あの衝撃な思い出

神無月の巫女 エロ総合投下もの

あの衝撃な思い出

 

「・・・千歌音ちゃん・・・」
使用人に見付からないようにそっと部屋に入る
足音を立てずに眠り姫のベッドに寄り添う
シーツをゆっくりと取り除く
傍らにいたのはネグリジェに身を包んだ千歌音だった
神秘的な装いの美少女がそこには居た、学園全生徒の憧れの宮様だ
黒長い髪に大きな胸、体のあちこちもしまっていてまるでモデルのようだ
ほんとにこの世に存在するのかというくらい綺麗な親友の姿だった
静かだ、寝息も聞こえない、きっと眠っているのだろう

「は、入るね・・・」

小さく息をついた姫子はそっと千歌音と同じベッドに入る
「千歌音ちゃん、好きだよ」
背後から千歌音を抱き締める、最近は毎晩千歌音の部屋に来ているのだ
たまにキスしていくこともある、そっと・・・千歌音の首筋に唇を寄せた
そして触れると状態を上げた姫子は千歌音の唇に自分のをそっと触れる寸前
千歌音の美しく心に響くほどの神秘的な・・・声が聞こえた
「姫子」
「!?」
声と同時に千歌音の瞳が開いた


姫子は心臓が止まりそうになった
「あ・・・あの、千歌音ちゃん!?」
声の主が状態を上げる
「お、起きてたの?」
「ええ、ずっと・・・」
こちらを微笑んでいる千歌音
「ずっとって、いつくらいから?」
「貴女が部屋に入ってくる前からよ」
姫子は焦った、どう誤解されても仕方ない
いやもうこれは誤解とか以前の問題かもしれない

「うふふふ・・・来栖川姫子さんはいまなにをしようとしていたのかしら」
「あ、あの・・・その・・・千歌音ちゃんの全てが愛しくて、全てが欲しくて・・・その、犯そうと・・・」
「・・・・・・」
「ご、ごめんね!!で、でも私ね、千歌音ちゃんのこと大好きなの、だからその・・・ね」
千歌音は微笑んだままだ、表情を一切変えることはない
「千歌音ちゃんは私より力強いから、眠ったときに・・・そ、その・・・ご、ごめんね」
「そうね、貴女の処女を奪ったのは私だものね、どんな理由があっても許されることではないわ、貴女に嫌われるためとはいえ私、オロチになって貴女に最低なことをしたんだもの、だからこれは当然のことよね」
あの悪夢の夜を思い出し表情が曇る千歌音
「千歌音ちゃん、私ね、もう気にしてないの、過去のこと気にしても仕方ないもの、だから私・・・千歌音ちゃんが大好きなの、愛してるの、あの夜のお返しとかじゃないんだよ、ただね・・・」
「いいわ」
「え!?」
「私のこと好きにしていいわよ、姫子」


姫子は耳を疑った
千歌音は寝転ぶとこちらを向いた、全生徒の憧れ・・・
宮様が無防備な体をこちらへ向けている、異様な状況だった
「貴女に犯されるのなら私、嫌なんかじゃないわ」
「ち、違うんだよ千歌音ちゃん、そんなんじゃないの!!」
「違う?どういうことなの姫子」
不思議そうに尋ねてくる千歌音
「あ、あのね、やっぱり同意の上がいいな、私・・・千歌音ちゃんに抱かれたい」
髪についてる赤いリボンを外しながら呟く姫子
無理矢理犯すのは流石に無理があるだろう、いやそれを望んでいる千歌音もどうかとは思うが・・・
「そう・・・したいのね」
「う、うん・・・」
今度は同意の上で、あの夜のように無理矢理気味ではなく
お互いを想った上でやりたいのだ・・・
「そう、いいわ、なら。。。まずはキスからね」
「え・・・?う、うん、いいよ」
この世で一番愛する運命の想い人、千歌音になら体を捧げてもいい、そう思えるから
そっと千歌音の肩を寄り掛かると瞳を静かに閉じそっと唇を差し出しながら寄り添った


