耿
総画:10画
字義:①小さくぽっと明るいさま。
②目の奥がちかちかして不安なさま。
③しんがかたい。▽梗・硬に当てた用法。「耿介コウカイ」
音読:(コウ)
訓読:(あき・らか)(ひか・る)(ひかり)
熟語:
聊
総画:11画
字義:①いささか。とりあえず。今しばらく。わりきれないままに。なんとはなしに。
〈類義語〉且ショ。
②どうにか事が運ぶ。やっとしまつする。
③「無聊ブリョウ」とは、事がわりきれず不快なこと。また、気持ちの晴れないこと。
④耳鳴りがする。また、どうにか耳が通るが、よく聞こえないさま。
「聊啾リョウシュウ(かすかに耳が鳴る)」
音読:(リョウ)
訓読:(いささ・か)(たの・しむ)(たよ・る)(みみな・り)
熟語:【無聊】ムリョウ・ブリョウ
①こだわりがあって楽しまない。なんとなく気がはれない。
②味気なさ。たいくつであること。
聒
総画:12画
字義:①口をあけとじしてがやがやいう。わいわいさわぐ。
②かまびすしい。がやがやさわいでやかましいさま。「聒乱カツラン」
音読:(カツ)
訓読:(おろ・か)(かまびす・しい)
熟語:【噪聒】ソウカツ さわがしい。
聘
総画:13画
字義:①とう。贈り物を持って、人をたずねて、ようすをあたってみる。
②贈り物をして、賢者を招く。
③結納を差し出して、正式に妻をめとる。また、その作法。〈同義語〉娉。
音読:(ヘイ)
訓読:(おとず・れる)(と・う)(まね・く)(め・す)(めと・る)
聚
総画:14画
字義:①あつめる。あつまる。ぐっとひきしめるように多くのものをあつめる。ひと所にあつまる。
〈対語〉散。〈類義語〉集。「積聚セキシュウ」
②人のあつまり住む所。むら。「聚落シュウラク」
③「聚楽ジュラク」とは、あつまり楽しむ意で、邸や閣の名に用いる。
音読:(シュウ)(ジュ)
訓読:(あつ・まる)(あつ・める)(たくわ・え)(なかま)(むらざと)
聳
総画:17画
字義:①そばだてる。はっと耳をたてる。きき耳をたてる。
②おどろいて棒だちになる。おそれる。
〈同義語〉悚ショウ、竦ショウ。「聳懼ショウク」
③そびえる。棒だちになる。たてに高くそびえるさま。
〈類義語〉崇スウ。「聳立ショウリツ」「聳然ショウゼン」
④耳がつつぬけである。〈類義語〉聾ロウ。
⑤すすめる。▽慫ショウに当てた用法。
音読:(ショウ)
訓読:(おそ・れる)(すす・める)(そばだ・つ)(そび・える)(そび・やかす)(つつし・む)
熟語:【聳然】ショウゼン ①高くそびえたつさま。
②棒だちになっておそれふるえるさま。たちすくむさま。
〈同義語〉竦然。
聯/聨
総画:17画
字義:①つらなる。つらねる。つぎつぎとつながる。二つ以上を並べてくっつける。
また、そのさま。〈同義語〉連。「系聯(=系連)」「聯合(=連合)」
②二つ並べて対にしたもの。対句をわけて書き、装飾として家の入り口・門などに
左右あい対して掛けるもの。「対聯タイレン」「柱聯チュウレン」
③詩文の中の対句。
④隣組。十家または、十人のこと。▽「周礼」にみえる。
音読:(レン)
訓読:(つら・なる)(つら・ねる)
最終更新:2009年01月29日 22:49