだなあ!」
B「HUUU!」
八百屋のおっちゃん「何か近くで事件みたいなものがあったらしいんだけど何か知ってるかい?」
B「HU?HUUU!」
八百屋のおっちゃん「なんだ 寝てたのかい もったいなかったなぁ」
B「HU!HUUU!」
八百屋のおっちゃん「まあ、何もなくて何よりだ それより今日はどうするんだい!」
B「HUUUU!」

大家さん「今晩は鍋にするのかい?秋はやっぱり鍋だねえ」
B「HUUU!」

 

829 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/11/02(金) 02:08:25.17 ID:Jnco/kzO0
>>823
俺は大首領書くのに必死で何も言って無いもん!


幼「ねぇねぇ、おじちゃん」
幹「ん?なんだい?」
幼「私のこと、好き?」
幹「あぁ、大好きさw」
幼「じゃあねおじちゃん、お母さんのことは好き?」
幹「ん…、勿論お母さんのことも大好きだよw」

幼「んー、愛してる?結婚したい?ヤリたい?」
幹「ぶふぅっ、ゲホッゲホ…あ、あのね幼ちゃん、そういうのはどこで覚えてくるのかな…?」
幼「えー、男さんが、聞いてみなって言ってたからー」

幹「えっと、ちょっと待っててくれるかな、用事が出来ちゃってねwww」
幼「うん、早く帰ってきてね」
幹「ああ、勿論さwwwww」バキボキ

 

835 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/02(金) 02:14:14.02 ID:jgr8UWUK0
幼「おじちゃん!おじちゃん!」
幹「ん?幼ちゃんどうしたんだい?」
幼「なんかね!私すごいの!」
幹「かけっこで1番になったのかな?」
幼「ううん!ちがうの!この間黒いおじちゃんと遊んだときからすごいんだよ!」
幹「・・・!ま、まさか体のどこかに異変が!?」
幼「ほらみてー!」
幹「・・・ちょっと浮いてる!?」

 

 

836 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[携帯充電中] 投稿日:2007/11/02(金) 02:14:26.08 ID:e04EvGWZ0
女「へぇ、この街を見下ろせる場所なんてあったんだな」
ラ「日ごろのパトロールがこういう時に役立つわけですよ」
女「こんなにいい場所が知れるなら、一回くらい付き合ってもいいな。よし、次いくときは誘えよ」
ラ「朝早いですよ? 寝ながらついてこられてもパトロールになりませんし」
女「舐めるな。前日の4時から寝てやる」
ラ「まだ学校から帰ってないくせに」
女「……それくらいの意気込みってことだ。察しろ、ばか」
ラ「あ痛。って叩かれるの久しぶりですね」
女「まぁな。けが人じゃないと分かったからには遠慮はしねぇんだよ」
ラ「あはは」
女「ははは……なぁ」
ラ「はい」
女「お別れ、なのか」
ラ「多分、そうなると思います」
女「……どうしても、か?」
ラ「はい。だから、最後に全部、お話しておきます」







女「……そう、だったのか」
ラ「はい」
女「今から、行くのか?」
ラ「はい」

 

839 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[俺自重?] 投稿日:2007/11/02(金) 02:19:27.01 ID:jgr8UWUK0
幼「ふー」
幹「い、今の何!浮いたの?ねぇ?浮いたの!?」
幼「おじちゃん驚きすぎだよー」
幹「あ、あぁ・・・ごめん どうしたんだいそれは?」
幼「なんか黒いおじちゃんが言ってたよ ちょーのーく?」
幹「ちょーのーく?」
幼「とかそんなのを私使えるようにしたんだって!すごいー!」
幹「ちょーのーく・・・ちょーのーく・・・ちょーの・・・超能力のことかー!」
幼「そうかもー!」
幹「そ、それは・・・」
幼「でも一日1回だけしか使えないんだってー つまんなーい」
幹「人前では使わないようにしようね・・・」

 

 

843 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[携帯充電中] 投稿日:2007/11/02(金) 02:20:57.08 ID:e04EvGWZ0
女「……なぁ」
ラ「はい」
女「もし、今から俺がいかないでくれって、泣きついたら、どうする?」
ラ「すっごい迷います。それで女さんを連れてこのままどこかへ逃げたくなると思います」
女「じゃ、やっていいか?」
ラ「……すごく魅力的な提案なのですが……ごめんなさい」
女「そっか。じゃあ、せめてさ」
ラ「……」
女「せめて、一回だけ、抱きついてもいいよな」
ラ「ずるいです。泣き顔でそんなこと言われたら、断れません」
女「じゃあ、するからな」

