乙羽さんの敵討ち

神無月の巫女 エロ総合投下もの

乙羽さんの敵討ち

 

姫宮邸、夜
夜間の見回りをしている使用人に見付からないようにそっと部屋に入る
今夜は静かな夜だ、窓の外から見える景色も絶景だがそんなことをしにきたわけではない
ベッドの上で静かな寝息を立てている美少女、その親友、いや恋人にそっと姫子は近寄った

「千歌音ちゃん・・・」

綺麗な顔立ちをしている、流石は宮様といったところか、頭もよく運動神経も抜群だ
なぜこんな完璧なお嬢様が自分をここまで想ってくれてるのか、いまでも信じがたいことだろう
姫宮千歌音は学校でも人気がある、そうソウマと同じくらい、いやそれ以上の・・・一番の人気だ
学園内のアイドルといったところか、宮様と呼ばれるほどだから相当だろう
綺麗に整えられた唇、モデルのような美貌、そして・・・月のように輝く白い肌
長い黒髪、黒い瞳、その全てが全生徒の憧れである

「い、いけないことだよね、だ、駄目だよね」

声とは裏腹にパジャマを脱ぎ捨てる
下着姿になったのを確認すると千歌音のベッドに入る
そして千歌音に覆いかぶさる、千歌音は非力な自分とは違い力が強い
弓道で鍛えられたリーチの長い細腕、その力は相当なものだろう
こうして眠っている間に犯さないと・・・自分のものにならない

「好きだよ・・・千歌音ちゃん」

そう囁くと千歌音の唇に自分のをそっと近づける
一瞬の躊躇の後、強く唇を押し付けた


んん・・・あむっ・・・ちゅ・・・はあ・・・

千歌音の顎を両手で摘む
普通のキスでは満足できなくなった姫子は舌を千歌音の口内へ強引に押し込んだ
拒否のできない一方的なディープキス
それは・・・停止したままの千歌音の舌と容赦なく絡み合った

あむっ・・・ん・・・ちゅっ・・・

「はあ・・・はあ・・・千歌音ちゃん、ふふ・・・千歌音ちゃんの唇って柔らかいね、薔薇のような香りがするよ」

何度も交わしたキスだが今夜は格別だった、以前は千歌音からの無理矢理気味ばかりだったのだが
最近は同意の上でのキスが多かった
千歌音の唇が自分の唾液でべとべとになったのを確認し達成感が得る姫子
しかしそれに満足することなく千歌音の着ていた透明なピンクのネグリジェを脱がし始める
姫宮邸の窓から見える村の風景、それは綺麗に聳え立っていた

数分後、千歌音の乱れたネグリジェを整える
そして自分の唾液や口紅で汚れた千歌音の唇をハンカチで綺麗に拭き取る
これで朝起きても千歌音や使用人は気付くことはないだろう
そう、眠っていた間に親友によって犯されたなど知る由もないだろう
でも以前はこの屋敷で千歌音に犯されたこともあるのだ、そう・・・千歌音がオロチになったときのこと
だからこれはお返しなのだ、恨まれる必要のない、これが姫子にとっての愛情表現の一つなのである
犯した千歌音を満足気に見つめた姫子はそっと部屋を出る、もうこの時間だと使用人も見回りはしてないだろう
無事に部屋に着いた、小さく息をつくと部屋に戻ろうとした次の瞬間、声が聞こえた

「来栖川様」


「!?」

それはある意味奇襲だった、心臓が停止しそうになる
ただでさえいまの時間になると姫宮邸内は真っ暗なのだ
そんな時に当然声を掛けられたのだから驚くのも無理はない
ただでさえ姫子は臆病な性格なのだから
それにこうまで暗い屋敷を見るとあの夜が思い出されるのだ
そう、千歌音に力尽くで犯されたあの悪夢の夜が
でも今夜は犯したのは自分だ、千歌音の処女を奪ったのだが
そんな考えに浸る余裕はない、先ほどの声の主がやってきた
暗がりの角からメイド服に身を包んだ女性が現れる

「・・・お、乙羽さん」

そう、如月乙羽、千歌音の侍女だった
姫子はこの人がはっきり苦手だ
しかし考える余裕もなく話しかけてくる

「これは来栖川様、ごきげんよう・・・このようなお時間にどちらへ?」
「え?いえ、どちらって・・・そ、そのトイレに行こうかなーと」

適当にごまかす、見逃してくれるはずだ
そもそも自分はお客様、使用人に口出しされる覚えはない
千歌音の親友であり心が通じ合った恋人なのだから
千歌音と自分はいつも気持ちが繋がっているのだ
だって千歌音は・・・
世界でたった1人私だけのことを待ってくれている人、その人なのだから
胸につけてあるピンク色に染まっている貝のペンダント
千歌音のお揃いの、そう・・・姫子にとっての宝物だ
これこそなによりの証拠、千歌音と運命の赤い糸で結ばれているなによりの・・・
しかし愛する人のことを考えてた時間は次の声に打ち消された

「そうですか、では・・・」
「あ、はい、それではごきげんよう乙羽さん」

これでやっと部屋に戻れる、明日からまた千歌音と何事もなく楽しく過ごせる
そう思いながら部屋に戻ろうとする姫子は呼び止められた

「来栖川様、1つお聞きしたいことがございます」
「はい、なんですか?」
たいしたことではないだろうと言葉を返したのだが。。。悪夢だった
「お嬢様のお部屋でなにをなさってたんですか?」


