東方Projectバトルロワイアル 書き手紹介
3281 :やってられない名無しさん:2013/02/17(日) 07:32:32 ID:???0
昨年9月に完結した東方ロワの書き手、投下数ベスト10を紹介しよう!
なんだか他のロワが異名とかついていて、ひねりのない自分の紹介が浮きそうだけど気にしない!
3282 :やってられない名無しさん:2013/02/17(日) 07:34:11 ID:???0
◆Ok1sMSayUQ氏 投下話数37話
「エピローグが不要」とまで言わしめた最終回をまとめ上げた書き手。初期からの参戦で投下数もトップとまさに東方ロワのエースに相応しい。
最終回以外では中盤屈指の名作である『悲しみの空』や、終盤の一大戦闘回である『東方萃夢想』シリーズなど、
多人数の入り乱れる内面を巧みに掘り下げ、物語を紡いでいったその手腕には以前から定評がある書き手。
また、東方ロワでも屈指の名コンビである通称"チルノブイリ"を結成させた『おてんば恋娘とフュージョンしましょ?』のような
コミカルな作風も持ち合わせているなど、オールラウンダーとしての活躍が光った。
もちろん、全ての風呂敷を畳みきって仕上げた最終回は派手な弾幕描写、精密な心理描写が光り、絶対に見逃せない。
前述の通り、氏の作品は様々なロワで読むことが出来るが、直近では上述されているPerfect Worldロワにいくつか作品を投下しているようだ。
◆TDCMnlpzcc氏 投下話数23話
中盤からの参戦ながら、その圧倒的なスピードでロワの後半戦を支えた書き手。
この方の参戦以降に投下された全64話のうち氏が1/3以上の話を担ったことから速筆ぶりがうかがえる。
そしてその筆の速さに比例するかのようにめきめきと力をつけていったのも特徴的。
東方ロワでは多くのキャラクターの成長が描かれているが、こと書き手サイドでの成長度で見るなら随一と言っていいだろう。
ラストバトルを描いた『......and they lived happily ever after.』はそのタイトル、作中のセリフの数々にその集大成が見てとれる。
特に、最後まで残ったマーダーの動機が開かされなかった東方ロワにおいて、それまでの流れを集約させたこの一本は白眉に値する。
調べたところ、この酉では東方ロワ以外での参戦が無い様子だが、是非他の世界でも見てみたい書き手の一人だ。
◆27ZYfcW1SM氏 投下話数21話
弾幕STGが原作でありながら、銃火器が猛威を振るったこの東方ロワにおいて、陰日向にそれを支え続けた功労者とも言える書き手。
銃火器をはじめとした兵器に関する知識は他の追随を許さず、その先鞭をつけた『19年前の歌声の日』をはじめ要所要所で銃を如何なく描ききっている。
銃以外でも、粉じん爆発を起こさせたり、カーチェイスを繰り広げたりと、ハリウッド顔負けの激しいアクションを度々展開。
この方のバトル回に関しては読み手をグイグイ引き込ませる派手さがあるが、全ては確かな知識とそれに見合った高い作話力の賜物と言えよう。
もちろん、銃火器の戦闘以外でも巧みな心理描写、情景描写があり、氏の集大成ともいえる『A History of Violence』は終盤を代表する作品となった。
初期からの参戦で中盤以降もポイントポイントで良作を投下、死者スレでは銃器解説も行うなど東方ロワの空気感を作り上げた立役者だ。
◆30RBj585Is氏 投下話数19話
序盤から中盤までの東方ロワを支えた書き手。この方も繋ぎから戦闘までなんでもござれのオールラウンダー。
先述の◆27Z氏が銃火器を用いた戦闘描写に長けているならば、この方は東方単一ロワならではの要素である弾幕をうまく活用した書き手。
その最初の作品である『resist break』からスペルカード(いわゆる必殺技のようなもの)で参加者を退場させると、
この他にも追尾型弾幕をはじめとした参加者の特徴を如何なく発揮している弾幕を中心にバトルを書き上げていった。
繋ぎ方面ではほのぼのとしていてクスッと出来るような和やかな登場話から、冷徹な扇動マーダーまで幅広く書き上げた実力派。
◆gcfw5mBdTg氏 投下話数15話