ぽふっ

女「……嘘みたいだ」
ラ「でも、本当なんです」
女「……お前の方がずるい」
ラ「みたいです」
女「……好きだ」
ラ「私もです」
女「……」
ラ「いってきます」
女「いってらっしゃい」

そして二人の影は重なり……やがて一つの影だけが残った。


女「ぐす……う、ふぇぇ……ばかぁぁ……」

 

848 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[俺KY] 投稿日:2007/11/02(金) 02:22:34.13 ID:jgr8UWUK0
幹「ところでその超能力ではどんなことができるのかな」
幼「なんかね浮いたりできるよ?」
幹「他には?」
幼「うん?」
幹「いや、だから他には超能力で何か出来ないのかな?」
幼「浮けるよ?」
幹「・・・」
幼「?」
幹「人前では浮かないようにしようね・・・」

 

 

849 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[携帯充電中] 投稿日:2007/11/02(金) 02:23:27.98 ID:e04EvGWZ0
仮「すぅすぅ……っ!!! な、何ですかこのプレッシャー……!!!」
仮「そ、と……?」



仮「あ……」
2号「どうも」
仮「どうしたんですか? そんな格好で。あ、もしかして何か事件が!?」
2号「いや、少しお話がしたくて。少し、歩きませんか?」

 

 

851 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/11/02(金) 02:24:36.34 ID:Jnco/kzO0
空気中和だ空気中和
あ、カオスになる?サーセンwww


母「全部、終わったんですよね…」
幹「ええ、終わりました、皆助かったんです」
母「じゃあ…貴方は、また…」
幹「いいえ、僕は、此処に残ろうと思います」
母「……え?」

幹「気付いたんです、大切な人たちが、ここに居るって」
母「そ、それって…もしかして…」
幹「お母さん、いえ、○○さん、僕も、此処に住まわせて貰えますか?」
母「勿論です!、いつまでも…いつまでもいてくれていいですから!!」
幹「あっ、そんな抱きつい…はい、ずっと一緒に居ます」

幼「じっ~~~。」
幹母「「…うわぁっ!?」」
幼「…おじちゃん、約束どおり、ずっと居てくれるんだよね?」
幹「…あぁ、僕は幼ちゃんと、○○さんとずっと一緒にいるよ、もう何処にも行かない」
幼「じゃあ、皆ずっと、一緒なんだね、私、うれしいww」
幹「あぁ、ずっと一緒さ」

 

855 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[携帯充電中] 投稿日:2007/11/02(金) 02:28:59.47 ID:e04EvGWZ0
2号「寒いですね~」
仮「2号さんは変身してるから寒くないはずじゃ?」
2号「残念。俺は皆さんと違ってちょっと特殊なライダーらしく、全然弱いんです、肌的に。荒れまくりです」
仮「それは単純にお手入れが悪いんじゃ……」
2号「まぁそうなんですけどね。……うん、ここならすぐ人はこれませんね」
仮「それで、何なんですか?」
2号「いいお知らせと悪いお知らせがあります。どっちから聞きますか?」
仮「じゃあ、いいほうからお願いしますぅ」
2号「了解。チップだけど、解析が終わりました」
仮「え、本当ですか」
2号「嘘です」
仮「ふええええええええ!?」
2号「というのが嘘です」
仮「ふええええええ、え? え……え?」
2号(なるほど、これは男さんが可愛がるはずです)

 

856 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/02(金) 02:30:07.26 ID:jgr8UWUK0
通りがかりに

女「ぐすっ・・・ひっぐ」
男「・・・」
女「えぐっ・・えぐ・・・」
男「・・・」
女「ぢーん!・・・ぐすっ」
男「・・・とりあえず帰りませんか?お隣さんが泣いてると調子狂っちゃいます」
女「・・・ぐすん」
男「泣くな泣くな」

 

857 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/02(金) 02:30:09.99 ID:QryVO9eVO
助手「…ってことは、このデータがあれば、大首領様が復活する訳ですか」
博士「うむ、そういうことだ」
参謀「だが肉体がなければ、いくらデータがあっても…」
博士「それは心配に及ばん」
カチャ、ウィーーン
二人「こ、これは!?」

