式も終えて姫宮邸に帰宅した2人。
もう夜も更け、使用人は休んでいる。
窓から見える夜の絶景が綺麗だ、2人の雰囲気を醸し出している。
「ふふ、千歌音ちゃん…私達…今日、夫婦になったんだね」
「そうね…姫子…」
ベッドに寝そべっている千歌音と姫子。
「あ…あのね…千歌音ちゃん…私ね」
「ん…どうしたの姫子」
先ほどからもじもじしている姫子、それを気に書け心配そうに見つめる千歌音。
頬を真っ赤に晴らした姫子は…「ちゅっ…」「んふ…あん」
体を堅くしながらも振り向いた千歌音の唇に不意打ちキス。
「んふ……ちゅ、や…ひ、姫子ど、どうしたの?」
「あ…あのね、私…あ…ねえ千歌音ちゃん、抱いて…」
「…っ!…姫子」
「お願い、私…ずっと欲しかったの、千歌音ちゃんとの初めての夜…それも一緒になれた夜が」
「姫子…」
「駄目かな?千歌音ちゃん、私千歌音ちゃんが嫌なら普通に寝るね」
顔を真っ赤に染めながら恥ずかしそうに呟く姫子を見つめていた千歌音は…微笑んだ。
「わかったわ姫子…」
「千歌音ちゃん…ありがとう、ふふ、初めてだから…優しくしてね」
「ええ…」
静かに瞳を閉じ…千歌音はそっと見つめる姫子を優しく抱きしめると唇にそっと…キスした。
「ちゅ…んふ……やん…はぁ…」
激しくもなく…強く押し付けることもない優しいキス…。
姫子も逆らわない…いや、むしろ姫子からもキスを求め唇を押し付けてくる。
優しくて長いキスの後…千歌音の手は姫子のパジャマに向けられた。
姫子が千歌音が脱がしやすいように両手をどけ体を捻らす。
そのままボタンを外していくと全てのボタンが外れ…カサッと音がした後パジャマを脱がす。
「下着も…脱がしていいよ?私、今夜ね…千歌音ちゃんに全てを捧げたい」
随分と大胆に求めてくる姫子にクスリと笑うとキャミソールの上から姫子の乳房を揉み始め…。