ベッドの上で肩を寄せ合いながら話している二人。
「最近乙羽さんと仲が良いみたいね」
「え?あ、う、うん…よく玉子焼きの作り方教えてもらってるの」
「そう…最近はいつも一緒に居るものね、乙羽さんと話してるときの姫子楽しそうだもの」
「そ、そうかな?でも、うん…だって乙羽さんって美人だし優しいし…私、尊敬してるの」
「そう…で、昨日は二人でどんなことをしていたの?」
それまで優しく微笑んでた千歌音の顔が冷たくなる。
「え?」
「昨日よ、二人でお留守番してたわよね?貴女のことはあの人に任せておいたもの」
「ど、どんなことって…」
「こういうことよ」
会話を中断するように姫子を押し倒し覆いかぶさる。
「し、してないよそんなことっ!私、千歌音ちゃんのこと好きなのに…」
「そうかしら?最近は貴女の心が私よりあの人に向いてる気がするの」
「そんな…酷いよ」
しかし、姫子の言葉など通じないのかパジャマの胸元に手をかけてきた。
上から順に千歌音の手がボタンを外していく。
「だ、駄目だよ…私、千歌音ちゃんこと好きだけど、いまはそういうことしたくないよ…」
「ほら、嫌でしょ?でも乙羽さんになら…されても嬉しいんじゃないの?」
「ち、違うよっ!千歌音ちゃんどうしちゃったの?いつも言ってるよね、私、千歌音ちゃんのこと愛して…ん」
「ん……んんっ!!」
姫子の言葉をキスで強引に塞ぐ、その最中にもボタンは全て外されパジャマが脱がされる。
そのままキャミソールもたくし上げられ姫子の乳房が露になる。
「んふふ…好き、好きよ姫子…貴女のこと誰にも渡したくないの、わかるでしょ?」
「い、嫌だよ…いま、そんなことしたい気分じゃないよっ」
「いつも言ってるでしょ、貴女は私のものだって」
そう告げると千歌音はためらうことなく乳首に吸い付いた。
「や、やだっ…ひゃあ、千歌音ちゃん…っ」
姫子の乳房を容赦なく何度も揉みしだく。
こんなことを乙羽さんと?とんでもない。
姫子が体を捧げたい相手は目の前の人だけだ。
一度たりとも他の人間に目が行くなんてことはない。
学校では他人のふりをしているけど…。
いつのまにはズボンも脱がされていた。
「優しくしてあげるわね…脚を開いて頂戴」
「やだ、やだようっ!」
千歌音に抱かれたいときは同意の上がいい。こんな無理矢理は嫌なのだ。
相手は姫宮のお嬢様でもあるし…姫子なりに雰囲気も欲しい。
姫子は逃れようと必死に抵抗するが千歌音に両手首を左手一本だけでいとも簡単に封じられてしまう。
千歌音は弓道やピアノなどで鍛えているため腕や指の力が強い。
女同士とはいえ非力な姫子とでは力の差は歴然だった。
そして、千歌音の手が姫子の太ももを開きショーツの上から姫子の大切なものに触れてきた。
「やぁっ……だめ、触っちゃ………っ!」
千歌音に割れ目を指でさすられ痙攣が起きた。
「ふふ、姫子…少し濡れてきたわ」
再びショーツの中に指が入る。そのまま粘膜に触れられ姫子の全身が震えた。
押さえられた手から逃れようと両手に力を入れるが千歌音の左手はびくともしない。
両手を封じられた状態の姫子はされるがままである。
「好き、好きよ姫子……」
「わ、私だって好きだよ…でも、こんなこと…や、やめようよっ!」
千歌音の手が陰部から離れ乳房に触れる、まじまじと見つめられ真っ赤になる。
姫子がこの世で一番大好きな千歌音が自分の乳房二つを見てるのだ。
入浴時やいつも抱かれているときとは違う、こんな恥ずかしいことを経験したことはない。
「私、姫子の体の全てが好きよ…」
千歌音は自由の利く右手で乳房を掴むとしゃぶり始める。
「あぁっ……それは、んふぁっ」
何度も何度も乳首を口に含まれると段々と大きくなっていく。
千歌音は満足したのか下半身に降りて…今度はショーツを外した。
「ち、千歌音ちゃん…」
「これも私のものよ、そして…この場所を見れるのも私だけ…ふふ、音を聴かせて頂戴」
「え?」
千歌音は人差し指を割れ目の中に差し込んでグルグルと回転させた。
そしてじゃぶじゃぶと水が蛇口から勢いよく溢れるような音を聴いた。
「いい音だったわ…そうだわ、念のために確認するわね」
千歌音の指が色んな部分をかきわけながら女肉に伸びたが。
まだ綺麗なその場所に汚れたものの侵入の痕跡がなく、無垢であることがわかった。
「よかったわ、心配してたけれど、まだ誰ともしてないみたいね…」
「し、してないよ…乙羽さんとそんなこと」
「そう、ならいいわ、信じてあげるわ…疑ったりしてごめんなさいね…姫子、くす…」