| 作品名 | VIDEO GAME LINKS |
| 作者名 | つくま |
| 作品URL | https://kakuyomu.jp/works/1177354054880231282 |
| ジャンル | 現代ドラマ |
| 特記事項 | 完結済 |
| あらすじ |
1986年。 地方都市の進学校に入学した『ぼく』は、乗り込んだ筐体が揺れ動く巨大なテレビゲーム、“スペースハリアー”に出会う。 ゲームセンターと言えば不良の溜まり場と目されている怪しげな場所。 不安を覚えながら、それでも“スペースハリアー”を遊んでみたいという欲求に抗いきれず、裏通りの小さなゲームセンターへ足を踏み入れる『ぼく』。 色鮮やかなコンピューターグラフィック。軽快なシンセサイザーのメロディー。唸りを上げて揺れ動くシート。 すっかり“スペースハリアー”の、そしてビデオゲームの世界に魅了された『ぼく』は、家族や学校に気付かれないようゲームセンター通いを続けていく……。 (小説掲載ページから転載) |
小説でも、音楽でも、ゲームでも。 優れた作品との出会いは、その人の人生を左右することがあります。 本作の主人公である「ぼく(=〈MOR〉)」は、1986年にゲームセンターで出会った『スペースハリアー』をきっかけに、ビデオゲームにのめり込んでいきます。 田舎の高校の優等生だった「ぼく」は、以来ゲームセンターに通うようになり、それをきっかけにちょっとした「事件」を起こしてしまいます。 その「事件」というのは、ささやかで、くだらなくて、どうということのないものなのですが、それでいて大変美しいものです。
本作は優れた青春小説でありますが、その魅力を支える要素の一つが何かといえば、時代の雰囲気を感じさせる文章。 穏やかではあるけれど、同時に息苦しさを感じさせる田舎街の様子や、熱気の籠った80年代のゲーセンの様子などが生き生きと描かれています。
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