「え・・・な、なにって」
「ふふ・・・私失礼ながら貴女がお嬢様のお部屋に入っていくのを偶然目撃してしまいました」

乙羽は妖しい笑みを浮かべていた、そう・・・余裕を持った微笑な笑みだ

「あ、すみません、トイレに行くついでに千歌音ちゃんの様子を見てみようかなって、そのお、起きてるかもしれないので」
冷静に答えたつもりだが声が上ずりになる、そして絶望的な答えが返ってきた
「んふふ・・・来栖川様、私・・・貴女がお嬢様にどのようなことをなさったのか知っておりますわ」
「!?」
見られ、いや・・・聞かれていた!?
そういえば、この女はよく千歌音と姫子の一部始終に聞き耳をうつことがあるらしい
今回のことも聞かれている可能性は高い、いや、聞かれているだろう
姫子は絶望感に包まれた

「あ、あの・・・」
「まさか、来栖川様が千歌音お嬢様にあのようなことをなさるとは・・・私、頭にもありませんでしたわ」
「ち、違うんです!!あ、あれはその・・・」
「可愛い顔をして、やることは大胆でございますね、来栖川様・・・うふふふふ」

あ、でも・・・千歌音なら信じてくれるのではないか?そう姫子は思えた

「・・・(私のことを命よりも大切にしてくれた千歌音ちゃんなら)」
「なにを考えてるかご存知ありませんが、証拠はございます・・・ふふ」

と言うと数枚の写真を取り出す乙羽、表情が凍りつく姫子
そこにはおぞましい光景が写りだしていた
そう、眠りについた千歌音のネグリジェを脱がせ乳首を揉み、嘗め回し、そして吸っていた光景が
激しいディープキスの写真もある

「来栖川様がお嬢様になさっていた行為、全て撮らせていただきました」
「あ・・・か、返して!!」

慌てて乙羽から写真を奪おうとしたが簡単に避けられ頭上まで持ち上げられる

「んっ・・・!!あっ!!」

背の低い姫子では乙羽の頭上、それも腕を上げられているので届かない、どうしようもなかった
「うう・・・」
「これを返してほしければ・・・私の部屋にいらしてください」
「え?」

乙羽の信じられない案に姫子は・・・応じるしかなかった

「来栖川様の態度によっては、お嬢様にこれを見せてもよろしいのですよ?」
「・・・わ、わかりました」
「ふふ、いい答えです、ではこちらへ・・・」

と乙羽に誘われ姫子は渋々後を追った


乙羽の部屋に渋々入る姫子、仕方ない・・・そう思った
姫宮邸内はかなりの広さだ、侍女の部屋まで3分ほどかかった

「来栖川様、こちらへ・・・」
「は、はい、失礼します」

乙羽の部屋に招待される姫子
戸惑いつつも入る、殺風景な部屋だった

「あ、あのそれでなにをすればいいんですか!?」
「そうですね、まずは・・・服を脱いでくださいませ」
使用人の信じられない問いに姫子は戸惑った
「な・・・なにをするつもりなんですか!?私は・・・」
「そうですか、では・・・これをお嬢様に、ついでに・・・椎茸を毎晩夕食のメニューに加えさせていただきますが?」
「う・・・分かりました」

いまの主導権は乙羽だ、そう判断した姫子は大人しく従うことにした
ゆっくりとパジャマを脱ぎ始める
そして下着姿になると恥ずかしいのか乙羽に背中を見せる

「こ、これでいいんですか?」
「ええ、ふふ・・・」

姫子を背後から舐めるように眺め回す乙羽。

「改めてみますが、んふふ・・・これがお嬢様をたぶらかした体ですね・・・」
「な・・・!!そんなんじゃありません!!私と千歌音ちゃんん!?」

踏み向いたと同時に・・・突然乙羽に唇を塞がれされ驚く姫子
「やっやだぁ!!」
慌てて突き放そうとしたがガッチリと両腕で抱き締められ身動きが取れなかった

ぴちゃっ・・・むちゃ・・・はあ・・・んんっ!!

「ん・・・んん」
「ふふ、来栖川様、貴女の唇・・・とっても甘いです・・・ふふ、蜜のようにとても甘い・・・」
「な、なにするんですか・・・?(大神君と千歌音ちゃん以外の人に捧げたことのない唇が~!!)」

姫子の言葉など耳を貸さず押し倒す乙羽
「おっと、悲鳴を上げてはいけませんわ来栖川様、使用人共が起きてしまいますゆえ」
「!?・・・」

されるがままになる姫子
乙羽に下着を剥がされ乳首を嘗め回される
まさか・・・また・・・犯される・・・!?


「少しでも抵抗したら・・・この写真をお嬢様に・・・」
と囁かれ言い返せない姫子
「わ、私になにをするつもりですか?」
「そうですね、頂きますわ、来栖川様を・・・」

姫子の体全体が固まる
奪われる、また体を・・・しかも今度は愛しい千歌音ではなく屋敷の使用人に
乙羽に胸をまじまじと見つめられ紅潮する姫子

「ふふ、お嬢様や私に比べると随分小さいだこと」
「な・・・!!」

なにか言い返そうとしたが写真が頭に浮かび・・・口を閉ざす姫子
乙羽は一度上体を上げると姫子にキスをした、そして素早く舌を忍び入れる

ぱちゃっ・・・はあ・・・んんっ・・・ちゅぱっ!!

舌を舌が絡め合う、乙羽に口内をいいように舐めまわされる姫子
ゆっくりと離した唇と唇から唾液を糸が引いていた
「来栖川様の唾液、とても美味しい・・・」
まるでデザートを味わったかのように感触を確かめる乙羽
「わ、私を犯すことが目的なんですか!?」
姫子の言葉に乙羽はふっと笑って
「貴女はお嬢様を犯した、だから侍女として貴女を見逃すわけにはいきません、敵討ちでございます、来栖川様・・・」

最終更新:2007年04月29日 17:14
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