アットウィキロゴ

クリスマスSS プレゼントはわたし

神無月の巫女 エロ総合投下もの

クリスマスSS プレゼントはわたし

 

コン、コンッ。
姫子とのクリスマスイヴのため、物凄い勢いで仕事を終わらせて帰ってきた後。
部屋でくつろいでいた私の耳に、遠慮がちなノックの音が聞こえてきた。
「どうしたの、姫子?」
「…………」
呼びかけるけど、返事がない。
いつもの姫子なら、ノックの後すぐに入ってくるのに。

「遠慮しないで入ってきていいのよ?」
気になって、ドアの方に歩いていく。
すると、足音を聞きつけたのか、向こう側から慌てるような気配と、小さな「だめっ」
という声が伝わってきた。
思わずドアノブに伸ばした手を止める私に、姫子は囁くような声で聞いてきた。

「あの、千歌音ちゃん……」
「なあに?」
「今日、クリスマスだから、プレゼント選んでみたんだけど……千歌音ちゃんが気に
入ってくれるか、凄く不安で……」
「姫子からのプレゼントなら、どんなものでも嬉しいわよ」
「ありがとう。でも、嫌だったらごめんね、そしたらすぐに謝るから、だから……あっ」
緊張とか不安とかでがちがちになった言葉に耐え切れず、私はドアを開け……
「姫……!?」
「その、ちかねちゃ……め、メリークリスマスっ!」
そこには、赤いリボンでデコレーションされた姫子が、真っ赤になって固まっていた。


「千歌音ちゃんごめんね、、私そんなにお金もないから千歌音ちゃんに似合うような
いいプレゼントが買えなくて、それで、だから、その……」
「……」
しどろもどろになりながらひたすら言葉を紡ぐ姫子。
とんでもない『プレゼント』を手渡された私もびっくりして、多分姫子と同じくらい顔を
真っ赤にしてると思う。でも、当の姫子はとてもそんなことに気付いている余裕は
なさそうだ。
「でも私、千歌音ちゃんみたいに美人じゃないから、その、む、胸も小さいし、だから
千歌音ちゃんに見られるのが恥ずかしくて、本当に『プレゼント』になるか不安で、
緊張して、こんな私じゃ似合わないかなとか、自信なくて、だから……」
「そんなこと……」

恥ずかしさで小さく震えている、薄桃色に染まった細やかな素肌。私の視線を遮る
ように、形の良い胸を覆う両手。そして、不安げにこちらを伺う綺麗な瞳。
『千歌音ちゃんみたいに美人じゃない』なんて、そんなの大嘘。
見ているだけで、まるでお日様に当てられたように全身が熱く、狂おしくなっていく。
「千歌音ちゃん、そんなに見ないで、恥ずかしいよぉ……」
眼を閉じて、逃げるようにそっぽを向く。
私は誘われるように近寄ると、恥じらう『プレゼント』を後ろからそっと抱きしめた。

「姫子……」
シルクの髪を撫でながら、耳元で囁く。恥じらっている姫子は可愛いけれど、これ
以上放っておくと泣き出してしまいそうだったから。
「ありがとう。『プレゼント』、凄く嬉しいわ」
「ほんとに?」
返事の代わりに、耳朶を軽くついばむ。そのまま唇を滑らせて、キス。
舌を絡め合い、お互いの唾液を交換する頃には、姫子の震えは殆ど収まっていた。

「っはぁっ、千歌音ちゃん……」
甘い声で名前を呼んでくれる姫子。
顔は相変わらず紅葉色だけど、さっきまでのようなぎこちない表情とは違う。
恥ずかしそうな色は変わらないけど、それまであった『不安』が消えて、代わりに
『安堵』と『幸せ』が伝わってくる。
「緊張させてしまってごめんなさい。でも姫子が本当に可愛かったから、うまく言葉が
出てこなくて」
「ううん、そんなの全然いいよ」
そう言いながらも、その表情は花が咲いたように明るくなっている。
まったく、私がどんなに姫子が好きか知ってるはずなんだから、もっと自信持って
くれてもいいのに……。

