「サラと格ノ進のメダロット教室(第壱回)」
格ノ進「――はいっ! ということで始まりましたこのコーナー! 僕は質問役にしてアシスタントの『栗ノ木格ノ進』でぃす!」
サラ「漏れ(自分)は解説役のセーラー服少女型メダロット『サラ』。おまいら、漏れの言葉を耳の穴作業用ドリルでかっぽじって聞きんしゃい」
格ノ進「ちなみに、わからない用語が出てきた場合、すぐ下の用語辞典を見ながら説明を聞くといいでぃす! ――んじゃっ、最初の質問行ってみよう! ずばり、メダロットの組み立て方について!」
サラ「――――は?」
格ノ進「いや……『は?』って…………読者のみなさんにメダロットの組み立て方を教えるんでぃすよ」
サラ「ググれ」
格ノ進「いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやッッ?!!」
サラ「うざっ」
格ノ進「そりゃうざくもなるでぃすよッ!! 栄えある第一回目になに言ってるんでぃすかあんたッ!!!」
サラ「あのなぁ格ノ進、そーいう簡単な質問をする厨房は胎児レベルからやりなおした方がいいと思うよ」
格ノ進「ちょっ、第一回からこのコーナーを最終回にしたいんでぃすかッ!!?」
サラ「いや、このコーナーはわからないことをすぐ他人に聞いてくる椰子の自立を促すコーナーだろ?」
格ノ進「企画書読めェエエエエエエエエエッ!!! ここはメダロットを初めて知ったお客様への説明書に等しいコーナーなんでぃすッ!!!」
サラ「もしそうだとしても、漏れは屈しない!! 思想統一なんてまっぴらゴメンだぁッ!!」
格ノ進「そうでぃすか。――あ、スタッフの皆さんお疲れ様でぃしたー。このコーナーはこれで終わりだから、次回からは本編のみに神経を注いでくださいでぃす」
サラ「――――しかし、第一回目の今日は特別に答えてあげよう。あれ? 漏れってツンデレ?」
格ノ進「単に怖くなっただけでぃしょッ!!! てか、最初のやり取りで何行使ってるんでぃすかッ!!!」
サラ「んじゃ、始めるけど……なにから話したらいいの?」
格ノ進「ティンペットのことからお願いするでぃす」
サラ「本編見てご存知だとは思うけど、メダロットにはティンペットという基本フレームがあるわけ」
格ノ進「人間で言うと丁度骨みたいなものでぃすね」
サラ「そうそう。しかも人間の骨なんていう虚弱なものと違ってしなやかで丈夫ときている」
格ノ進「うんうんっ! やっと解説コーナーらしくなってきたでぃす!」
サラ「そして忘れちゃいけないのが、ティンペットには♂♀の区別があるコト」
格ノ進「よっ、名解説役ぅ!」
サラ「♂型のパーツは♂型にしかつけることできないし、♀型のパーツは♀型にしか付けられないの」
格ノ進「日本一ぃ!」
サラ「で、ティンペットに肉を付けていくように、頭、右腕、左腕、脚部の四種類のパーツを装着する」
格ノ進「世界一ぃ!」
サラ「うざいよ?」
格ノ進「ごめんなさいぃ!」
サラ「まぁ、あとはメダルを背中にセットすれば完成……どう? わかった?」
格ノ進「はい! メダロットって、結構単純な構造なんでぃすね!」
サラ「そうそう。だから、パーツ交換なんかも簡単に出来て、戦略性が広がるわけ。んじゃ、次はパーツについて――」
格ノ進「あ~、ごめんなさいでぃす。悪いけど、今日はここまでということでひとつ」
サラ「……は? だって、漏れまだ全然話してないよ」
格ノ進「いや、『メダロットの知識なんてどうせ話すことそんなにないんだから、コーナー終わらせたくなきゃ伸ばせ』って上が……」
サラ「はっ! 上の都合かよ! ――ぺっ」
格ノ進「…………あぁ、あとこんなことも言ってたでぃす」
サラ「?」
格ノ進「『読者からの反響が全くなかったら、次回からこのコーナーないと思え』って」
サラ「最初からクライマックスぅ!? ――てか、なんでそういう重大なことを先に言わないんだこのクサレ眼鏡っ!!」
格ノ進「イテテテテテッ!! くっ、首にモロ入ってる!! 入ってるでぃす!!」
サラ「こんなグダグダコーナーだけど、読者の皆さん! 清き一票をキボンヌ!」
格ノ進「それよりも哀れな僕を解放してェエエエエエエエエエッ!!!」
サラ「よし、腹掻っ捌いちゃる♪」
格ノ進「ちょっ……それ解剖っ!? ――――アッ」
※「(2ch)用語辞典」
- 漏れ――「一人称。自分のことを指す言葉」
- ググれ――「googleで調べろという意味。主に自分で調べろという意味で使われる」
- 厨房――「中学生のこと。主に程度の低いヤツのことを指す」
- 椰子(やし)――「ご存知南国の植物。ここでは、相手のことを指す言葉『ヤツ』とかけている」
- キボンヌ――「お願いしますという意味」
最終更新:2007年11月13日 15:08