 

860 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[携帯充電中] 投稿日:2007/11/02(金) 02:34:57.22 ID:e04EvGWZ0
2号「まぁ解析はできたんですけどね」
仮「あ、そうなんですか……って最初からそういってくださいよ!」
2号「ハハハ、すみません。で、悪いほうなんですが……」




「我々、ヒーローじゃなかったみたいです」




仮「え……?」
2号「んー、造られた目的がまぁ……最強の戦闘用改造人間、っていうプロジェクトの要だったみたいで」
仮「つまり……」
2号「そ、記憶をなくしていたおかげで助かりましたが、本来は我々が悪の手先だったんですよ」

866 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/02(金) 02:38:43.07 ID:qiv/M+eI0
蟹男「む!?どこかでシリアスな予感!!」
板前「とりあえず口についてる泡を吹け」

867 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[携帯充電中] 投稿日:2007/11/02(金) 02:42:36.91 ID:e04EvGWZ0
仮「え、でも……」
2号「それだけだったら話は簡単だったわけなんですけどね」
仮「へ?」
2号「それなら我々がこのまま平穏に暮らしていればそれでいい、そうでしょう?」
仮「は、はい」
2号「ですが、そうはいかないようにされていたんです」
仮「……」
2号「我々ライダーは干渉波をお互いに出し続けそれが作用し、いずれ破壊衝動に飲み込まれます」
2号「つまり、兵器が兵器として機能しなくならないようにした保険という事です」
仮「そん、な」
2号「こういった事態にも対応できるようにしてたらしいですね。我々の意識を残していたんだから当然の処置ですね」
2号「そして本来なら大総統というプロトライダーがいたので、これは絶対的な保険だったわけですが」
仮「彼は、もう」
2号「そういうことです」



869 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/02(金) 02:44:39.55 ID:jgr8UWUK0
女「ぐす・・・ごめん・・・」
男「お隣さんが泣いてるなんて珍しい 槍でm」
女「殴る」
男「ごめんなさい ところでどうしたんですか 道端で泣いたりして」
女「それは・・・」
男「それは・・・?」
女「・・・」
男「・・・」
女「・・・ひっぐ」
男「泣くな泣くな」

 

871 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[携帯充電中] 投稿日:2007/11/02(金) 02:46:37.71 ID:e04EvGWZ0
2号「我々が行き倒れていた、というのは恐らく脱走の時の傷でしょう」
2号「記録によれば、“とある幹部”が良心の呵責に苛まれ、我々に人格データを入力した後、放ったと残されてありました」
2号「まぁその人がどうなったかは知りませんが、我々は死に物狂いであそこから逃げてきたわけですよ」
仮「……じゃあ、僕達は記憶が消えてたんじゃなくて、まだ全然人格データが新しいままだったという事ですか?」
2号「のようです」
仮「……だから、僕は」
2号「どうやら私の方は完成度が高かったのであなたのような葛藤はなかったようですがね」

 

873 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/11/02(金) 02:50:00.59 ID:Jnco/kzO0
幹「ふぅ、バーの仕事は夜がメインだが、少し長引いちゃったかな…ってあれは」

仮「………」
2号「ーーーチップのー………」

幹「あ、仮ちゃんと2号さんだ、こんな時間にどうしたんだろ、それに2号さんは入院中じゃ…」
幹「しかし、今チップって言ったか…?」

2号「我々、ヒーローじゃなかったみたいで…」
幹「……ん、なんだ…?」
2号「ー作られた目的ー…最強の…改造人間―…」

幹「よく、聞こえない…」
2号「―…干渉波を―…いずれ破壊衝動に…-」
幹「………なんだそれは、僕はそんな話知らないぞ…!」

2号「…-我々に人格データを―・・・」
幹「やはり、分ってる、か…」
幹「しかし、破壊衝動なんて、そんなこと…!」

 