この東方ロワが初SSだったという事を明かして関係者を驚かせた書き手で、その洗練された情景描写で多くの読者を唸らせた。
とりわけ自身が好きで、(書籍発売前で知名度も高くなかったため)宣伝したかったという森近霖之助に関わる作品はどれも息を飲む話ばかり。
霖之助以外では、いい意味でロワらしからぬ美しい風景を描き切った『たなびく真紅/Crimson Wisps』もおススメ。
◆OK1氏の項でも挙げた『悲しみの空』への布石とも言うべき『誰がために鐘は鳴る』のような戦闘シーンもそつなく描く高い実力を持つ。
東方ロワ以外では書かないことをほのめかしているだけに、ぜひこの方の作品を読みに東方ロワに来てほしいところ。
3283 :やってられない名無しさん:2013/02/17(日) 07:35:20 ID:???0
◆CxB4Q1Bk8I氏 投下話数13話
東方ロワが序盤から中盤に差し掛かる頃に参入すると、独特の空気感でロワを盛り上げた書き手の一人。
熱血やカオスに染まるロワが多い中で東方ロワが独特の空気を持ったのに、大きな影響を与えた一人と言ってもいいだろう。
『彼岸忌紅 ~Riverside Excruciating Crimson』における奉仕マーダーの独白、『繋がる夢、想い、そして――』における人形マーダーの悲痛な叫び、
そして『Ohne Ruh' , und suche Ruh'』と『アルティメットトゥルース ~Fruhlingstraum』における歪んだ主従の描き方。
悲しさ、切なさを滲ませるその作風は、個性豊かな書き手の中でもとりわけ異彩を放つ一人だった。
◆shCEdpbZWw氏 投下話数9話
終盤に差し掛かる頃に参戦し、単一ロワである東方ロワを書くために東方を一から把握したという剛の者。
メインは繋ぎの話ではあったが、ややもすれば停滞しがちな後半戦に様々な火種をバラ撒いてロワの活性化に一役買っていた。
打って変わって『哀死来 4 all』や『正直者の死』といった戦闘回では、退場したキャラクターそれぞれの"らしい"退場を描ききっている。
死者スレでは、中盤以降の死亡者名鑑を投下するなど裏方としてもロワを支えた書き手である。
最近では2chロワで活動しているようで、先日OP案の募集があったやる夫スレロワでは全編AA中心で構成されたものを投下していた。
◆Sftv3gSRvM氏 投下話数8話
序盤から中盤に差し掛かる辺りで活動していた書き手。
その活動期間こそ短かったものの、中盤のターニングポイントとも言うべき『うたかたのゆめ』をはじめとしたインパクトのある作品を多く輩出した。
『うたかたのゆめ』以外では繋ぎの話が中心ではあったが、陰を持つキャラクターの描き方には巧みなものがあるので注目してほしい。
実は東方ロワで唯一R-15指定を受けた作品を書いていたりもするので、そっち方面が好きな方も期待。
◆MajJuRU0cM氏 投下話数7話
東方ロワ初期に活躍した書き手の一人。
その最大の功績は何と言っても主人公のマーダー化。最初期の段階で東方ロワの方向性に大きな指針を付けた『生命遊戯 Easy』に注目したい。
多数のキャラが入り乱れての話にも見るべきものが多く、誤解からそれぞれに傷を与えた『運命のダークサイド』や、
それぞれの信念がぶつかり合った『各々の正義、各々の守るもの』など、投下数は少ないながらも輝きを放った作品が多い。
◆ZnsDLFmGsk氏 投下話数7話
東方ロワの中盤を盛り上げた書き手の一人。
こちらも投下数は少ないながらもインパクトの大きい作品を残して輝きを放っている。
戦闘回では『モノクロの太陽信仰』。大乱戦から道を踏み外したキャラクターを丁寧に描いている。
そして考察回では『Gray Roller -我らは人狼なりや?-』。互いの思惑を探り合う心理描写の応酬に是非唸ってほしい。
3332 :やってられない名無しさん:2013/02/23(土) 02:01:03 ID:???0
東方ロワでは放送間毎の作品人気投票を行ったので、その結果も踏まえて書き手紹介するよ!
だいたい各投票で5位以内になった作品のある人が対象だよ!
【AS】はタイトルとかもじって勝手に作った、その人のSSのキャッチコピーみたいなものだよ!
