241からのリレーSS

神無月の巫女 エロ総合投下もの

リレーSS

 

「どうしたの?千歌音ちゃん恥ずかしいの?私は平気だよ」
「やっ・・・あっ!!こ、こんなと・・・っ」
「ふーん、やっぱり宮様は人目が気になるのかな?」
千歌音の身体にいやらしく障りながら微笑んだ姫子は。
恥ずかしいのか赤面する千歌音を可愛いと感じて微笑む。
抗議を封じるように千歌音の唇を唇で塞いだ…。

 

外の寒気に晒されていた千歌音の唇は少し乾いていたが、舌で舐めるとすぐに潤いを取り戻した。
無防備に開かれた口内へ舌を侵入させると千歌音の体はふるっ、と震え、姫子の肩を押し返す力を強くする。
しかしその行動は姫子の加虐性を擽るだけだった。
姫子は千歌音の腰を引き寄せていた両手の片方…右手で千歌音の顎を掴み、更に舌を押し進める。
「…んんっ、…ふ、…!」
呼吸をさせるために唇を少し離すと甘い吐息が漏れ、角度を変えてまた唇付ける。ツ…、と千歌音の口の端から唾液が流れた。
唇を十分に堪能し、唇を離す。
千歌音の呼吸は荒かったけれど、姫子は次の行動に移ることにした。
千歌音は鍛えているのだから、抵抗される前に早く体に快感を与えなければならない。
姫子が我慢できない、という理由も多少はあるが。
左手を衣服の中に潜り込ませると千歌音の体は大きく跳ねた。
「やっ、姫子…手、冷た……っ!」
「大丈夫…すぐに暖かくなるよ」

「千歌音ちゃんの背中 あたたかいよ…」

直接素肌に感じる手は冷たいけれど、
間近で呟く姫子の吐息は甘く甘く、どこまでも甘く――――

これが唯のじゃれ合いなのかそうでないのか。
とろとろに溶かされた頭で千歌音が量りあぐねている最中にも姫子の愛撫はとまらない。

気づいた時にはもう片方の手もキャミソールの内側から背後に回され、
姫子に正面から抱きとめられる格好に千歌音はなっていた。
肩口には何よりも愛しい姫子の頭が乗せられがっちりホールド。

「ひめ…こ…」

身体中で感じる想い人の匂い、温もり、柔かさ。
名前を呼ぶ事しかできない。言葉を紡げない。

「千歌音ちゃん…もっともっとあったかくしてあげる…」

頃合とみて姫子がほんの少し体をあずけるとそれだけで千歌音は膝からくずれ落ちた。

「姫子…?何、するの?」

「どんなに冷たい風が吹いても私があたためてあげるよ。
いっぱいいっぱい千歌音ちゃんを抱きしめて、撫でて、それでね……」

うっとりとした顔で千歌音の服を脱がし下着に手をかける姫子。
童話と違い、このお日様は北風より少々強引らしい―――――――

「やっ・・・!!」
下着に手をかけてきた姫子にドキリとし声を上げる千歌音。
「ひ、人が来るわ…」
「私は平気だよ、私達の関係を皆に見せ付けてあげようよ」
と、無邪気な笑顔を絶やさない姫子。
「もうやめっ…」
と姫子を強引に引き離そうとしはっとする。できないわ…
この世で一番愛しい存在のお日様に対してそんな乱暴なことは…。
「うふふ…」
相手の心を知ってか知らずか、目に涙を浮かべ大人しくなった千歌音を観て微笑む姫子。

「いやっ、姫子…やだ…ぁ……っ」
「千歌音ちゃん、可愛い…」
「…あ…っ……」
ほんのり頬を染めた姫子が千歌音の衣服を上に捲る。
冷えた空気に、下着に支えられた豊かな胸が晒される。
このままでは本当に外で始められてしまう。そう感じた千歌音は最後の手段に出た。
「……めこ、は…」
「え?なぁに、千歌音ちゃん」
「…姫子は、私のこんな姿を他の人に見られても平気なの…?」

上目遣いでそう言うと姫子は硬直し動かなくなってしまった。
心配になった千歌音が恐る恐る声をかけると、姫子は突然千歌音を抱き上げ近くにあった神社の中へと連れ込んだ。
姫子は千歌音を壁に寄りかかる用に座らせ、唇を重ねる。
「はぁ…、ごめんね千歌音ちゃん…。私、もう我慢できない」
千歌音の最後の手段は、見事な逆効果だった。

唇を塞がれているため声を発することはできないが…。
千歌音は積極的な姫子に戸惑っていた。
「ちゅ…んっ…」
「ん…ごめんね、千歌音ちゃんは宮様だもんね、皆に見られたりしたら…まずいよね」
長いキスからは開放されたものの。
首筋を優しく舐められ…ちゅっ…ちゅっとキスされまともな声は発っせられない。

「あんっ…い、いやっ…!ど、どうして…こ、こんなこっ…と」
千歌音の唇が欲しくなったのか再び顔を上げる姫子。
姫子の顔に手を上げ抵抗しようとしてきた千歌音の両手を畳の上に押さえつける。
「ひ…ひめ…こ」
「千歌音ちゃん…大人しくしてね…くす」
姫子の無邪気な笑いに呆然とした千歌音は。
気づいたときには姫子に舌を入れられそのまま畳の上に押し倒されていた。

 

 

最終更新:2008年08月31日 16:13
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