音と文字2008/10/12 (日) 23:13:28のコピー
アルカの文字を幻字という。
アルカの漢字訳が「幻」だからである。
制アルカ同様、下記の幻字(げんじ)を使う。
子音は20種、母音は5種である。
・注意すべき子音
x はシャ行。ポルトガル語や中国語を学習している人には抵抗がないだろう。
y はヤ行。
c はラ行だが、震え音(トリル)といって、イタリア語などにあるラ行のこと。
j はジャ行。
r はラ行で、英語のラ行と同じ。舌の後ろを持ち上げて舌先を歯茎に付けずに発音する。
幻字は手で書いて覚えるのが一番早い。
表を貼っておくだけでは決して覚えない。セレンは1年以上机に貼っていたが覚えられなかった。
セレンが幻字を覚えたのはtiphac を2002 年の10 月27 日に作り、それを使ってPDIC で辞書作業をしてからである。画面で見続けた結果、嫌でも覚えた。
それと、手書きもこのころちょくちょくしていたので、覚えられた。
まずアルカは幻字が書けないとどうにもならない。
始めは面倒だが、アルカという言語を表すために作られた文字だけあって、アルカを書くのに適した形になっている。使っていくうちにありがたみや面白さが実感できる。
また、慣れると上下反対に書かれた文字でも手書きのものなら読めるようになる。
さらに、会社や学校で見られたくない内容をメモするときにとても便利である。
最初に不安になることは、鏡文字ばっかりで混乱するのではないかということである。
だが英語のpとqを中学生以降間違えなくなったのと同様、これも慣れの問題である。
必ず最初はsenkant とか書く。だが、日々幻字を見ていれば間違えなくなる。転写ばかりしていると間違える。
最終更新:2009年11月14日 20:41