【トリップ】◆Ok1sMSayUQ
【AS】悲しみ、絶望し、ナミダし、それでも彼女達は手を伸ばす。
【投下数】37
【主要人物】霧雨魔理沙、フランドール・スカーレット
【代表作】
第2回投票4位「覚めない魔女の夢」 同5位「朱に交わる/切れた糸」
第3回投票2位「悲しみの空」
第4回投票1位タイ「『東方萃夢想』シリーズ」 同4位「行き止まりの絶望」 同5位タイ「いたずらに命をかけて」
投票対象外として「流星のナミダ」「流星雨のU.N.オーエン」「最終回」
【紹介】
紛うことなき東方ロワのエースにして主導者。最初期から最終話まで東方ロワを束ねたと言える書き手。
人間と妖怪、妖怪と妖怪、幻想郷という閉じられた世界の中で真っ直ぐでいられなくなっていた彼女たちの、
苦しみ、悲しみながらの“気づき”や“成長”を経て、
最後は葛藤の中で「それでも」手を伸ばす少女たちの希望を、真っ直ぐで丁寧な文章で描き出した。
人気投票5位以上だけですら6作がランクインしており、未実施の第5回があればもっと凄まじい結果になっていた筈だ。
それもまた、この氏が東方ロワを代表する書き手であるという証左といえよう。
【トリップ】◆TDCMnlpzcc
【AS】彼女はきっと、幻想郷を、皆を、愛していた。
【投下数】23
【主要人物】博麗霊夢
【代表作】
第4回投票3位「『許容と拒絶の境界』『真実と妄想の境界』」
投票対象外として「眩しく光る四つの太陽」「……and they lived happily ever after.」
【紹介】
第三放送前という時期に書き手として参戦、圧倒的なスピードと驚異的な成長でトップに次ぐ投下数を叩き出した書き手。
参戦から暫くは出会いや繋ぎの話をメインに書いていたが、終盤では剥き出しの感情の激突を多く書くようになった。
人と人との一瞬の交錯で彼女らが馳せた想いを、インパクトのある台詞で魅せてくれる。
こと上に挙げた代表作では、壮絶に生きた者たちの死による寂寥感を、強く読者に与えただろう。
【トリップ】◆27ZYfcW1SM
【AS】銃の歌声は、歴史をなぞる。
【投下数】21
【主要人物】小野塚小町
【代表作】
第1回投票4位タイ「19年前の歌声の日」
第3回投票5位「酒鬼薔薇聖戦」
投票対象外として「A History of Violence」
【紹介】
最初期から最終盤まで書き続けた、メイン格の書き手の一人。
この方を語るに外せないのは何と言っても銃火器に対する豊富な知識と滲み出る愛着である。
初投下であった「19年前の歌声の日」で、東方ロワでの銃火器無双の、まさに「引き金を引いた」と言えよう。
銃を用いたバトルそのものはもちろんのこと、その話全体の雰囲気作りにも長けており、
代表作として挙がっている三作は、いずれも異なる雰囲気ながらも読者を惹き込んで離さない。
【トリップ】◆30RBj585Is
【AS】迷い猫たちのフィロソフィ。
【投下数】19
【主要人物】蓬莱山輝夜
【代表作】
第1回投票3位「月のいはかさの呪い(難題式)」
【紹介】
最初期から中盤まで活躍した書き手。
多くのキャラのロワでのスタンスを決めるなど、東方ロワの重要な立役者の一人である。
筆の速さは随一で、◆TDC氏と参加時期は被っていないが、二人がいたら進行速度が恐ろしいことになっていただろう。
また、フラグの出し入れも手広くこなすほか、少女達の心の迷走を書く手腕も見事である。
【トリップ】◆gcfw5mBdTg
【AS】彼女たちの風景を、七色の色彩に染めて。
【投下数】15
【主要人物】八雲紫、森近霖之助
【代表作】
第1回投票1位「たなびく真紅/Crimson Wisps」
第1回投票4位タイ「Luna Shooter」
第3回投票4位「誰がために鐘は鳴る」
【紹介】
序盤から後半まで広く活躍した書き手。
情景描写に優れ、代表作の一つ「たなびく真紅/Crimson Wisps」の紅葉の描写などは読者を感嘆させた。
勿論作風はそれだけでなく、他の代表作のような緊迫したバトル回、考察話、出会いと別れ――など多岐に渡る。
こと森近霖之助に愛着があるようで、投下の中には彼の一人称の話が多く、そのいずれも高い評価を受けている。
余談だが、完結後に東方ロワが初SSだったとカミングアウトして他の書き手諸氏を発狂させたとか。
3333 :やってられない名無しさん:2013/02/23(土) 02:01:48 ID:???0