876 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[携帯充電中] 投稿日:2007/11/02(金) 02:52:12.14 ID:e04EvGWZ0
仮「で、でもあなたはさっき意識が残されていたから、保険としてって……」
2号「ですからリセットされたんでしょう。干渉波の影響を受けていない、まっさらなデータを」
仮「そんな……」
2号「その間にどうにかしてくれるつもりだったのかもしれませんが、もうどうにもなりません」
仮「え」
2号「私がね、このチップを読み込んだときに……一気に元の人格データが戻ってきまして」
仮「……! そ、それって」
2号「そう、干渉波の影響を受けたデータが戻り、今までの蓄積分とあわせ……もう臨界点に達しようとしています」
2号「このままでは私はきっと破壊の化身となるでしょう。……ってまぁ、セコい怪人になると思いますけどね。あはは」
仮「あ、あははじゃないですよぅ! 何とかする方法を考えましょう! じゃないと女さんが可哀想です!」
2号「……そうですね。ですから方法は単純です」
仮「え、もう解決方法が?」
2号「はい。簡単な事ですよ。ライダーがいるから干渉波が蓄積される。しかし放出するだけになれば問題がない」
2号「つまり……地上にはライダーが一人だけならば、平穏に暮らせる。そういうことですよ」
仮「っ!!」
2号「ようやく分かりましたか。では、変身してください」



「そして、始めましょう。どちらが生き残るかを決める、戦いを」

 

 

 

 

 

 

 

877 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/02(金) 02:53:41.73 ID:qiv/M+eI0
蟹男「ん~、シリアスはどこカニなんつってw」
博士「そこのキミ!」
蟹男「??あ、博士じゃないっすか。久しぶりですね」
博士「これを今から言う場所に届けて欲しいんじゃ」
蟹男「べつにいいですよ。で、もって行くのは何処ですか?」
博士「○○○だ」
蟹男「・・・・・わかりました。」
博士「君にしか頼めないことだ。分かるね?」
蟹男「任せてください。では、いってきます」

蟹男「ついにこれが出来たのか・・・・昔の俺ならこんなのすぐ壊していただろうな」
蟹男「あいつら・・・・・早まるなよ・・・・!!」

 

 

881 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[携帯充電中] 投稿日:2007/11/02(金) 02:55:36.84 ID:e04EvGWZ0
仮「<変身>!!」

2号「……ふふ」
1号「何がおかしいんですか! 何で笑ってられるんですか!?」
2号「いやね。すごく、かっこいいなぁって」
1号「へ?」
2号「俺と違って、ヒーローらしいなと。そう思ってたんですよ、初めて見たときから」
1号「あ、2号さん、本当に記憶が……」
2号「だから、少しだけ私怨を加えさせてもらいますね。いきますよ」
1号「だ、ダメだよやっぱり! 私できな……」
2号「あなたを殺したら、真っ先に男君を殺しにいきます」


――ドクン


1号「あ、あああ……」
2号「それが嫌なら、あなたも殺しにきなさい、俺を!!」
1号「うわああああああああああああああああああ!!!!!」
2号「……せい!!!!」







ガキィィィイイイイン!!!!!!

 



882 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/02(金) 02:55:47.02 ID:u8bJKEJU0
>>877
蟹の出番来たw

883 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/02(金) 02:55:47.34 ID:jgr8UWUK0
ここで蟹かwwww
やばいまた燃えてきたw

884 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/02(金) 02:57:18.68 ID:oycufxv3O
よく考えたら蟹男が一番の大出世キャラwwww

885 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/02(金) 02:57:23.12 ID:V+4rYaMuO
急げ!蟹男!!急げぇぇぇぇ!!!!

 

 

886 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[携帯充電中] 投稿日:2007/11/02(金) 02:57:43.48 ID:e04EvGWZ0
1号「え……なん、で?」
2号「ごふっ!!!」

ドサッ


1号「な、何で攻撃する“フリ”だけでやめてるんですか!!?」
2号「あ、あはは。フェイント、失敗しまし……がふっ!!」
1号「嘘!! 最初から2号さん、そのつもりで……!!」
2号「さぁ、何のことでしょうか。わかりません、ね……」
1号「あ、ああ」
2号「いい、パンチでした。胸を貫通されるとは、さすがに……夢にも思いませんでしたよ」
1号「嗚呼……ああああああ!!!!!!」

 

887 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/02(金) 02:57:44.47 ID:qiv/M+eI0
蟹男「あれは・・・!?しまった、遅かったか!?」
遠くの光を見て急ぐ蟹男
蟹男(間に合え・・・間に合え・・・あいつらはこれで何とかなるんだ・・・だから・・・・・・・間に合えぇぇぇぇぇぇ!!!)

