鳧/鳬
総画:11画
字義:①のがも。水鳥の名。まがも。
互いにくっついて群れをなし、雄は灰色で頭から首にかけて緑色。
あひるの原種で、形は、あひるによく似ている。「舒鳧ジョフ」とは、あひる。
②〔国〕けり。水鳥の名。形はしぎに似ていて、湖沼などの水辺にすむ。けり。
▽物事の結着。きまり。過去の助動詞「けり」にあてて用いられる。「鳧けりをつける」
音読:(フ)
訓読:(かも)(けり)
鳰 ☆国字☆
総画:13画
字義:にお。水鳥の名。かいつぶり。
音読:
訓読:(にお)
熟語:
鴆
総画:15画
字義:①鳥の名。毒蛇ドクジャを食い、その羽をひたした酒を飲むと死ぬという。
▽雄を運日、雌を陰諧という。「鴆毒チンドク」
②鴆チンの羽をひたした酒。毒酒。〈同義語〉酖。「鴆酒チンシュ」
③鴆チンの毒で毒殺する。
音読:(チン)
訓読:
熟語:【鴆毒】チンドク =酖毒。
①鴆の羽を酒にひたしてつくった毒薬。
②強い毒薬。ひどい害悪。
③鴆の毒を使って殺す。毒殺する。『鴆殺チンサツ』
【鴆酒】チンシュ =酖酒。鴆の羽をひたした毒酒。
鴉
総画:16画
字義:①からす。鳥の名。ああと鳴くからすの総称。またはコクマルガラス。「烏ウ」とも。
②からすの羽のように黒い。まっくろの。「鴉鬢アビン」
音読:(ア)
訓読:(からす)
鵲
総画:19画
字義:かささぎ。鳥の名。からすに似た鳥。肩から腹にかけて白い。ちょうせんがらす。
▽めでたい知らせを告げる鳥とされる。
音読:(ジャク)
訓読:(かささぎ)
鶤
総画:20画
字義:「鶤鶏コンケイ」とは、
(イ)大きく、まるまるとしたにわとり。とうまる。
(ロ)鳳凰ホウオウの別名。
音読:(コン)
訓読:(しゃも)(とうまる)
熟語:
鶻
総画:21画
字義:①はやぶさ。鳥の名。飛ぶのが非常にやはく、勇敢である。「隼シュン」とも。
②「回鶻カイコツ」とは、北方のモンゴル、トルキスタン地方に住んでいたトルコ系の民族の名。
ウイグル族。▽今は、維吾爾と書く。
音読:(コツ)
訓読:(くまたか)(はやぶさ)
鷂
総画:21画
字義:①はしたか。鳥の名。鷹たかの一種で、大空をゆらゆらと舞う。はいたか。
②鳥の名。五色の羽をした大きじ。▽平声に読む。
音読:(ヨウ)
訓読:(はいたか)(はしたか)
熟語:
最終更新:2009年01月19日 22:43