【トリップ】◆CxB4Q1Bk8I
【AS】貴女の手、求めて掴む、彼岸花。
【投下数】13
【主要人物】鈴仙・優曇華院・イナバ、西行寺幽々子
【代表作】
第4回投票1位タイ「アルティメットトゥルース ~Fruhlingstrau」
第4回投票5位タイ「彼岸忌紅 ~Riverside Excruciating Crimson」
投票対象外として「"Berserker" of Scarlets」
【紹介】
第1放送後に参戦し、終盤まで活躍した書き手。
特に第4放送~第5放送間では◆Ok1氏、◆TDC氏に次ぐ投下数と健闘した。
歪んだ思慕や、絶望と悲劇を得意とし、独特の緊張感や悲哀を感じさせる文章に定評がある。
ただ前向きな話も苦手ということはなく、「北風と太陽、冬空の旅人」のように希望を見出す作品もある。
そういった個々様々な話に軒並み得票があるというのも、この書き手の実力を示していると言えるだろう。
【トリップ】◆shCEdpbZWw
【AS】哀も愛も、君と一緒ならば。
【投下数】9
【主要人物】古明地さとり
【代表作】
第3回投票3位「哀死来 4 all」
投票対象外として「正直者の死」
【紹介】
第3放送前に参戦、終盤まで活躍した書き手。
繋ぎ話を主に投下しており、安定感があり安心できる文章として評価をされているが、
やはりバトル・死亡話である代表作として挙げた2話については、そのインパクトも相まって非常に人気が高い。
どちらも、死に逝く者には“らしい”死を、生き残った者には“らしい”生を与えており、物語としての完成度の高さが光る。
いずれも、その先の作品に大きな影響を与えたことは間違いないだろう。
【トリップ】◆Sftv3gSRvM
【AS】うたかたをうつつにゆめみて。
【投下数】8
【主要人物】魂魄妖夢
【代表作】
第2回投票1位「うたかたのゆめ」
【紹介】
第1放送語から第2放送前までの短い期間の活躍ではあるが、その速度とクオリティで圧倒的存在感を残した書き手。
代表作であり最高傑作、当時東方ロワの空気を完全に決めたとまで言われた「うたかたのゆめ」のインパクトは凄まじい。
余りに悲しい愛情、空回りする想い、息をつかせぬ展開――一度読めば、それほどの評価にも納得がいくことだろう。
その他には繋ぎの話を主に書いていたが、たまに煩悩の暴走の跡が見受けられるのはご愛嬌。
【トリップ】◆ZnsDLFmGsk
【AS】罪も感情も、何もかもモノクロに染め上げてしまえば――。
【投下数】7
【主要人物】ルーミア、四季映姫・ヤマザナドゥ
【代表作】
第1回投票2位「黒と白の境界」
第1回投票4位タイ「烏輪の国の眠れない夢」
第2回投票2位「モノクロの太陽信仰」
第2回投票3位「Gray Roller -我らは人狼なりや?-」
【紹介】
第1放送前から第2放送前まで活躍した書き手。
作数こそ少ないが、そのどれもが独特の存在感を放つ名作揃いという強書き手である。
作品タイトルには白黒の要素が多く使用されており、重厚で緻密なな作風と見事にマッチしている。
少女たちが、その心の奥底の感情の濁りを、言葉や、行動で、現していく描写は密であり、
私たちまで、心の奥底に眠る、黒い感情がじわりじわりと湧くような、そんな印象すら受けるのである。
【トリップ】◆BmrsvDTOHo
【AS】鉄寂びた雨の中、廃墟に明かりが灯っていた。
【投下数】5
【主要人物】火焔猫燐
【代表作】
第3回投票1位「驟雨の死骸と腹の中、それでも太陽信じてる。」
【紹介】
第2放送前後に活躍した書き手。
投下こそ5作と少ないが、代表作「驟雨の死骸と腹の中、それでも太陽信じてる。」は人気投票で圧倒的な支持を受けた。
タイトルだけでも目を引くが、本編を読めばタイトルに立ち返りその感動を咀嚼することになるのは間違いない。
他には繋ぎ話を投下しており、どこか硬派な文章を武器に、何かを求める少女たちの“もがき”を描き出している。
3355 :やってられない名無しさん:2013/03/02(土) 10:19:44 ID:???0
三番煎じになっちゃうけど、作っちゃったので東方ロワ書き手紹介投下
言いたいことは前の2つにほとんど言われちゃったけど、東方風にさらっとやってみる
3356 :やってられない名無しさん:2013/03/02(土) 10:21:38 ID:???0
1面ボス ◆Sftv3gSRvM 投下数8話 すれ違いを生み出す程度の能力