一瞬の躊躇の後、すっと微笑みゆっくりと唇を触れる・・・
「ん・・・」

姫子の唇からの甘い蜜の香りを感じるとその味に満足しながら瞳を閉じる
舌を素早く忍び入れそのまま口内を踊らせる

・・・あむっ・・・ちゅ・・・んん・・・ぷはっ・・・

そのまま姫子の舌を絡めあい・・・舐めあう・・・

ぷちゅ・・・はあ・・・んっ・・・ぴちゃ・・・。

舌を吸い・・・思う存分舌と舌を絡めあう・・・

そっと離した唇と唇で唾液の糸を作ると自然とそれが引いていた

「ふふ・・・美味しかったわ、姫子、これで満足かしら?」
「うん、私もだよ千歌音ちゃん、あ、あのね・・・できたらその、脱いで抱き合いたいんだけど、駄目かな?」
と言うとパジャマを過ぎ始める姫子、その仕草をずっと目で追う千歌音
そして唾液を飲み込み・・・口を開く

「ええ、いいけれど、でもちょっとだけよ姫子・・・」
「うん、それでもいいよ、だから・・・その千歌音ちゃんも脱いで・・・ね?」
「わかったわ」

そう答えると着ていた神秘的に輝く(これは千歌音の美貌のせいだろう)水色のネグリジェを脱ぎ始める
下着姿の千歌音は・・・もう目のいき場に困るほど美しくて・・・全生徒が憧れる宮様そのものだった

「千歌音ちゃん、抱いて・・・」


キスを待っている姫子
その無防備な状態は千歌音の欲望をそそった
「姫子・・・」
ゆっくりと姫子を押し倒すと覆いかぶさり・・・キスした
姫子の両腕が千歌音の背中にゆっくりと廻される
その感触に気付くと口元にふっと微笑み姫子の胸元に顔を埋める千歌音

ちゅるる・・・はあ・・・んん・・・ぴちゃっ・・・

「はあはあ・・・千歌音ちゃん・・・」
千歌音の黒長い髪が姫子の顔に容赦なく当たるが姫子は嫌がることなく
いやそれが快感なのか満足そうに瞳を閉じていた
そう、あの千歌音からオロチになったことを告白され無理矢理犯されたあの悪夢の夜・・・
もうあの夜とは違う、想い合って千歌音に抱かれているのだから姫子は心から喜びを感じていた
千歌音の左手が姫子の胸を揉み始めるが・・・抵抗はしなかった
姫子の唇から千歌音の唇は・・・今度は姫子の首筋に移動される

「はあ・・・はあ・・・」

嫌がらない姫子に千歌音も悪気がないので満足そうに微笑む

「千歌音ちゃん・・・(ああ、気持ちいいよ千歌音ちゃん・・・)」


唇の跡がつくど執拗に嘗め回すとそのまま、口元の持っていく
そして再びキスした・・・胸を揉み廻され快感に浸る姫子・・・
口元で囁く千歌音

「はあ・・・姫子・・・好きよ・・・はあ」
「ん・・・私もだよ、私も千歌音ちゃんが好き」

お互い囁き合う、そして千歌音の次の行動に期待していた姫子だが
千歌音は口元にふっと微笑み一度上体を上げると、そのまま姫子を抱きかかえた

「ふふ、姫子、今夜はここまでにしましょう」
「え・・・?私はいいんだよ?千歌音ちゃんにならどんなことされても平気、頑張れるから」
「そう、ありがとう、でもここまでにしときましょう、少し疲れたわ、ふふ・・・私らしくないわね」
「そう・・・?う、うん、わかった、私ね・・・千歌音ちゃんにこうして抱かれてとても嬉しいの、大好きだから」
「私もよ姫子、さて、服を着て頂戴、あと部屋に戻るとき、使用人に見付かっちゃだめよ、特に乙羽さんには気をつけて頂戴ね」
「う、うん・・・」

頬を微笑みそう呟く姫子、その表情には満足感が満ち溢れていた、愛する人に体を捧げたのだから・・・
「それじゃ、おやすみ千歌音ちゃん」
「ええ、おやすみなさい・・・」

千歌音ちゃん、またいつか・・・抱いてね
姫子は心の中でそう願いながら部屋に戻って行った、乙羽さんに見付からないように
そう、もうあの夜とは違うのだから
    
                 END

 

最終更新:2007年04月29日 17:11
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