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大きな威力を発揮する SIIA の著作権侵害告発奨励プログラム


ソフトウェア業界団体の Software & Information Industry Association (SIIA) と、ニューヨークに拠点を置く出版社の Whittiker Legal Publishing の間で和解が成立した。SIIA が複数の大手ソフトウェア ベンダーに代わり、ニューヨーク州東部地区連邦地方裁判所に提訴していた著作権侵害訴訟で、Whittiker が50万ドルの和解金を支払うという。

Whittiker は和解金の支払いに加え、同社が無許可で所有している大手ソフトウェアベンダーのアプリケーションを、すべて破棄することに同意した。Whittiker がライセンスなしで所有していたソフトウェアには、Adobe System、FileMaker、Symantec などの製品がある。

SIIA によると、Whittiker の経営陣は、問題の著作権侵害行為が偶発的なもので、各ソフトウェア ベンダーの著作権を侵害しているとの認識はなかったと主張したという。

SIIA の知的財産ポリシーおよび権利行使担当副社長 Keith Kupferschmid 氏は、声明で次のように述べた。「きちんとライセンス契約を済ませたソフトウェアを使用するのは、企業の基本的な責任だ。Whittiker のような企業が、自分たちの違法行為を単に知らなかったでは済まされず、その責任を逃れることはできない。他の企業同様 Whittiker にも、合法的なソフトウェアのみを使用していると確認する義務があった」

SIIA は、同団体が実施している『Corporate Anti-Piracy』プログラムを通じ、Whittiker によるソフトウェアの違法使用を知った。Corporate Anti-Piracy は、ソフトウェアの違法使用や海賊行為に関する情報提供者に、最高で100万ドルの報奨金を支払うという告発奨励プログラムだ。

Kupferschmid 氏によると、SIIA はこれまでに、同プログラムを通じて海賊行為の情報提供者14人に、3万9500ドル以上を支払ってきたという。同プログラムでは、SIIA の Web サイトを通じて違法行為が疑われる情報を受け付けている。報奨金額は事例に応じて決まっており、和解金1万ドルの案件1件につき500ドルから、和解金 2000万ドルを超える案件では報奨金の金額も100万ドルに及ぶ。


最終更新:2008年01月23日 12:01