スペルカード…百合符「グランギニョル座の怪人」 夢符「うたかたのゆめ」
導入からパンチの効いた書き手が登場。そのスペルカード(代表作)である「うたかたのゆめ」は大きな反響を呼んだ。
「うたかたのゆめ」をはじめとして、登場人物の思惑がすれ違いを見せるような作品を多く生み出した。
1つ目のスペルカードが気になる方は是非東方ロワへお越しください。
2面ボス ◆shCEdpbZWw 投下数9話 儚く散る程度の能力
スペルカード…庇符「正直者の死」 哀符「哀死来 4 all」
導入である1面からの繋ぎ区間にあたる2面には繋ぎ中心に投下を行った氏を配してみた。
繋ぎ中心と侮ってはいけない、スペルカードはどちらも死に際のインパクトの強さから好評を博した。
スパイスの効いた話を多く投下しており、東方ロワの緊張感を切らせなかった書き手である。
3面ボス ◆CxB4Q1Bk8I 投下数13話 空気を作り出す程度の能力
スペルカード…歪符「アルティメットトゥルース ~Fruhlingstrau」 別符「彼岸忌紅 ~Riverside Excruciating Crimson」
東方体験版では最終ステージとなる3面は傾向として音楽やステージに気合の入ったものが多い。
ということで、ここには独特の文章センスを持ち、そこから独特な空気を生み出したこの書き手を配したい。
雰囲気の作り方は他の書き手の追随を許さず、東方ロワの独特な雰囲気を作り上げたのは紛れもなくこの方のおかげだろう。
4面ボス ◆30RBj585Is 投下数19話 様々な顔を持つ程度の能力
スペルカード…逃符「悪石島の日食」 消符「月のいはかさの呪い(難題式)」
ここからグッと難度が上がってくるのが東方であるが、そんな4面にはマルチな活躍を見せたこの方を充てたい。
のどかな登場話をはじめ、東方ならではの弾幕を生かしたバトルからフラグの回収までなんでも出来る万能型の書き手である。
スペルカードとして挙げた2つはどちらも緊張感がひしひしと伝わってくるシビアなバトル回。どうぞご堪能あれ。
5面ボス ◆27ZYfcW1SM 投下数21話 重火器を扱う程度の能力
スペルカード…狙符「19年前の歌声の日」 戦符「A History of Violence」
物語が核心へと近づいていく5面、弾幕の破壊力も上がってくるここには銃撃描写に長じたこの方だろう。
特に2つ目のスペルカードは、カーチェイスからの銃撃戦、そこから一気に入浴シーンへと転じる豪快な一本である。
他にも火炎放射器の爆発、地雷の炸裂、粉じん爆発の発生などなど、ドンパチを書かせればこの方の右に出る者はいないだろう。
6面ボス ◆TDCMnlpzcc 投下数23話 感情を浮かび上がらせる程度の能力
スペルカード…交符「限りなく近く、遠い」 乱符「……and they lived happily ever after.」
ラストバトルである6面、ここには東方ロワでラストバトルを書き切った氏を配してみた。
ラストマーダーの冷静沈着さと、最後に見せた悲痛な叫びという両面性をくっきりと浮き立たせた2つ目のスペルカードは必見。
終盤になるにつれて喜怒哀楽のメリハリがどんどん効くようになっており、磨きがかかっていく感情表現に酔ってほしい。
Exボス ◆gcfw5mBdTg 投下数15話 歴史を紡ぐ程度の能力
スペルカード…紅符「たなびく真紅/Crimson Wisps」 語符「無々色の竹」
ほとんどが女性キャラの東方ロワにあって、唯一の男性キャラである森近霖之助という参加者がいる。
そのキャラクターを書かせることにかけては、恐らく誰にも負けないであろうという希少性からこの方をExtraのボスへと推したい。
2つ目のスペルカードはロワとしては本筋を外したものでありながら、その独特の語り口が原作を思わせる秀逸な仕上がりになっている。
自機 ◆Ok1sMSayUQ 投下数37話 物事を収束させる程度の能力
スペルカード…悲符「悲しみの空」 終符「ラストリモート・魔法使いと、その騎士たち・楽園」
そんな個性豊かな東方ロワ書き手に立ち向かうのはこのエースを置いて他にいないだろう。
様々なキャラクターの登場話を書く時点から東方ロワを引っ張り、最終話も書き上げた氏にこそ自機の座は相応しい。
話の内容の幅も広く、多くの伏線を回収しつつキャラクターの成長をスキ無く描いており、スペルカードを2つに絞るのに苦心した。
最終更新:2013年05月13日 00:53