ort /// / オルト 女性器、特に月経を司る
サール \
mel:
sid:hooratuuno(赤い土?)土は泥? \ [
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kirs ] \
サール。女性器、特に月経を司るサール。夜は泥でできたハイエナの姿をし、昼になると泥はモモンガに姿を変える。但しこのモモンガは目に見えない。人語を解し、首を絞められたような少女の声で話す。オルトが近くにくると女は甘いものが無性に欲しくなるとともに月経を引き起こす。またオルトは少女に初潮を与え、女性器を穢れたものに変え、女に苦しみを与える。特に恐れや不安や非日常的な環境を抱く弱った少女の心に付け込むことが多い \
メルは女性器を不浄なものとして捉え、月経をも不浄なものと捉えた。少女に多大な苦しみを与える月経は悪魔オルトが押し付けてくるものだと考えた。「昼間はモモンガ」というのは「外見の美しさに比べて陰部の陰鬱さと醜悪さ(モモンガは夜行性)」と「モモンガの手を広げた部分から起こる大陰唇の想起」を象徴し、「夜はハイエナ」というのは「昼間と違ってハイエナのように使われるもの」という揶揄であり、「泥」というのは女性器が常に湿り気を帯びていて汚らしいというところからきている。こうしてできたのがオルトであるが、メルのこの考えは男子よりむしろ
クミールらの女子に共感され、
ラルクでは女性器は男性器以上に汚らわしいものという考えが生まれるに至ったのである。但し、子宮は聖なるものと考えられている。要するに産道たる膣と外性器が不浄とされているのである \
最終更新:2007年05月21日 18:05