「でもね姫子、帰って早々にそんな『プレゼント』するのは良くないわ。そんなことされ
たら、姫子のこと、欲しくて堪らなくなっちゃうでしょ」
「えっ、ごめん……ううん、そうじゃなくて、全然嫌じゃないんだよ、そう言ってもらえて、
凄く嬉しくて、私も、千歌音ちゃんと、その……」
「姫子……」
こっちの気持ちも全部分かっているのに、ついあたふたしてしまう姫子が、可愛くて
大好きでしょうがなくなる。最近しばしば『萌え』という言葉を聞くけれど、きっと
あれはこんな感情に使うのだろう。
欲情とか恋心ともちょっと違う、心惹かれて胸苦しいほどの気持ち。
「千歌音ちゃん、えっと……私を食べてっ」 

恥ずかしさと格闘しながら、必死にマニュアルに従おうと頑張る。 
そんな姫子に、私は……

1:「無理しなくてもいいのよ」と抱き返す
2:「本当に食べて欲しいの?」と聞き返す
3:もうちょっと眺める


「本当に食べて欲しいの?」
悪戯っぽく聞き返す私に、姫子は赤らんだ頬を更に熱くして、混乱と戸惑いの色を
浮かべた。
「姫子がそう言ってくれるなら、私も遠慮しないわよ」
「えっ……」
少し上ずった声で宣言され、またおろおろし始めた姫子の視線を、押さえ切れない
愛しさと、情欲の混じった視線で絡み取る。
これまでにも何度か繰り返してきた行為を思い出しているのだろうか。
姫子の目しか見ていない筈なのに、また両胸を腕で覆って、太股をぎゅっと閉じて
せわしなく瞳を揺らしている。

「千歌音ちゃん……その、本当に……」
「そう、姫子が想像してるのと同じ。ううん、もっと深いこと……」
「もっと……?」
羞恥か不安か、それとも期待か、潤んだ目で俯く姫子の顔を持ち上げて。
「私ね、姫子と出逢った時から、いつも夢見ていたの。姫子の身体に触れて、姫子の
瞳に映って、姫子の唇を吸う夢。姫子が大好きだったから、薔薇の園で会って、
話をするだけでは足りなくて」
姫子の華奢な身体に指を這わせながら。
「でも、それだけじゃない……可愛い胸も摘みたいし、姫子の体中……綺麗な所も、
恥ずかしい所も、全部撫でて、キスして、姫子の甘い声を聞きたい、切ない顔を
見たい、はっきり焼き付けたいの。明るい、お日様の光の中で……」
「ちか……そんなの、あっ」
そんなの恥ずかしい――そう言おうとした姫子の乳首を、リボンの上から軽く弾く。


「もう何度も身体を重ねてきたけど、姫子が恥じらうから、いつも暗がりの中だった。
本当はずっと、姫子の身体、明るい場所で見てみたかったのだけど」
「駄目だよぉ、私、千歌音ちゃんと違……っ」
いつものセリフを言いかけた姫子を、軽いキスで封じて。
「そんな言葉を口にしては駄目。こんなに大好きな身体なのよ、例え姫子でも、否定
するなんて許せないわ。それに……」
「ふぁっ!」
唇にばかり意識が向いて、無防備になっている秘部へと指を滑らせた。そのまま
潤った花弁に、リボンを押し付ける。衣擦れに紛れた、ちゅく……と、微かな水音。
赤い布地にじわっと染みが広がっていくのが、はっきり見てとれた。
「恥ずかしいのと一緒に、本当は期待もしてるの?リボンの色が、ほら……」
「あっ、やっ」

姫子がこんなに感じてる……その嗜虐感が、自分自身も興奮させていく。言葉で
責めている私の身体も、姫子と同じ位昂っているのが分かる。姫子が反応する
たびに、穢れた情欲が剥き出しになっていくのが止められない。
「好き、大好きよ」
姫子が払いのけようとするのを抑えながら、胸から下腹部へ、跪くように舌を這わ
せる。滑り落ちる湿り気にひくつく姫子を感じながら、私は姫子の愛液で濡れた
リボンに口付ける。だが。
「だめ……」
「どうして?私姫子の……」
「だめぇっ……」
目を閉じてしゃがみ込んでしまった姫子に、私は唇を離した。


