artia /// / アルティア \ 10:ridia:artiaartdiaart(魔法)+dia(夢)。リディアメル10年に見た夢から。その夢でリディアはアティーリの中のリディアになっていて、魔法使いになっていた。魔法を使いたいと子供のころから考えていたリディアは魔法使いになれて喜んだ。そのときの気持ちをartdiaと呼び、すぐartiaに変わった \ [ vetyolom ] \ 子供のころに抱いた夢をその当時或いは大人になって感じたときの気持ち。将来の実現可能な夢ではなく、実現不可能な夢。王になる、大統領になるはたとえ囚人で事実上不可能だとしても虚構ではなく現実の夢である。現実に対する夢はartiaとはいえない。魔法が使えるようになったらとかそういった虚構に対する夢しかartiaといえない \ artiaという気持ちは虚構の夢を想像したときにふと沸き起こる強いどきどきと恍惚感を指す。そして思わずそれを何らかの形にして少しでも現実化しようと強く思う瞬間や、その想像に傾倒して酔いしれる瞬間を指す。何らかの形とは、その想像を絵にしよう、小説にしよう、音楽にしよう、ゲームにしようなどという意味である \ artiaは特に思春期に感じる \ aldiaと意味が似ているが異なる。aldiaは昔の現実の記憶について懐かしいと感じたときの気持ちである。artiaは虚構なので実体験ではないから懐かしいとは言いづらい。あくまで、そんな風だったら素敵だなと酔いしれたときの虚構に対する甘美な気持ちである \ artiaは楽しく陽気というよりは、やや寂しく綺麗な感情である。虚構である点が寂しく、大抵内容は夢見がちな少女が想像しそうな綺麗な内容である。金や復讐などをテーマにしておらず、魔法を使って空を飛びたいといったようなものである \ また、その虚構の世界の中で特に美しいと思われる名場面を想像したときの気持ち、或いはその場面を後から思い出したときの気持ちもartiaという。たとえばリディアの実例でいうとこうである。魔法の世界で魔法剣を杖代わりにして湖畔に座り込み、湖を見る。すると青い月明かりが森の上から注いで水面を照らす。顔を仄かな光が照らし、白い剣が鈍く光を反射する。空気は穏やかで涼しく、木々のざわめきが聞こえている。そして明日はどこへ行こうかと考える。そのような場面を想像したり思い出したときに切なくも美しいと感じるときの感情をartiaという \
最終更新:2007年09月17日 15:09