elsen /// / エルセン
サール。戦場の残酷な平等者 \
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サール。戦場の残酷な平等者。赤ん坊を背中に抱いた若く美しい母親の姿をしているサール。灰色でぼろぼろのローブをまとい、悪路を杖をついて歩く。前線の兵士を呪い、戦死を招く \ 彼女は元は戦場で夫を亡くした人間だった。戦場に夫の死体を確認しにいった彼女は無惨に殺された夫の死骸を見つけ、気が狂ってしまう。夫の死骸に泣きつくと「苦しかったね、苦しかったね…」と労をねぎらった。それがエルセンの持っていた最後の心であった。それ以後、エルセンは「戦場を平等にするため」に戦争に関与する全ての者に夫が受けた苦しみを味合わせようと誓い、サールに祈り続けた。類稀なエルセンの呪力を感知したサールは面白半分でエルセンに力を与える。するとエルセンは恐ろしい力で「戦場を平等に」していった。エルセンは戦場で多くの兵士を殺したと同時に、戦地の女を兵士に犯させるよう兵士に呪いををかけた。戦場を平等にするためには男だけが苦しむのでは平等とはいえないと考えたエルセンは、女にも男と同じ苦しみを味合わせた。エルセンの呪いを受けた兵士は戦地の市民を襲うと、男を尽く殺し、女は少女は勿論、幼女に至るまで犯して回った。犯された女の多くはその場の余興で惨殺され、ときには食材とされて調理され、兵士に喰われた。生き残った女は自分を犯した誰だかも分からない男に作らされた子供を産むことを余儀なくされた。こうしたエルセンによる戦場の平等化によって戦死者が増え、怒った
エルトがエルセンの討伐を行ったが、エルセンの深い恨みはとても強く、適わなかった。が、エルセンのせいで戦争がつまらなくなったと思い始めた
サールまでもがエルセンの討伐を決定。エルセンはサールに裏切られ、殺された。しかしエルセンの
セレスは
アトラスに留まり、それ以後も多少の呪いを与え続けた \
最終更新:2007年10月06日 13:48