「ごめんなさい、嫌な思いさせて」
「違うの、そうじゃなくて……」
半分泣き出しそうな私に、姫子が優しく声をかけてくれる。
あの嵐の夜のことを思い出して打ちひしがれる私を、なだめるようにしながら。
「私、千歌音ちゃんが好きだよ。千歌音ちゃんのためなら、どんなことでもできるよ。
こういうことだって、その……凄い恥ずかしいけど……でも嬉しくて、気持ちよくて、
幸せだよ、ほんとうだよ」
私の手のひらをぎゅうっと握り締めながらの、心からの想いを込めた言葉。
「でも、さっきはその、千歌音ちゃんが汚れちゃうって思って……」
「姫子……」

出逢った時から、ずっとそうだった。
自分のことなら苛められても苦しくても我慢してしまうけど、誰かを傷つけてしまう
には余りにも優しすぎて。

「そこにキスされるたび、辛かったから。綺麗な千歌音ちゃんに、私の汚い所舐めて
もらって、悪いことさせてる気がして、なのにそれが気持ちいいから、もっと千歌音
ちゃんにしてもらいたい自分もいて、それが本当に嫌で……」
「だから、もうやめようと思ったの?」
「うん、でもお陰で悲しい気持ちにしちゃって、ごめんね……」

本当に、この子は……。

「でもどうして嫌なの?姫子だって、私の『汚い所』に、何度もしてくれてるのに」
「だって、それは……千歌音ちゃんはどんな所も綺麗だし、千歌音ちゃんが気持ち
よくなってくれたら、私凄く幸せだから……」
自分の言葉にすら照れている姫子に、顔を近づけて。
「私も姫子と同じ……姫子に嫌なことさせてる気がしても、気持ち良くて、幸せで……
それどころか、姫子にそうして、甘い声を出させるのが大好きで……
御免なさい、言ってて思ったけど、私の方が姫子よりよっぽど歪んでるみたいね」
繊細で、心配性で、でもだからこそ暖かくていとおしい恋人を、慈しむように。
私はそっと微笑んで、唇を重ねるだけの優しいキスをした。


「千歌音ちゃん、ありがとう」
「お礼言われるようなことなんて、何もしてないでしょ。むしろ私こそ、こんな性欲の
塊みたいな私のことを、受け入れてくれたお礼をしないと」
あれからベッドに移って、ひとしきり愛し合って。
心地よい気だるさの中で、私達は穏やかな『お礼のし合い』をしていた。
「でも、その、一つ……聞いてもいいかな」
「なあに?」
姫子が改まった声で質問してくる。
「あの……変な質問だけど、千歌音ちゃんは……その、あそこにキスしたり、明るい
ところで私の身体見たりするの、好き?」
顔が真っ赤になるのが分かる。最も、この質問をした当の本人は、そんな次元じゃ
済まないみたいで、私の胸に恥らう顔を埋めるようにして、ぎゅうっと力いっぱい
抱きついてしまっているけど。
「……ご免なさい、したくないって言ったら、嘘になるわ」
「ううっ、そう言われると、やっぱり恥ずかしいよ……」
姫子に悪いかなと思いながらも、ついこう答えてしまう。巫女だった頃から、ずっと
求め続けた恋人の身体は、やっぱり泣きたい位に大好きだから。

「……千歌音ちゃん、あのね……」
くっついていた姫子が、上目遣いに私を見つめて。
「今晩また、私のこと食べて。もう一回、千歌音ちゃんのしたいこと、何でも……」
小さな声だけど、精一杯頑張って、私を『誘惑』してきた。
さっきのことの埋め合わせか、それとも……。
「もう、そんな無理しなくてもいいのよ。それに、そんなこと言うと、さっき私が
したいって言ったこと、思う存分味わっちゃうわよ?」
「いいよ、千歌音ちゃんになら、されたいから……」
「……馬鹿」

もう一度巡り合えた姫子と過ごす、初めてのクリスマス。私はもう滅茶苦茶にしたい
ほど可愛い『プレゼント』を、ぎゅうっと折れそうなほどに抱きしめた。

最終更新:2007年04月27日 00:23
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。