314 :風と木の名無しさん:2007/08/06(月) 00:12:12 ID:EBVhJLb/0
    唐突だが季節モノという事で、花火と孤独な男性

    孤男(あー、暇…暑い…。コンビニ…行くのもだりぃなあ……)
    花火「孤男ー!鍵開いてたよ無用心だなあ。久しぶり!お邪魔します!」
    孤男「なっ何だ!?って花火!?」
    花火「久しぶりだねえ、全然変わってないなー。去年もそのTシャツ着てなかった?」
    孤男「うるせえな!何だよ一体。ほぼ1年ぶりじゃねえか」
    花火「そう!今年もまたやって参りました、花火大会!一緒に行こう!」
    孤男「行かねえよ。だいたいお前、年に数回しか会わない相手に馴れ馴れしいんだよ」
    花火「だってここ俺の家から遠すぎるんだよ。それにこの辺で友達お前だけだし、良いだろ。
       …それとも先に何か予定入ってた?」
    孤男「入ってるわけねーだろ」
    花火「俺のために!」
    孤男「友達いねーからだよ!アホか!」
    花火「俺がいるだろ!行こうよ、良い場所行かなきゃ!ほらパンツくらい穿けよ」
    孤男「穿いてるだろ!」
    花火「…。ズボン、って言えば良いかい」
    孤男「…っ!わかってるよ!ちょっと待ってろこの野郎!」
    花火(何だかんだ言って毎年付き合ってくれるんだよなー)

    花火「わあ始まった!見てる?孤男見える?」
    孤男「見てる見てる」
    花火「わあー!……おお…!……おー今のでかい!……おー」
    孤男(こいつこんな上ばっか見てて疲れねえのかな…口開けてるし…アホ面……)
    花火「今のも凄い!見た?」
    孤男「あ、ああ見た見た」
    花火「おおすげえ!何連発だ!?数えてなかった!」
    孤男(何だかんだで毎年こいつと花火見てるなあ…俺…)

    どっちの板もよく知らないでやった。後悔はしていない。
    孤男があんまり孤独じゃなくなってしまって良かったのか悪かったのか
最終更新:2011年11月17日 00:06