 

890 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/11/02(金) 02:58:45.49 ID:Jnco/kzO0
幹「オイオイオイオイ、そんな事僕は知らなかったぞ!!」

「そして、始めましょう。どちらが生き残るかを決める、戦いを」

幹「二人とも、何言って、何でなんだよ!」
幹「折角、折角皆で手にした平和なのに!」

ガキィィィィィン

幹「え……嘘、だろ…?」

893 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/02(金) 02:59:48.41 ID:qiv/M+eI0
蟹男「あそこに居るのは・・・幹部!なんで!?」
幹部が影から見ているその先には・・・・




蟹男「そんな・・・・・・うそだろ・・・・・せっかく直せるプログラムが出来たのに・・・・」
>>886
まかせた!

 

894 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[携帯充電中] 投稿日:2007/11/02(金) 02:59:51.47 ID:e04EvGWZ0
1号「ま、まだ助けられます!! 傷口をふさいで、安静にしていれば……もしかしたら!」
2号「いいんです。このままで……このまま、逝かせてくださ……がふっ」
1号「そん、そんなぁぁ!!!」
2号「1号さん。この事を罪と思う必要はありません、しかし忘れろとも言いません」
2号「……一番手ごわそうでそうでもない、かませ犬とでも、覚えて、もらえ……」
1号「しゃべっちゃだめぇぇ!!」

 

 

 

 

901 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[まかせたー] 投稿日:2007/11/02(金) 03:02:37.11 ID:jgr8UWUK0
男「・・・にしても仮は今日遅いな どうしたんだろう」
女「・・・」
男「お隣さん何か知ってます?」
女「・・・」
男「・・・俺に何か隠し事してませんか?」
女「・・・」
男「また事件に巻き込まれてるんじゃないでしょうね!?」
女「2号は・・・」
男「2号は・・・?」
女「・・・」
男「・・・」
女「・・・えぐっ」
男「もう勘弁してください」

 

903 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/11/02(金) 03:03:28.65 ID:QryVO9eVO
博士「これは長年かけて研究し、この前ようやく完成した
改造人間のボディだ。後はそのデータを入力すれば、大首領様の
知識を備えた、究極の改造人間が完成する」
二人「……」
博士「これさえあれば…」
助手「っていうか博士、別のレスではそんな話しの流れじゃねーよww」
博士「うはwwwwwwマジで?wwwww」
参謀「なんか破壊がどうとか、シリアスな話しになってるしwwww」
博士「ちょwwwwwwおまwwwwwwwww」
助手「お前本当に使えねーwwwwww」

携帯からじゃやっぱ駄目だなw 俺の書き込みは抹殺しておいて

 

 

905 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[携帯充電中] 投稿日:2007/11/02(金) 03:04:04.85 ID:e04EvGWZ0
蟹男「お、おい!!」
1号「ふぇ……」
蟹男「ええい、事情は後だ!! くそ、とにかくこいつを病院に……って病院なんかで治せるかよ!!」
2号「おや……幻覚でしょうか。ロリコンの蟹が見えます」
蟹男「だ、だからロリコンじゃねぇっての!!」

幹(何か……何か僕にできることは……!! く……! 何か脚になるものを!!)

1号「どうにかならないんですかぁ!?」
蟹男「う、うぅ……どうすりゃいいんだ」

ブゥゥウウウン!!
キキィーー!

幹「乗って! 研究所に行けば、もしかすれば!」
1号「あ、そ、そっか!」
蟹男「おう! い、急げ!!」

 

 

915 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[携帯充電中] 投稿日:2007/11/02(金) 03:08:32.93 ID:e04EvGWZ0
キキィー!!!

博士「ん、なんじゃ?」
助手「蟹でも帰ってきたんじゃないですか」
参謀「蟹とかどうでもwwwww」

バタン!!!

幹「こいつを……こいつを助けてくれ!」
1号「ですぅ」
蟹「頼む……あ、頼むカニ!」

博士「いやしかし……これはどう見ても手遅れ……」
助手「まぁスペアのヴォディがあればそこに中身をうまく移せば可能性が零って訳じゃないですけ……」
参謀「……そういやあるな、一体」
二人「しー! そ、それは秘密!!!」

幹「それを頼む!!!」
1号「いやだとは言わせませんよ!!!」


博士「う、うう……分かった」
助手「我々の計画が……」
参謀「うはwwwwwここに来て出番ktkrwwwwwwww」

 

