「テメェらあああああああ!!! それでも恥ずかしくねーのかぁあああ!!」

「新年度に入り、パロロワ界は春を迎えた! そろそろ終わりそうなロワがある中、新年度完結第一号のロワはなんだった!?」

「そう! 新安価ロワだよ! クソゲロワが新年度完結第一号なんだよ!」

「どういうことだ!? どうしてだ!? どうしてこうなった!?」

「それもこれも! お前らが遊び呆けて、書くことを怠ったからだ!」

「人狼、麻雀、オフ会、ゲーム、漫画……お前らの本分は書くことだろう!」

「え? 把握をしていた? ……それはゴメンね。ホントにゴメン」

「だが、前者三つは明らかに違う! お前ら! 粛々と真面目に書いていた書き手達に謝れ!」

「そんなわけで、お前らには活を入れさせてもらう!」

「ここにいる書き手共で殺し合いをしろ! ルールは全員知っているだろうが、一応配っておく!」

「真面目に書いていた人はごめんね。まぁ、ガンバレ」

「ルールを破れば貴様らは即刻死刑だ! 分かったか!」

「では! 健闘を祈る!」

「あ、この説明が終わって一分後に会場に転送するから。じゃ」

壇上の男はそう言ってこのホールから去っていく。
その壇上の横で、ホールに集まった人達の反応を見て笑い転げていた、もう一人の男も壇上から降りた男についていき、ホールから去る。

誰かは、理不尽だ、と叫ぶ。
誰かは、マジかよ……、と嘆く。
誰かは、え? マジで? と困惑する。
誰かは、ついにきたか……! と歓喜する。
誰かは、ヒャッハー! 祭りの時間だぁ! ……これはいいや。

各々がそれぞれ違う反応をする中、一つだけ全員が心の中で一つになった。

(原因はおめーらだろ!)

そして、書き手達は会場へと転送されていく。

書き手バトルロワイアル4th、ここに開幕。


□□□


説教、ルール説明らしきもの、そして書き手ロワ開催宣言を終えた二人は主催本部へと歩く。
一人は新安価ロワ最多投下三人衆の一人。◆oub/vvrBRgこと感電
もう一人は同じく新安価ロワ最多投下三人衆の一人。◆hqLsjDR84wこと康一君。
片方は世紀末のようなOPと衝撃のEDを書き、もう片方は新安価ロワの方向性を定めた一話を書いた。

つまり

新安価ロワを核の炎に包んだ張本人達である。


「あー、疲れた。大声出すのはマジ疲れる」
「はー、笑ったわー。スゲー笑ったわー」
「そうだ。康一君に言い忘れてたことがあったわ」
「あ? なんだよ」

「康一君もロワに参加な」

「は? なんで俺が参加しなきゃいけないの? 俺は主催側だろ」
「え? いつから俺は康一君が主催側だって言ったっけ? いいから面白いフラグを撒いて来いよ(笑)」
「感電君! 屋上いこう!」
「僕、しゅさいのおしごとあるから(震え声)」
「おい、ふざけんなよ。あ、そうだ。感電、お前もロワに参加しろよ」
「なんで? 康一君だけいけばいいの。新安価ロワの戦犯も参加させとかないと、いろいろアレだから。だから戦犯の康一君が参加して、参加者の怒りを静める。AreYouOK?」
「いや、俺は戦犯じゃねーよwwwwwwww元はといえば、お前のOPのせいだろwwwwww」
「まだOPの時点では大丈夫だったから。一話目のせいで皆、あっ(察し)になったから」
「だってそういうOP書くのが悪いんじゃん。こういうノリいいのかって思わせだ感電が悪いよー」
「いや、だとしてもあれはないわー。あれのせいでああなったんだから。戦犯は康一君ね」
「だってアークが作ったって最後に書いてあったから……」
「ん?」
「てことは……」
「「やっぱ、アークってクソだわ」」

パァンパァン!

二人の男の額を銃弾が貫く。
銃を持ち、冷めた様子で二人の死体を見る新安価ロワ最多投下三人衆最後の一人。◆CAP.3FrrY.。

「二人が原因だから。ストライダー、おーい、ストライダー!」
「なんでしょうか?」
「この死体片付けといて」
「了解しました」

ここに、生ける伝説の二人が命を散らした。
グッバイ、カンデン グッバイ、コウイチ


【主催:◆CAP.3FrrY.@新安価ロワ】
【主催陣営死体処理担当:◆100ZZ542nE@新安価ロワ】

【◆oub/vvrBRg@新安価ロワ 死亡】
【◆hqLsjDR84w@新安価ロワ 死亡】

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最終更新:2013年04月07日 18:18