921 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[携帯充電中] 投稿日:2007/11/02(金) 03:12:08.11 ID:e04EvGWZ0
女「……」
男「……あ、あのさ。そろそろ話してくれても」
女「……帰ってくる」
男「はい?」
女「あいつは帰ってくるんだ! 何も特別なことなんてなかったんだよ!」
男「お、おう」
女「だから……だから、頼む。戻ってきてくれ、2号……」
男(こいつってこんな電波だったっけ……)

 

925 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/11/02(金) 03:18:02.41 ID:Jnco/kzO0
タイミングずれたな

幼「んー、あれー、おじちゃんは…?」
母「そうね、遅いわね、仕儀とももう終わってるはずだし」
幼「なにか、大変なことに巻き込まれてる気がする」
母「まさか、大変なって、一体、どんな」
幼「わからない、わからないけど、誰かが大変なの」
母「信じて、待ちましょう、帰ってくるのを」

きっと皆、このアパートに帰って来る

 

 

 

 

 

 

923 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[携帯充電中] 投稿日:2007/11/02(金) 03:15:07.00 ID:e04EvGWZ0
そして一週間の時が過ぎました。
女さんは全然お部屋からでてこなくなりました。
2号さんも、以前として帰ってきてくれません。
あの時の移植手術がうまくいったかどうかは、博士達しか知りません。
曰く、「もし成功したとしても、こやつの記憶が残る可能性は低い」とのこと。
だから成功したらこのまま世に放つが、そこからどう行動するかは分からない、と言われました。
僕は怖くて結局結果を見れずに戻ってきてしまったけれど、こうも戻ってこないところを見ると、2号さんはやはり……

あの時の嫌な感触が蘇る。
悲しくて涙が出そうになる。
でも、それでも。彼は僕に未来をくれたから。
僕はちゃんと前を向かなくちゃいけない。ですよね、2号さん?

 

 

 

 

927 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[携帯充電中] 投稿日:2007/11/02(金) 03:18:42.30 ID:e04EvGWZ0
女「……」
女「……ポプラ。あいつ、作るの、うまかったな」

がさがさ。……クシャ。

女「うまくできないっての」
女「俺にゃ、技なんて、ないもんな」
女「ハハハ……うそつき。戻ってくるって言ったのに」
女「嘘つき!! ぐす、ふぇぇ……」



?「あの。さすがにこれは不器用すぎません?」
女「!?」
?「もう少し、こうせめて説明書の通りの形に……」
女「あ、ああ……」
?「……えと、ただいまもどりました」





女「おかえり!!!! こんの、おお馬鹿野郎っっ!!!!」


fin

 

 

 

 

 

 

 

 

977 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/02(金) 03:34:10.55 ID:jgr8UWUK0
僕の周りのことをチョコッとだけ紹介しますね

まずはお隣
前と同じくアレな関係が続いてるみたいです
でもたまにこっちが恥ずかしくなるような会話が聞こえます!壁が薄いから!
そんな時はお外で待ってるんですよ?うふふ

続いて上の階
幼ちゃんはずっと明るく元気になって毎日過ごしています
幹部さんも仕事をめきめきこなして母さんと上手くやっているみたいです
うらやましい!でもたまに浮いてます!すごい!

戦闘員さん達は最近はステージ立つことが多いみたいです
いろんな芸を持っているそうですよ!僕も見てみたいなー!

蟹男さんはー・・・今日もおすし屋さんの生簀で飼われてるみたいですよ?
詳しくは知りません!ごめんなさい!

え?僕の周りですか?
ひみつですよー♪

男「ほらーごはんにするぞー」
?「はーい!」

 

 

979 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/11/02(金) 03:35:07.10 ID:Jnco/kzO0
最後に

幹「みんな、幸せそうですねw」
母「ええ、そうですね…w」

幹「○○さん」
母「はい、なんですか」
幹「僕、ずっと怖くて言えなかった事があるんです」
母「はい」

幹「僕と、結婚してください」

母「…はい!喜んで!w」

幹「幼ちゃんも、いいかい?」
幼「うん、ってことは、おじちゃんがお父さんだ!ww」
幹「うんw、三人ずっと一緒、家族さ」
母「私、とっても幸せですw」
幼「もう誰も、どこにもいっちゃやだよ?」
幹「誰もいかせやしないさ」

幹「正義のヒーローは、皆の笑顔を手に入れたんだからな!」

981 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/02(金) 03:35:53.38 ID:u8bJKEJU0

>>979
仕事もな

 

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最終更新:2007年11月02日 12:49